Chapter 1
1 テコアの 牧者 のひとりであるアモスの 言葉。これはユダの 王 ウジヤの 世、イスラエルの 王 ヨアシの 子 ヤラベアムの 世、地震 の二 年 前 に、彼 がイスラエルについて 示 されたものである。
2 彼 は 言 った、「主 はシオンからほえ、エルサレムから 声 を 出 される。牧者 の 牧場 は 嘆 き、カルメルの 頂 は 枯 れる」。
3 主 はこう 言 われる、「ダマスコの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 らが 鉄 のすり 板 で、ギレアデを 踏 みにじったからである。
4 わたしはハザエルの 家 に 火 を 送 り、ベネハダデのもろもろの 宮殿 を 焼 き 滅 ぼす。
5 わたしはダマスコの 貫 の 木 を 砕 き、アベンの 谷 から 住民 を 断 ち、ベテエデンから 王 のつえをとる 者 を 断 つ。スリヤの 民 はキルに 捕 えられて 行 く」と 主 は 言 われる。
6 主 はこう 言 われる、「ガザの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 らが 人々 をことごとく 捕 えて 行 って、エドムに 渡 したからである。
7 わたしはガザの 石 がきに 火 を 送 り、そのもろもろの 宮殿 を 焼 き 滅 ぼす。
8 わたしはアシドドから 住民 を 断 ち、アシケロンから 王 のつえをとる 者 を 断 つ。わたしはまた 手 をかえしてエクロンを 撃 つ。そして 残 ったペリシテびとも 滅 びる」と 主 なる 神 は 言 われる。
9 主 はこう 言 われる、「ツロの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 らが 人々 をことごとくエドムに 渡 し、また 兄弟 の 契約 を 心 に 留 めなかったからである。
10 それゆえ、わたしはツロの 石 がきに 火 を 送 り、そのもろもろの 宮殿 を 焼 き 滅 ぼす」。
11 主 はこう 言 われる、「エドムの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 がつるぎをもってその 兄弟 を 追 い、全 くあわれみの 情 を 断 ち、常 に 怒 って、人 をかき 裂 き、ながくその 憤 りを 保 ったからである。
12 それゆえ、わたしはテマンに 火 を 送 り、ボズラのもろもろの 宮殿 を 焼 き 滅 ぼす」。
13 主 はこう 言 われる、「アンモンの 人々 の三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 らがその 国境 を 広 げるために、ギレアデのはらんでいる 女 をひき 裂 いたからである。
14 それゆえ、わたしはラバの 石 がきに 火 をはなち、そのもろもろの 宮殿 を 焼 き 滅 ぼす。これは 戦 いの 日 に、ときの 声 をもってせられ、つむじ 風 の 日 に、暴風 をもってせられる。
15 彼 らの 王 はそのつかさたちと 共 に 捕 えられて 行 く」と 主 は 言 われる。
Chapter 2
1 主 はこう 言 われる、「モアブの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 がエドムの 王 の 骨 を 焼 いて 灰 にしたからである。
2 それゆえ、わたしはモアブに 火 を 送 り、ケリオテのもろもろの 宮殿 を 焼 き 滅 ぼす。モアブは 騒 ぎと、ときの 声 と、ラッパの 音 の 中 に 死 ぬ。
3 わたしはそのうちから、支配者 を 断 ち、そのすべてのつかさを 彼 と 共 に 殺 す」と 主 は 言 われる。
4 主 はこう 言 われる、「ユダの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 らが 主 の 律法 を 捨 て、その 定 めを 守 らず、その 先祖 たちが 従 い 歩 いた 偽 りの 物 に 惑 わされたからである。
5 それゆえ、わたしはユダに 火 を 送 り、エルサレムのもろもろの 宮殿 を 焼 き 滅 ぼす」。
6 主 はこう 言 われる、「イスラエルの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを 罰 してゆるさない。これは 彼 らが 正 しい 者 を 金 のために 売 り、貧 しい 者 をくつ一 足 のために 売 るからである。
7 彼 らは 弱 い 者 の 頭 を 地 のちりに 踏 みつけ、苦 しむ 者 の 道 をまげ、また 父子 ともにひとりの 女 のところへ 行 って、わが 聖 なる 名 を 汚 す。
8 彼 らはすべての 祭壇 のかたわらに 質 に 取 った 衣服 を 敷 いて、その 上 に 伏 し、罰金 をもって 得 た 酒 を、その 神 の 家 で 飲 む。
9 さきにわたしはアモリびとを 彼 らの 前 から 滅 ぼした。これはその 高 きこと、香柏 のごとく、その 強 きこと、かしの 木 のようであったが、わたしはその 上 の 実 と、下 の 根 とを 滅 ぼした。
10 わたしはまた、あなたがたをエジプトの 地 から 連 れ 上 り、四十 年 のあいだ 荒野 で、あなたがたを 導 き、アモリびとの 地 を 獲 させた。
11 わたしはあなたがたの 子 らのうちから 預言者 を 起 し、あなたがたの 若者 のうちからナジルびとを 起 した。イスラエルの 人々 よ、そうではないか」と 主 は 言 われる。
12 「ところがあなたがたはナジルびとに 酒 を 飲 ませ、預言者 に 命 じて『預言 するな』と 言 う。
13 見 よ、わたしは 麦 束 をいっぱい 積 んだ 車 が 物 を 圧 するように、あなたがたをその 所 で 圧 する。
14 速 く 走 る 者 も 逃 げ 場 を 失 い、強 い 者 もその 力 をふるうことができず、勇士 もその 命 を 救 うことができない。
15 弓 をとる 者 も 立 つことができず、足早 の 者 も 自分 を 救 うことができず、馬 に 乗 る 者 もその 命 を 救 うことができない。
16 勇士 のうちの 雄々 しい 心 の 者 もその 日 には 裸 で 逃 げる」と 主 は 言 われる。
Chapter 3
1 イスラエルの 人々 よ、主 があなたがたに 向 かって 言 われたこと、わたしがエジプトの 地 から 導 き 上 った 全家 に 向 かって 言 ったこの 言葉 を 聞 け。
2 「地 のもろもろのやからのうちで、わたしはただ、あなたがただけを 知 った。それゆえ、わたしはあなたがたのもろもろの 罪 のため、あなたがたを 罰 する。
3 ふたりの 者 がもし 約束 しなかったなら、一緒 に 歩 くだろうか。
4 ししがもし 獲物 がなかったなら、林 の 中 でほえるだろうか。若 いししがもし 物 をつかまなかったなら、その 穴 から 声 を 出 すだろうか。
5 もしわながなかったなら、鳥 は 地 に 張 った 網 にかかるだろうか。網 にもし 何 もかからなかったなら、地 からとびあがるだろうか。
6 町 でラッパが 鳴 ったなら、民 は 驚 かないだろうか。主 がなされるのでなければ、町 に 災 が 起 るだろうか。
7 まことに 主 なる 神 はそのしもべである 預言者 にその 隠 れた 事 を 示 さないでは、何事 をもなされない。
8 ししがほえる、だれが 恐 れないでいられよう。主 なる 神 が 語 られる、だれが 預言 しないでいられよう」。
9 アッスリヤにあるもろもろの 宮殿、エジプトの 地 にあるもろもろの 宮殿 に 宣 べて 言 え、「サマリヤの 山々 に 集 まり、そのうちにある 大 いなる 騒 ぎと、その 中 で 行 われる 暴虐 とを 見 よ」と。
10 主 は 言 われる、「彼 らは 正義 を 行 うことを 知 らず、しえたげ 取 った 物 と 奪 い 取 った 物 とをそのもろもろの 宮殿 にたくわえている」。
11 それゆえ 主 なる 神 はこう 言 われる、「敵 がきて、この 国 を 囲 み、あなたの 防備 をあなたから 取 り 除 き、あなたのもろもろの 宮殿 はかすめられる」。
12 主 はこう 言 われる、「羊飼 がししの 口 から、羊 の 両足、あるいは 片耳 を 取 り 返 すように、サマリヤに 住 むイスラエルの 人々 も、長 いすのすみや、寝台 の 一部 を 携 えて 救 われるであろう」。
13 万軍 の 神、主 なる 神 は 言 われる、「聞 け、そしてヤコブの 家 に 証言 せよ。
14 わたしはイスラエルのもろもろのとがを 罰 する 日 にベテルの 祭壇 を 罰 する。その 祭壇 の 角 は 折 れて、地 に 落 ちる。
15 わたしはまた 冬 の 家 と 夏 の 家 とを 撃 つ、象牙 の 家 は 滅 び、大 いなる 家 は 消 えうせる」と 主 は 言 われる。
Chapter 4
1 「バシャンの 雌牛 どもよ、この 言葉 を 聞 け。あなたがたはサマリヤの 山 におり、弱 い 者 をしえたげ、貧 しい 者 を 圧迫 し、またその 主人 に 向 かって、『持 ってきて、わたしたちに 飲 ませよ』と 言 う。
2 主 なる 神 はご 自分 の 聖 なることによって 誓 われた、見 よ、あなたがたの 上 にこのような 時 が 来 る。その 時、人々 はあなたがたをつり 針 にかけ、あなたがたの 残 りの 者 を 魚 つり 針 にかけて 引 いて 行 く。
3 あなたがたはおのおのまっすぐに 石 がきの 破 れた 所 を 出 て、ハルモンに 追 いやられる」と 主 は 言 われる。
4 「あなたがたはベテルへ 行 って 罪 を 犯 し、ギルガルへ 行 って、とがを 増 し 加 えよ。朝 ごとに、あなたがたの 犠牲 を 携 えて 行 け、三 日 ごとに、あなたがたの十 分 の一を 携 えて 行 け。
5 種 を 入 れたパンの 感謝祭 をささげ、心 よりの 供 え 物 をふれ 示 せ。イスラエルの 人々 よ、あなたがたはこのようにするのを 好 んでいる」と 主 なる 神 は 言 われる。
6 「わたしはまた、あなたがたのすべての 町 であなたがたの 歯 を 清 くし、あなたがたのすべての 所 でパンを 乏 しくした。それでも、あなたがたはわたしに 帰 らなかった」と 主 は 言 われる。
7 「わたしはまた、刈入 れまでなお三 月 あるのに 雨 をとどめて、あなたがたの 上 にくださず、この 町 には 雨 を 降 らし、かの 町 には 雨 を 降 らさず、この 畑 は 雨 をえ、かの 畑 は 雨 をえないで 枯 れた。
8 そこで二つ三つの 町 が一つの 町 によろめいて 行 って、水 を 飲 んでも、飽 くことができなかった。それでも、あなたがたはわたしに 帰 らなかった」と 主 は 言 われる。
9 「わたしは 立 ち 枯 れと 腐 り 穂 とをもってあなたがたを 撃 ち、あなたがたの 園 と、ぶどう 畑 とを 荒 した。いちじくの 木 とオリブの 木 とは、いなごが 食 った。それでも、あなたがたはわたしに 帰 らなかった」と 主 は 言 われる。
10 「わたしはエジプトにしたようにあなたがたのうちに 疫病 を 送 り、つるぎをもってあなたがたの 若者 を 殺 し、あなたがたの 馬 を 奪 い 去 り、あなたがたの 宿営 の 臭気 を 上 らせて、あなたがたの 鼻 をつかせた。それでも、あなたがたはわたしに 帰 らなかった」と 主 は 言 われる。
11 「わたしはあなたがたのうちの 町 を 神 がソドムとゴモラを 滅 ぼされた 時 のように 滅 ぼしたので、あなたがたは 炎 の 中 から 取 り 出 された 燃 えさしのようであった。それでも、あなたがたはわたしに 帰 らなかった」と 主 は 言 われる。
12 「それゆえイスラエルよ、わたしはこのようにあなたに 行 う。わたしはこれを 行 うゆえ、イスラエルよ、あなたの 神 に 会 う 備 えをせよ」。
13 見 よ、彼 は 山 を 造 り、風 を 創造 し、人 にその 思 いのいかなるかを 示 し、また、あけぼのを 変 えて 暗 やみとなし、地 の 高 い 所 を 踏 まれる 者、その 名 を 万軍 の 神、主 と 言 う。
Chapter 5
1 イスラエルの 家 よ、わたしが 悲 しみの 歌 をもって、あなたがたについて 宣 べるこの 言葉 を 聞 け、
2 「おとめイスラエルは 倒 れて、また 起 き 上 がらず、彼女 はおのれの 地 に 投 げ 倒 されてこれを 起 す 者 がない」。
3 主 なる 神 はこう 言 われる、「イスラエルの 家 では、千 人 出 た 町 は百 人 残 り、百 人 出 た 町 は十 人 残 る」。
4 主 はイスラエルの 家 にこう 言 われる、「あなたがたはわたしを 求 めよ、そして 生 きよ。
5 ベテルを 求 めるな、ギルガルに 行 くな。ベエルシバにおもむくな。ギルガルは 必 ず 捕 えられて 行 き、ベテルは 無 に 帰 するからである」。
6 あなたがたは 主 を 求 めよ、そして 生 きよ。さもないと 主 は 火 のようにヨセフの 家 に 落 ち 下 られる。火 はこれを 焼 くが、ベテルのためにこれを 消 す 者 はひとりもない。
7 あなたがた、公道 をにがよもぎに 変 え、正義 を 地 に 投 げ 捨 てる 者 よ。
8 プレアデスおよびオリオンを 造 り、暗黒 を 朝 に 変 じ、昼 を 暗 くして 夜 となし、海 の 水 を 呼 んで、地 のおもてに 注 がれる 者、その 名 は 主 という。
9 主 は 滅 びをたちまち 強 い 者 に 臨 ませられるので、滅 びはついに 城 に 臨 む。
10 彼 らは 門 にいて 戒 める 者 を 憎 み、真実 を 語 る 者 を 忌 みきらう。
11 あなたがたは 貧 しい 者 を 踏 みつけ、彼 から 麦 の 贈 り 物 をとるゆえ、あなたがたは 切 り 石 の 家 を 建 てても、その 中 に 住 むことはできない。美 しいぶどう 畑 を 作 っても、その 酒 を 飲 むことはできない。
12 わたしは 知 る、あなたがたのとがは 多 く、あなたがたの 罪 は 大 きいからである。あなたがたは 正 しい 者 をしえたげ、まいないを 取 り、門 で 貧 しい 者 を 退 ける。
13 それゆえ、このような 時 には 賢 い 者 は 沈黙 する、これは 悪 い 時 だからである。
14 善 を 求 めよ、悪 を 求 めるな。そうすればあなたがたは 生 きることができる。またあなたがたが 言 うように、万軍 の 神、主 はあなたがたと 共 におられる。
15 悪 を 憎 み、善 を 愛 し、門 で 公義 を 立 てよ。万軍 の 神、主 は、あるいはヨセフの 残 りの 者 をあわれまれるであろう。
16 それゆえ、主 なる 万軍 の 神、主 はこう 言 われる、「すべての 広場 で 泣 くことがあろう。すべてのちまたで 人々 は『悲 しいかな、悲 しいかな』と 言 う。また 彼 らは 農夫 を 呼 んできて 嘆 かせ、巧 みな 泣 き 女 を 招 いて 泣 かせ、
17 またすべてのぶどう 畑 にも 泣 くことがあろう。それはわたしがあなたがたの 中 を 通 るからである」と 主 は 言 われる。
18 わざわいなるかな、主 の 日 を 望 む 者 よ、あなたがたは 何 ゆえ 主 の 日 を 望 むのか。これは 暗 くて 光 がない。
19 人 がししの 前 を 逃 れてもくまに 出会 い、また 家 にはいって、手 を 壁 につけると、へびにかまれるようなものである。
20 主 の 日 は 暗 くて、光 がなく、薄暗 くて 輝 きがないではないか。
21 わたしはあなたがたの 祭 を 憎 み、かつ 卑 しめる。わたしはまた、あなたがたの 聖 会 を 喜 ばない。
22 たといあなたがたは 燔祭 や 素祭 をささげても、わたしはこれを 受 けいれない。あなたがたの 肥 えた 獣 の 酬恩祭 はわたしはこれを 顧 みない。
23 あなたがたの 歌 の 騒 がしい 音 をわたしの 前 から 断 て。あなたがたの 琴 の 音 は、わたしはこれを 聞 かない。
24 公道 を 水 のように、正義 をつきない 川 のように 流 れさせよ。
25 「イスラエルの 家 よ、あなたがたは四十 年 の 間、荒野 でわたしに 犠牲 と 供 え 物 をささげたか。
26 かえってあなたがたの 王 シクテをにない、あなたがたが 自分 で 作 ったあなたがたの 偶像、星 の 神、キウンをになった。
27 それゆえわたしはあなたがたをダマスコのかなたに 捕 え 移 す」と、その 名 を 万軍 の 神 ととなえられる 主 は 言 われる。
Chapter 6
1 「わざわいなるかな、安 らかにシオンにいる 者、また 安心 してサマリヤの 山 にいる 者、諸 国民 のかしらのうちの 著名 な 人々 で、イスラエルの 家 がきて 従 う 者 よ。
2 カルネに 渡 って 見 よ。そこから 大 ハマテに 行 き、またペリシテびとのガテに 下 って 見 よ。彼 らはこれらの 国 にまさっているか。彼 らの 土地 はあなたがたの 土地 よりも 大 きいか。
3 あなたがたは 災 の 日 を 遠 ざけ、強暴 の 座 を 近 づけている。
4 わざわいなるかな、みずから 象牙 の 寝台 に 伏 し、長 いすの 上 に 身 を 伸 ばし、群 れのうちから 小羊 を 取 り、牛舎 のうちから 子 牛 を 取 って 食 べ、
5 琴 の 音 に 合 わせて 歌 い 騒 ぎ、ダビデのように 楽器 を 造 り 出 し、
6 鉢 をもって 酒 を 飲 み、いとも 尊 い 油 を 身 にぬり、ヨセフの 破滅 を 悲 しまない 者 たちよ。
7 それゆえ 今、彼 らは 捕 われて、捕 われ 人 のまっ 先 に 立 って 行 く。そしてかの 身 を 伸 ばした 者 どもの 騒 ぎはやむであろう」。
8 主 なる 神 はおのれによって 誓 われた、(万軍 の 神、主 は 言 われる、)「わたしはヤコブの 誇 を 忌 みきらい、そのもろもろの 宮殿 を 憎 む。わたしはこの 町 とすべてその 中 にいる 者 を 渡 す」。
9 一つの 家 に十 人 の 者 が 残 っていても、彼 らは 死 に、
10 そしてその 親戚、すなわちこれを 焼 く 者 は、骨 を 家 から 運 びだすために、これを 取 り 上 げ、またその 家 の 奥 にいる 者 に 向 かって、「まだあなたと 共 にいる 者 があるか」と 言 い、「ない」との 答 がある 時、かの 人 はまた「声 を 出 すな、主 の 名 をとなえるな」と 言 うであろう。
11 見 よ、主 は 命 じて、大 きな 家 を 撃 って、みじんとなし、小 さな 家 を 撃 って、切 れ 切 れとされる。
12 馬 は 岩 の 上 を 走 るだろうか。人 は 牛 で 海 を 耕 すだろうか。ところがあなたがたは 公道 を 毒 に 変 じ、正義 の 実 をにがよもぎに 変 じた。
13 あなたがたはロデバルを 喜 び、「われわれは 自分 の 力 でカルナイムを 得 たではないか」と 言 う。
14 それゆえ、万軍 の 神、主 は 言 われる、「イスラエルの 家 よ、見 よ、わたしは一つの 国民 を 起 して、あなたがたに 敵対 させる。彼 らはハマテの 入口 からアラバの 川 まであなたがたを 悩 ます」。
Chapter 7
1 主 なる 神 はこのようにわたしに 示 された。見 よ、二 番 草 のはえ 出 る 初 めに 主 は、いなごを 造 られた。見 よ、その二 番 草 は 王 の 刈 った 後 に、はえたものである。
2 そのいなごが 地 の 青草 を 食 い 尽 した 時、わたしは 言 った、「主 なる 神 よ、どうぞ、ゆるしてください。ヤコブは 小 さい 者 です、どうして 立 つことができましょう」。
3 主 はこのことについて 思 いかえされ、「このことは 起 さない」と 主 は 言 われた。
4 主 なる 神 はこのようにわたしに 示 された。見 よ、主 なる 神 はさばきのために 火 を 呼 ばれた。火 は 大淵 を 焼 き、また 地 を 焼 こうとした。
5 その 時 わたしは 言 った、「主 なる 神 よ、どうぞ、やめてください。ヤコブは 小 さい 者 です、どうして 立 つことができましょう」。
6 主 はこのことについて 思 いかえされ、「このこともまた 起 さない」と 主 なる 神 は 言 われた。
7 また 主 はわたしに 示 された。見 よ、主 は 測 りなわをもって 築 いた 石 がきの 上 に 立 ち、その 手 に 測 りなわをもっておられた。
8 そして 主 はわたしに 言 われた、「アモスよ、あなたは 何 を 見 るか」。「測 りなわ」とわたしが 答 えると、主 はまた 言 われた、「見 よ、わたしは 測 りなわをわが 民 イスラエルの 中 に 置 く。わたしはもはや 彼 らを 見過 しにしない。
9 イサクの 高 き 所 は 荒 され、イスラエルの 聖所 は 荒 れはてる。わたしはつるぎをもってヤラベアムの 家 に 立 ち 向 かう」。
10 時 にベテルの 祭司 アマジヤは、イスラエルの 王 ヤラベアムに 人 をつかわして 言 う、「イスラエルの 家 のただ 中 で、アモスはあなたにそむきました。この 地 は 彼 のもろもろの 言葉 に 耐 えることができません。
11 アモスはこのように 言 っています、『ヤラベアムはつるぎによって 死 ぬ、イスラエルは 必 ず 捕 えられて 行 って、その 国 を 離 れる』と」。
12 それからアマジヤはアモスに 言 った、「先見者 よ、行 ってユダの 地 にのがれ、かの 地 でパンを 食 べ、かの 地 で 預言 せよ。
13 しかしベテルでは二 度 と 預言 してはならない。ここは 王 の 聖所、国 の 宮 だから」。
14 アモスはアマジヤに 答 えた、「わたしは 預言者 でもなく、また 預言者 の 子 でもない。わたしは 牧者 である。わたしはいちじく 桑 の 木 を 作 る 者 である。
15 ところが 主 は 群 れに 従 っている 所 からわたしを 取 り、『行 って、わが 民 イスラエルに 預言 せよ』と、主 はわたしに 言 われた。
16 それゆえ 今、主 の 言葉 を 聞 け。あなたは 言 う、『イスラエルに 向 かって 預言 するな、イサクの 家 に 向 かって 語 るな』と。
17 それゆえ、主 はこう 言 われる、『あなたの 妻 は 町 で 遊女 となり、あなたのむすこ、娘 たちはつるぎに 倒 れ、あなたの 地 は 測 りなわで 分 かたれる。そしてあなたは 汚 れた 地 で 死 に、イスラエルは 必 ず 捕 えられて 行 って、その 国 を 離 れる』」。
Chapter 8
1 主 なる 神 は、このようにわたしに 示 された。見 よ、ひとかごの 夏 のくだものがある。
2 主 は 言 われた、「アモスよ、あなたは 何 を 見 るか」。わたしは「ひとかごの 夏 のくだもの」と 答 えた。すると 主 はわたしに 言 われた、「わが 民 イスラエルの 終 りがきた。わたしは 再 び 彼 らを 見過 しにしない。
3 その 日 には 宮 の 歌 は 嘆 きに 変 り、しかばねがおびただしく、人々 は 無言 でこれを 至 る 所 に 投 げ 捨 てる」と 主 なる 神 は 言 われる。
4 あなたがた、貧 しい 者 を 踏 みつけ、また 国 の 乏 しい 者 を 滅 ぼす 者 よ、これを 聞 け。
5 あなたがたは 言 う、「新月 はいつ 過 ぎ 去 るだろう、そうしたら、われわれは 穀物 を 売 ろう。安息日 はいつ 過 ぎ 去 るだろう、そうしたら、われわれは 麦 を 売 り 出 そう。われわれはエパを 小 さくし、シケルを 大 きくし、偽 りのはかりをもって 欺 き、
6 乏 しい 者 を 金 で 買 い、貧 しい 者 をくつ一 足 で 買 いとり、また、くず 麦 を 売 ろう」。
7 主 はヤコブの 誇 をさして 誓 われた、「わたしは 必 ず 彼 らのすべてのわざをいつまでも 忘 れない。
8 これがために 地 は 震 わないであろうか。地 に 住 む 者 はみな 嘆 かないであろうか。地 はみなナイル 川 のようにわきあがり、エジプトのナイル 川 のようにみなぎって、また 沈 まないであろうか」。
9 主 なる 神 は 言 われる、「その 日 には、わたしは 真昼 に 太陽 を 沈 ませ、白昼 に 地 を 暗 くし、
10 あなたがたの 祭 を 嘆 きに 変 らせ、あなたがたの 歌 をことごとく 悲 しみの 歌 に 変 らせ、すべての 人 に 荒布 を 腰 にまとわせ、すべての 人 に 髪 をそり 落 させ、その 日 を、ひとり 子 を 失 った 喪中 のようにし、その 終 りを、苦 い 日 のようにする」。
11 主 なる 神 は 言 われる、「見 よ、わたしがききんをこの 国 に 送 る 日 が 来 る、それはパンのききんではない、水 にかわくのでもない、主 の 言葉 を 聞 くことのききんである。
12 彼 らは 海 から 海 へさまよい 歩 き、主 の 言葉 を 求 めて、こなたかなたへはせまわる、しかしこれを 得 ないであろう。
13 その 日 には 美 しいおとめも、若 い 男 もかわきのために 気 を 失 う。
14 かのサマリヤのアシマをさして 誓 い、『ダンよ、あなたの 神 は 生 きている』と 言 い、また『ベエルシバの 道 は 生 きている』と 言 う 者 どもは 必 ず 倒 れる。再 び 起 きあがることはない」。
Chapter 9
1 わたしは 祭壇 のかたわらに 立 っておられる 主 を 見 た。主 は 言 われた、「柱 の 頭 を 打 って、敷居 を 震 わせ、これを 打 ち 砕 いて、すべての 民 の 頭 の 上 に 落 ちかからせよ。その 残 った 者 を、わたしはつるぎで 殺 し、そのひとりも 逃 げおおす 者 はなく、のがれうる 者 はない。
2 たとい 彼 らは 陰府 に 掘 り 下 っても、わたしの 手 はこれをそこから 引 き 出 す。たとい 彼 らは 天 によじのぼっても、わたしはそこからこれを 引 きおろす。
3 たとい 彼 らはカルメルの 頂 に 隠 れても、わたしはこれを 捜 して、そこから 引 き 出 す。たとい 彼 らはわたしの 目 をのがれて、海 の 底 に 隠 れても、わたしはへびに 命 じて、その 所 でこれをかませる。
4 たとい 彼 らは 捕 われて、その 敵 の 前 に 行 っても、わたしはその 所 でつるぎに 命 じて、これを 殺 させる。わたしは 彼 らの 上 にわたしの 目 を 注 ぐ、それは 災 のためであって、幸 のためではない」。
5 万軍 の 神、主 が 地 に 触 れられると、地 は 溶 け、その 中 に 住 む 者 はみな 嘆 き、地 はみなナイル 川 のようにわきあがり、エジプトのナイル 川 のようにまた 沈 む。
6 主 はご 自分 の 高殿 を 天 に 築 き、大空 の 基 を 地 の 上 にすえ、海 の 水 を 呼 んで、地 のおもてに 注 がれる。その 名 は 主 ととなえられる。
7 主 は 言 われる、「イスラエルの 子 らよ、あなたがたはわたしにとってエチオピヤびとのようではないか。わたしはイスラエルをエジプトの 国 から、ペリシテびとをカフトルから、スリヤびとをキルから 導 き 上 ったではないか。
8 見 よ、主 なる 神 の 目 はこの 罪 を 犯 した 国 の 上 に 注 がれている。わたしはこれを 地 のおもてから 断 ち 滅 ぼす。しかし、わたしはヤコブの 家 をことごとくは 滅 ぼさない」と 主 は 言 われる。
9 「見 よ、わたしは 命 じて、人 がふるいで 物 をふるうように、わたしはイスラエルの 家 を 万国民 のうちでふるう。ひと 粒 も 地 に 落 ちることはない。
10 わが 民 の 罪 びと、すなわち『災 はわれわれに 近 づかない、われわれに 臨 まない』と 言 う 者 どもはみな、つるぎで 殺 される。
11 その 日 には、わたしはダビデの 倒 れた 幕屋 を 興 し、その 破損 を 繕 い、そのくずれた 所 を 興 し、これを 昔 の 時 のように 建 てる。
12 これは 彼 らがエドムの 残 った 者、およびわが 名 をもって 呼 ばれるすべての 国民 を 所有 するためである」とこの 事 をなされる 主 は 言 われる。
13 主 は 言 われる、「見 よ、このような 時 が 来 る。その 時 には、耕 す 者 は 刈 る 者 に 相継 ぎ、ぶどうを 踏 む 者 は 種 まく 者 に 相継 ぐ。もろもろの 山 にはうまい 酒 がしたたり、もろもろの 丘 は 溶 けて 流 れる。
14 わたしはわが 民 イスラエルの 幸福 をもとに 返 す。彼 らは 荒 れた 町々 を 建 てて 住 み、ぶどう 畑 を 作 ってその 酒 を 飲 み、園 を 作 ってその 実 を 食 べる。
15 わたしは 彼 らをその 地 に 植 えつける。彼 らはわたしが 与 えた 地 から 再 び 抜 きとられることはない」とあなたの 神、主 は 言 われる。