Chapter 1
1 第 三十 年 四 月 五 日 に、わたしがケバル 川 のほとりで、捕囚 の 人々 のうちにいた 時、天 が 開 けて、神 の 幻 を 見 た。
2 これはエホヤキン 王 の 捕 え 移 された 第 五 年 であって、その 月 の五 日 に、
3 主 の 言葉 がケバル 川 のほとり、カルデヤびとの 地 でブジの 子 祭司 エゼキエルに 臨 み、主 の 手 がその 所 で 彼 の 上 にあった。
4 わたしが 見 ていると、見 よ、激 しい 風 と 大 いなる 雲 が 北 から 来 て、その 周囲 に 輝 きがあり、たえず 火 を 吹 き 出 していた。その 火 の 中 に 青銅 のように 輝 くものがあった。
5 またその 中 から四つの 生 きものの 形 が 出 てきた。その 様子 はこうである。彼 らは 人 の 姿 をもっていた。
6 おのおの四つの 顔 をもち、またそのおのおのに四つの 翼 があった。
7 その 足 はまっすぐで、足 のうらは 子 牛 の 足 のうらのようであり、みがいた 青銅 のように 光 っていた。
8 その 四方 に、そのおのおのの 翼 の 下 に 人 の 手 があった。この四つの 者 はみな 顔 と 翼 をもち、
9 翼 は 互 に 連 なり、行 く 時 は 回 らずに、おのおの 顔 の 向 かうところにまっすぐに 進 んだ。
10 顔 の 形 は、おのおのその 前方 に 人 の 顔 をもっていた。四つの 者 は 右 の 方 に、ししの 顔 をもち、四つの 者 は 左 の 方 に 牛 の 顔 をもち、また四つの 者 は 後 ろの 方 に、わしの 顔 をもっていた。
11 彼 らの 顔 はこのようであった。その 翼 は 高 く 伸 ばされ、その二つは 互 に 連 なり、他 の二つをもってからだをおおっていた。
12 彼 らはおのおのその 顔 の 向 かうところへまっすぐに 行 き、霊 の 行 くところへ 彼 らも 行 き、その 行 く 時 は 回 らない。
13 この 生 きもののうちには 燃 える 炭 の 火 のようなものがあり、たいまつのように、生 きものの 中 を 行 き 来 している。火 は 輝 いて、その 火 から、いなずまが 出 ていた。
14 生 きものは、いなずまのひらめきのように 速 く 行 き 来 していた。
15 わたしが 生 きものを 見 ていると、生 きもののかたわら、地 の 上 に 輪 があった。四つの 生 きものおのおのに、一つずつの 輪 である。
16 もろもろの 輪 の 形 と 作 りは、光 る 貴 かんらん 石 のようである。四つのものは 同 じ 形 で、その 作 りは、あたかも、輪 の 中 に 輪 があるようである。
17 その 行 く 時、彼 らは 四方 のいずれかに 行 き、行 く 時 は 回 らない。
18 四つの 輪 には 輪 縁 と 輻 とがあり、その 輪 縁 の 周囲 は 目 をもって 満 たされていた。
19 生 きものが 行 く 時 には、輪 もそのかたわらに 行 き、生 きものが 地 からあがる 時 は、輪 もあがる。
20 霊 の 行 く 所 には 彼 らも 行 き、輪 は 彼 らに 伴 ってあがる。生 きものの 霊 が 輪 の 中 にあるからである。
21 彼 らが 行 く 時 は、これらも 行 き、彼 らがとどまる 時 は、これらもとどまり、彼 らが 地 からあがる 時 は、輪 もまたこれらと 共 にあがる。生 きものの 霊 が 輪 の 中 にあるからである。
22 生 きものの 頭 の 上 に 水晶 のように 輝 く 大空 の 形 があって、彼 らの 頭 の 上 に 広 がっている。、
23 大空 の 下 にはまっすぐに 伸 ばした 翼 があり、たがいに 相連 なり、生 きものはおのおの二つの 翼 をもって、からだをおおっている。
24 その 行 く 時、わたしは 大水 の 声、全能者 の 声 のような 翼 の 声 を 聞 いた。その 声 の 響 きは 大軍 の 声 のようで、そのとどまる 時 は 翼 をたれる。
25 また 彼 らの 頭 の 上 の 大空 から 声 があった。彼 らが 立 ちとどまる 時 は 翼 をおろした。
26 彼 らの 頭 の 上 の 大空 の 上 に、サファイヤのような 位 の 形 があった。またその 位 の 形 の 上 に、人 の 姿 のような 形 があった。
27 そしてその 腰 とみえる 所 の 上 の 方 に、火 の 形 のような 光 る 青銅 の 色 のものが、これを 囲 んでいるのを 見 た。わたしはその 腰 とみえる 所 の 下 の 方 に、火 のようなものを 見 た。そして 彼 のまわりに 輝 きがあった。
28 そのまわりにある 輝 きのさまは、雨 の 日 に 雲 に 起 るにじのようであった。主 の 栄光 の 形 のさまは、このようであった。わたしはこれを 見 て、わたしの 顔 をふせたとき、語 る 者 の 声 を 聞 いた。
Chapter 2
1 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、立 ちあがれ、わたしはあなたに 語 ろう」。
2 そして 彼 がわたしに 語 られた 時、霊 がわたしのうちに 入 り、わたしを 立 ちあがらせた。そして 彼 のわたしに 語 られるのを 聞 いた。
3 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、わたしはあなたをイスラエルの 民、すなわちわたしにそむいた 反逆 の 民 につかわす。彼 らもその 先祖 も、わたしにそむいて 今日 に 及 んでいる。
4 彼 らは 厚顔 で 強情 な 者 たちである。わたしはあなたを 彼 らにつかわす。あなたは 彼 らに『主 なる 神 はこう 言 われる』と 言 いなさい。
5 彼 らは 聞 いても、拒 んでも、(彼 らは 反逆 の 家 だから)彼 らの 中 に 預言者 がいたことを 知 るだろう。
6 人 の 子 よ、彼 らを 恐 れてはならない。彼 らの 言葉 をも 恐 れてはならない。たといあざみといばらがあなたと 一緒 にあっても、またあなたが、さそりの 中 に 住 んでも、彼 らの 言葉 を 恐 れてはならない。彼 らの 顔 をはばかってはならない。彼 らは 反逆 の 家 である。
7 彼 らが 聞 いても、拒 んでも、あなたはただわたしの 言葉 を 彼 らに 語 らなければならない。彼 らは 反逆 の 家 だから。
8 人 の 子 よ、わたしがあなたに 語 るところを 聞 きなさい。反逆 の 家 のようにそむいてはならない。あなたの 口 を 開 いて、わたしが 与 えるものを 食 べなさい」。
9 この 時 わたしが 見 ると、見 よ、わたしの 方 に 伸 べた 手 があった。また 見 よ、手 の 中 に 巻物 があった。
10 彼 がわたしの 前 にこれを 開 くと、その 表 にも 裏 にも 文字 が 書 いてあった。その 書 かれていることは 悲 しみと、嘆 きと、災 の 言葉 であった。
Chapter 3
1 彼 はわたしに 言 われた。「人 の 子 よ、あなたに 与 えられたものを 食 べなさい。この 巻物 を 食 べ、行 ってイスラエルの 家 に 語 りなさい」。
2 そこでわたしが 口 を 開 くと、彼 はわたしにその 巻物 を 食 べさせた。
3 そして 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、わたしがあなたに 与 えるこの 巻物 を 食 べ、これであなたの 腹 を 満 たしなさい」。わたしがそれを 食 べると、それはわたしの 口 に 甘 いこと 蜜 のようであった。
4 彼 はまたわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、イスラエルの 家 に 行 って、わたしの 言葉 を 語 りなさい。
5 わたしはあなたを、異国 語 を 用 い、舌 の 重 い 民 につかわすのでなく、イスラエルの 家 につかわすのである。
6 すなわちあなたがその 言葉 を 知 らない、異国 語 の 舌 の 重 い 多 くの 民 につかわすのではない。もしわたしがあなたをそのような 民 につかわしたら、彼 らはあなたに 聞 いたであろう。
7 しかしイスラエルの 家 はあなたに 聞 くのを 好 まない。彼 らはわたしに 聞 くのを 好 まないからである。イスラエルの 家 はすべて 厚顔 でまた 強情 である。
8 見 よ、わたしはあなたの 顔 を 彼 らの 顔 に 向 かって 堅 くし、あなたの 額 を 彼 らの 額 に 向 かって 堅 くした。
9 わたしはあなたの 額 を 岩 よりも 堅 いダイヤモンドのようにした。ゆえに 彼 らを 恐 れてはならない。彼 らの 顔 をはばかってはならない。彼 らは 反逆 の 家 である」。
10 また 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、わたしがあなたに 語 るすべての 言葉 をあなたの 心 におさめ、あなたの 耳 に 聞 きなさい。
11 そして 捕囚 の 人々、あなたの 民 の 人々 の 所 へ 行 って、彼 らが 聞 いても、彼 らが 拒 んでも、『主 なる 神 はこう 言 われる』と 彼 らに 言 いなさい」。
12 時 に 霊 がわたしをもたげた。そして 主 の 栄光 がその 所 からのぼった 時、わたしの 後 に 大 いなる 地震 の 響 きを 聞 いた。
13 それは 互 に 相触 れる 生 きものの 翼 の 音 と、そのかたわらの 輪 の 音 で、大 いなる 地震 のように 響 いた。
14 霊 はわたしをもたげ、わたしを 取 り 去 ったので、わたしは 心 を 熱 くし、苦々 しい 思 いで 出 て 行 った。主 の 手 が 強 くわたしの 上 にあった。
15 そしてわたしはケバル 川 のほとりのテルアビブにいる 捕囚 の 人々 のもとへ 行 き、七日 の 間、驚 きあきれて 彼 らの 中 に 座 した。
16 七日 過 ぎて 後、主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
17 「人 の 子 よ、わたしはあなたをイスラエルの 家 のために 見守 る 者 とした。あなたはわたしの 口 から 言葉 を 聞 くたびに、わたしに 代 って 彼 らを 戒 めなさい。
18 わたしが 悪人 に『あなたは 必 ず 死 ぬ』と 言 うとき、あなたは 彼 の 命 を 救 うために 彼 を 戒 めず、また 悪人 を 戒 めて、その 悪 い 道 から 離 れるように 語 らないなら、その 悪人 は 自分 の 悪 のために 死 ぬ。しかしその 血 をわたしはあなたの 手 から 求 める。
19 しかし、もしあなたが 悪人 を 戒 めても、彼 がその 悪 をも、またその 悪 い 道 をも 離 れないなら、彼 はその 悪 のために 死 ぬ。しかしあなたは 自分 の 命 を 救 う。
20 また 義人 がその 義 にそむき、不義 を 行 うなら、わたしは 彼 の 前 に、つまずきを 置 き、彼 は 死 ぬ。あなたが 彼 を 戒 めなかったゆえ、彼 はその 罪 のために 死 に、その 行 った 義 は 覚 えられない。しかしその 血 をわたしはあなたの 手 から 求 める。
21 けれども、もしあなたが 義人 を 戒 めて、罪 を 犯 さないように 語 り、そして 彼 が 罪 を 犯 さないなら、彼 は 戒 めを 受 けいれたゆえに、その 命 を 保 ち、あなたは 自分 の 命 を 救 う」。
22 その 所 で 主 の 手 がわたしの 上 に 臨 み、彼 はわたしに 言 われた、「立 って、平野 に 出 て 行 きなさい。その 所 でわたしはあなたに 語 ろう」。
23 そこで、わたしは 立 って 平野 に 出 て 行 った。見 よ、主 の 栄光 が、かつてわたしがケバル 川 のほとりで 見 た 栄光 のように、その 所 に 立 ち 現 れたので、わたしはひれ 伏 した。
24 しかし 霊 がわたしのうちにはいって、わたしを 立 ちあがらせ、わたしに 語 って 言 った、「行 って、あなたの 家 にこもっていなさい。
25 人 の 子 よ、見 よ、彼 らはあなたの 上 になわをかけ、それであなたを 縛 り、あなたを 民 の 中 に 行 かせないようにする。
26 わたしはあなたの 舌 を 上 あごにつかせ、あなたをおしにして、彼 らを 戒 めることができないようにする。彼 らは 反逆 の 家 だからである。
27 しかし、わたしがあなたと 語 るときは、あなたの 口 を 開 く。あなたは 彼 らに『主 なる 神 はこう 言 われる』と 言 わなければならない。聞 く 者 は 聞 くがよい、拒 む 者 は 拒 むがよい。彼 らは 反逆 の 家 だからである。
Chapter 4
1 人 の 子 よ、一 枚 のかわらを 取 って、あなたの 前 に 置 き、その 上 にエルサレムの 町 を 描 きなさい。
2 そしてこれを 取 り 囲 み、これにむかって 雲梯 を 設 け、塁 を 築 き、陣 を 張 り、その 回 りに 城 くずしを 備 えてこれを 攻 めなさい。
3 また 鉄 の 板 をとり、それをあなたと 町 の 間 に 置 いて 鉄 の 壁 となし、あなたの 顔 をこれに 向 けなさい。町 をこのように 囲 んで、その 包囲 を 押 し 進 めなさい。これがイスラエルの 家 のしるしである。
4 あなたはまた 自分 の 左 脇 を 下 にして 寝 なさい。わたしはあなたの 上 にイスラエルの 家 の 罰 を 置 く。あなたはこのようにして 寝 ている 日 の 間、彼 らの 罰 を 負 わなければならない。
5 わたしは 彼 らの 罰 の 年数 に 等 しいその 日 数、すなわち三百九十 日 をあなたのために 定 める。その 間 あなたはイスラエルの 家 の 罰 を 負 わなければならない。
6 あなたはその 期間 を 終 ったなら、また 右 脇 を 下 にして 寝 て、ユダの 家 の 罰 を 負 わなければならない。わたしは一 日 を一 年 として四十 日 をあなたのために 定 める。
7 あなたは 自分 の 顔 をエルサレムの 包囲 の 方 に 向 け、腕 をあらわし、町 に 向 かって 預言 しなければならない。
8 見 よ、わたしはあなたに、なわをかけて、あなたの 包囲 の 期間 の 終 るまで、左右 に 動 くことができないようにする。
9 あなたはまた 小麦、大麦、豆、レンズ 豆、あわ、はだか 麦 を 取 って、一つの 器 に 入 れ、これでパンを 造 り、あなたが 横 になって 寝 る 日 の 数、すなわち三百九十 日 の 間 これを 食 べなければならない。
10 あなたが 食 べる 食物 は 量 って一 日 に二十シケルである。あなたは一 日 に一 度 これを 食 べなければならない。
11 また 水 を 量 って一ヒンの六 分 の一を一 日 に一 度 飲 まなければならない。
12 あなたは 大麦 の 菓子 のようにしてこれを 食 べなさい。すなわち 彼 らの 目 の 前 でこれを 人 の 糞 で 焼 かなければならない」。
13 そして 主 は 言 われた、「このようにイスラエルの 民 はわたしが 追 いやろうとする 国々 の 中 で 汚 れたパンを 食 べなければならない」。
14 そこでわたしは 言 った、「ああ、主 なる 神 よ、わたしは 自分 を 汚 したことはありません。わたしは 幼 い 時 から 今日 まで、自然 に 死 んだものや、野獣 に 裂 き 殺 されたものを 食 べたことはありません。また 汚 れた 肉 がわたしの 口 にはいったことはありません」。
15 すると 彼 はわたしに 言 われた、「見 よ、わたしは 牛 の 糞 をもって 人 の 糞 に 換 えることをあなたにゆるす。あなたはそれで 自分 のパンを 整 えなさい」。
16 またわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、見 よ、わたしはエルサレムで 人 のつえとするパンを 打 ち 砕 く。彼 らはパンを 量 って、恐 れながら 食 べ、また 水 を 量 って 驚 きながら 飲 む。
17 これは 彼 らをパンと 水 とに 乏 しくし、互 に 驚 いて 顔 を 見合 わせ、その 罰 のために 衰 えさせるためである。
Chapter 5
1 人 の 子 よ、鋭 いつるぎを 取 り、それを 理髪 師 のかみそりとして、あなたの 頭 と、ひげとをそり、はかりで 量 って、その 毛 を 分 けなさい。
2 その三 分 の一は 包囲 の 期間 の 終 る 時、町 の 中 で 火 で 焼 き、また三 分 の一を 取 り、つるぎで 町 のまわりでこれを 打 ち、さらに三 分 の一を 風 に 散 らしなさい。わたしはつるぎを 抜 いて、彼 らのあとを 追 う。
3 あなたはその 毛 を 少 し 取 って、衣 のすそに 包 み、
4 またそのうちから 少 しを 取 って 火 の 中 に 投 げ 入 れ、火 でこれを 焼 きなさい。火 はその 中 から 出 て、イスラエルの 全家 に 及 ぶ。
5 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしはこのエルサレムを 万国 の 中 に 置 き、国々 をそのまわりに 置 いた。
6 エルサレムは 他 の 国々 よりも 悪 しく、わたしのおきてにそむき、そのまわりの 国々 よりもわたしの 定 めにそむいた。すなわち 彼 らはわたしのおきてを 捨 て、わたしの 定 めに 歩 まなかった。
7 それゆえ 主 はこう 言 われる、あなたがたはそのまわりにいる 異邦人 よりも 狂暴 であって、わたしの 定 めに 歩 まず、わたしのおきてを 行 わず、むしろ、あなたがたの 回 りにいる 異邦人 のおきてを 守 っていた。
8 それゆえ 主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはあなたを 攻 め、異邦人 の 目 の 前 で、あなたの 中 にさばきを 行 う。
9 あなたのもろもろの 憎 むべき 事 のために、わたしがまだした 事 のないような 事、またこの 後 ふたたびしないような 事 をあなたに 対 してする。
10 それゆえ、あなたのうちで 父 はその 子 を 食 い、子 はその 父 を 食 う。わたしはあなたに 対 してさばきを 行 い、あなたのうちの 残 りの 者 をことごとく 四方 の 風 に 散 らす。
11 それゆえ、主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている。あなたはその 忌 むべき 物 と、その 憎 むべき 事 とをもって、わたしの 聖所 を 汚 したので、わたしは 必 ずあなたの 数 を 減 らす。わたしの 目 はあなたを 惜 しみ 見 ず、またわたしはあなたをあわれまない。
12 あなたの三 分 の一はあなたの 中 で 疫病 で 死 に、ききんで 滅 び、三 分 の一はあなたのまわりでつるぎに 倒 れ、三 分 の一は 四方 の 風 に 散 らされる。わたしはつるぎを 抜 いてそのあとを 追 う。
13 こうしてわたしは 怒 りを 漏 らし 尽 し、憤 りを 彼 らの 上 に 漏 らして、満足 する。こうして、わたしの 憤 りを 彼 らの 上 に 漏 らし 尽 した 時、彼 らは 主 であるわたしが 熱心 に 語 ったことを 知 るであろう。
14 わたしはまわりにある 国々 の 中 と、すべてそばを 通 る 者 の 目 の 前 であなたを 滅亡 とあざけりに 渡 す。
15 わたしが 怒 りと、憤 りと、重 い 懲罰 とをもって、あなたに 対 してさばきを 行 う 時、あなたはそのまわりにある 国々 のあざけりとなり、そしりとなり、戒 めとなり、驚 きとなる。これは 主 であるわたしが 語 るのである。
16 すなわち、わたしがあなたを 滅 ぼすききんの 矢、滅亡 の 矢 をあなたに 放 つ 時、わたしはあなたを 滅 ぼすために 放 つのだ。わたしはあなたの 上 にききんを 増 し 加 え、あなたがつえとするパンを 打 ち 砕 く。
17 わたしはあなたにききんと 野獣 を 送 って、あなたの 子 を 奪 い 取 り、また 疫病 と 流血 にあなたの 中 を 通 らせ、またつるぎをあなたに 送 る。主 であるわたしがこれを 言 う」。
Chapter 6
1 主 の 言葉 が、わたしに 臨 んで 言 った、
2 「人 の 子 よ、あなたの 顔 をイスラエルの 山々 に 向 け、預言 して、
3 言 え。イスラエルの 山々 よ、主 なる 神 の 言葉 を 聞 け。主 なる 神 は 山 と 丘 と、谷 と 川 に 向 かって、こう 言 われる、見 よ、わたしはつるぎをあなたがたに 送 り、あなたがたの 高 き 所 を 滅 ぼす。
4 あなたがたの 祭壇 は 荒 され、あなたがたの 香 の 祭壇 はこわされる。わたしはあなたがたの 偶像 の 前 に、あなたがたの 殺 された 者 を 投 げ 出 す。
5 わたしはイスラエルの 民 の 死体 を 彼 らの 偶像 の 前 に 置 き、骨 をあなたがたの 祭壇 のまわりに 散 らす。
6 すべてあなたがたの 住 む 所 で 町々 は 滅 ぼされ、高 き 所 は 荒 される。こうしてあなたがたの 祭壇 はこわし 荒 され、あなたがたの 偶像 は 砕 かれて 滅 び、あなたがたの 香 の 祭壇 は 倒 され、あなたがたのわざは 消 し 去 られる。
7 また 殺 された 者 はあなたがたのうちに 倒 れる。これによって、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
8 わたしは、あなたがたのある 者 を 生 かしておく。あなたがたが、つるぎをのがれて 国々 の 中 におり、国々 に 散 らされる 時、
9 あなたがたのうちののがれた 者 は、その 捕 え 移 された 国々 の 中 でわたしを 思 い 出 す。これはわたしが、彼 らのわたしを 離 れた 姦淫 の 心 と、偶像 を 慕 って 姦淫 を 行 う 目 をくじくからである。そして 彼 らはそのもろもろの 憎 むべきことと、その 犯 した 悪 のために、みずからをいとうようになる。
10 そして 彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。この 災 を 彼 らに 対 して 下 すと、わたしが 言 ったのは 決 してむなしい 事 ではない」。
11 主 なる 神 はこう 言 われる、「あなたは 手 を 打 ち、足 を 踏 みならして 言 え。ああ、イスラエルの 家 のすべての 悪 しき 憎 むべき 者 はわざわいだ。彼 らはつるぎと、ききんと、疫病 に 倒 れるからである。
12 遠 くにいる 者 は 疫病 で 死 に、近 くにいる 者 はつるぎに 倒 れる。生 き 残 って 身 を 全 うする 者 はききんによって 死 ぬ。このようにわたしはわが 憤 りを 彼 らの 上 に 漏 らし 尽 す。
13 彼 らの 殺 される 者 がその 偶像 の 中 にあり、その 祭壇 のまわりにあり、すべての 高 き 丘 の 上 にあり、すべての 山 の 頂 にあり、すべての 青 木 の 下 にあり、すべての 茂 ったかしの 木 の 下 にあり、彼 らがこうばしいかおりを、すべての 偶像 にささげた 所 にある 時、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るのである。
14 わたしはまた 手 を 彼 らの 上 に 伸 べて、その 地 を 荒 し、すべて 彼 らの 住 む 所 を、荒野 からリブラまで 荒 れ 地 とする。これによって 彼 らはわたしが 主 であることを 知 るようになる」。
Chapter 7
1 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、イスラエルの 地 の 終 りについて 主 はこう 言 われる、この 国 の 四方 の 境 に 終 りが 来 た。
3 いま、あなたの 終 りが 来 た。わたしはわが 怒 りをあなたに 漏 らし、あなたの 行 いに 従 って、あなたをさばき、あなたのもろもろの 憎 むべき 物 のためにあなたを 罰 する。
4 わたしの 目 はあなたを 惜 しみ 見 ず、またあなたをあわれまない。わたしはあなたの 行 いのためにあなたを 罰 する。あなたの 憎 むべき 事 があなたのうちにある。これによって、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
5 主 なる 神 はこう 言 われる、災 が 引 き 続 いて 起 る。見 よ、災 が 来 る。
6 終 りが 来 る。その 終 りが 来 る。それが 起 って、あなたに 臨 む。見 よ、それが 来 る。
7 この 地 に 住 む 者 よ、あなたの 最後 の 運命 があなたに 来 た。時 は 来 た。日 が 近 づいた。混乱 の 日 で、山々 に 聞 える 喜 びの 日 ではない。
8 今 わたしは、すみやかにわたしの 憤 りをあなたの 上 に 注 ぎ、わたしの 怒 りをあなたに 漏 らし 尽 し、あなたの 行 いに 従 ってあなたをさばき、あなたのもろもろの 憎 むべき 事 のためにあなたを 罰 する。
9 わたしの 目 はあなたを 惜 しみ 見 ず、またあなたをあわれまない。わたしはあなたの 行 いのためにあなたを 罰 する。あなたの 憎 むべき 事 があなたのうちにある。これによって、あなたがたは、主 であるわたしがあなたを 撃 つことを 知 るようになる。
10 見 よ、その 日 を。また 見 よ、かの 日 が 来 た。あなたの 最後 の 運命 が 来 た。不義 は 花 咲 き、高 ぶりは 芽 を 出 した。
11 暴虐 はつのって 悪 のつえとなった。彼 らもその 群衆 も、その 富 も 消 え、また 彼 らの 名声 も 消 えて 何 も 残 らなくなる。
12 時 は 来 た。日 は 近 づいた。買 う 者 は 喜 ぶな。売 る 者 は 悲 しむな。怒 りがすべての 群衆 の 上 に 臨 むからだ。
13 売 る 者 はたとい 生 きていても、その 売 ったものに 帰 ることはない。怒 りがそのすべての 民衆 の 上 にあるからだ。それはもとに 帰 らない。その 不義 のために、だれも 命 を 全 うすることはできない。
14 人々 がラッパを 吹 いて 備 えをしても 戦 いに 出 る 者 はない。それはわたしの 怒 りがそのすべての 群衆 の 上 にあるからだ。
15 外 にはつるぎがあり、内 には 疫病 とききんがある。畑 にいる 者 はつるぎに 死 に、町 にいる 者 はききんと 疫病 に 滅 ぼされる。
16 そのうちの、のがれる 者 は 谷間 のはとのように 山々 に 行 って、おのおの 皆 その 罪 のために 悲 しむ。
17 両手 とも 弱 くなり、両 ひざとも 水 のように 弱 くなる。
18 彼 らは 荒布 を 身 にまとい、恐 れが 彼 らをおおい、すべての 顔 には 恥 があらわれ、すべての 頭 は 髪 をそり 落 す。
19 彼 らはその 銀 をちまたに 捨 て、その 金 はあくたのようになる。主 の 怒 りの 日 には 金銀 も 彼 らを 救 うことはできない。それらは 彼 らの 飢 えを 満足 させることができない、またその 腹 を 満 たすことができない。それは 彼 らの 不義 のつまずきであったからだ。
20 彼 らはその 美 しい 飾 り 物 を 高 ぶりのために 用 い、またこれをもってその 憎 むべき 偶像 と 忌 むべき 物 を 造 った。それゆえわたしはこれを 彼 らに 対 して 汚 れたものとする。
21 わたしはこれを 外国 人 の 手 に 渡 して 奪 わせ、地 の 悪人 に 渡 してかすめさせる。彼 らはこれを 汚 す。
22 わたしは 彼 らから 顔 をそむけて、彼 らにわたしの 聖所 を 汚 させる。強盗 がこれにはいって 汚 し、
23 また 荒 れ 地 とする。この 地 は 流血 のとがに 満 ち、この 町 は 暴虐 に 満 ちているゆえ、
24 わたしは 国々 のうちの 悪 い 者 どもを 招 いて、彼 らの 家 をかすめさせる。わたしは 強 い 者 の 高 ぶりをやめさせる。また 彼 らの 聖所 は 汚 される。
25 滅 びが 来 るとき、彼 らは 平安 を 求 めても 得 られない。
26 災 に 災 が 重 なりきたり、知 らせに 知 らせが 相 つぐ。その 時、彼 らは 預言者 に 幻 を 求 める。しかし 律法 は 祭司 のうちに 絶 え、計 りごとは 長老 のうちに 絶 える。
27 王 は 悲 しみ、つかさは 望 みを 失 い、その 地 の 民 の 手 はおののきによってこわばる。わたしは 彼 らの 行 いに 従 って 彼 らをあつかい、そのさばきに 従 って 彼 らをさばく。そして 彼 らはわたしが 主 であることを 知 るようになる」。
Chapter 8
1 第 六 年 の六 月 五 日 にわたしがわたしの 家 に 座 し、ユダの 長老 たちがわたしの 前 に 座 していたとき、主 なる 神 の 手 がわたしの 上 に 下 った。
2 わたしは 見 ていると、見 よ、人 のような 形 があって、その 腰 とみられる 所 から 下 は 火 のように 見 え、腰 から 上 は 光 る 青銅 のように 輝 いて 見 えた。
3 彼 は 手 のようなものを 伸 べて、わたしの 髪 の 毛 をつかんだ。そして 霊 がわたしを 天 と 地 の 間 に 引 きあげ、神 の 幻 のうちにわたしをエルサレムに 携 えて 行 き、北 に 向 かった 内庭 の 門 の 入口 に 至 らせた。そこには、ねたみをひき 起 すねたみの 偶像 があった。
4 見 よ、そこに、わたしがかの 平野 で 見 た 幻 のようなイスラエルの 神 の 栄光 があらわれた。
5 時 に 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、目 をあげて 北 の 方 をのぞめ」。そこでわたしが 目 をあげて 北 の 方 をのぞむと、見 よ、祭壇 の 門 の 北 にあたって、その 入口 に、このねたみの 偶像 があった。
6 彼 はまたわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、あなたは 彼 らのしていること、すなわちイスラエルの 家 がここでしている 大 いなる 憎 むべきことを 見 るか。これはわたしを 聖所 から 遠 ざけるものである。しかしあなたは、さらに 大 いなる 憎 むべきことを 見 るだろう」。
7 そして 彼 はわたしを 庭 の 門 に 行 かせた。わたしが 見 ると、見 よ、壁 に一つの 穴 があった。
8 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、壁 に 穴 をあけよ」。そこでわたしが 壁 に 穴 をあけると、見 よ、一つの 戸 があった。
9 彼 はわたしに 言 われた、「はいって、彼 らがここでなす 所 の 悪 しき 憎 むべきことを 見 よ」。
10 そこでわたしがはいって 見 ると、もろもろの 這 うものと、憎 むべき 獣 の 形、およびイスラエルの 家 のもろもろの 偶像 が、まわりの 壁 に 描 いてあった。
11 またイスラエルの 家 の 長老 七十 人 が、その 前 に 立 っていた。シャパンの 子 ヤザニヤも、彼 らの 中 に 立 っていた。おのおの 手 に 香炉 を 持 ち、そしてその 香 の 煙 が 雲 のようにのぼった。
12 時 に 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、イスラエルの 家 の 長老 たちが 暗 い 所 で 行 う 事、すなわちおのおのその 偶像 の 室 で 行 う 事 を 見 るか。彼 らは 言 う、『主 はわれわれを 見 られない。主 はこの 地 を 捨 てられた』と」。
13 またわたしに 言 われた、「あなたはさらに 彼 らがなす 大 いなる 憎 むべきことを 見 る」。
14 そして 彼 はわたしを 連 れて 主 の 家 の 北 の 門 の 入口 に 行 った。見 よ、そこに 女 たちがすわって、タンムズのために 泣 いていた。
15 その 時、彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、あなたはこれを 見 たか。これよりもさらに 大 いなる 憎 むべきことを 見 るだろう」。
16 彼 はまたわたしを 連 れて、主 の 家 の 内庭 にはいった。見 よ、主 の 宮 の 入口 に、廊 と 祭壇 との 間 に二十五 人 ばかりの 人 が、主 の 宮 にその 背中 を 向 け、顔 を 東 に 向 け、東 に 向 かって 太陽 を 拝 んでいた。
17 時 に 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、あなたはこれを 見 たか。ユダの 家 にとって、彼 らがここでしているこれらの 憎 むべきわざは 軽 いことであるか。彼 らはこの 地 を 暴虐 で 満 たし、さらにわたしを 怒 らせる。見 よ、彼 らはその 鼻 に 木 の 枝 を 置 く。
18 それゆえ、わたしも 憤 って 事 を 行 う。わたしの 目 は 彼 らを 惜 しみ 見 ず、またあわれまない。たとい 彼 らがわたしの 耳 に 大声 で 呼 ばわっても、わたしは 彼 らの 言 うことを 聞 かない」。
Chapter 9
1 時 に 彼 はわたしの 耳 に 大声 に 呼 ばわって 言 われた、「町 を 罰 する 者 たちよ、おのおの 滅 ぼす 武器 をその 手 に 持 って 近 よれ」と。
2 見 よ、北 に 向 かう 上 の 門 の 道 から 出 て 来 る六 人 の 者 があった。おのおのその 手 に 滅 ぼす 武器 を 持 ち、彼 らの 中 のひとりは 亜麻 布 を 着、その 腰 に 物 を 書 く 墨 つぼをつけていた。彼 らははいって 来 て、青銅 の 祭壇 のかたわらに 立 った。
3 ここにイスラエルの 神 の 栄光 がその 座 しているケルビムから 立 ちあがって、宮 の 敷居 にまで 至 った。そして 主 は、亜麻 布 を 着 て、その 腰 に 物 を 書 く 墨 つぼをつけている 者 を 呼 び、
4 彼 に 言 われた、「町 の 中、エルサレムの 中 をめぐり、その 中 で 行 われているすべての 憎 むべきことに 対 して 嘆 き 悲 しむ 人々 の 額 にしるしをつけよ」。
5 またわたしの 聞 いている 所 で 他 の 者 に 言 われた、「彼 のあとに 従 い 町 をめぐって、撃 て。あなたの 目 は 惜 しみ 見 るな。またあわれむな。
6 老若男女 をことごとく 殺 せ。しかし 身 にしるしのある 者 には 触 れるな。まずわたしの 聖所 から 始 めよ」。そこで、彼 らは 宮 の 前 にいた 老人 から 始 めた。
7 この 時、主 は 彼 らに 言 われた、「宮 を 汚 し、死人 で 庭 を 満 たせ。行 け」。そこで 彼 らは 出 て 行 って、町 の 中 で 撃 った。
8 さて 彼 らが 人々 を 打 ち 殺 していた 時、わたしひとりだけが 残 されたので、ひれ 伏 して、叫 んで 言 った、「ああ 主 なる 神 よ、あなたがエルサレムの 上 に 怒 りを 注 がれるとき、イスラエルの 残 りの 者 を、ことごとく 滅 ぼされるのですか」。
9 主 はわたしに 言 われた、「イスラエルとユダの 家 の 罪 は 非常 に 大 きい。国 は 血 で 満 ち、町 は 不義 で 満 ちている。彼 らは 言 う、『主 はこの 地 を 捨 てられた。主 は 顧 みられない』。
10 それゆえ、わたしの 目 は 彼 らを 惜 しみ 見 ず、またあわれまない。彼 らの 行 うところを、彼 らのこうべに 報 いる」。
11 時 に、かの 亜麻 布 を 着、物 を 書 く 墨 つぼを 腰 につけていた 人 が 報告 して 言 った、「わたしはあなたがお 命 じになったように 行 いました」。
Chapter 10
1 時 にわたしは 見 ていたが、見 よ、ケルビムの 頭 の 上 の 大空 に、サファイヤのようなものが 王座 の 形 をして、その 上 に 現 れた。
2 彼 は 亜麻 布 を 着 たその 人 に 言 われた、「ケルビムの 下 の 回 る 車 の 間 にはいり、ケルビムの 間 から 炭火 をとってあなたの 手 に 満 たし、これを 町中 にまき 散 らせ」。そして 彼 はわたしの 目 の 前 ではいった。
3 この 人 がはいった 時、ケルビムは 宮 の 南側 に 立 っていた。また 雲 はその 内庭 を 満 たしていた。
4 主 の 栄光 はケルビムの 上 から 宮 の 敷居 の 上 にあがり、宮 は 雲 で 満 ち、庭 は 主 の 栄光 の 輝 きで 満 たされた。
5 時 にケルビムの 翼 の 音 が 大能 の 神 が 語 られる 声 のように 外 庭 にまで 聞 えた。
6 彼 が 亜麻 布 を 着 ている 人 に、「回 る 車 の 間、ケルビムの 間 から 火 を 取 れ」。と 命 じた 時、その 人 ははいって、輪 のかたわらに 立 った。
7 ひとりのケルブはその 手 をケルビムの 間 から 伸 べて、ケルビムの 間 にある 火 を 取 り、亜麻 布 を 着 た 人 の 手 に 置 いた。すると 彼 はこれを 取 って 出 て 行 った。
8 ケルビムはその 翼 の 下 に 人 の 手 のような 形 のものを 持 っているように 見 えた。
9 わたしが 見 ていると、見 よ、ケルビムのかたわらに四つの 輪 があり、一つの 輪 はひとりのケルブのかたわらに、他 の 輪 は 他 のケルブのかたわらにあった。輪 のさまは、光 る 貴 かんらん 石 のようであった。
10 そのさまは四つとも 同 じ 形 で、あたかも 輪 の 中 に 輪 があるようであった。
11 その 行 く 時 は 四方 のどこへでも 行 く。その 行 く 時 は 回 らない。ただ 先頭 の 輪 の 向 くところに 従 い、その 行 く 時 は 回 ることをしない。
12 その 輪 縁、その 輻、および 輪 には、まわりに 目 が 満 ちていた。―その 輪 は四つともこれを 持 っていた。
13 その 輪 はわたしの 聞 いている 所 で、「回 る 輪」と 呼 ばれた。
14 そのおのおのには四つの 顔 があった。第 一の 顔 はケルブの 顔、第 二 の 顔 は 人 の 顔、第 三はししの 顔、第 四はわしの 顔 であった。
15 その 時 ケルビムはのぼった。これがケバル 川 でわたしが 見 た 生 きものである。
16 ケルビムの 行 く 時、輪 もそのかたわらに 行 き、ケルビムが 翼 をあげて 地 から 飛 びあがる 時 は、輪 もそのかたわらを 離 れない。
17 その 立 ちどまる 時 は、輪 も 立 ちどまり、そののぼる 時 は、輪 も 共 にのぼる。生 きものの 霊 がその 中 にあるからである。
18 時 に 主 の 栄光 が 宮 の 敷居 から 出 て 行 って、ケルビムの 上 に 立 った。
19 するとケルビムは 翼 をあげて、わたしの 目 の 前 で、地 からのぼった。その 出 て 行 く 時、輪 もまたこれと 共 にあり、主 の 宮 の 東 の 門 の 入口 の 所 へ 行 って 止 まった。イスラエルの 神 の 栄光 がその 上 にあった。
20 これがすなわちわたしがケバル 川 のほとりで、イスラエルの 神 の 下 に 見 たかの 生 きものである。わたしはそれがケルビムであることを 知 っていた。
21 これにはおのおの四つの 顔 があり、おのおの四つの 翼 があり、また 人 の 手 のようなものがその 翼 の 下 にあった。
22 その 顔 の 形 は、ケバル 川 のほとりでわたしが 見 たそのままの 顔 である。おのおのその 前 の 方 にまっすぐに 行 った。
Chapter 11
1 時 に 霊 はわたしをあげて、東 に 向 かう 主 の 宮 の 東 の 門 に 連 れて 行 った。見 よ、その 門 の 入口 に二十五 人 の 者 がいた。わたしはその 中 にアズルの 子 ヤザニヤと、ベナヤの 子 ペラテヤを 見 た。共 に 民 のつかさであった。
2 すると 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、これらの 者 はこの 町 の 中 で 悪 い 事 を 考 え、悪 い 計 りごとをめぐらす 人々 である。
3 彼 らは 言 う、『家 を 建 てる 時 は 近 くはない。この 町 はなべであり、われわれは 肉 である』と。
4 それゆえ、彼 らに 向 かって 預言 せよ。人 の 子 よ、預言 せよ」。
5 時 に、主 の 霊 がわたしに 下 って、わたしに 言 われた、「主 はこう 言 われると 言 え、イスラエルの 家 よ、考 えてみよ。わたしはあなたがたの 心 にある 事 どもを 知 っている。
6 あなたがたはこの 町 に 殺 される 者 を 増 し、殺 された 者 をもってちまたを 満 たした。
7 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、町 の 中 にあなたがたが 置 く 殺 された 者 は 肉 である。この 町 はなべである。しかし、あなたがたはその 中 から 取 り 出 される。
8 あなたがたはつるぎを 恐 れた。わたしはあなたがたにつるぎを 臨 ませると、主 は 言 われる。
9 またわたしはあなたがたをその 中 から 引 き 出 して、他国 人 の 手 に 渡 し、あなたがたをさばく。
10 あなたがたはつるぎに 倒 れる。わたしはあなたがたをイスラエルの 境 でさばく。これによってあなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
11 この 町 はあなたがたに 対 してなべとはならず、あなたがたはその 肉 とはならない。わたしはイスラエルの 境 であなたがたをさばく。
12 これによって、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。あなたがたはわたしの 定 めに 歩 まず、またわたしのおきてを 行 わず、かえってその 周囲 の 他国 人 のおきてに 従 って 行 っているからである」。
13 このようにわたしが 預言 していた 時、ベナヤの 子 ペラテヤが 死 んだので、わたしは 打 ち 伏 して、大声 で 叫 んで 言 った、「ああ 主 なる 神 よ、あなたはイスラエルの 残 りの 者 をことごとく 滅 ぼそうとされるのですか」。
14 時 に 主 の 言葉 がわたしに 臨 んで 言 った、
15 「人 の 子 よ、あなたの 兄弟、あなたの 友、あなたの 兄弟 である 捕 われ 人、イスラエルの 全家、エルサレムの 住民 は 言 った、『彼 らが 主 から 遠 く 離 れた。この 地 はわれわれの 所有 として 与 えられているのだ』と。
16 それゆえ、言 え、『主 なる 神 はこう 言 われる、たといわたしは 彼 らを 遠 く 他国 人 の 中 に 移 し、国々 の 中 に 散 らしても、彼 らの 行 った 国々 で、わたしはしばらく 彼 らのために 聖所 となる』と。
17 それゆえ、言 え、『主 はこう 言 われる、わたしはあなたがたをもろもろの 民 の 中 から 集 め、その 散 らされた 国々 から 集 めて、イスラエルの 地 をあなたがたに 与 える』と。
18 彼 らはその 所 に 来 る 時、そのもろもろのいとうべきものと、もろもろの 憎 むべきものとをその 所 から 取 り 除 く。
19 そしてわたしは 彼 らに一つの 心 を 与 え、彼 らのうちに 新 しい 霊 を 授 け、彼 らの 肉 から 石 の 心 を 取 り 去 って、肉 の 心 を 与 える。
20 これは 彼 らがわたしの 定 めに 歩 み、わたしのおきてを 守 って 行 い、そして 彼 らがわたしの 民 となり、わたしが 彼 らの 神 となるためである。
21 しかしいとうべきもの、憎 むべきものをその 心 に 慕 って 歩 む 者 には、彼 らの 行 いに 従 ってそのこうべに 報 いると、主 なる 神 は 言 われる」。
22 時 にケルビムはその 翼 をあげた。輪 がそのかたわらにあり、イスラエルの 神 の 栄光 がその 上 にあった。
23 主 の 栄光 が 町 の 中 からのぼって、町 の 東 にある 山 の 上 に 立 ちどまった。
24 その 時、霊 はわたしをあげ、神 の 霊 によって、幻 のうちにわたしをカルデヤの 捕 われ 人 の 所 へ 携 えて 行 った。そしてわたしが 見 た 幻 はわたしを 離 れてのぼった。
25 そこでわたしは 主 がわたしに 示 された 事 をことごとくかの 捕 われ 人 に 告 げた。
Chapter 12
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、あなたは 反逆 の 家 の 中 にいる。彼 らは 見 る 目 があるが 見 ず、聞 く 耳 があるが 聞 かず、彼 らは 反逆 の 家 である。
3 それゆえ、人 の 子 よ、捕囚 の 荷物 を 整 え、彼 らの 目 の 前 で 昼 のうちに 移 れ、彼 らの 目 の 前 であなたの 所 から 他 の 所 に 移 れ。彼 らは 反逆 の 家 であるが、あるいは 彼 らは 顧 みるところがあろう。
4 あなたは、捕囚 の 荷物 のようなあなたの 荷物 を、彼 らの 目 の 前 で 昼 のうちに 持 ち 出 せ。そして 捕囚 に 行 くべき 人々 のように、彼 らの 目 の 前 で 夕 べのうちに 出 て 行 け。
5 すなわち 彼 らの 目 の 前 で 壁 に 穴 をあけ、そこから 出 て 行 け。
6 あなたは 彼 らの 目 の 前 でその 荷物 を 肩 に 負 い、やみのうちにそれを 運 び 出 せ。あなたの 顔 をおおって 地 を 見 るな。わたしはあなたをしるしとなして、イスラエルの 家 に 示 すのだ」。
7 そこでわたしは 命 じられたようにし、捕囚 の 荷物 のような 荷物 を 昼 のうちに 持 ち 出 し、夕 べにはわたしの 手 で 壁 に 穴 をあけ、やみのうちに 彼 らの 目 の 前 で、これを 肩 に 負 って 運 び 出 した。
8 次 の 朝、主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
9 「人 の 子 よ、反逆 の 家 であるイスラエルの 家 は、あなたに 向 かって、『何 をしているのか』と 言 わなかったか。
10 あなたは 彼 らに 言 いなさい、『主 なる 神 はこう 言 われる、この 託宣 はエルサレムの 君、およびその 中 にあるイスラエルの 全家 にかかわるものである』と。
11 また 言 いなさい、『わたしはあなたがたのしるしである。わたしがしたとおりに 彼 らもされる。彼 らはとりこにされて 移 される』と。
12 彼 らのうちの 君 は、やみのうちにその 荷物 を 肩 に 載 せて 出 て 行 く。彼 は 壁 に 穴 をあけて、そこから 出 て 行 く。彼 は 顔 をおおって、自分 の 目 でこの 地 を 見 ない。
13 わたしはわたしの 網 を 彼 の 上 に 打 ちかける。彼 はわたしのわなにかかる。わたしは 彼 をカルデヤびとの 地 のバビロンに 引 いて 行 く。しかし 彼 はそれを 見 ないで、そこで 死 ぬであろう。
14 またすべて 彼 の 周囲 にいて 彼 を 助 ける 者 および 彼 の 軍隊 を、わたしは 四方 に 散 らし、つるぎを 抜 いてそのあとを 追 う。
15 わたしが 彼 らを 諸 国民 の 中 に 散 らし、国々 にまき 散 らすとき、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。
16 ただし、わたしは 彼 らのうちに、わずかの 者 を 残 して、つるぎと、ききんと、疫病 を 免 れさせ、彼 らがおこなったもろもろの 憎 むべきことを、彼 らが 行 く 国 びとの 中 に 告白 させよう。そして 彼 らはわたしが 主 であることを 知 るようになる」。
17 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
18 「人 の 子 よ、震 えてあなたのパンを 食 べ、おののきと 恐 れとをもって 水 を 飲 め。
19 そしてこの 地 の 民 について 言 え、主 なる 神 はイスラエルの 地 のエルサレムの 民 についてこう 言 われる、彼 らは 恐 れをもってそのパンを 食 べ、驚 きをもってその 水 を 飲 むようになる。これはその 地 が、すべてその 中 に 住 む 者 の 暴虐 のために 衰 え、荒 れ 地 となるからである。
20 人 の 住 んでいた 町々 は 荒 れはて、地 は 荒塚 となる。そしてあなたがたは、わたしが 主 であることを 知 るようになる」。
21 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
22 「人 の 子 よ、イスラエルの 地 について、あなたがたが『日 は 延 び、すべての 幻 はむなしくなった』という、このことわざはなんであるか。
23 それゆえ、彼 らに 言 え、『主 なる 神 はこう 言 われる、わたしはこのことわざをやめさせ、彼 らが 再 びイスラエルで、これをことわざとしないようにする』と。しかし、あなたは 彼 らに 言 え、『日 とすべての 幻 の 実 現 とは 近 づいた』と。
24 イスラエルの 家 のうちには、もはやむなしい 幻 も、偽 りの 占 いもなくなる。
25 しかし 主 なるわたしは、わが 語 るべきことを 語 り、それは 必 ず 成就 する。決 して 延 びることはない。ああ、反逆 の 家 よ、あなたの 日 にわたしはこれを 語 り、これを 成就 すると、主 なる 神 は 言 われる」。
26 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
27 「人 の 子 よ、見 よ、イスラエルの 家 は 言 う、『彼 の 見 る 幻 は、なお 多 くの 日 の 後 の 事 である。彼 が 預言 することは 遠 い 後 の 時 のことである』と。
28 それゆえ、彼 らに 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、わたしの 言葉 はもはや 延 びない。わたしの 語 る 言葉 は 成就 すると、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 13
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、イスラエルの 預言者 たちに 向 かって 預言 せよ。すなわち 自分 の 心 のままに 預言 する 人々 に 向 かって、預言 して 言 え、『あなたがたは 主 の 言葉 を 聞 け』。
3 主 なる 神 はこう 言 われる、なにも 見 ないで、自分 の 霊 に 従 う 愚 かな 預言者 たちはわざわいだ。
4 イスラエルよ、あなたの 預言者 たちは、荒 れ 跡 にいるきつねのようだ。
5 あなたがたは 主 の 日 に 戦 いに 立 つため、破 れ 口 にのぼらず、またイスラエルの 家 のために 石 がきを 築 こうともしない。
6 彼 らは 虚偽 を 言 い、偽 りを 占 った。彼 らは 主 が 彼 らをつかわさないのに『主 が 言 われる』と 言 い、なおその 言葉 の 成就 することを 期待 する。
7 あなたがたはむなしい 幻 を 見、偽 りの 占 いを 語 り、わたしが 言 わないのに『主 が 言 われる』と 言 ったではないか」。
8 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、「あなたがたはむなしいことを 語 り、偽 りの 物 を 見 るゆえ、わたしはあなたがたを 罰 すると 主 なる 神 は 言 われる。
9 わたしの 手 は、むなしい 幻 を 見、偽 りの 占 いを 言 う 預言者 に 敵対 する。彼 らはわが 民 の 会 に 臨 まず、イスラエルの 家 の 籍 にしるされず、イスラエルの 地 に、はいることができない。そしてあなたがたはわたしが 主 なる 神 であることを 知 るようになる。
10 彼 らはわが 民 を 惑 わし、平和 がないのに『平和』と 言 い、また 民 が 塀 を 築 く 時、これらの 預言者 たちは 水 しっくいをもってこれを 塗 る。
11 それゆえ、水 しっくいを 塗 る 者 どもに『これはかならずくずれる』と 言 え。これに 大雨 が 注 ぎ、ひょうが 降 り、あらしが 吹 く。
12 そして 塀 がくずれる 時、人々 はあなたがたに 向 かって、『あなたがたが 塗 った 水 しっくいはどこにあるか』と 言 わないであろうか。
13 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、わたしはわが 憤 りをもって 大風 を 起 し、わが 怒 りをもって 大雨 を 注 がせ、憤 りをもってひょうを 降 らせて、これを 滅 ぼす。
14 またわたしはあなたがたが 水 しっくいをもって 塗 った 塀 をこわして、これを 地 に 倒 し、その 基 をあらわす。これが 倒 れる 時、あなたがたはその 中 に 滅 びる。そしてあなたがたは、わたしが 主 であることを 知 るようになる。
15 こうしてわたしが、その 塀 と、これを 水 しっくいで 塗 った 者 との 上 に、わたしの 憤 りを 漏 らし 尽 して、あなたがたに 言 う、塀 はなくなり、これを 塗 った 者 もなくなる。
16 これがすなわち 平和 がないのに 平和 の 幻 を 見、エルサレムについて 預言 したイスラエルの 預言者 であると、主 なる 神 は 言 われる。
17 人 の 子 よ、心 のままに 預言 するあなたの 民 の 娘 たちに 対 して、あなたの 顔 を 向 け、彼 らに 向 かって 預言 して、
18 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、手 の 節々 に 占 いひもを 縫 いつけ、もろもろの 大 きさの 人 の 頭 に、かぶり 物 を 作 りかぶせて、魂 をかり 取 ろうとする 女 はわざわいだ。あなたがたは、わが 民 の 魂 をかり 取 って、あなたがたの 利益 のために、他 の 魂 を 生 かしおこうとするのか。
19 あなたがたは 少 しばかりの 大麦 のため、少 しばかりのパンのために、わが 民 のうちに、わたしを 汚 し、かの 偽 りを 聞 きいれるわが 民 に 偽 りを 述 べて、死 んではならない 者 を 死 なせ、生 きていてはならない 者 を 生 かす。
20 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはあなたがたが 用 いて、魂 をかり 取 るところの 占 いひもを 奪 い、あなたがたの 腕 から 占 いひもを 裂 き 取 って、あなたがたがかり 取 るところの 魂 を、鳥 のように 放 ちやる。
21 わたしはまたあなたがたの、かぶり 物 を 裂 き、わが 民 をあなたがたの 手 から 救 う。彼 らは 再 びあなたがたの 獲物 とはならない。そしてあなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
22 あなたがたは 偽 りをもって 正 しい 者 の 心 を 悩 ました。わたしはこれを 悩 まさなかった。またあなたがたは 悪人 が、その 命 を 救 うために、その 悪 しき 道 から 離 れようとする 時、それをしないように 勧 める。
23 それゆえ、あなたがたは 重 ねてむなしい 幻 を 見 ることができず、占 いをすることができないようになる。わたしはわが 民 を、あなたがたの 手 から 救 い 出 す。そのとき、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる」。
Chapter 14
1 ここにイスラエルの 長老 のうちのある 人々 が、わたしの 所 に 来 て、わたしの 前 に 座 した。
2 時 に 主 の 言葉 が、わたしに 臨 んだ、
3 「人 の 子 よ、これらの 人々 は、その 偶像 を 心 の 中 に 持 ち、罪 に 落 しいれるところのつまずきを、その 顔 の 前 に 置 いている。わたしはどうして 彼 らの 願 いをいれることができようか。
4 それゆえ 彼 らに 告 げて 言 え、主 なる 神 は、こう 言 われる、イスラエルの 家 の 人々 で、その 偶像 を 心 の 中 に 持 ち、その 顔 の 前 に 罪 に 落 しいれるところのつまずくものを 置 きながら、預言者 のもとに 来 る 者 には、その 多 くの 偶像 のゆえに、主 なるわたしは、みずからこれに 答 をする。
5 これはその 偶像 のために、すべてわたしを 離 れたイスラエルの 家 の 心 を、わたしが 捕 えるためである。
6 それゆえイスラエルの 家 に 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたは 悔 いて、あなたがたの 偶像 を 捨 てよ。あなたがたの 顔 を、そのすべての 憎 むべきものからそむけよ。
7 イスラエルの 家 の 者 およびイスラエルに 宿 る 外国 人 のだれでも、わたしから 離 れ、その 心 に 偶像 を 持 ち、その 顔 の 前 に 罪 に 落 しいれるところのつまずきを 置 きながら、預言者 に 来 て、心 のままにわたしに 求 めるときは、主 であるわたしは、みずからこれに 答 をする。
8 わたしはわたしの 顔 を、その 人 に 向 け、彼 を、しるし、およびことわざとなし、これをわが 民 のうちから 断 ち 滅 ぼす。その 時、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
9 もし 預言者 が 欺 かれて 言葉 を 出 すことがあれば、それは 主 であるわたしが、その 預言者 を 欺 いたのである。わたしは 手 を 彼 の 上 に 伸 べ、わが 民 イスラエルのうちから 彼 を 滅 ぼす。
10 彼 らはその 罰 を 負 う。その 預言者 の 罰 は、問 い 求 める 者 の 罰 と 同様 である。
11 これはイスラエルの 家 が、重 ねてわたしを 離 れて 迷 わず、重 ねてそのもろもろのとがによって、おのれを 汚 さないため、また 彼 らがわが 民 となり、わたしが 彼 らの 神 となるためであると、主 なる 神 は 言 われる」。
12 主 の 言葉 が、またわたしに 臨 んだ、
13 「人 の 子 よ、もし 国 がわたしに、もとりそむいて 罪 を 犯 し、わたしがその 上 に 手 を 伸 べて、そのつえとたのむパンを 砕 き、これにききんを 送 り、人 と 獣 とをそのうちから 断 つ 時、
14 たといそこにノア、ダニエル、ヨブの三 人 がいても、彼 らはその 義 によって、ただ 自分 の 命 を 救 いうるのみであると、主 なる 神 は 言 われる。
15 もしわたしが 野 の 獣 にこの 地 を 通 らせ、これを 荒 させ、これを 荒 れ 地 となし、その 獣 のためにそこを 通 る 者 がないようにしたなら、
16 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている、たといこれら三 人 の 者 がその 中 にいても、そのむすこ 娘 を 救 うことはできない。ただ 自分 自身 を 救 いうるのみで、その 地 は 荒 れ 地 となる。
17 あるいは、わたしがもし、つるぎをその 地 に 臨 ませ、つるぎよ、この 地 を 行 きめぐれと 言 って、人 と 獣 とをそこから 断 つならば、
18 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている、たといこれら三 人 の 者 がその 中 にいても、そのむすこ 娘 を 救 うことはできない。ただ 自分 自身 を 救 いうるのみである。
19 あるいは、わたしがもし、この 地 に 疫病 を 送 り、血 をもってわが 憤 りをその 上 に 注 ぎ、人 と 獣 とをそこから 断 つならば、
20 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている、たといノア、ダニエル、ヨブがそこにいても、彼 らはそのむすこ 娘 を 救 うことができない。ただその 義 によって 自分 の 命 を 救 いうるのみである。
21 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしが 人 と 獣 とを 地 から 断 つために、つるぎと、ききんと、悪 しき 獣 と、疫病 との四つのきびしい 罰 をエルサレムに 送 る 時 はどうであろうか。
22 しかし、もしそれがあなたがたに 来 るとき、むすこ 娘 たちを 助 け 出 す 者 が、その 中 に 残 っていて、あなたがたがその 行 いと、わざとを 見 るならば、わたしがエルサレムの 上 に 与 えたすべての 災 について 慰 められるであろう。
23 すなわち、あなたがたが、その 行 いと、わざとを 見 る 時、彼 らはあなたがたを 慰 め、あなたがたはわたしがこれに 行 った 事 は、すべてゆえなくしたのではないことを 知 るようになると、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 15
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、ぶどうの 木、森 の 木 のうちにあるぶどうの 枝 は、ほかの 木 になんのまさる 所 があるか。
3 その 木 は 何 かを 造 るために 用 いられるか。また 人 はこれを 用 いて、器物 を 掛 ける 木 釘 を 造 るだろうか。
4 見 よ、これは 火 に 投 げ 入 れられて 燃 える。火 がその 両端 を 焼 いたとき、またその 中 ほどがこげたとき、それはなんの 役 に 立 つだろうか。
5 見 よ、これは 完全 な 時 でも、なんの 用 をもなさない。まして 火 がこれを 焼 き、これをこがした 時 には、なんの 役 に 立 つだろうか。
6 それゆえ 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしが 森 の 木 の 中 のぶどうの 木 を、火 に 投 げ 入 れて 焼 くように、エルサレムの 住民 をそのようにする。
7 わたしはわたしの 顔 を 彼 らに 向 けて 攻 める。彼 らがその 火 からのがれても、火 は 彼 らを 焼 き 尽 す。わたしが 顔 を 彼 らに 向 けて 攻 める 時、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 る。
8 彼 らが、もとりそむいたゆえに、わたしはこの 地 を 荒 れ 地 とすると、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 16
1 主 の 言葉 が 再 びわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、エルサレムにその 憎 むべき 事 どもを 示 して、
3 言 え。主 なる 神 はエルサレムにこう 言 われる、あなたの 起 り、あなたの 生 れはカナンびとの 地 である。あなたの 父 はアモリびと、あなたの 母 はヘテびとである。
4 あなたの 生 れについていえば、その 生 れた 日 に、へその 緒 は 切 られず、水 で 洗 い 清 められず、塩 でこすられず、また 布 で 包 まれなかった。
5 ひとりもあなたをあわれみ 見 る 者 なく、情 をもってこれらのことの一つをも、あなたにしてやる 者 もなく、あなたの 生 れた 日 に、あなたはきらわれて、野原 に 捨 てられた。
6 わたしはあなたのかたわらを 通 り、あなたが 血 の 中 にころがりまわっているのを 見 た 時、わたしは 血 の 中 にいるあなたに 言 った、『生 きよ、
7 野 の 木 のように 育 て』と。すなわちあなたは 成長 して 大 きくなり、一人前 の 女 になり、その 乳 ぶさは 形 が 整 い、髪 は 長 くなったが、着物 がなく、裸 であった。
8 わたしは 再 びあなたのかたわらをとおって、あなたを 見 たが、見 よ、あなたは 愛 せられる 年齢 に 達 していたので、わたしは 着物 のすそであなたをおおい、あなたの 裸 をかくし、そしてあなたに 誓 い、あなたと 契約 を 結 んだ。そしてあなたはわたしのものとなったと、主 なる 神 は 言 われる。
9 そこでわたしは 水 であなたを 洗 い、あなたの 血 を 洗 い 落 して 油 を 塗 り、
10 縫 い 取 りした 着物 を 着 せ、皮 のくつをはかせ、細 布 をかぶらせ、絹 のきれであなたをおおった。
11 また 飾 り 物 であなたを 飾 り、腕輪 をあなたの 手 にはめ、鎖 をあなたの 首 にかけ、
12 鼻 には 鼻輪、耳 には 耳輪、頭 には 美 しい 冠 を 与 えた。
13 このようにあなたは 金銀 で 飾 られ、細 布、絹、縫 い 取 りの 服 をあなたの 衣 とし、麦粉 と、蜜 と、油 とを 食 べた。あなたは 非常 に 美 しくなって 王 の 地位 に 進 み、
14 あなたの 美 しさのために、あなたの 名声 は 国々 に 広 まった。これはわたしが、あなたに 施 した 飾 りによって 全 うされたからであると、主 なる 神 は 言 われる。
15 ところが、あなたは 自分 の 美 しさをたのみ、自分 の 名声 によって 姦淫 を 行 い、すべてかたわらを 通 る 者 と、ほしいままに 姦淫 を 行 った。
16 あなたは 自分 の 衣 をとって、自分 のために、はなやかに 色 どった 聖所 を 造 り、その 上 で 姦淫 を 行 っている。こんなことはかつてなかったこと、またあってはならないことである。
17 あなたはわたしが 与 えた 金銀 の 美 しい 飾 りの 品 をとり、自分 のために 男 の 像 を 造 って、これと 姦淫 を 行 った。
18 また 縫 い 取 りのある 自分 の 衣 をとって 彼 らに 着 せ、わたしの 油 と 香 とをその 前 に 供 え、
19 またわたしがあなたに 与 えたパン、わたしがあなたを 養 うための 麦粉、油 および 蜜 を、こうばしきかおりとして 彼 らの 前 に 供 えたと、主 なる 神 は 言 われる。
20 あなたはまた、あなたがわたしに 産 んだむすこ、娘 たちをとって、その 像 に 供 え、彼 らに 食 わせた。このようなあなたの 姦淫 は 小 さい 事 であろうか。
21 あなたはわたしの 子 どもを 殺 し、火 の 中 を 通 らせて 彼 らにささげた。
22 あなたがそのすべての 憎 むべきことや 姦淫 を 行 うに 当 って、あなたが 衣 もなく、裸 で、血 の 中 にころがりまわっていた 自分 の 若 き 日 のことを 思 わなかった。
23 あなたがもろもろの 悪 を 行 った 後、(あなたはわざわいだ、わざわいだと、主 なる 神 は 言 われる)
24 あなたは 自分 のために 高楼 を 建 て、広場、広場 に 台 を 造 り、
25 ちまた、ちまたのつじに 台 を 造 って、あなたの 美 しさを 汚 し、すべてかたわらを 通 る 者 に 身 をまかせて、大 いに 姦淫 を 行 っている。
26 あなたはまた、かの 肉欲 的 な 隣 りエジプトの 人々 と 姦淫 を 行 い、大 いに 姦淫 を 行 って、わたしを 怒 らせた。
27 それゆえ、わたしはわたしの 手 をあなたの 上 に 伸 べて、あなたの 賜 わる 分 を 減 らし、あなたの 敵、すなわち、あなたのみだらな 行為 を 恥 じるペリシテびとの 娘 らの 欲 のままに、あなたを 渡 した。
28 あなたは 飽 くことがないので、またアッスリヤの 人々 と 姦淫 を 行 ったが、彼 らと 姦淫 を 行 っても、なお 飽 くことがなかった。
29 あなたはまたカルデヤの 商業 地 と 大 いに 姦淫 を 行 ったが、これと 姦淫 を 行 っても、なお 飽 くことがなかった。
30 主 なる 神 は 言 われる、あなたの 心 はどんなに 恋 いわずらうのか。あなたは、これらすべての 事 を 行 った。これはあつかましい 姦淫 のわざである。
31 あなたは、ちまた、ちまたのつじに 高楼 を 建 て、広場、広場 に 台 を 設 けたが、価 をもらうことをあざけったので、遊女 のようではなかった。
32 自分 の 夫 に 替 えて 他人 と 通 じる 姦婦 よ。
33 人 はすべての 遊女 に 物 を 与 える。しかしあなたはすべての 恋人 に 物 を 与 え、彼 らにまいないして、あなたと 姦淫 するために、四方 からあなたの 所 にこさせる。
34 このようにあなたは 姦淫 を 行 うに 当 って、他 の 女 と 違 っている。すなわち、だれもあなたに 姦淫 をさせたのではない。あなたはかえって 価 を 払 い、相手 はあなたに 払 わない。これがあなたの 違 うところである。
35 それで 遊女 よ、主 の 言葉 を 聞 け。
36 主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがその 恋人 と 姦淫 して、あなたの 恥 じる 所 をあらわし、あなたの 裸 をあらわし、またすべての 偶像 と、あなたが 彼 らにささげたあなたの 子 どもらの 血 のゆえに、
37 見 よ、わたしはあなたと 遊 んだあなたのすべての 恋人、およびすべてあなたが 恋 した 者 と、すべてあなたが 憎 んだ 者 とを 集 め、四方 から 彼 らをあなたの 所 に 集 めて、あなたの 裸 を 彼 らにあらわす。彼 らはあなたの 裸 を、ことごとく 見 る。
38 わたしは 姦淫 を 行 った 女 と、血 を 流 した 女 がさばかれるように、あなたをさばき、憤 りと、ねたみの 血 とを、あなたに 注 ぐ。
39 わたしはあなたを 恋人 の 手 に 渡 す。彼 らはあなたの 高楼 を 倒 し、台 をこわし、あなたの 衣 をはぎ 取 り、あなたの 美 しい 飾 りの 品 を 奪 い、あなたを 衣服 のない 裸 者 にする。
40 彼 らは 民衆 をかり 立 ててあなたを 攻 め、石 であなたを 撃 ち、つるぎであなたを 切 り、
41 火 であなたの 家 を 焼 き、多 くの 女 たちの 前 で、あなたにさばきを 行 う。こうしてわたしはあなたに 淫行 をやめさせ、重 ねて 価 を 払 わせないようにする。
42 そしてあなたに 対 するわが 憤 りをしずめ、わがねたみをあなたから 離 し、わたしは 心 を 安 んじて、再 び 怒 ることをしない。
43 またあなたはその 若 き 日 の 事 を 覚 えず、すべてこれらの 事 をもって、わたしを 怒 らせたから、見 よ、わたしもあなたの 行 うところをあなたのこうべに 報 いると、主 なる 神 は 言 われる。あなたはもろもろの 憎 むべき 事 に 加 えて、このみだらな 事 をおこなったではないか。
44 見 よ、すべてことわざを 用 いる 者 は、あなたについて、『この 母 にしてこの 娘 あり』という、ことわざを 用 いる。
45 あなたは、その 夫 と 子 どもとを 捨 てたあなたの 母 の 娘、またその 夫 と 子 どもとを 捨 てた 姉妹 を 持 っている。あなたの 母 はヘテびと、あなたの 父 はアモリびと、
46 あなたの 姉 はサマリヤ、サマリヤはその 娘 たちと 共 に、あなたの 北 に 住 み、あなたの 妹 はソドムで、その 娘 たちと 共 に、あなたの 南 に 住 んでいる。
47 あなたは 彼 らの 道 を 歩 まず、彼 らの 憎 むべき 事 に 従 っていないが、しばらくすると、あなたのおこないは、彼 らよりもさらに 悪 くなる。
48 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている。あなたの 妹 ソドムとその 娘 たちは、あなたとあなたの 娘 たちがしたほどのことはしなかった。
49 見 よ、あなたの 妹 ソドムの 罪 はこれである。すなわち 彼女 と、その 娘 たちは 高 ぶり、食物 に 飽 き、安泰 に 暮 していたが、彼 らは、乏 しい 者 と 貧 しい 者 を 助 けなかった。
50 彼 らは 高 ぶり、わたしの 前 に 憎 むべき 事 をおこなったので、わたしはそれを 見 た 時、彼 らを 除 いた。
51 サマリヤはあなたの 半分 も 罪 を 犯 さなかった。あなたは 彼 らよりも 多 く 憎 むべき 事 をおこない、あなたのおこなったもろもろの 憎 むべき 事 によって、あなたの 姉妹 を 義 と 見 せかけた。
52 あなたはその 姉妹 を 有利 にさばいたことによって、あなたもまた 自分 のはずかしめを 負 わなければならない。それはあなたが 彼 らよりも、さらに 憎 むべきことをした 罪 によって、彼 らはあなたよりも 義 とされるからである。それであなたも 恥 を 受 け、はずかしめを 負 わなければならない。それはあなたがその 姉妹 を 義 と 見 せかけたからである。
53 わたしは 彼 らの 幸福 をもとに 返 す。すなわちソドムとその 娘 たちの 幸福、サマリヤとその 娘 たちの 幸福、また 彼 らの 中 にいるあなたの 幸福 をもとに 返 す。
54 これはあなたに 自分 のはずかしめを 負 わせるため、またすべてあなたのなした 事 を 恥 じさせるためである。こうしてあなたは 彼 らの 慰 めとなる。
55 あなたの 姉妹 ソドムと、その 娘 たちとは、そのもとの 所 に 帰 り、サマリヤと、その 娘 たちとは、そのもとの 所 に 帰 り、あなたと、あなたの 娘 たちとは、そのもとの 所 に 帰 る。
56 あなたの 高 ぶりの 日 に、あなたの 姉妹 ソドムは、あなたの 口 に、ことわざとなったではなかったか。
57 すなわちあなたの 悪 があらわされた 時 まで、そうではなかったか。しかし 今 はあなたも 彼女 と 同様 に、エドムの 娘 たちと、すべてその 周囲 の 者、および 四方 からあなたをあざけるペリシテの 娘 たちのそしりとなった。
58 あなたはあなたのみだらな 行為 と、あなたの 憎 むべき 事 のとがとを、身 に 負 っていると 主 は 言 われる。
59 主 なる 神 はこう 言 われる、誓 いを 軽 んじ、契約 を 破 ったあなたには、あなたがしたように、わたしもあなたにする。
60 しかしわたしはあなたの 若 き 日 に、あなたと 結 んだ 契約 を 覚 え、永遠 の 契約 をあなたと 立 てる。
61 わたしがあなたの 姉 および 妹 を 受 け、またあなたとの 契約 によらずに、娘 として 彼 らをあなたに 与 える 時、あなたは 自分 のおこないを 思 い 出 して 恥 じる。
62 わたしはあなたと 契約 を 立 て、あなたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
63 こうしてすべてあなたの 行 ったことにつき、わたしがあなたをゆるす 時、あなたはそれを 思 い 出 して 恥 じ、その 恥 のゆえに 重 ねて 口 を 開 くことがないと、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 17
1 時 に 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、イスラエルの 家 になぞをかけ、たとえを 語 って、
3 言 え。主 なる 神 がこう 言 われる、さまざまの 色 の 羽毛 を 多 く 持 ち、大 きな 翼 と、長 い 羽根 とを 持 つ 大 わしがレバノンに 来 て、香柏 のこずえにとまり、
4 その 若 枝 の 頂 を 摘 み 切 り、これを 商業 の 地 に 運 び、商人 の 町 に 置 いた。
5 またその 地 の 種 をとって、これを 肥 えた 土 に 植 えた。すなわち 水 の 多 い 所 にもって 行 って、柳 を 植 えるようにこれを 植 えた。
6 これが 成長 して、たけ 低 く、はびこるぶどうの 木 となり、枝 はわしに 向 かい、根 はわしの 下 にあり、こうしてついにぶどうの 木 となり、枝 を 伸 ばし、葉 を 出 した。
7 ここにまた 大 きな 翼 と、羽毛 の 多 いほかの一 羽 の 大 わしがあった。見 よ、このぶどうの 木 は、潤 いを 得 るために、その 根 をわしに 向 かってまげ、その 枝 をわしに 向 かって 伸 ばした。
8 これが 枝 を 出 し、実 を 結 び、みごとなぶどうの 木 となるために、わしはこれを 植 えた 苗床 から 水 の 多 い 良 い 地 に 移 し 植 えた。
9 あなたは、主 なる 神 がこう 言 われると 言 え、これは 栄 えるであろうか。わしはその 根 を 抜 き、その 枝 を 切 り、その 若葉 を 皆 枯 らさないであろうか。これをその 根 からあげるには、強 い 腕 や 多 くの 民 を 必要 としない。
10 見 よ、それが 移 し 植 えられたら、また 栄 えるであろうか。東風 がこれを 打 つ 時、それは 枯 れてしまわないであろうか。その 育 った 苗床 で 枯 れないであろうか」。
11 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
12 「反逆 の 家 に 言 え。これらがなんであるかをあなたがたは 知 らないのか。彼 らに 言 え、見 よ、バビロンの 王 がエルサレムにきて、その 王 とつかさとを 捕 え、これをバビロンに 引 いて 行 った。
13 また 王 の 子孫 のひとりを 捕 えて、これと 契約 を 結 び、誓 いを 立 てさせ、また 国 のおもだった 人々 を 捕 えて 行 った。
14 これはこの 国 を 卑 しくして、みずから 立 つことができないようにし、その 契約 を 守 ることによって 立 たせるためである。
15 しかし 彼 はバビロンの 王 にそむき、使者 をエジプトに 送 って、馬 と 多 くの 兵 とをそこから 獲 ようとした。彼 は 成功 するだろうか。このようなことをなす 者 は、のがれることができようか。
16 契約 を 破 ってなおのがれることができようか。主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている、必 ず 彼 は 自分 を 王 となした 王 の 住 む 所、彼 が 立 てた 誓 いを 軽 んじ、その 契約 を 破 った 相手 の 王 のいるバビロンで 彼 は 死 ぬ。
17 多 くの 命 を 断 つために 塁 を 築 き、雲梯 を 建 てるとき、パロは 決 して 大 いなる 軍勢 と、多 くの 人 とをもって、彼 を 助 けて 戦 いをしない。
18 彼 は 誓 いを 軽 んじ、契約 を 破 り、その 手 を 与 えて 誓 いながら、なおこれらの 事 をしたゆえ、のがれることはできない。
19 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、わたしは 生 きている、彼 がわたしの 誓 いを 軽 んじ、わたしの 契約 を 破 ったことを、必 ず 彼 のこうべに 報 いる。
20 わたしはわが 網 を 彼 の 上 に 打 ちかけ、彼 をわがわなに 捕 えて、バビロンに 引 いて 行 き、彼 がわたしにむかって 犯 した 反逆 のために、その 所 で 彼 をさばく。
21 彼 のすべての 軍隊 のえり 抜 きの 兵士 は 皆 つるぎに 倒 れ、生 き 残 った 者 は 八方 に 散 らされる。そしてあなたがたは 主 なるわたしが、これを 語 ったことを 知 るようになる」。
22 主 なる 神 はこう 言 われる、「わたしはまた 香柏 の 高 いこずえから 小 枝 をとって、これを 植 え、その 若芽 の 頂 から 柔 かい 芽 を 摘 みとり、これを 高 いすぐれた 山 に 植 える。
23 わたしはイスラエルの 高 い 山 にこれを 植 える。これは 枝 を 出 し、実 を 結 び、みごとな 香柏 となり、その 下 にもろもろの 種類 の 獣 が 住 み、その 枝 の 陰 に 各種 の 鳥 が 巣 をつくる。
24 そして 野 のすべての 木 は、主 なるわたしが 高 い 木 を 低 くし、低 い 木 を 高 くし、緑 の 木 を 枯 らし、枯 れ 木 を 緑 にすることを 知 るようになる。主 であるわたしはこれを 語 り、これをするのである」。
Chapter 18
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「あなたがたがイスラエルの 地 について、このことわざを 用 い、『父 たちが、酢 いぶどうを 食 べたので 子供 たちの 歯 がうく』というのはどんなわけか。
3 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている、あなたがたは 再 びイスラエルでこのことわざを 用 いることはない。
4 見 よ、すべての 魂 はわたしのものである。父 の 魂 も 子 の 魂 もわたしのものである。罪 を 犯 した 魂 は 必 ず 死 ぬ。
5 人 がもし 正 しくあって、公道 と 正義 とを 行 い、
6 山 の 上 で 食事 をせず、また 目 をあげてイスラエルの 家 の 偶像 を 仰 がず、隣 り 人 の 妻 を 犯 さず、汚 れの 時 にある 女 に 近 づかず、
7 だれをもしえたげず、質物 を 返 し、決 して 奪 わず、食物 を 飢 えた 者 に 与 え、裸 の 者 に 衣服 を 着 せ、
8 利息 や 高利 をとって 貸 さず、手 をひいて 悪 を 行 わず、人 と 人 との 間 に 真実 のさばきを 行 い、
9 わたしの 定 めに 歩 み、わたしのおきてを 忠実 に 守 るならば、彼 は 正 しい 人 である。彼 は 必 ず 生 きることができると、主 なる 神 は 言 われる。
10 しかし 彼 が 子 を 生 み、その 子 が 荒 い 者 で、人 の 血 を 流 し、これらの 義務 の一つをも 行 わず、
11 かえって 山 の 上 で 食事 をし、隣 り 人 の 妻 を 犯 し、
12 乏 しい 者 や 貧 しい 者 をしえたげ、物 を 奪 い、質物 を 返 さず、目 をあげて 偶像 を 仰 ぎ、憎 むべき 事 をおこない、
13 利息 や 高利 をとって 貸 すならば、その 子 は 生 きるであろうか。彼 は 生 きることはできない。彼 はこれらの 憎 むべき 事 をしたので、必 ず 死 に、その 血 は 彼 自身 に 帰 する。
14 しかし 彼 が 子 を 生 み、その 子 が 父 の 行 ったすべての 罪 を 見 て、恐 れ、そのようなことを 行 わず、
15 山 の 上 で 食事 せず、目 をあげてイスラエルの 家 の 偶像 を 仰 がず、隣 り 人 の 妻 を 犯 さず、
16 だれをもしえたげず、質物 をひき 留 めず、物 を 奪 わず、かえって 自分 の 食物 を 飢 えた 者 に 与 え、裸 の 者 に 衣服 を 着 せ、
17 その 手 をひいて 悪 を 行 わず、利息 や 高利 をとらず、わたしのおきてを 行 い、わたしの 定 めに 歩 むならば、彼 はその 父 の 悪 のために 死 なず、必 ず 生 きる。
18 しかしその 父 は 人 をかすめ、その 兄弟 の 物 を 奪 い、その 民 の 中 で 良 くない 事 を 行 ったゆえ、見 よ、彼 はその 悪 のために 死 ぬ。
19 しかしあなたがたは、『なぜ、子 は 父 の 悪 を 負 わないのか』と 言 う。子 は 公道 と 正義 とを 行 い、わたしのすべての 定 めを 守 っておこなったので、必 ず 生 きるのである。
20 罪 を 犯 す 魂 は 死 ぬ。子 は 父 の 悪 を 負 わない。父 は 子 の 悪 を 負 わない。義人 の 義 はその 人 に 帰 し、悪人 の 悪 はその 人 に 帰 する。
21 しかし、悪人 がもしその 行 ったもろもろの 罪 を 離 れ、わたしのすべての 定 めを 守 り、公道 と 正義 とを 行 うならば、彼 は 必 ず 生 きる。死 ぬことはない。
22 その 犯 したもろもろのとがは、彼 に 対 して 覚 えられない。彼 はそのなした 正 しい 事 のために 生 きる。
23 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 悪人 の 死 を 好 むであろうか。むしろ 彼 がそのおこないを 離 れて 生 きることを 好 んでいるではないか。
24 しかし 義人 がもしその 義 を 離 れて 悪 を 行 い、悪人 のなすもろもろの 憎 むべき 事 を 行 うならば、生 きるであろうか。彼 が 行 ったもろもろの 正 しい 事 は 覚 えられない。彼 はその 犯 したとがと、その 犯 した 罪 とのために 死 ぬ。
25 しかしあなたがたは、『主 のおこないは 正 しくない』と 言 う。イスラエルの 家 よ、聞 け。わたしのおこないは 正 しくないのか。正 しくないのは、あなたがたのおこないではないか。
26 義人 がその 義 を 離 れて 悪 を 行 い、そのために 死 ぬならば、彼 は 自分 の 行 った 悪 のために 死 ぬのである。
27 しかし 悪人 がその 行 った 悪 を 離 れて、公道 と 正義 とを 行 うならば、彼 は 自分 の 命 を 救 うことができる。
28 彼 は 省 みて、その 犯 したすべてのとがを 離 れたのだから 必 ず 生 きる。死 ぬことはない。
29 しかしイスラエルの 家 は『主 のおこないは 正 しくない』と 言 う。イスラエルの 家 よ、わたしのおこないは、はたして 正 しくないのか。正 しくないのは、あなたがたのおこないではないか。
30 それゆえ、イスラエルの 家 よ、わたしはあなたがたを、おのおのそのおこないに 従 ってさばくと、主 なる 神 は 言 われる。悔 い 改 めて、あなたがたのすべてのとがを 離 れよ。さもないと 悪 はあなたがたを 滅 ぼす。
31 あなたがたがわたしに 対 しておこなったすべてのとがを 捨 て 去 り、新 しい 心 と、新 しい 霊 とを 得 よ。イスラエルの 家 よ、あなたがたはどうして 死 んでよかろうか。
32 わたしは 何人 との 死 をも 喜 ばないのであると、主 なる 神 は 言 われる。それゆえ、あなたがたは 翻 って 生 きよ」。
Chapter 19
1 あなたはイスラエルの 君 たちのために 悲 しみの 歌 をのべて
2 言 え、あなたの 母 はししのうちにあって、どんな 雌 じしであったろう。彼女 は 若 いししのうちに 伏 して 子 じしを 養 った。
3 彼女 は 子 じしの一つを 育 てたが、それは 若 いししとなって、獲物 をとることを 学 び、人 を 食 べた。
4 国々 の 人 は 彼 に 対 して 叫 び 声 をあげ、落 し 穴 でこれを 捕 え、かぎでこれをエジプトの 地 に 引 いて 行 った。
5 雌 じしは 自分 の 思 いが 破 れ、その 望 みを 失 ったのを 見 たので、ほかの 子 じしをとって、これを 若 い 子 じしとした。
6 彼 はししのうちに 行 き 来 し、若 いししとなって、獲物 をとることを 学 び、人 を 食 べた。
7 彼 はその 要害 を 荒 し、その 町々 を 滅 ぼした。そのほえる 声 によって、その 地 とその 中 に 満 ちるものとは 皆 恐 れた。
8 そこで 国々 の 人 は 彼 に 対 して 四方 にわなを 設 け、彼 に 網 を 打 ちかけ、落 し 穴 で 彼 を 捕 えた。
9 彼 らはかぎをもって、これをかごに 入 れ、これをバビロンの 王 のもとに 連 れて 行 き、これをおりの 中 に 入 れて、再 びその 声 をイスラエルの 山々 に 聞 えさせないようにした。
10 あなたの 母 は 水 のほとりに 移 し 植 えられたぶどう 畑 のぶどうの 木 のようで、水 が 多 いために 実 りがよく、枝 がはびこった。
11 その 強 い 幹 は 君 たる 者 のつえとなった。それは 茂 みの 中 に 高 くそびえ、多 くの 枝 をつけて 高 く 見 えた。
12 しかしこのぶどうの 木 は 憤 りによって 抜 かれ、地 に 投 げうたれ、東風 がそれを 枯 らし、その 実 はもぎ 取 られ、その 強 い 幹 は 枯 れて、火 に 焼 き 滅 ぼされた。
13 今 これは 荒野 に、かわいた、水 のない 地 に 移 し 植 えられ、
14 火 がその 幹 から 出 て、その 枝 と 実 とを 滅 ぼしたので、強 い 幹 で、君 たる 者 のつえとなるべきものはそこにない。これが 悲 しみの 言葉、また 悲 しみの 歌 となった。
Chapter 20
1 第 七 年 の五 月 十 日 に、イスラエルの 長老 たちのある 人々 が、主 に 尋 ねるためにきて、わたしの 前 に 座 した。
2 時 に 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
3 「人 の 子 よ、イスラエルの 長老 たちに 告 げて 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたがわたしのもとに 来 たのは、わたしに 何 か 尋 ねるためであるか。主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている、わたしはあなたがたの 尋 ねに 答 えない。
4 あなたは 彼 らをさばこうとするのか。人 の 子 よ、あなたは 彼 らをさばこうとするのか。それなら 彼 らの 先祖 たちのした 憎 むべき 事 を 彼 らに 知 らせ、
5 かつ 彼 らに 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、わたしがイスラエルを 選 び、ヤコブの 家 の 子孫 に 誓 い、エジプトの 地 でわたし 自身 を 彼 らに 知 らせ 彼 らに 誓 って、わたしはあなたがたの 神、主 であると 言 った 日、
6 その 日 にわたしは 彼 らに 誓 って、エジプトの 地 から 彼 らを 導 き 出 し、わたしが 彼 らのために 探 り 求 めた 乳 と 蜜 との 流 れる 地、全 地 の 中 で 最 もすばらしい 所 へ 行 かせると 言 った。
7 わたしは 彼 らに 言 った、あなたがたは、おのおのその 目 を 楽 しませる 憎 むべきものを 捨 てよ。エジプトの 偶像 をもって、その 身 を 汚 すな。わたしはあなたがたの 神、主 であると。
8 ところが 彼 らはわたしにそむき、わたしの 言 うことを 聞 こうともしなかった。彼 らは、おのおのその 目 を 楽 しませた 憎 むべきものを 捨 てず、またエジプトの 偶像 を 捨 てなかった。それで、わたしはエジプトの 地 のうちで、わたしの 憤 りを 彼 らに 注 ぎ、わたしの 怒 りを 彼 らに 漏 らそうと 思 った。
9 しかしわたしはわたしの 名 のために 行動 した。それはエジプトの 地 から 彼 らを 導 き 出 して、周囲 に 住 んでいた 異邦人 たちに、わたしのことを 知 らせ、わたしの 名 が 彼 らの 目 の 前 に、はずかしめられないためである。
10 すなわち、わたしはエジプトの 地 から 彼 らを 導 き 出 して、荒野 に 連 れて 行 き、
11 わたしの 定 めを 彼 らに 授 け、わたしのおきてを 彼 らに 示 した。これは 人 がこれを 行 うことによって 生 きるものである。
12 わたしはまた 彼 らに 安息日 を 与 えて、わたしと 彼 らとの 間 のしるしとした。これは 主 なるわたしが 彼 らを 聖別 したことを、彼 らに 知 らせるためである。
13 しかしイスラエルの 家 は 荒野 でわたしにそむき、わたしの 定 めに 歩 まず、人 がそれを 行 うことによって、生 きることのできるわたしのおきてを 捨 て、大 いにわたしの 安息日 を 汚 した。そこでわたしは 荒野 で、わたしの 憤 りを 彼 らの 上 に 注 ぎ、これを 滅 ぼそうと 思 ったが、
14 わたしはわたしの 名 のために 行動 した。それはわたしが 彼 らを 導 き 出 して 見 せた 異邦人 の 前 に、わたしの 名 が 汚 されないためである。
15 ただし、わたしは 荒野 で 彼 らに 誓 い、わたしが 彼 らに 与 えた 乳 と 蜜 との 流 れる 地、全 地 の 最 もすばらしい 地 に、彼 らを 導 かないと 言 った。
16 これは 彼 らがその 心 に 偶像 を 慕 って、わがおきてを 捨 て、わが 定 めに 歩 まず、わが 安息日 を 汚 したからである。
17 けれどもわたしは 彼 らを 惜 しみ 見 て、彼 らを 滅 ぼさず、荒野 で 彼 らを 絶 やさなかった。
18 わたしはまた 荒野 で 彼 らの 子 どもたちに 言 った、あなたがたの 先祖 の 定 めに 歩 んではならない。そのおきてを 守 ってはならない。その 偶像 をもって、あなたがたの 身 を 汚 してはならない。
19 主 なるわたしはあなたがたの 神 である。わが 定 めに 歩 み、わがおきてを 守 ってこれを 行 い、
20 わが 安息日 を 聖別 せよ。これはわたしとあなたがたとの 間 のしるしとなって、主 なるわたしがあなたがたの 神 であることを、あなたがたに 知 らせるためである。
21 しかしその 子 どもたちはわたしにそむき、わが 定 めに 歩 まず、人 がこれを 行 うことによって、生 きることのできるわたしのおきてを 守 り 行 わず、わが 安息日 を 汚 した。そこでわたしはわが 憤 りを 彼 らの 上 に 注 ぎ、荒野 で 彼 らに 対 し、わが 怒 りを 漏 らそうと 思 った。
22 しかしわたしはわが 手 を 翻 して、わが 名 のために 行動 した。それはわたしが 彼 らを 導 き 出 して 見 せた 異邦人 の 前 に、わたしの 名 が 汚 されないためである。
23 ただしわたしは 荒野 で 彼 らに 誓 い、わたしは 異邦人 の 間 に 彼 らを 散 らし、国々 の 中 に 彼 らをふりまくと 言 った。
24 これは 彼 らがわがおきてを 行 わず、わが 定 めを 捨 て、わが 安息日 を 汚 し、彼 らの 目 にその 先祖 の 偶像 を 慕 ったからである。
25 またわたしは 彼 らに 良 くない 定 めと、それによって 生 きることのできないおきてとを 与 え、
26 そして、彼 らのういごに 火 の 中 を 通 らせるその 供 え 物 によって、彼 らを 汚 し、彼 らを 恐 れさせた。わたしがこれを 行 ったのは、わたしが 主 であることを、彼 らに 知 らせるためである。
27 それゆえ 人 の 子 よ、イスラエルの 家 に 告 げて 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたの 先祖 はまた、不信 の 罪 を 犯 してわたしを 汚 した。
28 わたしが 彼 らに 与 えようと 誓 った 地 に、彼 らを 導 き 入 れた 時、彼 らはすべての 高 い 丘 と、すべての 茂 った 木 とを 見 て、その 所 で 犠牲 をささげ、忌 むべき 供 え 物 をささげ、またこうばしいかおりをその 所 に 上 らせ、その 所 に 灌祭 を 注 いだ。
29 (わたしは 彼 らに 言 った、あなたがたが 通 うその 高 き 所 はなんであるか。それでその 名 は 今日 までバマととなえられている。)
30 それゆえ、イスラエルの 家 に 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたは、その 先祖 のおこないに 従 って、その 身 を 汚 し、その 憎 むべきものを 慕 うのか。
31 あなたがたは、その 供 え 物 をささげ、その 子 供 に 火 の 中 を 通 らせて、今日 まですべての 偶像 をもって、その 身 を 汚 すのである。イスラエルの 家 よ、わたしは、なおあなたがたに 尋 ねられるべきであろうか。わたしは 生 きている。わたしは 決 してあなたがたに 尋 ねられるはずはないと、主 なる 神 は 言 われる。
32 あなたがたの 心 にあること、すなわち『われわれは 異邦人 のようになり、国々 のもろもろのやからのようになって、木 や 石 を 拝 もう』との 考 えは 決 して 成就 しない。
33 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている、わたしは 必 ず 強 い 手 と 伸 べた 腕 と 注 がれた 憤 りとをもって、あなたがたを 治 める。
34 わたしはわが 強 い 手 と 伸 べた 腕 と 注 がれた 憤 りとをもって、あなたがたをもろもろの 民 の 中 から 導 き 出 し、その 散 らされた 国々 から 集 め、
35 もろもろの 民 の 荒野 に 導 き 入 れ、その 所 で 顔 と 顔 とを 合 わせて、あなたがたをさばく。
36 すなわち、エジプトの 地 の 荒野 で、あなたがたの 先祖 をさばいたように、わたしはあなたがたをさばくと、主 なる 神 は 言 われる。
37 わたしはあなたがたに、むちの 下 を 通 らせ、数 えてはいらせ、
38 あなたがたのうちから、従 わぬ 者 と、わたしにそむいた 者 とを 分 かち、その 寄留 した 地 から、彼 らを 導 き 出 す。しかし 彼 らはイスラエルの 地 に 入 ることはできない。こうしてあなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
39 それで、イスラエルの 家 よ、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたはわたしに 聞 かないなら、今 も 後 も、おのおのその 偶像 に 行 って 仕 えるがよい。しかし 再 び 供 え 物 と 偶像 とをもって、わたしの 聖 なる 名 を 汚 してはならない。
40 主 なる 神 は 言 われる、わたしの 聖 なる 山、イスラエルの 高 い 山 の 上 で、イスラエルの 全家 はその 地 で、ことごとくわたしに 仕 える。その 所 でわたしは 喜 んで 彼 らを 受 けいれ、あなたがたのささげ 物 と 最上 の 供 え 物 とを、その 聖 なるささげ 物 と 共 に 求 める。
41 わたしがあなたがたをもろもろの 民 の 中 から 導 き 出 し、かつてあなたがたを 散 らした 国々 から 集 める 時、こうばしいかおりとして、あなたがたを 喜 んで 受 けいれる。そしてわたしは 異邦人 の 前 で、あなたがたの 中 に、わたしの 聖 なることをあらわす。
42 こうしてわたしがあなたがたを、イスラエルの 地、すなわちあなたがたの 先祖 たちに 与 えると 誓 った 地 に、はいらせる 時、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
43 またその 所 であなたがたは、その 身 を 汚 したあなたがたのおこないと、すべてのわざとを 思 い 出 し、みずから 行 ったすべての 悪事 のために、自分 を 忌 みきらうようになる。
44 イスラエルの 家 よ、わたしがあなたがたの 悪 しきおこないによらず、またその 腐 れたわざによらず、わたしの 名 のために、あなたがたを 扱 う 時、あなたがたはわたしが 主 であることを 知 るのであると、主 なる 神 は 言 われる」。
45 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
46 「人 の 子 よ、顔 を 南 に 向 け、南 に 向 かって 語 り、ネゲブの 森 の 地 に 対 して 預言 せよ。
47 すなわちネゲブの 森 に 言 え、主 の 言葉 を 聞 け、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはあなたのうちに 火 を 燃 やす。その 火 はあなたのうちのすべての 青木 と、すべての 枯 れ 木 を 焼 き 滅 ぼし、その 燃 える 炎 は 消 されることがなく、南 から 北 まで、すべての 地 のおもては、これがために 焼 ける。
48 すべて 肉 なる 者 は、主 なるわたしがこれを 焼 いたことを 見 る。その 火 は 消 されない」。
49 そこでわたしは 言 った、「ああ 主 なる 神 よ、彼 らはわたしについてこう 語 っています、『彼 はたとえをもって 語 る 者 ではないか』と」。
Chapter 21
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、あなたの 顔 をエルサレムに 向 け、あなたの 言葉 を 聖所 に 向 けてのべ、イスラエルの 地 に 向 かって 預言 し、
3 イスラエルの 地 に 言 え。主 はこう 言 われる、見 よ、わたしはあなたを 攻 め、わたしのつるぎをさやから 抜 き、あなたのうちから、正 しい 者 も 悪 しき 者 をも 断 ってしまう。
4 わたしがあなたのうちから、正 しい 者 も 悪 しき 者 をも 断 つゆえに、わたしのつるぎはさやから 抜 け 出 て、南 から 北 までのすべての 肉 なる 者 を 攻 める。
5 すべて 肉 なる 者 は、主 なるわたしが、そのつるぎをさやから 抜 き 放 ったことを 知 る。このつるぎは 再 びさやに 納 められない。
6 それゆえ、人 の 子 よ、嘆 け、心 砕 けるまでに 嘆 き、彼 らの 目 の 前 でいたく 嘆 け。
7 人 があなたに 向 かって、『なぜ 嘆 くのか』と 言 うなら、『この 知 らせのためである。それが 来 れば 人 の 心 はみな 溶 け、手 はみななえ、霊 はみな 弱 り、ひざはみな 水 のようになる。見 よ、それは 来 る、必 ず 成就 する』と 言 え」と 主 なる 神 は 言 われる。
8 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
9 「人 の 子 よ、預言 して 言 え、主 はこう 言 われる、つるぎがある、とぎ、かつ、みがいたつるぎがある。
10 殺 すためにといであり、いなずまのようにきらめくためにみがいてある。わたしたちは 喜 ぶことができるか。わが 子 よ、あなたはつえと、すべて 木 で 作 ったものとを 軽 んじた。
11 このつるぎは 手 にとるために、とがれ、殺 す 者 の 手 に 渡 すために、とがれみがかれるのである。
12 人 の 子 よ、叫 び 嘆 け、このことはわが 民 に 臨 み、イスラエルのすべての 君 たちに 臨 むからである。彼 らはわが 民 と 共 につるぎにわたされる。それゆえ、あなたのももを 打 て。
13 これはためしにすることではない。もしあなたが、つえをあざけったら、どういうことになろうか」と 主 なる 神 は 言 われる。
14 「それゆえ、人 の 子 よ、あなたは 預言 し、手 を 打 ちならせ。つるぎを二 度 も三 度 も 臨 ませよ。これは 人 を 殺 すつるぎ、大 いに 殺 すつるぎであって、彼 らを 囲 むものである。
15 これがために 彼 らの 心 は 溶 け、多 くの 者 がすべての 門 に 倒 れる。わたしはひらめくつるぎを 彼 らに 送 る。ああ、これはいなずまのようになり、人 を 殺 すためにみがかれている。
16 あなたの 刃 の 向 かうところで、右 に 左 になぎ 倒 せ。
17 わたしもまた、わたしの 手 を 打 ちならし、わたしの 怒 りをしずめると、主 なるわたしは 言 った」。
18 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
19 「人 の 子 よ、バビロンの 王 のつるぎが 来 るために、二つの 道 を 備 えよ。この二つの 道 は一つの 国 から 出 ている。あなたは 道 しるべを 作 り、これを 町 に 向 かう 道 のはじめに 置 け。
20 あなたはまたアンモンの 人々 のラバと、ユダと、堅固 な 城 の 町 エルサレムとにつるぎの 来 る 道 を 設 けよ。
21 バビロンの 王 は 道 の 分 れ 目、二つの 道 のはじめに 立 って 占 いをし、矢 をふり、テラピムに 問 い、肝 を 見 る。
22 彼 の 右 にエルサレムのために 占 いが 出 る。すなわち 口 を 開 いて 叫 び、声 をあげ、ときを 作 り、門 に 向 かって 城 くずしを 設 け、塁 を 築 き、雲悌 を 建 てよと 言 う。
23 しかしこれは 彼 らの 目 には 偽 りの 占 いと 思 われ、彼 らは 堅 き 誓 いをなした。しかし 彼 は、彼 らを 捕 えることによって、罪 を 思 い 出 させる。
24 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたの 罪 は 覚 えられ、その 反逆 は 現 れ、その 罪 はすべてのわざに 現 れる。このようにあなたがたは、すでに 覚 えられているから、彼 らの 手 に 捕 えられる。
25 汚 れた 悪人 であるイスラエルの 君 よ、あなたの 終 りの 刑罰 の 時 であるその 日 が 来 る。
26 主 なる 神 はこう 言 われる、かぶり 物 を 脱 ぎ、冠 を 取 り 離 せ。すべてのものは、そのままには 残 らない。卑 しい 者 は 高 くされ、高 い 者 は 卑 しくされる。
27 ああ 破滅、破滅、破滅、わたしはこれをこさせる。わたしが 与 える 権威 をもつ 者 が 来 る 時 まで、その 跡形 さえも 残 らない。
28 人 の 子 よ、預言 して 言 え。主 なる 神 はアンモンの 人々 と、そのあざけりについて、こう 言 われる、つるぎがある。このつるぎは 殺 すために 抜 かれ、いなずまのようにひかりきらめくようにとがれている。
29 彼 らがあなたに 偽 りの 幻 を 示 し、偽 りを 占 ったゆえ、これは 殺 さるべき 悪 しき 者 の 首 の 上 に 置 かれる。彼 らの 終 りの 刑罰 の 時 であるその 日 がきている。
30 これをさやに 納 めよ、わたしはあなたの 造 られた 所、あなたの 生 れた 地 であなたをさばく。
31 わたしの 怒 りをあなたに 注 ぎ、わたしの 憤 りの 火 をあなたに 向 けて 燃 やし、滅 ぼすことに 巧 みな 残忍 な 人 の 手 にあなたを 渡 す。
32 あなたは 火 のための、たきぎとなり、あなたの 血 は 国 の 中 に 流 され、覚 えられることはない、主 なるわたしが 言 う」。
Chapter 22
1 また 主 の 言葉 がわたしに 臨 んで 言 った、
2 「人 の 子 よ、あなたはさばくのか。血 を 流 すこの 町 をさばくのか。それならこの 町 にそのもろもろの 憎 むべき 事 を 示 して、
3 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、自分 のうちに 血 を 流 して、その 刑罰 の 時 をまねき、偶像 を 造 ってその 身 を 汚 す 町 よ、
4 あなたはその 流 した 血 によって 罪 を 得、その 造 った 偶像 によって 汚 れ、あなたの 日 を 近 づかせ、あなたの 年 の 定 めの 時 はきた。それゆえわたしはあなたをもろもろの 国民 のあざけりとなし、万国 の 物笑 いとする。
5 あなたに 近 い 者 も、遠 い 者 も、汚 れと、混乱 に 満 ちているあなたをあざける。
6 見 よ、あなたのうちのイスラエルの 君 たちは、おのおのその 力 にしたがって、血 を 流 そうとしている。
7 父母 はあなたのうちで 卑 しめられ、寄留者 はあなたのうちで 虐待 をうけ、みなしごと、やもめとはあなたのうちで 悩 まされている。
8 あなたはわたしの 聖 なるものを 卑 しめ、わたしの 安息日 を 汚 した。
9 人 をののしって 血 を 流 そうとする 者 は、あなたのうちにおり、人々 はあなたのうちで、山 の 上 で 食事 をし、あなたのうちで、みだらなおこないをし、
10 あなたのうちで、父 の 裸 を 現 し、あなたのうちで、汚 れのうちにある 女 を 犯 す。
11 またあなたのうちに、その 隣 の 妻 と 憎 むべき 事 を 行 う 者 があり、淫行 をもって、その 嫁 を 汚 す 者 があり、自分 の 父 の 娘 である 自分 の 姉妹 を 犯 す 者 があり、
12 また 血 を 流 そうとして、あなたのうちで、まいないを 取 る 者 がある。あなたは 利息 と 高利 とを 取 り、しえたげによって、あなたの 隣 り 人 のものをかすめ、そしてわたしを 忘 れてしまったと、主 なる 神 は 言 われる。
13 それゆえ 見 よ、あなたが 得 た 不正 の 利 の 事、およびあなたのうちにある 流血 の 事 に 対 して、わたしは 手 を 打 ちならす。
14 わたしがあなたを 攻 める 日 には、あなたの 勇気 は、これに 耐 え 得 ようか。またあなたの 手 は 強 くあり 得 ようか。主 なるわたしはこれを 宣言 し、これをなす。
15 わたしはあなたを、もろもろの 国民 のうちに 散 らし、国々 の 間 にまき、そしてあなたから 汚 れを 除 く。
16 わたしはあなたによって、もろもろの 国民 の 前 に 汚 される。そしてあなたはわたしが 主 であることを 知 る」。
17 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
18 「人 の 子 よ、イスラエルの 家 はわたしに 対 して、かなかすとなった。彼 らはすべて 炉 の 中 の 銀、青銅、すず、鉄、鉛 のかなかすとなった。
19 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたは 皆 かなかすとなったゆえ、見 よ、わたしはあなたがたをエルサレムの 中 に 集 める。
20 人 が 銀、青銅、鉄、鉛、すずなどを 炉 の 中 に 集 め、これに 火 を 吹 きかけて 溶 かすように、わたしは 怒 りと 憤 りとをもって、あなたがたを 集 め 入 れて 溶 かす。
21 すなわち、わたしはあなたがたを 集 め、わたしの 怒 りの 火 を、あなたがたに 吹 きかける。あなたがたはその 中 で 溶 ける。
22 銀 が 炉 の 中 で 溶 けるように、あなたがたもその 中 で 溶 ける。そしてあなたがたは 主 なるわたしが、あなたがたの 上 に、わたしの 怒 りを 注 いだことを 知 るようになる」。
23 主 の 言葉 がまたわたしに 臨 んだ、
24 「人 の 子 よ、これに 言 え、あなたは 怒 りの 日 に 清 められず、また 雨 の 降 らない 地 である。
25 その 中 の 君 たちは、獲物 を 裂 くほえるししのような 者 で、彼 らは 人々 を 滅 ぼし、宝 と 尊 い 物 とを 取 り、そのうちに、やもめの 数 をふやす。
26 その 祭司 たちはわが 律法 を 犯 し、聖 なる 物 を 汚 した。彼 らは 聖 なる 物 と 汚 れた 物 とを 区別 せず、清 くない 物 と 清 い 物 との 違 いを 教 えず、わが 安息日 を 無視 し、こうしてわたしは 彼 らの 間 に 汚 されている。
27 その 中 にいる 君 たちは、獲物 を 裂 くおおかみのようで、血 を 流 し、不正 の 利 を 得 るために 人々 を 滅 ぼす。
28 その 預言者 たちは、水 しっくいでこれを 塗 り、偽 りの 幻 を 見、彼 らに 偽 りを 占 い、主 が 語 らないのに『主 なる 神 はこう 言 われる』と 言 う。
29 国 の 民 はしえたげを 行 い、奪 うことをなし、乏 しい 者 と 貧 しい 者 とをかすめ、不法 に 他国 人 をしえたぐ。
30 わたしは、国 のために 石 がきを 築 き、わたしの 前 にあって、破 れ 口 に 立 ち、わたしにこれを 滅 ぼさせないようにする 者 を、彼 らのうちに 尋 ねたが 得 られなかった。
31 それゆえ、わたしはわが 怒 りを 彼 らの 上 に 注 ぎ、わが 憤 りの 火 をもって 彼 らを 滅 ぼし、彼 らのおこないを、そのこうべに 報 いたと、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 23
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、ここにふたりの 女 があった。ひとりの 母 の 娘 である。
3 彼 らはエジプトで 淫行 をした。彼 らは 若 い 時 に 淫行 をした。すなわちその 所 で 彼 らの 胸 は 押 され、その 処女 の 乳 ぶさはいじられた。
4 彼 らの 名 は 姉 はアホラ、妹 はアホリバである。彼 らはわたしのものとなって、むすこ 娘 たちを 産 んだ。その 本名 はアホラはサマリヤ、アホリバはエルサレムである。
5 アホラはわたしのものである 間 に 淫行 をなし、その 恋人 なるアッスリヤびとにこがれた。
6 すなわち 紫 の 衣 をきた 軍人、長官、司令 官、すべて 好 ましい 若者、馬 に 乗 る 者 たちである。
7 彼女 は 彼 らに 淫行 を 供 えた。彼 らはすべてアッスリヤのえり 抜 きの 人々 である。彼女 はまた、そのこがれたすべての 者 のもろもろの 偶像 をもって、おのれを 汚 した。
8 彼女 はエジプトの 日 からおこなっていた、その 淫行 を 捨 てなかった。それは 彼女 の 若 い 時 に、彼 らが 彼女 と 寝、その 処女 の 乳 ぶさをいじり、その 情欲 を 彼女 の 上 に 注 いだからである。
9 それゆえ、わたしは 彼女 をその 恋人 の 手 に 渡 し、そのこがれたアッスリヤの 人々 の 手 に 渡 した。
10 彼 らは 彼女 の 裸 を 現 し、そのむすこ 娘 たちを 奪 い、つるぎをもって 彼女 を 殺 した。こうして 彼女 に 対 するさばきが 行 われたとき、彼女 は 女 たちの 間 の 語 り 草 となった。
11 その 妹 アホリバはこれを 見 て、姉 よりも 情欲 をほしいままにし、姉 の 淫行 よりも 多 く 淫行 をなし、
12 アッスリヤの 人々 に 恋 こがれた。長官、司令 官、盛装 した 軍人、馬 に 乗 る 者 たちで、すべて 好 ましい 若者 たちである。
13 わたしは 彼女 が 身 を 汚 したのを 見 た。彼 らは 共 に一つの 道 をたどったが、
14 彼女 はさらにその 淫行 を 続 け、壁 に 描 いた 人々 を 見 た。すなわち 朱 で 描 いたカルデヤびとの 像 で、
15 腰 には 帯 を 結 び、頭 にはたれさがったずきんをいただいていた。これらはみな 官吏 のような 姿 で、その 生 れた 国 カルデヤのバビロン 人 に 似 ていた。
16 彼女 はこれらを 見 て、これに 恋 こがれ、使者 をカルデヤの 彼 らのもとに 送 った。
17 そこでバビロンの 人々 は 彼女 のもとに 来 て、恋 の 床 につき、情欲 をもって 彼女 を 汚 したが、彼女 は 彼 らに 汚 されるにおよんで、その 心 は 彼 らから 離 れた。
18 彼女 がその 淫行 を 公然 と 続 け、その 裸 をさらしたので、わたしの 心 は 彼女 から 離 れた。これはあたかもわたしの 心 が、彼女 の 姉 から 離 れたと 同様 である。
19 しかし 彼女 はなおエジプトの 地 で 姦淫 をしたその 若 き 日 を 覚 えて、その 淫行 を 続 け、
20 その 情夫 たちに 恋 こがれた。その 人 の 肉 は、ろばの 肉 のごとく、その 精 は 馬 の 精 のようであった。
21 このようにあなたは、かのエジプトびとが、あなたの 胸 に 手 をつけ、あなたの 若 い 乳 ぶさをおさえた 時 の、若 い 時 の 淫行 を 慕 っている」。
22 それゆえ、アホリバよ、主 なる 神 はこう 言 われる、「見 よ、わたしは、あなたの 心 がすでに 離 れたあなたの 恋人 らを 起 して、あなたを 攻 めさせ、彼 らに 四方 から 来 てあなたを 攻 めさせる。
23 すなわちバビロンの 人々 およびカルデヤのすべての 人々、ペコデ、ショア、コア、アッスリヤのすべての 人々、好 ましい 若者、長官、司令 官、官吏、軍人 など、すべて 馬 に 乗 る 者 たちである。
24 彼 らは 戦車、貨車、および 多 くの 民 を 率 いて、北 からあなたに 攻 めて 来 る。大盾、小盾、かぶとを 備 えて、四方 からあなたに 攻 めかかる。わたしが 彼 らにさばきをゆだねるゆえ、彼 らは、そのおきてに 従 って、あなたをさばく。
25 わたしはあなたに 向 かってわたしの 憤 りを 起 すゆえ、彼 らは 怒 りをもってあなたを 扱 い、あなたの 鼻 と 耳 とを 切 り 落 し、そして 残 りの 者 はつるぎに 倒 れる。彼 らはあなたのむすこ 娘 たちを 奪 い、生 き 残 った 者 を 火 で 焼 く。
26 彼 らはまたあなたの 衣服 をはぎ 取 り、あなたの 美 しい 飾 りを 取 り 去 る。
27 こうしてわたしはあなたの 淫乱 と、エジプトの 地 から 持 って 来 た 淫行 とを 取 り 除 き、重 ねてあなたの 目 を、エジプトびとに 向 けて 上 げさせず、彼 らの 事 を 思 わないようにする。
28 主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはあなたの 憎 む 者 の 手、あなたの 心 の 離 れた 者 の 手 にあなたを 渡 す。
29 彼 らは 憎 しみをもってあなたを 扱 い、あなたの 所得 をことごとく 取 り 去 り、あなたを 赤 はだかにし、あなたの 淫行 の 裸 を 現 す。あなたの 淫乱 と 淫行 とのゆえに、
30 すなわち、あなたが 異邦人 を 慕 って 姦淫 を 行 い、彼 らの 偶像 をもって 身 を 汚 したゆえに、これらのことがあなたに 臨 むのだ。
31 あなたはその 姉 の 道 を 歩 んだので、わたしも 彼女 の 杯 をあなたにわたす。
32 主 なる 神 はこう 言 われる、あなたは 姉 の 深 い、大 きな 杯 を 飲 み、笑 い 物 となり、あざけりとなる、この 杯 にはそれらが 多 くこもっている。
33 あなたは 酔 いと 憂 いとに 満 たされる。驚 きと 滅 びの 杯、これがあなたの 姉 サマリヤの 杯 である。
34 あなたはこれを 飲 みこれをかたむけ、あなたの 髪 の 毛 をひきむしり、あなたの 乳 ぶさをかきさく。わたしがこれを 言 うと、主 なる 神 は 言 われる。
35 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたはわたしを 忘 れ、わたしをあなたのうしろに 捨 て 去 ったゆえ、あなたは 自分 の 淫乱 と 淫行 との 罪 を 負 わねばならぬ」。
36 主 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、あなたはアホラとアホリバをさばくのか。それならば 彼 らにその 憎 むべき 事 を 告 げよ。
37 彼 らは 姦淫 を 行 い、血 が 彼 らの 手 の 上 にある。彼 らはその 偶像 と 姦淫 を 行 い、またわたしに 産 んだ 子 らを、食物 のために 彼 らにささげた。
38 さらに 彼 らは、わたしに 対 してこのようにした。すなわち、彼 らは 同 じ 日 にわたしの 聖所 を 汚 し、わたしの 安息日 を 犯 した。
39 彼 らはその 子 らを、偶像 にささげるためにほふった 同 じ 日 に、わたしの 聖所 にきて、これを 汚 した。見 よ、彼 らがわたしの 家 の 中 でしたことはこれである。
40 さらに 彼 らは 使者 をやって、遠 くから 来 るように 人々 を 招 いた。見 よ、彼 らはきた。あなたは、この 人々 のために 身 を 洗 い、目 を 描 き、飾 り 物 を 身 につけ、
41 尊 い 床 に 座 し、食卓 をその 前 に 設 け、わたしの 香 と、わたしの 油 とを、その 上 に 供 えた。
42 こうして、のんきな 群衆 の 声 は 彼女 と 共 にあり、また、荒野 から 連 れて 来 た 通 りがかりの 酔 いどれも、彼 らと 共 にいた。彼 らは 女 たちの 手 に 腕輪 をはめさせ、頭 に 美 しい 冠 をいただかせた。
43 そこでわたしは 言 った、彼女 と 姦淫 を 行 う 時、人々 は 姦淫 を 犯 さないであろうか。
44 人 が 遊女 の 所 にはいるように、彼 らは 彼女 の 所 にはいった。こうして 彼 らは 姦淫 を 行 うために、アホラおよびアホリバの 所 にはいった。
45 しかし 正 しい 人々 は 淫婦 のさばきと、血 を 流 した 女 のさばきとをもって、彼 らをさばく。それは 彼 らが 淫婦 であって、その 手 に 血 があるからである」。
46 主 なる 神 はこう 言 われる、「わたしは 軍隊 を 彼 らに 向 かって 攻 め 上 らせ、彼 らを 恐 れと 略奪 とに 渡 す。
47 軍隊 は 彼 らを 石 で 打 ち、つるぎで 切 り、そのむすこ 娘 たちを 殺 し、火 でその 家 を 焼 く。
48 こうしてわたしはこの 地 に 淫乱 を 絶 やす。すべての 女 はみずからいましめて、あなたがたがしたような 淫乱 を 行 わない。
49 あなたがたの 淫乱 の 報 いは、あなたがたの 上 にくだり、あなたがたはその 偶像 礼拝 の 罪 を 負 い、そしてわたしが 主 なる 神 であることを 知 るようになる」。
Chapter 24
1 第 九 年 の十 月 十 日 に、主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、あなたはこの 日 すなわち 今日 の 名 を 書 きしるせ。バビロンの 王 は、この 日 エルサレムを 包囲 した。
3 あなたはこの 反逆 の 家 にたとえを 語 って 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、かますをすえ、これをすえて、水 をくみ 入 れよ。
4 その 中 に 肉 の 切 れを 入 れよ、すべて 良 い 肉 の 切 れ、すなわち、ももと 肩 の 肉 をこれに 入 れよ。良 い 骨 をこれに 満 たせ。
5 羊 の 最 も 良 いものを 取 れ。かまの 下 にまきを 積 み、その 肉 を 煮 たぎらせ、またその 中 の 骨 を 煮 よ。
6 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、わざわいなるかな、流血 の 町、さびているかま。そのさびはこれを 離 れない。肉 をひとつびとつ 無差別 に 取 り 出 せ。
7 その 流 した 血 はまだその 中 にある。彼女 はこれを 裸 岩 の 上 に 流 し、土 でこれをおおうために、地面 には 注 がなかった。
8 これは、わたしの 怒 りをつのらせ、あだを 返 すために、その 流 した 血 がおおわれないように、裸 岩 の 上 に 流 したのである。
9 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、わざわいなるかな、流血 の 町。わたしもまた、まきをさらに 積 み 重 ねる。
10 まきを 積 み 重 ね、火 を 燃 やし、肉 をよく 煮 て、煮 つくし、骨 を 焼 け。
11 そしてかまを 熱 くするため、それをからにして 炭火 の 上 に 置 き、その 銅 を 焼 いて、汚 れをその 中 に 溶 かし、そのさびを 去 れ。
12 しかしわたしのほねおりは、むだであった。その 多 くのさびは 火 によって 消 えない。
13 そのさびとは、あなたの 不潔 な 淫行 である。わたしはあなたを 清 めようとしたが、あなたはあなたの 不潔 から 清 められようとしないから、わたしの 怒 りをあなたに 漏 らし 尽 すまでは、あなたは 汚 れから 清 まることはない。
14 主 なるわたしはこれを 言 った。そしてこれは 必 ず 成 る。わたしはこれをなす。わたしはやめない、惜 しまない、悔 いない。あなたのおこないにより、あなたのわざによって、あなたをさばくと、主 なる 神 は 言 われる」。
15 また 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
16 「人 の 子 よ、見 よ、わたしは、にわかにあなたの 目 の 喜 ぶ 者 を 取 り 去 る。嘆 いてはならない。泣 いてはならない。涙 を 流 してはならない。
17 声 をたてずに 嘆 け。死人 のために 嘆 き 悲 しむな。ずきんをかぶり、足 にくつをはけ。口 をおおうな。嘆 きのパンを 食 べるな」。
18 朝 のうちに、わたしは 人々 に 語 ったが、夕 べには、わたしの 妻 は 死 んだ。翌朝 わたしは 命 じられたようにした。
19 人々 はわたしに 言 った、「あなたがするこの 事 は、われわれになんの 関係 があるのか、それをわれわれに 告 げてはくれまいか」。
20 わたしは 彼 らに 言 った、「主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
21 『イスラエルの 家 に 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはあなたがたの 力 の 誇、目 の 喜 び、心 の 望 みであるわが 聖所 を 汚 す。あなたがたが 残 すむすこ 娘 たちは、つるぎに 倒 れる。
22 あなたがたもわたしがしたようにし、口 をおおわず、嘆 きのパンを 食 べず、
23 頭 にずきんをかぶり、足 にくつをはき、嘆 かず、泣 かず、その 罪 の 中 にやせ 衰 えて、互 にうめくようになる。
24 このようにエゼキエルはあなたがたのためにしるしとなる。彼 がしたようにあなたがたもせよ。この 事 が 成 る 時、あなたがたはわたしが 主 なる 神 であることを 知 るようになる』。
25 人 の 子 よ、わたしが、彼 らのとりで、彼 らの 喜 びと 栄 え、彼 らの 目 の 喜 びであり、その 心 の 望 みであるもの、また 彼 らのむすこ 娘 たちを 取 り 去 る 日、
26 その 日 に 難 をのがれて 来 る 者 が、あなたのもとにきて、あなたに 事 を 告 げる。
27 その 日 あなたは、そののがれてきた 者 に 向 かって 口 を 開 き、語 り、もはや 沈黙 しない。こうしてあなたは 彼 らのためにしるしとなり、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る」。
Chapter 25
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、あなたの 顔 をアンモンの 人々 に 向 け、これに 向 かって 預言 し、
3 アンモンの 人々 に 言 え。主 なる 神 の 言葉 を 聞 け。主 なる 神 はこう 言 われる、あなたはわが 聖所 の 汚 された 時、またイスラエルの 地 の 荒 された 時、またユダの 家 が 捕 え 移 された 時、ああ、それはよい 気味 であると 言 った。
4 それゆえ、わたしはあなたを、東 の 人々 に 渡 して 彼 らの 所有 とする。彼 らはあなたのうちに 陣営 を 設 け、あなたのうちに 住居 を 造 り、あなたのくだものを 食 べ、あなたの 乳 を 飲 む。
5 わたしはラバを、らくだを 飼 う 所 とし、アンモンびとの 町々 を、羊 の 伏 す 所 とする。そしてあなたがたは、わたしが 主 であることを 知 るようになる。
6 主 なる 神 はこう 言 われる、あなたはイスラエルの 地 に 向 かって 手 をうち、足 を 踏 み、心 に 悪意 を 満 たして 喜 んだ。
7 それゆえ、見 よ、わたしはわが 手 をあなたに 向 けて 伸 べ、あなたを、もろもろの 国民 に 渡 して 略奪 にあわせ、あなたを、もろもろの 民 の 中 から 断 ち、諸国 の 中 から 滅 ぼし 絶 やす。そしてあなたは、わたしが 主 であることを 知 るようになる。
8 主 なる 神 はわたしにこう 言 われる、モアブは 言 った、見 よ、ユダの 家 は、他 のすべての 国民 と 同様 であると。
9 それゆえ、わたしはモアブの 境界 の 町々、すなわち 国 の 栄 えであるベテエシモテ、バアルメオン、キリアタイムの 横腹 を 開 き、
10 これをアンモンの 人々 と 共 に、東方 の 人々 に 与 えて、その 所有 とし、モアブの 人々 をもろもろの 国民 の 中 に 記憶 させない。
11 わたしはモアブの 上 にさばきを 行 う。そのとき、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。
12 主 なる 神 はこう 言 われる、エドムは 恨 みをふくんでユダの 家 に 敵対 し、これに 恨 みを 返 して、はなはだしく 罪 を 犯 した。
13 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、わたしはエドムの 上 に 手 を 伸 べて、その 中 から 人 と 獣 とを 断 ち、これを 荒 れ 地 とする。テマンからデダンまで 人々 はつるぎに 倒 れる。
14 わたしはわが 民 イスラエルの 手 をもって、エドムにわがあだを 報 いる。彼 らがわが 怒 り、わが 憤 りに 従 ってエドムに 行 う 時、エドムの 人々 は、わたしがあだを 返 すことを 知 るようになると、主 なる 神 は 言 われる。
15 主 なる 神 はこう 言 われる、ペリシテびとは 恨 みをふくんで 行動 し、心 に 悪意 をもってあだを 返 し、深 い 敵意 をもって、滅 ぼすことをした。
16 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしは 手 をペリシテびとの 上 に 伸 べ、ケレテびとを 断 ち、海 べの 残 りの 者 を 滅 ぼす。
17 わたしは 怒 りに 満 ちた 懲罰 をもって、大 いなる 復讐 を 彼 らになす。わたしが 彼 らにあだを 返 す 時、彼 らはわたしが 主 であることを 知 るようになる」。
Chapter 26
1 第 十一 年 の 第 一 日 に 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、ツロはエルサレムについて 言 った、『ああ、それはよい 気味 である。もろもろの 民 の 門 は 破 れて、わたしに 開 かれた。わたしは 豊 かになり、彼 は 破 れはてた』と。
3 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、ツロよ、わたしはあなたを 攻 め、海 がその 波 を 起 すように、わたしは 多 くの 国民 を、あなたに 攻 めこさせる。
4 彼 らはツロの 城壁 をこわし、そのやぐらを 倒 す。わたしはその 土 を 払 い 去 って、裸 の 岩 にする。
5 ツロは 海 の 中 にあって、網 をはる 場所 になる。これはわたしが 言 ったのであると、主 なる 神 は 言 われる。ツロは、もろもろの 民 にかすめられ、
6 その 本土 におる 娘 たちは、つるぎで 殺 される。そして 彼 らは、わたしが 主 であることを 知 るようになる。
7 主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしは 王 の 王 なるバビロンの 王 ネブカデレザルに、馬、戦車、騎兵、および 多 くの 軍勢 をひきいて、北 からツロに 攻 めこさせる。
8 彼 は 本土 におるあなたの 娘 たちを、つるぎで 殺 し、あなたに 向 かって 雲悌 を 建 て、塁 を 築 き、盾 を 備 え、
9 城 くずしをあなたの 城壁 に 向 け、おのであなたのやぐらを 打 ち 砕 く。
10 その 多 くの 馬 の 土煙 は、あなたをおおう。人 が 破 れた 町 にはいるように、彼 があなたの 門 にはいる 時、騎兵 と 貨車 と 戦車 の 響 きによって、あなたの 石 がきはゆるぐ。
11 彼 はその 馬 のひずめで、あなたのすべてのちまたを 踏 みあらし、つるぎであなたの 民 を 殺 す。あなたの 力強 い 柱 は 地 に 倒 れる。
12 彼 らはあなたの 財宝 を 奪 い、商品 をかすめ、城壁 をくずし、楽 しい 家 をこわし、石 と 木 と 土 とを 水 の 中 に 投 げ 込 む。
13 わたしはあなたの 歌 の 声 をとどめる。琴 の 音 はもはや 聞 えなくなる。
14 わたしはあなたを 裸 の 岩 にする。あなたは 網 を 張 る 場所 となり、再 び 建 てられることはない。主 なるわたしがこれを 言 ったと、主 なる 神 は 言 われる。
15 主 なる 神 はツロにこう 言 われる、海沿 いの 国々 はあなたの 倒 れる 響 き、手負 いのうめき、あなたのうちの 殺人 のゆえに、身震 いしないであろうか。
16 その 時、海 の 君 たちは 皆 その 位 からおり、朝 服 を 脱 ぎ、縫 い 取 りの 衣服 を 取 り 去 り、恐 れを 身 にまとい、地 に 座 して、いたく 恐 れ、あなたの 事 を 驚 き、
17 あなたのために 悲 しみの 歌 をのべて 言 う、『あなたは 海 にあって、強 い 誉 ある 町、本土 に 恐 れを 与 えていたあなたも、その 住民 も、海 から 消 え 去 った。
18 島々 はあなたの 倒 れる 日 に 身震 いする。海 の 島々 はあなたの 去 り 行 くことを 見 て 驚 く』。
19 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしはあなたを、荒 れた 町 となし、住 む 者 のない 町 のようにし、淵 をあなたに 向 かってわきあがらせ、大水 にあなたをおおわせる 時、
20 あなたを 穴 に 下 る 者 どもと 共 に、昔 の 民 の 所 に 下 し、穴 に 下 る 者 と 共 に 下 の 国 に、昔 のままの 荒 れ 跡 の 中 に、あなたを 住 ませる。それゆえ、あなたは 人 の 住 む 所 とならず、また 生 ある 者 の 地 に 所 を 得 ない。
21 わたしはあなたの 終 りを、恐 るべきものとする。あなたは 無 に 帰 する。あなたを 尋 ねる 人 があっても、永久 に 見 いださないと、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 27
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、ツロのために 悲 しみの 歌 をのべ、
3 海 の 入口 に 住 んで、多 くの 海沿 いの 国々 の 民 の 商人 であるツロに 対 して 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、ツロよ、あなたは 言 った、『わたしの 美 は 完全 である』と。
4 あなたの 境 は 海 の 中 にあり、あなたの 建設 者 はあなたの 美 を 完全 にした。
5 人々 はセニルのもみの 木 であなたのために 船板 を 造 り、レバノンから 香柏 をとって、あなたのために 帆柱 を 造 り、
6 バシャンのかしの 木 で、あなたのためにかいを 造 り、クプロの 島 から 来 る 松 の 木 に 象牙 をはめて、あなたのために 甲板 を 造 った。
7 あなたの 帆 はエジプトから 来 るあや 布 であって、あなたの 旗 に 用 いられ、あなたのおおいはエリシャの 海岸 から 来 る 青 と 紫 の 布 である。
8 あなたのこぎ 手 は、シドンとアルワデの 住民、あなたのかじとりは、あなたのうちにいる 熟練 なゼメルの 人々 である。
9 ゲバルの 老人 たち、およびその 熟練 な 人々 は、あなたのうちにいて 漏 りを 繕 い、海 のすべての 船 およびその 船員 らはあなたのうちにいて、あなたの 商品 を 交易 する。
10 ペルシャ 人、ルデびと、プテびとはあなたの 軍 に 加 わって、あなたの 戦士 となる。彼 らはあなたのうちに、盾 とかぶとを 掛 け、あなたに 輝 きをそえた。
11 アルワデとヘレクの 人々 は、あなたの 周囲 の 城壁 の 上 にあり、ガマデの 人々 は、あなたのやぐらの 中 にあり、彼 らは、あなたの 周囲 の 城壁 にその 盾 を 掛 けて、あなたの 美観 を 全 うした。
12 あなたはそのすべての 貨物 に 富 むゆえに、タルシシはあなたと 交易 をなし、銀、鉄、すず、鉛 をあなたの 商品 と 交換 した。
13 ヤワン、トバル、およびメセクはあなたと 取引 し、彼 らは 人身 と 青銅 の 器 とを、あなたの 商品 と 交換 した。
14 ベテ・トガルマは 馬、軍馬、および 騾馬 をあなたの 商品 と 交換 した。
15 ローヅ 島 の 人々 はあなたと 取引 し、多 くの 海沿 いの 国々 は、あなたの 市場 となり、象牙 と 黒 たんとを、みつぎとしてあなたに 持 ってきた。
16 あなたの 製品 が 多 いので、エドムはあなたと 商売 し、彼 らは 赤玉、紫、縫 い 取 りの 布、細 布、さんご、めのうをもって、あなたの 商品 と 交換 した。
17 ユダとイスラエルの 地 は、あなたと 取引 し、麦、オリブ、いちじく、蜜、油、および 乳香 をもって、あなたの 商品 と 交換 した。
18 あなたの 製品 が 多 く、あなたの 富 が 多 いので、ダマスコはあなたと 取引 し、ヘルボンの 酒 と、さらした 羊毛 と、
19 ウザルの 酒 をもって、あなたの 商品 と 交換 し、銑鉄、肉桂、菖蒲 をもって、あなたの 商品 と 交易 した。
20 デダンは 乗物 の 鞍 敷 をもって、あなたと 取引 した。
21 アラビヤびと、およびケダルのすべての 君 たちは 小羊、雄羊、やぎをもって、あなたと 取引 し、これらの 物 をあなたと 交易 した。
22 シバとラアマの 商人 は、あなたと 取引 し、もろもろの 尊 い 香料 と、もろもろの 宝石 と 金 とをもって、あなたの 商品 と 交換 した。
23 ハラン、カンネ、エデン、アッスリヤ、キルマデはあなたと 取引 した。
24 彼 らは、はなやかな 衣服 と、青 く 縫 い 取 りした 布 と、ひもで 結 んで、じょうぶにした 敷物 などをもって、あなたと 取引 した。
25 タルシシの 船 はあなたの 商品 を 運 んでまわった。あなたは 海 の 中 にいて 満 ち 足 り、いたく 栄 えた。
26 あなたのこぎ 手 らはあなたを 大海 の 中 に 進 め、海 の 中 で 東風 があなたの 船 を 破 った。
27 あなたの 財宝、あなたの 貨物、あなたの 商品、あなたの 船員、あなたのかじ 取 り、あなたの 漏 りを 繕 う 者、あなたの 商品 を 商 う 者、あなたの 中 にいるすべての 軍人、あなたの 中 にいるすべての 仲間 は 皆、あなたの 破滅 の 日 に 海 の 中 に 沈 む。
28 あなたのかじ 取 りの 叫 び 声 に、近郷 は 震 い、
29 すべてかいをとる 者 は 船 からくだる。船員 および 海 のすべてのかじ 取 りは 海 べに 立 ち、
30 あなたのために 声 をあげて 泣 き、はげしく 叫 び、ちりをこうべにかぶり、灰 の 中 にまろび、
31 あなたのために 髪 をそり、荒布 をまとい、あなたのために 心 を 痛 めて 泣 き、はげしく 嘆 く。
32 彼 らは 悲 しんで、あなたのために 悲 しみの 歌 をのべ、あなたを 弔 って 言 う、『だれかツロのように 海 の 中 で 滅 びたものがあるか。
33 あなたの 商品 が 海 を 越 えてきた 時、あなたは 多 くの 民 を 飽 かせ、あなたの 多 くの 財宝 と 商品 とをもって、地 の 王 たちを 富 ませた。
34 今 あなたは 海 で 破船 し、深 い 水 に 沈 み、あなたの 商品 と、あなたのすべての 船員 とは、あなたと 共 に 沈 んだ。
35 海沿 いの 国々 に 住 む 者 は 皆 あなたについて 驚 き、その 王 たちは 大 いに 恐 れてその 顔 を 震 わす。
36 もろもろの 民 の 中 の 商人 らはあなたをあざける。あなたは 恐 るべき 終 りを 遂 げ、永遠 にうせはてる』」。
Chapter 28
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、ツロの 君 に 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたは 心 に 高 ぶって 言 う、『わたしは 神 である、神々 の 座 にすわって、海 の 中 にいる』と。しかし、あなたは 自分 を 神 のように 賢 いと 思 っても、人 であって、神 ではない。
3 見 よ、あなたはダニエルよりも 賢 く、すべての 秘密 もあなたには 隠 れていない。
4 あなたは 知恵 と 悟 りとによって 富 を 得、金銀 を 倉 にたくわえた。
5 あなたは 大 いなる 貿易 の 知恵 によってあなたの 富 を 増 し、その 富 によってあなたの 心 は 高 ぶった。
6 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたは 自分 を 神 のように 賢 いと 思 っているゆえ、
7 見 よ、わたしは、もろもろの 国民 の 最 も 恐 れている 異邦人 をあなたに 攻 めこさせる。彼 らはつるぎを 抜 いて、あなたが 知恵 をもって 得 た 麗 しいものに 向 かい、あなたの 輝 きを 汚 し、
8 あなたを 穴 に 投 げ 入 れる。あなたは 海 の 中 で 殺 された 者 のような 死 を 遂 げる。
9 それでもなおあなたは、『自分 は 神 である』と、あなたを 殺 す 人々 の 前 で 言 うことができるか。あなたは 自分 を 傷 つける 者 の 手 にかかっては、人 であって、神 ではないではないか。
10 あなたは 異邦人 の 手 によって 割礼 を 受 けない 者 の 死 を 遂 げる。これはわたしが 言 うのであると、主 なる 神 は 言 われる」。
11 また 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
12 「人 の 子 よ、ツロの 王 のために 悲 しみの 歌 をのべて、これに 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、あなたは 知恵 に 満 ち、美 のきわみである 完全 な 印 である。
13 あなたは 神 の 園 エデンにあって、もろもろの 宝石 が、あなたをおおっていた。すなわち 赤 めのう、黄玉、青玉、貴 かんらん 石、緑柱石、縞 めのう、サファイヤ、ざくろ 石、エメラルド。そしてあなたの 象眼 も 彫刻 も 金 でなされた。これらはあなたの 造 られた 日 に、あなたのために 備 えられた。
14 わたしはあなたを 油 そそがれた 守護 のケルブと 一緒 に 置 いた。あなたは 神 の 聖 なる 山 にいて、火 の 石 の 間 を 歩 いた。
15 あなたは 造 られた 日 から、あなたの 中 に 悪 が 見 いだされた 日 まではそのおこないが 完全 であった。
16 あなたの 商売 が 盛 んになると、あなたの 中 に 暴虐 が 満 ちて、あなたは 罪 を 犯 した。それゆえ、わたしはあなたを 神 の 山 から 汚 れたものとして 投 げ 出 し、守護 のケルブはあなたを 火 の 石 の 間 から 追 い 出 した。
17 あなたは 自分 の 美 しさのために 心 高 ぶり、その 輝 きのために 自分 の 知恵 を 汚 したゆえに、わたしはあなたを 地 に 投 げうち、王 たちの 前 に 置 いて 見 せ 物 とした。
18 あなたは 不正 な 交易 をして 犯 した 多 くの 罪 によってあなたの 聖所 を 汚 したゆえ、わたしはあなたの 中 から 火 を 出 してあなたを 焼 き、あなたを 見 るすべての 者 の 前 であなたを 地 の 上 の 灰 とした。
19 もろもろの 民 のうちであなたを 知 る 者 は 皆 あなたについて 驚 く。あなたは 恐 るべき 終 りを 遂 げ、永遠 にうせはてる」。
20 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
21 「人 の 子 よ、あなたの 顔 をシドンに 向 け、これに 向 かって 預言 して、
22 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、シドンよ、見 よ、わたしはあなたの 敵 となる、わたしはあなたのうちで 栄 えをあらわす。わたしがシドンのうちにさばきをおこない、そのうちにわたしの 聖 なることをあらわす 時、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。
23 わたしは 疫病 をこれに 送 り、そのちまたに 流血 を 送 る。その 四方 からこれに 臨 むつるぎによって 殺 される 者 がその 中 に 倒 れる 時、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。
24 イスラエルの 家 には、もはや 刺 すいばらはなく、これを 卑 しめたその 周囲 の 人々 のうちには、苦 しめるとげもなくなる。こうして 彼 らはわたしが 主 であることを 知 るようになる。
25 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしがイスラエルの 家 の 者 を、その 散 らされたもろもろの 民 の 中 から 集 め、もろもろの 国民 の 目 の 前 で、彼 らにわたしの 聖 なることをあらわす 時、彼 らはわたしが、わがしもべヤコブに 与 えた 地 に 住 むようになる。
26 彼 らはそこに 安 らかに 住 み、家 を 建 て、またぶどう 畑 を 作 る。かつて 彼 らを 卑 しめたすべての 隣 り 人 たちに 対 して、わたしがさばきを 行 う 時、彼 らは 安 らかに 住 む。こうして 彼 らは、わたしが 彼 らの 神、主 であることを 知 る」。
Chapter 29
1 第 十 年 の十 月 十二 日 に、主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、あなたの 顔 をエジプトの 王 パロに 向 け、彼 とエジプト 全国 に 対 して 預言 し、
3 語 って 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、エジプトの 王 パロよ、見 よ、わたしはあなたの 敵 となる。あなたはその 川 の 中 に 伏 す 大 いなる 龍 で、『ナイル 川 はわたしのもの、わたしがこれを 造 った』と 言 う。
4 わたしは、かぎをあなたのあごにかけ、あなたの 川 の 魚 を、あなたのうろこにつかせ、あなたと、あなたのうろこについているもろもろの 魚 を、あなたの 川 から 引 きあげ、
5 あなたとあなたの 川 のもろもろの 魚 を、荒野 に 投 げ 捨 てる。あなたは 野 の 面 に 倒 れ、あなたを 取 り 集 める 者 も、葬 る 者 もない。わたしはあなたを 地 の 獣 と 空 の 鳥 のえじきとして 与 える。
6 そしてエジプトのすべての 住民 はわたしが 主 であることを 知 る。あなたはイスラエルの 家 に 対 して 葦 のつえであった。
7 彼 らがあなたを 手 にとる 時、あなたは 折 れ、彼 らの 肩 はことごとく 裂 ける。彼 らがまたあなたに 寄 りかかる 時、あなたは 破 れ、彼 らの 腰 をことごとく 震 えさせる。
8 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはつるぎをあなたに 持 ってきて、人 と 獣 とをあなたのうちから 断 つ。
9 エジプトの 地 は 荒 れて、むなしくなる。そして 彼 はわたしが 主 であることを 知 る。あなたは『ナイル 川 はわたしのもの、わたしがこれを 造 った』と 言 っているゆえに、
10 見 よ、わたしはあなたとあなたの 川 々の 敵 となって、エジプトの 地 をミグドルからスエネまで、エチオピヤの 境 に 至 るまで、ことごとく 荒 し、むなしくする。
11 人 の 足 はこれを 渡 らず、獣 の 足 もこれを 渡 らない。四十 年 の 間、ここに 住 む 者 はない。
12 わたしはエジプトの 地 を 荒 して、荒 れた 国々 の 中 に 置 き、その 町々 は 荒 れて、四十 年 のあいだ 荒 れた 町々 の 中 にある。わたしはエジプトびとを、もろもろの 国民 の 中 に 散 らし、もろもろの 国 の 中 に 散 らす。
13 主 なる 神 はこう 言 われる、四十 年 の 後、わたしはエジプトびとを、その 散 らされたもろもろの 民 の 中 から 集 める。
14 すなわちエジプトの 運命 をもとに 返 し、彼 らをその 生 れた 地 であるパテロスの 地 に 帰 らせる。その 所 で 彼 らは 卑 しい 国 となる。
15 これはもろもろの 国 よりも 卑 しくなり、再 びもろもろの 国民 の 上 に 出 ることができない。わたしは 彼 らを 小 さくするゆえ、再 びもろもろの 国民 を 治 めることはない。
16 これはイスラエルが 助 けを 求 める 時、その 罪 を 思 い 出 して、再 びイスラエルの 家 の 頼 みとはならない。こうして 彼 らは、わたしが 主 なる 神 であることを 知 る」。
17 第 二十七 年 の一 月 一 日 に、主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
18 「人 の 子 よ、バビロンの 王 ネブカデレザルは、その 軍勢 をツロに 対 して 大 いに 働 かせた。頭 は 皆 はげ、肩 はみな 破 れた。しかし 彼 もその 軍勢 も、ツロに 対 してなしたその 働 きのために、なんの 報 いをも 得 なかった。
19 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはバビロンの 王 ネブカデレザルに、エジプトの 地 を 与 える。彼 はその 財宝 を 取 り、物 をかすめ、物 を 奪 い、それをその 軍勢 に 与 えて 報 いとする。
20 彼 の 働 いた 報酬 として、わたしはエジプトの 地 を 彼 に 与 える。彼 らはわたしのために、これをしたからであると、主 なる 神 は 言 われる。
21 その 日、わたしはイスラエルの 家 に、一つの 角 を 生 じさせ、あなたの 口 を 彼 らのうちに 開 かせる。そして 彼 らはわたしが 主 であることを 知 る」。
Chapter 30
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、預言 して 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、嘆 け、その 日 はわざわいだ。
3 その 日 は 近 い、主 の 日 は 近 い。これは 雲 の 日、異邦人 の 滅 びの 時 である。
4 つるぎがエジプトに 臨 む。エジプトで 殺 される 者 の 倒 れる 時、エチオピヤには 苦 しみがあり、その 財宝 は 奪 い 去 られ、その 基 は 破 られる。
5 エチオピヤ、プテ、ルデ、アラビヤ、リビヤおよび 同盟 国 の 人々 は、彼 らと 共 につるぎに 倒 れる。
6 主 はこう 言 われる、エジプトを 助 ける 者 は 倒 れ、その 誇 る 力 はうせる。ミグドルからスエネまで、人々 はつるぎによってそのうちに 倒 れると 主 なる 神 が 言 われる。
7 それは 荒 れて、荒 れはてた 国々 のうちにあり、その 町々 は 荒 れた 町々 のうちにある。
8 わたしがエジプトに 火 を 送 り、これを 助 ける 者 が 皆 滅 びる 時、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。
9 その 日、早足 の 使者 がわたしから 出 て、何事 も 知 らぬエチオピヤびとを 恐 れさせる。そしてかのエジプトの 滅 びの 日 に、彼 らに 苦 しみが 来 る。見 よ、これはかならず 来 る。
10 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしはバビロンの 王 ネブカデレザルの 手 によってエジプトの 富 を 滅 ぼす。
11 彼 と 彼 に 従 うその 民、すなわち 国民 のうちの 最 も 恐 るべき 者 がきて、その 地 を 滅 ぼす。彼 らはつるぎを 抜 いて、エジプトを 攻 め、殺 した 者 を 国 に 満 たす。
12 わたしはナイル 川 をからし、その 国 を 悪 しき 者 の 手 に 売 り、異邦人 の 手 によって 国 とその 中 のものとを 荒 す。主 なるわたしはこれを 言 った。
13 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしは 偶像 をこわし、メンピスで 偶像 を 滅 ぼす。エジプトの 国 には、もはや 君 たる 者 がなくなる。わたしはエジプトの 国 に 恐 れを 与 える。
14 わたしはパテロスを 荒 し、ゾアンに 火 を 放 ち、テーベにさばきをおこない、
15 わたしの 怒 りを、エジプトの 要害 であるペルシゥムに 注 ぎ、テーベの 群衆 を 断 ち、
16 エジプトに 火 を 下 す。ペルシゥムはいたく 苦 しみ、テーベは 打 ち 破 られ、その 城壁 は 破壊 され、
17 オンとピベセテの 若者 はつるぎに 倒 れ、女 たちは 捕 え 移 される。
18 わたしがエジプトの 支配 を 砕 く 時、テパネスでは 日 は 暗 くなり、その 誇 る 力 は 絶 え、雲 はこれをおおい、その 娘 たちは 捕 え 移 される。
19 このようにわたしはエジプトにさばきを 行 う。そのとき 彼 らはわたしが 主 であることを 知 る」。
20 第 十一 年 の一 月 七日 に 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
21 「人 の 子 よ、わたしはエジプトの 王 パロの 腕 を 折 った。見 よ、これは 包 まれず、いやされず、ほうたいをも 施 されない。それは 強 くなって、つるぎを 執 ることができない。
22 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはエジプトの 王 パロを 攻 め、その 強 い 腕 と、折 れた 腕 とを 共 に 折 り、その 手 からつるぎを 落 させる。
23 わたしはエジプトびとを、もろもろの 国民 の 中 に 散 らし、国々 に 散 らす。
24 わたしはバビロンの 王 の 腕 を 強 くし、わたしのつるぎを、その 手 に 与 える。しかしわたしはパロの 腕 を 折 るゆえ、彼 は 深手 を 負 った 者 のように、彼 の 前 にうめく。
25 わたしがバビロンの 王 の 腕 を 強 くし、パロの 腕 がたれる 時、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。わたしがわたしのつるぎを、バビロンの 王 に 授 け、これをエジプトの 国 に 向 かって 伸 べさせ、
26 わたしがエジプトびとを、もろもろの 国民 の 中 に 散 らし、国々 に 散 らす 時、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る」。
Chapter 31
1 第 十一 年 の三 月 一 日 に 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、エジプトの 王 パロと、その 民衆 とに 言 え、あなたはその 大 いなること、だれに 似 ているか。
3 見 よ、わたしはあなたをレバノンの 香柏 のようにする。麗 しき 枝 と 森 の 陰 があり、たけが 高 く、その 頂 は 雲 の 中 にある。
4 水 はこれを 育 て、大水 がこれを 高 くする。その 川 々はその 植 えた 所 をめぐって 流 れ、その 流 れを 野 のすべての 木 に 送 る。
5 これによってそのたけは、野 のすべての 木 よりも 高 くなり、その 育 つとき 多 くの 水 のために 枝葉 は 茂 り、枝 は 伸 び、
6 その 枝葉 に 空 のすべての 鳥 が、巣 をつくり、その 枝 の 下 に 野 のすべての 獣 は 子 を 生 み、その 陰 にもろもろの 国民 は 住 む。
7 これはその 大 きなことと、その 枝 の 長 いことによって 美 しかった。その 根 を 多 くの 水 に、おろしていたからである。
8 神 の 園 の 香柏 も、これと 競 うことはできない。もみの 木 もその 枝葉 に 及 ばない。けやきもその 枝 と 比 べられない。神 の 園 のすべての 木 も、その 麗 しきこと、これに 比 すべきものはない。
9 わたしはその 枝 を 多 くして、これを 美 しくした。神 の 園 にあるエデンの 木 は 皆 これをうらやんだ。
10 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、これは、たけが 高 くなり、その 頂 を 雲 の 中 におき、その 心 が 高 ぶりおごるゆえ、
11 わたしはこれを、もろもろの 国民 の 力 ある 者 の 手 に 渡 す。彼 はこれに 対 してその 悪 のために 正 しい 処置 をとる。わたしはこれを 追 い 出 した。
12 もろもろの 国民 の 最 も 恐 れている 異邦人 はこれを 切 り 倒 して 捨 てる。その 枝 はもろもろの 山 と、すべての 谷 とに 落 ち、その 枝葉 は 砕 けて、地 のすべての 流 れにあり、地 のすべての 民 は、その 陰 を 離 れて、これを 捨 てる。
13 その 倒 れた 所 に、空 のもろもろの 鳥 は 住 み、その 枝 の 上 に、野 のもろもろの 獣 はいる。
14 これは 水 のほとりのすべての 木 が、その 高 さのために 誇 ることなく、その 頂 を 雲 の 中 におくことなく、水 に 潤 う 木 が、みずから 高 ぶり 立 つことのないためである。これらは 皆、死 に 渡 され、下 の 国 に 入 り、穴 に 下 る 者 と 共 に 他 の 人々 のうちにいる。
15 主 なる 神 はこう 言 われる、これが 陰府 に 下 る 日 にわたしが 淵 をこれがために 悲 しませ、その 川 々をせきとめるので、大水 はとどまる。わたしはレバノンを、これがために 嘆 かせ、野 のすべての 木 を、これがために 衰 えさせる。
16 わたしがこれを 穴 に 下 る 者 と 共 に 陰府 に 落 す 時、もろもろの 国民 をその 落 ちる 響 きのために、打 ち 震 えさせる。そしてエデンのすべての 木、レバノンのすぐれて 美 しいもの、すべて 水 に 潤 うものは、下 の 国 で 慰 められる。
17 彼 らもこれと 共 に 陰府 に 下 り、つるぎで 殺 された 者 のところに 至 る。まことにもろもろの 国民 のうちで、その 陰 に 住 んだ 者 も 滅 びる。
18 エデンの 木 のうちで、その 栄 えと 大 いなることで、あなたはどれに 似 ているのか。あなたはこのように、エデンの 木 と 共 に、下 の 国 に 落 され、つるぎで 殺 された 者 と 共 に、割礼 を 受 けない 者 のうちに 住 む。これがパロとその 民衆 であると、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 32
1 第 十二 年 の十二 月 一 日 に、主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、エジプトの 王 パロのために、悲 しみの 歌 をのべて、これに 言 え、あなたは 自分 をもろもろの 国民 のうちのししであると 考 えているが、あなたは 海 の 中 の 龍 のような 者 である。あなたは 川 の 中 に、はね 起 き、足 で 水 をかきまぜ、川 を 濁 す。
3 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしは 多 くの 民 の 集団 をもって、わたしの 網 をあなたに 投 げかけ、あなたを 網 で 引 きあげる。
4 わたしはあなたを 地 に 投 げ 捨 て、野 の 面 に 投 げうち、空 のすべての 鳥 をあなたの 上 にとまらせ、全 地 の 獣 にあなたを 与 えて 飽 かせる。
5 わたしはあなたの 肉 を 山々 に 捨 て、あなたの 死体 で 谷 を 満 たす。
6 わたしはあなたの 流 れる 血 で、地 を 潤 し、山々 にまで 及 ぼす。谷川 はあなたの 死体 で 満 ちる。
7 わたしはあなたを 滅 ぼす 時、空 をおおい、星 を 暗 くし、雲 で 日 をおおい、月 に 光 を 放 たせない。
8 わたしは 空 の 輝 く 光 を、ことごとくあなたの 上 に 暗 くし、あなたの 国 をやみとすると 主 なる 神 は 言 う。
9 わたしはもろもろの 国民、あなたの 知 らない 国々 の 中 に、あなたを 捕 え 移 す 時、多 くの 民 の 心 を 痛 ませる。
10 わたしはあなたについて、多 くの 民 を 驚 かせる。その 王 たちは、わたしがわたしのつるぎを、彼 らの 前 に 振 るう 時、あなたの 事 でおののく。あなたの 倒 れる 日 には、彼 らはおのおの 自分 の 命 を 思 って、絶 えず 打 ち 震 える。
11 主 なる 神 はこう 言 われる、バビロンの 王 のつるぎはあなたに 臨 む。
12 わたしはあなたの 民衆 を 勇士 のつるぎに 倒 れさせる。彼 らは 皆、もろもろの 国民 の 中 で、最 も 恐 れられている 者 たちである。彼 らはエジプトの 誇 を 断 つ、エジプトの 民衆 は 皆 滅 ぼされる。
13 わたしはその 家畜 をことごとく、多 くの 水 のかたわらから 滅 ぼす。人 の 足 は 再 びこれを 濁 さず、家畜 のひずめもこれを 乱 さない。
14 その 時 わたしはその 水 を 清 くし、その 川 々を 油 のように 流 れさせると、主 なる 神 は 言 う。
15 わたしはエジプトの 国 を 荒 し、その 国 に 満 ちるものが、ことごとく 取 り 去 られる 時、わたしがその 中 に 住 む 者 をことごとく 撃 つ 時、彼 らはわたしが 主 であることを 知 る。
16 これは 悲 しみの 歌 である。人々 はこれを 歌 い、もろもろの 国 の 娘 たちはこれを 歌 う。すなわちエジプトと、そのすべての 民衆 とのために、これを 歌 うのであると、主 なる 神 は 言 われる」。
17 第 十二 年 の一 月 十五 日 に、主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
18 「人 の 子 よ、エジプトの 民衆 のために 嘆 き、これと 大 いなる 国々 の 娘 らとを、下 の 国 に 投 げ 下 し、穴 に 下 った 者 のところに 至 らせよ。
19 『あなたの 美 はだれにまさっているか。下 って、割礼 を 受 けない 者 と 共 に 伏 せよ』。
20 彼 らはつるぎに 殺 される 者 のうちに 倒 れる。その 民衆 はこれと 共 に 伏 せる。
21 勇士 の 首領 はその 助 け 手 と 共 に、陰府 の 中 から 彼 らに 言 う、『割礼 を 受 けない 者、つるぎに 殺 された 者 は 下 って 伏 している』と。
22 アッスリヤとその 仲間 とはその 所 におり、その 墓 はこれを 囲 む。彼 らはみな 殺 された 者、またつるぎに 倒 れた 者 である。
23 彼 らの 墓 は 穴 の 奥 に 設 けられ、その 仲間 はその 墓 の 周囲 にあり、これはみな 殺 された 者、つるぎに 倒 れた 者、生 ける 者 の 地 に 恐 れを 起 した 者 である。
24 その 所 にエラムがおり、その 民衆 は 皆、その 墓 の 周囲 におる。彼 らはみな 殺 された 者、つるぎに 倒 れた 者、割礼 を 受 けないで、下 の 国 に 下 った 者、生 ける 者 の 地 に、恐 れを 起 した 者 で、穴 に 下 る 者 と 共 に、恥 を 負 うのである。
25 彼 らはそのすべての 民衆 と 共 に、殺 された 者 の 中 に 床 を 置 き、その 墓 はこれを 囲 む。これは 皆、割礼 を 受 けない 者、つるぎに 殺 された 者、生 ける 者 の 地 に 恐 れを 起 した 者 で、穴 に 下 る 者 と 共 に 恥 を 負 う。彼 らは 殺 された 者 の 中 に 置 かれている。
26 その 所 にメセクとトバル、およびすべての 民衆 がおる。その 墓 はこれを 囲 む。彼 らは 皆、割礼 を 受 けない 者 で、つるぎで 殺 された 者 である。生 ける 者 の 地 に 恐 れを 起 したからである。
27 彼 らは 昔 の 倒 れた 勇士 と 共 に 伏 さない。これらの 勇士 は、武具 を 持 って 陰府 に 下 り、つるぎをまくらとし、その 盾 は 骨 の 上 にある。これは 勇士 の 恐 れが、生 ける 者 の 地 にあったからである。
28 あなたは 割礼 を 受 けない 者 のうちに、つるぎで 殺 された 者 と 共 に 横 たわる。
29 その 所 にエドムとその 王 たちと、そのすべての 君 たちがおる。彼 らはその 力 を 持 つにもかかわらず、かのつるぎで 殺 された 者 と 共 に 横 たえられ、割礼 を 受 けない 者 および 穴 に 下 る 者 と 共 に 伏 している。
30 その 所 に 北 の 君 たち、およびシドンびとが 皆 おる。彼 らは 自分 の 力 によって 恐 れを 起 したので、殺 された 者 と 共 に 恥 を 受 けて、下 って 行 った 者 である。彼 らはつるぎで 殺 された 者 と 共 に、割礼 を 受 けずに 伏 し、穴 に 下 る 者 と 共 に 恥 を 負 う。
31 パロは 彼 らを 見 る 時、そのすべての 民衆 について 慰 められる。パロとそのすべての 軍勢 とは、つるぎで 殺 されると、主 なる 神 は 言 われる。
32 彼 は 生 ける 者 の 国 に 恐 れを 広 げた。それゆえ、パロとすべての 民衆 とは、割礼 を 受 けない 者 のうちにあって、つるぎで 殺 された 者 と 共 に 伏 すと、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 33
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、あなたの 民 の 人々 に 語 って 言 え、わたしがつるぎを一つの 国 に 臨 ませる 時、その 国 の 民 が 彼 らのうちからひとりを 選 んで、これを 自分 たちの 見守 る 者 とする。
3 彼 は 国 につるぎが 臨 むのを 見 て、ラッパを 吹 き、民 を 戒 める。
4 しかし 人 がラッパの 音 を 聞 いても、みずから 警戒 せず、ついにつるぎが 来 て、その 人 を 殺 したなら、その 血 は 彼 のこうべに 帰 する。
5 彼 はラッパの 音 を 聞 いて、みずから 警戒 しなかったのであるから、その 血 は 彼 自身 に 帰 する。しかしその 人 が、みずから 警戒 したなら、その 命 は 救 われる。
6 しかし 見守 る 者 が、つるぎの 臨 むのを 見 ても、ラッパを 吹 かず、そのため 民 が、みずから 警戒 しないでいるうちに、つるぎが 臨 み、彼 らの 中 のひとりを 失 うならば、その 人 は、自分 の 罪 のために 殺 されるが、わたしはその 血 の 責任 を、見守 る 者 の 手 に 求 める。
7 それゆえ、人 の 子 よ、わたしはあなたを 立 てて、イスラエルの 家 を 見守 る 者 とする。あなたはわたしの 口 から 言葉 を 聞 き、わたしに 代 って 彼 らを 戒 めよ。
8 わたしが 悪人 に 向 かって、悪人 よ、あなたは 必 ず 死 ぬと 言 う 時、あなたが 悪人 を 戒 めて、その 道 から 離 れさせるように 語 らなかったら、悪人 は 自分 の 罪 によって 死 ぬ。しかしわたしはその 血 を、あなたの 手 に 求 める。
9 しかしあなたが 悪人 に、その 道 を 離 れるように 戒 めても、その 悪人 がその 道 を 離 れないなら、彼 は 自分 の 罪 によって 死 ぬ。しかしあなたの 命 は 救 われる。
10 それゆえ、人 の 子 よ、イスラエルの 家 に 言 え、あなたがたはこう 言 った、『われわれのとがと、罪 はわれわれの 上 にある。われわれはその 中 にあって 衰 えはてる。どうして 生 きることができようか』と。
11 あなたは 彼 らに 言 え、主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている。わたしは 悪人 の 死 を 喜 ばない。むしろ 悪人 が、その 道 を 離 れて 生 きるのを 喜 ぶ。あなたがたは 心 を 翻 せ、心 を 翻 してその 悪 しき 道 を 離 れよ。イスラエルの 家 よ、あなたはどうして 死 んでよかろうか。
12 人 の 子 よ、あなたの 民 の 人々 に 言 え、義人 の 義 は、彼 が 罪 を 犯 す 時 には、彼 を 救 わない。悪人 の 悪 は、彼 がその 悪 を 離 れる 時、その 悪 のために 倒 れることはない。義人 は 彼 が 罪 を 犯 す 時、その 義 のために 生 きることはできない。
13 わたしが 義人 に、彼 は 必 ず 生 きると 言 っても、もし 彼 が 自分 の 義 をたのんで、罪 を 犯 すなら、彼 のすべての 義 は 覚 えられない。彼 はみずから 犯 した 罪 のために 死 ぬ。
14 また、わたしが 悪人 に『あなたは 必 ず 死 ぬ』と 言 っても、もし 彼 がその 罪 を 離 れ、公道 と 正義 とを 行 うならば、
15 すなわちその 悪人 が 質物 を 返 し、奪 った 物 をもどし、命 の 定 めに 歩 み、悪 を 行 わないならば、彼 は 必 ず 生 きる。決 して 死 なない。
16 彼 の 犯 したすべての 罪 は 彼 に 対 して 覚 えられない。彼 は 公道 と 正義 とを 行 ったのであるから、必 ず 生 きる。
17 あなたの 民 の 人々 は『主 の 道 は 公平 でない』と 言 う。しかし 彼 らの 道 こそ 公平 でないのである。
18 義人 がその 義 を 離 れて、罪 を 犯 すならば、彼 はこれがために 死 ぬ。
19 悪人 がその 悪 を 離 れて、公道 と 正義 とを 行 うならば、彼 はこれによって 生 きる。
20 それであるのに、あなたがたは『主 の 道 は 公平 でない』と 言 う。イスラエルの 家 よ、わたしは 各自 のおこないにしたがって、あなたがたをさばく」。
21 わたしたちが 捕 え 移 された 後、すなわち 第 十二 年 の十 月 五 日 に、エルサレムからのがれて 来 た 者 が、わたしのもとに 来 て 言 った、「町 は 打 ち 破 られた」と。
22 その 者 が 来 た 前 の 夜、主 の 手 がわたしに 臨 んだ。次 の 朝、その 人 がわたしのもとに 来 たころ、主 はわたしの 口 を 開 かれた。わたしの 口 が 開 けたので、もはやわたしは 沈黙 しなかった。
23 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
24 「人 の 子 よ、イスラエルの 地 の、かの 荒 れ 跡 の 住民 らは、語 り 続 けて 言 う、『アブラハムはただひとりで、なおこの 地 を 所有 した。しかしわたしたちの 数 は 多 い。この 地 はわれわれの 所有 として 与 えられている』と。
25 それゆえ、あなたは 彼 らに 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがたは 肉 を 血 のついたままで 食 べ、おのが 偶像 を 仰 ぎ、血 を 流 していて、なおこの 地 を 所有 することができるか。
26 あなたがたはつるぎをたのみ、憎 むべき 事 をおこない、おのおの 隣 り 人 の 妻 を 汚 して、なおこの 地 を 所有 することができるか。
27 あなたは 彼 らに 言 いなさい。主 なる 神 はこう 言 われる、わたしは 生 きている。かの 荒 れ 跡 にいる 者 は 必 ずつるぎに 倒 れる。わたしは 野 の 面 にいる 者 を、獣 に 与 えて 食 わせ、要害 とほら 穴 とにいる 者 は 疫病 で 死 ぬ。
28 わたしはこの 国 を 全 く 荒 す。彼 の 誇 る 力 はうせ、イスラエルの 山々 は 荒 れて 通 る 者 もなくなる。
29 彼 らがおこなったすべての 憎 むべきことのために、わたしがこの 国 を 全 く 荒 す 時、彼 らはわたしが 主 であることを 悟 る。
30 人 の 子 よ、あなたの 民 の 人々 は、かきのかたわら、家 の 入口 で、あなたの 事 を 論 じ、たがいに 語 りあって 言 う、『さあ、われわれは、どんな 言葉 が 主 から 出 るかを 聞 こう』と。
31 彼 らは 民 が 来 るようにあなたの 所 に 来、わたしの 民 のようにあなたの 前 に 座 して、あなたの 言葉 を 聞 く。しかし 彼 らはそれを 行 わない。彼等 は 口先 では 多 くの 愛 を 現 すが、その 心 は 利 におもむいている。
32 見 よ、あなたは 彼 らには、美 しい 声 で 愛 の 歌 をうたう 者 のように、また 楽器 をよく 奏 する 者 のように 思 われる。彼 らはあなたの 言葉 は 聞 くが、それを 行 おうとはしない。
33 この 事 が 起 る 時――これは 必 ず 起 る――そのとき 彼 らの 中 にひとりの 預言者 がいたことを 彼 らは 悟 る」。
Chapter 34
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、イスラエルの 牧者 たちに 向 かって 預言 せよ。預言 して 彼 ら 牧者 に 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、わざわいなるかな、自分 自身 を 養 うイスラエルの 牧者。牧者 は 群 れを 養 うべき 者 ではないか。
3 ところが、あなたがたは 脂肪 を 食 べ、毛織物 をまとい、肥 えたものをほふるが、群 れを 養 わない。
4 あなたがたは 弱 った 者 を 強 くせず、病 んでいる 者 をいやさず、傷 ついた 者 をつつまず、迷 い 出 た 者 を 引 き 返 らせず、うせた 者 を 尋 ねず、彼 らを 手荒 く、きびしく 治 めている。
5 彼 らは 牧者 がないために 散 り、野 のもろもろの 獣 のえじきになる。
6 わが 羊 は 散 らされている。彼 らはもろもろの 山 と、もろもろの 高 き 丘 にさまよい、わが 羊 は 地 の 全面 に 散 らされているが、これを 捜 す 者 もなく、尋 ねる 者 もない。
7 それゆえ、牧者 よ、主 の 言葉 を 聞 け。
8 主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている。わが 羊 はかすめられ、わが 羊 は 野 のもろもろの 獣 のえじきとなっているが、その 牧者 はいない。わが 牧者 はわが 羊 を 尋 ねない。牧者 は 自身 を 養 うが、わが 羊 を 養 わない。
9 それゆえ 牧者 らよ、主 の 言葉 を 聞 け。
10 主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしは 牧者 らの 敵 となり、わたしの 羊 を 彼 らの 手 に 求 め、彼 らにわたしの 群 れを 養 うことをやめさせ、再 び 牧者 自身 を 養 わせない。またわが 羊 を 彼 らの 口 から 救 って、彼 らの 食物 にさせない。
11 主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしは、わたしみずからわが 羊 を 尋 ねて、これを 捜 し 出 す。
12 牧者 がその 羊 の 散 り 去 った 時、その 羊 の 群 れを 捜 し 出 すように、わたしはわが 羊 を 捜 し 出 し、雲 と 暗 やみの 日 に 散 った、すべての 所 からこれを 救 う。
13 わたしは 彼 らをもろもろの 民 の 中 から 導 き 出 し、もろもろの 国 から 集 めて、彼 らの 国 に 携 え 入 れ、イスラエルの 山 の 上、泉 のほとり、また 国 のうちの 人 の 住 むすべての 所 でこれを 養 う。
14 わたしは 良 き 牧場 で 彼 らを 養 う。その 牧場 はイスラエルの 高 い 山 にあり、その 所 で 彼 らは 良 い 羊 のおりに 伏 し、イスラエルの 山々 の 上 で 肥 えた 牧場 で 草 を 食 う。
15 わたしはみずからわが 羊 を 飼 い、これを 伏 させると 主 なる 神 は 言 われる。
16 わたしは、うせたものを 尋 ね、迷 い 出 たものを 引 き 返 し、傷 ついたものを 包 み、弱 ったものを 強 くし、肥 えたものと 強 いものとは、これを 監督 する。わたしは 公平 をもって 彼 らを 養 う。
17 主 なる 神 はこう 言 われる、あなたがた、わが 群 れよ、見 よ、わたしは 羊 と 羊 との 間、雄羊 と 雄 やぎとの 間 をさばく。
18 あなたがたは 良 き 牧場 で 草 を 食 い、その 草 の 残 りを 足 で 踏 み、また 澄 んだ 水 を 飲 み、その 残 りを 足 で 濁 すが、これは、あまりのことではないか。
19 わが 羊 はあなたがたが、足 で 踏 んだものを 食 い、あなたがたの 足 で 濁 したものを、飲 まなければならないのか。
20 それゆえ、主 なる 神 はこう 彼 らに 言 われる、見 よ、わたしは 肥 えた 羊 と、やせた 羊 との 間 をさばく。
21 あなたがたは、わきと 肩 とをもって 押 し、角 をもって、すべて 弱 い 者 を 突 き、ついに 彼 らを 外 に 追 い 散 らした。
22 それゆえ、わたしはわが 群 れを 助 けて、再 びかすめさせず、羊 と 羊 との 間 をさばく。
23 わたしは 彼 らの 上 にひとりの 牧者 を 立 てる。すなわちわがしもべダビデである。彼 は 彼 らを 養 う。彼 は 彼 らを 養 い、彼 らの 牧者 となる。
24 主 なるわたしは 彼 らの 神 となり、わがしもべダビデは 彼 らのうちにあって 君 となる。主 なるわたしはこれを 言 う。
25 わたしは 彼 らと 平和 の 契約 を 結 び、国 の 内 から 野獣 を 追 い 払 う。彼 らは 心 を 安 んじて 荒野 に 住 み、森 の 中 に 眠 る。
26 わたしは 彼 らおよびわが 山 の 周囲 の 所々 を 祝福 し、季節 にしたがって 雨 を 降 らす。これは 祝福 の 雨 となる。
27 野 の 木 は 実 を 結 び、地 は 産物 を 出 す。彼 らは 心 を 安 んじてその 国 におり、わたしが 彼 らのくびきの 棒 を 砕 き、彼 らを 奴隷 とした 者 の 手 から 救 い 出 す 時、彼 らはわたしが 主 であることを 悟 る。
28 彼 らは 重 ねて、もろもろの 国民 にかすめられることなく、地 の 獣 も 彼 らを 食 うことはない。彼 らは 心 を 安 んじて 住 み、彼 らを 恐 れさせる 者 はない。
29 わたしは 彼 らのために、良 い 栽培 所 を 与 える。彼 らは 重 ねて、国 のききんに 滅 びることなく 重 ねて 諸 国民 のはずかしめを 受 けることはない。
30 彼 らはその 神、主 なるわたしが 彼 らと 共 におり、彼 らイスラエルの 家 が、わが 民 であることを 悟 ると、主 なる 神 は 言 われる。
31 あなたがたはわが 羊、わが 牧場 の 羊 である。わたしはあなたがたの 神 であると、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 35
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、あなたの 顔 をセイル 山 に 向 け、これに 対 して 預言 し、
3 これに 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、セイル 山 よ、見 よ、わたしはあなたを 敵 とし、わたしの 手 をあなたに 向 かって 伸 べ、あなたを 全 く 荒 し、
4 あなたの 町々 を 滅 ぼす。あなたは 荒 れはてる。そしてわたしが 主 であることを 悟 る。
5 あなたは 限 りない 敵意 をいだいて、イスラエルの 人々 をその 災 の 時、終 りの 刑罰 の 時 に、つるぎの 手 に 渡 した。
6 それゆえ、主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている。わたしはあなたを 血 にわたす。血 はあなたを 追 いかける。あなたには 血 のとががあるゆえ、血 はあなたを 追 いかける
7 わたしはセイル 山 を 全 く 荒 し、そこに 行 き 来 する 者 を 断 ち、
8 その 山々 を 殺 された 者 で 満 たす。つるぎで 殺 された 者 が、あなたのもろもろの 丘、もろもろの 谷、もろもろのくぼ 地 に 倒 れる。
9 わたしはあなたを、永遠 の 荒 れ 地 とし、あなたの 町々 には 住 む 者 がなくなる。そしてあなたがたは、わたしが 主 であることを 悟 る。
10 あなたは 言 う、『これら二つの 国民、二つの 国 はわたしのもの、われわれはこれを 獲 よう』と。しかし 主 はそこにおられる。
11 それゆえ、主 なる 神 は 言 われる、わたしは 生 きている。あなたが 彼 らを 憎 んで、彼 らに 示 した 怒 りと、ねたみにしたがって、わたしはあなたを 扱 う。わたしがあなたをさばく 時、わたし 自身 をあなたに 示 す。
12 あなたがイスラエルの 山々 に 向 かって、『これは 荒 れはてて、われわれの 食 となる』と 言 ったもろもろのそしりを、主 なるわたしが 聞 いたことをあなたは 悟 る。
13 あなたがたは、わたしに 対 して 口 をもって 誇 り、またわたしに 対 して、あなたがたの 言葉 を 多 くした。わたしはそれを 聞 いた。
14 主 なる 神 はこう 言 われる、全 地 の 喜 びのために、わたしはあなたを 荒 れ 地 とする。
15 あなたが、イスラエルの 家 の 嗣 業 の 荒 れるのを 喜 んだように、わたしはあなたに、そのようにする。セイル 山 よ、あなたは 荒 れ 地 となる。エドムもすべてそのようになる。そのとき 彼 らは、わたしが 主 であることを 悟 るようになる。
Chapter 36
1 人 の 子 よ、イスラエルの 山々 に 預言 して 言 え。イスラエルの 山々 よ、主 の 言葉 を 聞 け。
2 主 なる 神 はこう 言 われる、敵 はあなたがたについて 言 う、『ああ、昔 の 高 き 所 が、われわれのものとなった』と。
3 それゆえ、あなたは 預言 して 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、彼 らはあなたがたを 荒 し、四方 からあなたがたを 打 ち 滅 ぼしたので、あなたがたは 他 の 国民 の 所有 となり、また 民 の 悪 いうわさとなった。
4 それゆえ、イスラエルの 山々 よ、主 なる 神 の 言葉 を 聞 け。主 なる 神 は、山 と、丘 と、くぼ 地 と、谷 と、滅 びた 荒 れ 跡 と、人 の 捨 てた 町々、すなわちその 周囲 にある 諸 国民 の 残 った 者 にかすめられ、あざけられるようになったものに、こう 言 われる。
5 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしはねたみの 炎 をもって、他 の 国民 とエドム 全国 とに 対 して 言 う、彼 らは 心 ゆくまで 喜 び、心 に 誇 ってわが 地 を 自分 の 所有 とし、これを 奪 い、かすめた 者 である。
6 それゆえ、あなたはイスラエルの 地 の 事 を 預言 し、山 と、丘 と、くぼ 地 と、谷 とに 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、あなたがたは 諸 国民 のはずかしめを 受 けたので、わたしはねたみと 怒 りとをもって 語 る。
7 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、わたしは 誓 って 言 う、あなたがたの 周囲 の 諸 国民 は 必 ずはずかしめを 受 ける。
8 しかしイスラエルの 山々 よ、あなたがたは 枝 を 出 し、わが 民 イスラエルのために 実 を 結 ぶ。この 事 の 成 るのは 近 い。
9 見 よ、わたしはあなたがたに 臨 み、あなたがたを 顧 みる。あなたがたは 耕 され、種 をまかれる。
10 わたしはあなたがたの 上 に 人 をふやす。これはことごとくイスラエルの 家 の 者 となり、町々 には 人 が 住 み、荒 れ 跡 は 建 て 直 される。
11 わたしはあなたがたの 上 に 人 と 獣 とをふやす。彼 らはふえて、子 を 生 む。わたしはあなたがたの 上 に、昔 のように 人 を 住 ませ、初 めの 時 よりも、まさる 恵 みをあなたがたに 施 す。その 時 あなたがたは、わたしが 主 であることを 悟 る。
12 わたしはわが 民 イスラエルの 人々 をあなたがたの 上 に 歩 ませる。彼 らはあなたがたを 所有 し、あなたがたはその 嗣 業 となり、あなたがたは 重 ねて 彼 らに 子 のない 嘆 きをさせない。
13 主 なる 神 はこう 言 われる、彼 らはあなたがたに 向 かって、『あなたは 人 を 食 い、あなたの 民 に 子 のない 嘆 きをさせる』と 言 う。
14 あなたはもはや 人 を 食 わない。あなたの 民 に 重 ねて 子 のない 嘆 きをさせることはないと、主 なる 神 は 言 われる。
15 わたしは 重 ねて 諸 国民 のはずかしめをあなたに 聞 かせない。あなたは 重 ねて、もろもろの 民 のはずかしめを 受 けることはなく、あなたの 民 を 重 ねてつまずかせることはないと、主 なる 神 は 言 われる」。
16 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
17 「人 の 子 よ、昔、イスラエルの 家 が、自分 の 国 に 住 んだとき、彼 らはおのれのおこないとわざとをもって、これを 汚 した。そのおこないは、わたしの 前 には、汚 れにある 女 の 汚 れのようであった。
18 彼 らが 国 に 血 を 流 し、またその 偶像 をもって、国 を 汚 したため、わたしはわが 怒 りを 彼 らの 上 に 注 ぎ、
19 彼 らを 諸 国民 の 中 に 散 らしたので、彼 らは 国々 の 中 に 散 った。わたしは 彼 らのおこないと、わざとにしたがって、彼 らをさばいた。
20 彼 らがその 行 くところの 国々 へ 行 ったとき、わが 聖 なる 名 を 汚 した。これは 人々 が 彼 らについて『これは 主 の 民 であるが、その 国 から 出 た 者 である』と 言 ったからである。
21 しかしわたしはイスラエルの 家 が、その 行 くところの 諸 国民 の 中 で 汚 したわが 聖 なる 名 を 惜 しんだ。
22 それゆえ、あなたはイスラエルの 家 に 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、イスラエルの 家 よ、わたしがすることはあなたがたのためではない。それはあなたがたが 行 った 諸 国民 の 中 で 汚 した、わが 聖 なる 名 のためである。
23 わたしは 諸 国民 の 中 で 汚 されたもの、すなわち、あなたがたが 彼 らの 中 で 汚 した、わが 大 いなる 名 の 聖 なることを 示 す。わたしがあなたがたによって、彼 らの 目 の 前 に、わたしの 聖 なることを 示 す 時、諸 国民 はわたしが 主 であることを 悟 ると、主 なる 神 は 言 われる。
24 わたしはあなたがたを 諸 国民 の 中 から 導 き 出 し、万国 から 集 めて、あなたがたの 国 に 行 かせる。
25 わたしは 清 い 水 をあなたがたに 注 いで、すべての 汚 れから 清 め、またあなたがたを、すべての 偶像 から 清 める。
26 わたしは 新 しい 心 をあなたがたに 与 え、新 しい 霊 をあなたがたの 内 に 授 け、あなたがたの 肉 から、石 の 心 を 除 いて、肉 の 心 を 与 える。
27 わたしはまたわが 霊 をあなたがたのうちに 置 いて、わが 定 めに 歩 ませ、わがおきてを 守 ってこれを 行 わせる。
28 あなたがたは、わたしがあなたがたの 先祖 に 与 えた 地 に 住 んで、わが 民 となり、わたしはあなたがたの 神 となる。
29 わたしはあなたがたをそのすべての 汚 れから 救 い、穀物 を 呼 びよせてこれを 増 し、ききんをあなたがたに 臨 ませない。
30 またわたしは 木 の 実 と、田畑 の 作物 とを 多 くする。あなたがたは 重 ねて 諸 国民 の 間 に、ききんのはずかしめを 受 けることがない。
31 その 時 あなたがたは 自身 の 悪 しきおこないと、良 からぬわざとを 覚 えて、その 罪 と、その 憎 むべきこととのために、みずから 恨 む。
32 わたしがなすことはあなたがたのためではないと、主 なる 神 は 言 われる。あなたがたはこれを 知 れ。イスラエルの 家 よ、あなたがたは 自分 のおこないを 恥 じて 悔 やむべきである。
33 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしは、あなたがたのすべての 罪 を 清 める 日 に、町々 に 人 を 住 ませ、その 荒 れ 跡 を 建 て 直 す。
34 荒 れた 地 は、行 き 来 の 人々 の 目 に 荒 れ 地 と 見 えたのに 引 きかえて 耕 される。
35 そこで 人々 は 言 う、『この 荒 れた 地 は、エデンの 園 のようになった。荒 れ、滅 び、くずれた 町々 は、堅固 になり、人 の 住 む 所 となった』と。
36 あなたがたの 周囲 に 残 った 諸 国民 は 主 なるわたしがくずれた 所 を 建 て 直 し、荒 れた 所 にものを 植 えたということを 悟 るようになる。主 なるわたしがこれを 言 い、これをなすのである。
37 主 なる 神 はこう 言 われる、イスラエルの 家 は、わたしが 次 のことを 彼 らのためにするように、わたしに 求 めるべきである。すなわち 人 を 群 れのようにふやすこと、
38 すなわち 犠牲 のための 群 れのように、エルサレムの 祝 い 日 の 群 れのようにすることである。こうして 荒 れた 町々 は 人 の 群 れで 満 ちる。その 時 人々 は、わたしが 主 であることを 悟 るようになる」。
Chapter 37
1 主 の 手 がわたしに 臨 み、主 はわたしを 主 の 霊 に 満 たして 出 て 行 かせ、谷 の 中 にわたしを 置 かれた。そこには 骨 が 満 ちていた。
2 彼 はわたしに 谷 の 周囲 を 行 きめぐらせた。見 よ、谷 の 面 には、はなはだ 多 くの 骨 があり、皆 いたく 枯 れていた。
3 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、これらの 骨 は、生 き 返 ることができるのか」。わたしは 答 えた、「主 なる 神 よ、あなたはご 存 じです」。
4 彼 はまたわたしに 言 われた、「これらの 骨 に 預言 して、言 え。枯 れた 骨 よ、主 の 言葉 を 聞 け。
5 主 なる 神 はこれらの 骨 にこう 言 われる、見 よ、わたしはあなたがたのうちに 息 を 入 れて、あなたがたを 生 かす。
6 わたしはあなたがたの 上 に 筋 を 与 え、肉 を 生 じさせ、皮 でおおい、あなたがたのうちに 息 を 与 えて 生 かす。そこであなたがたはわたしが 主 であることを 悟 る」。
7 わたしは 命 じられたように 預言 したが、わたしが 預言 した 時、声 があった。見 よ、動 く 音 があり、骨 と 骨 が 集 まって 相 つらなった。
8 わたしが 見 ていると、その 上 に 筋 ができ、肉 が 生 じ、皮 がこれをおおったが、息 はその 中 になかった。
9 時 に 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、息 に 預言 せよ、息 に 預言 して 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、息 よ、四方 から 吹 いて 来 て、この 殺 された 者 たちの 上 に 吹 き、彼 らを 生 かせ」。
10 そこでわたしが 命 じられたように 預言 すると、息 はこれにはいった。すると 彼 らは 生 き、その 足 で 立 ち、はなはだ 大 いなる 群衆 となった。
11 そこで 彼 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、これらの 骨 はイスラエルの 全家 である。見 よ、彼 らは 言 う、『われわれの 骨 は 枯 れ、われわれの 望 みは 尽 き、われわれは 絶 え 果 てる』と。
12 それゆえ 彼 らに 預言 して 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、わが 民 よ、見 よ、わたしはあなたがたの 墓 を 開 き、あなたがたを 墓 からとりあげて、イスラエルの 地 にはいらせる。
13 わが 民 よ、わたしがあなたがたの 墓 を 開 き、あなたがたをその 墓 からとりあげる 時、あなたがたは、わたしが 主 であることを 悟 る。
14 わたしがわが 霊 を、あなたがたのうちに 置 いて、あなたがたを 生 かし、あなたがたをその 地 に 安住 させる 時、あなたがたは、主 なるわたしがこれを 言 い、これをおこなったことを 悟 ると、主 は 言 われる」。
15 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
16 「人 の 子 よ、あなたは一 本 の 木 を 取 り、その 上 に『ユダおよびその 友 であるイスラエルの 子孫 のために』と 書 き、また一 本 の 木 を 取 って、その 上 に『ヨセフおよびその 友 であるイスラエルの 全家 のために』と 書 け。これはエフライムの 木 である。
17 あなたはこれらを 合 わせて、一つの 木 となせ。これらはあなたの 手 で一つになる。
18 あなたの 民 の 人々 があなたに 向 かって、『これはなんのことであるか、われわれに 示 してくれないか』と 言 う 時 は、
19 これに 言 え、主 なる 神 はこう 言 われる、見 よ、わたしはエフライムの 手 にあるヨセフと、その 友 であるイスラエルの 部族 の 木 を 取 り、これをユダの 木 に 合 わせて、一つの 木 となす。これらはわたしの 手 で一つとなる。
20 あなたが 文字 を 書 いた 木 が、彼 らの 目 の 前 で、あなたの 手 にあるとき、
21 あなたは 彼 らに 言 え。主 なる 神 は、こう 言 われる、見 よ、わたしはイスラエルの 人々 を、その 行 った 国々 から 取 り 出 し、四方 から 彼 らを 集 めて、その 地 にみちびき、
22 その 地 で 彼 らを一つの 民 となしてイスラエルの 山々 におらせ、ひとりの 王 が 彼 ら 全体 の 王 となり、彼 らは 重 ねて二つの 国民 とならず、再 び二つの 国 に 分 れない。
23 彼 らはまた、その 偶像 と、その 憎 むべきことどもと、もろもろのとがとをもって、身 を 汚 すことはない。わたしは 彼 らを、その 犯 したすべての 背信 から 救 い 出 して、これを 清 める。そして 彼 らはわが 民 となり、わたしは 彼 らの 神 となる。
24 わがしもべダビデは 彼 らの 王 となる。彼 らすべての 者 のために、ひとりの 牧者 が 立 つ。彼 らはわがおきてに 歩 み、わが 定 めを 守 って 行 う。
25 彼 らはわがしもべヤコブに、わたしが 与 えた 地 に 住 む。これはあなたがたの 先祖 の 住 んだ 所 である。そこに 彼 らと、その 子 らと、その 子孫 とが 永遠 に 住 み、わがしもべダビデが、永遠 に 彼 らの 君 となる。
26 わたしは 彼 らと 平和 の 契約 を 結 ぶ。これは 彼 らの 永遠 の 契約 となる。わたしは 彼 らを 祝福 し、彼 らをふやし、わが 聖所 を 永遠 に 彼 らの 中 に 置 く。
27 わがすみかは 彼 らと 共 にあり、わたしは 彼 らの 神 となり、彼 らはわが 民 となる。
28 そしてわが 聖所 が 永遠 に、彼 らのうちにあるようになるとき、諸 国民 は 主 なるわたしが、イスラエルを 聖別 する 者 であることを 悟 る」。
Chapter 38
1 主 の 言葉 がわたしに 臨 んだ、
2 「人 の 子 よ、メセクとトバルの 大君 であるマゴグの 地 のゴグに、あなたの 顔 を 向 け、これに 対 して 預言 して、
3 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、メセクとトバルの 大君 であるゴグよ、見 よ、わたしはあなたの 敵 となる。
4 わたしはあなたを 引 きもどし、あなたのあごにかぎをかけて、あなたと、あなたのすべての 軍勢 と、馬 と、騎兵 とを 引 き 出 す。彼 らはみな 武具 をつけ、大盾、小盾 を 持 ち、すべてつるぎをとる 者 で 大軍 である。
5 ペルシャ、エチオピヤ、プテは 彼 らと 共 におり、みな 盾 とかぶとを 持 つ。
6 ゴメルとそのすべての 軍隊、北 の 果 のベテ・トガルマと、そのすべての 軍隊 など、多 くの 民 もあなたと 共 におる。
7 あなたは 備 えをなせ。あなたとあなたの 所 に 集 まった 軍隊 は、みな 備 えをなせ。そしてあなたは 彼 らの 保護 者 となれ。
8 多 くの 日 の 後、あなたは 集 められ、終 りの 年 にあなたは 戦 いから 回復 された 地、すなわち 多 くの 民 の 中 から、人々 が 集 められた 地 に 向 かい、久 しく 荒 れすたれたイスラエルの 山々 に 向 かって 進 む。その 人々 は 国々 から 導 き 出 されて、みな 安 らかに 住 んでいる。
9 あなたはそのすべての 軍隊 および 多 くの 民 を 率 いて 上 り、暴風 のように 進 み、雲 のように 地 をおおう。
10 主 なる 神 はこう 言 われる、その 日 に、あなたの 心 に 思 いが 起 り、悪 い 計 りごとを 企 てて、
11 言 う、『わたしは 無防備 の 村々 の 地 に 上 り、穏 やかにして 安 らかに 住 む 民、すべて 石 がきもなく、貫 の 木 も 門 もない 地 に 住 む 者 どもを 攻 めよう』と。
12 そしてあなたは 物 を 奪 い、物 をかすめ、いま 人 の 住 むようになっている 荒 れ 跡 を 攻 め、また 国々 から 集 まってきて、地 の 中央 に 住 み、家畜 と 貨 財 とを 持 つ 民 を 攻 めようとする。
13 シバ、デダン、タルシシの 商人、およびそのもろもろの 村々 はあなたに 言 う、『あなたは 物 を 奪 うために 来 たのか。物 をかすめるために 軍隊 を 集 めたのか。あなたは 金銀 を 持 ち 去 り、家畜 と 貨 財 とを 取 りあげ、大 いに 物 を 奪 おうとするのか』と。
14 それゆえ、人 の 子 よ、ゴグに 預言 して 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、わが 民 イスラエルの 安 らかに 住 むその 日 に、あなたは 立 ちあがり、
15 北 の 果 のあなたの 所 から 来 る。多 くの 民 はあなたと 共 におり、みな 馬 に 乗 り、その 軍隊 は 大 きく、その 兵士 は 強 い。
16 あなたはわが 民 イスラエルに 攻 めのぼり、雲 のように 地 をおおう。ゴグよ、終 りの 日 にわたしはあなたを、わが 国 に 攻 めきたらせ、あなたをとおして、わたしの 聖 なることを 諸 国民 の 目 の 前 にあらわして、彼 らにわたしを 知 らせる。
17 主 なる 神 はこう 言 われる、わたしが 昔、わがしもべイスラエルの 預言者 たちによって 語 ったのは、あなたのことではないか。すなわち 彼 らは、そのころ 年 久 しく 預言 して、わたしはあなたを 送 って、彼 らを 攻 めさせると 言 ったではないか。
18 しかし 主 なる 神 は 言 われる、その 日、すなわちゴグがイスラエルの 地 に 攻 め 入 る 日 に、わが 怒 りは 現 れる。
19 わたしは、わがねたみと、燃 えたつ 怒 りとをもって 言 う。その 日 には 必 ずイスラエルの 地 に、大 いなる 震動 があり、
20 海 の 魚、空 の 鳥、野 の 獣、すべての 地 に 這 うもの、地 のおもてにあるすべての 人 は、わが 前 に 打 ち 震 える。また 山々 はくずれ、がけは 落 ち、すべての 石 がきは 地 に 倒 れる。
21 主 なる 神 は 言 われる、わたしはゴグに 対 し、すべての 恐 れを 呼 びよせる。すべての 人 のつるぎは、その 兄弟 に 向 けられる。
22 わたしは 疫病 と 流血 とをもって 彼 をさばく。わたしはみなぎる 雨 と、ひょうと、火 と、硫黄 とを、彼 とその 軍隊 および 彼 と 共 におる 多 くの 民 の 上 に 降 らせる。
23 そしてわたしはわたしの 大 いなることと、わたしの 聖 なることとを、多 くの 国民 の 目 に 示 す。そして 彼 らはわたしが 主 であることを 悟 る。
Chapter 39
1 人 の 子 よ、ゴグに 向 かって 預言 して 言 え。主 なる 神 はこう 言 われる、メセクとトバルの 大君 であるゴグよ、見 よ、わたしはあなたの 敵 となる。
2 わたしはあなたを 引 きもどし、あなたを 押 しやり、北 の 果 から 上 らせ、イスラエルの 山々 に 導 き、
3 あなたの 左 の 手 から 弓 を 打 ち 落 し、右 の 手 から 矢 を 落 させる。
4 あなたとあなたのすべての 軍隊 およびあなたと 共 にいる 民 たちは、イスラエルの 山々 に 倒 れる。わたしはあなたを、諸種 の 猛禽 と 野獣 とに 与 えて 食 わせる。
5 あなたは 野 の 面 に 倒 れる。わたしがこれを 言 ったからであると、主 なる 神 は 言 われる。
6 わたしはゴグと、海沿 いの 国々 に 安 らかに 住 む 者 に 対 して 火 を 送 り、彼 らにわたしが 主 であることを 悟 らせる。
7 わたしはわが 聖 なる 名 を、わが 民 イスラエルのうちに 知 らせ、重 ねてわが 聖 なる 名 を 汚 させない。諸 国民 はわたしが 主、イスラエルの 聖者 であることを 悟 る。
8 主 なる 神 は 言 われる、見 よ、これは 来 る、必 ず 成就 する。これはわたしが 言 った 日 である。
9 イスラエルの 町々 に 住 む 者 は 出 て 来 て、武器 すなわち 大盾、小盾、弓、矢、手 やり、およびやりなどを 燃 やし、焼 き、七 年 の 間 これを 火 に 燃 やす。
10 彼 らは 野 から 木 を 取 らず、森 から 木 を 切 らず、武器 で 火 を 燃 やし、自分 をかすめた 者 をかすめ、自分 の 物 を 奪 った 者 を 奪 うと、主 なる 神 は 言 われる。
11 その 日、わたしはイスラエルのうちに、墓地 をゴグに 与 える。これは 旅 びとの 谷 にあって 海 の 東 にある。これは 旅 びとを 妨 げる。そこにゴグとその 民衆 を 埋 めるからである。これをハモン・ゴグの 谷 と 名 づける。
12 イスラエルの 家 はこれを 埋 めて、地 を 清 めるために七か 月 を 費 す。
13 国 のすべての 民 はこれを 埋 め、これによって 名 を 高 める。これはわが 栄 えを 現 す 日 であると、主 なる 神 は 言 われる。
14 彼 らは 人々 を 選 んで、絶 えず 国 の 中 を 行 きめぐらせ、地 のおもてに 残 っている 者 を 埋 めて、これを 清 めさせる。七か 月 の 終 りに 彼 らは 尋 ねる。
15 国 を 行 きめぐる 者 が 行 きめぐって、人 の 骨 を 見 る 時、死人 を 埋 める 者 が、これをハモン・ゴグの 谷 に 埋 めるまで、そのかたわらに、標 を 建 てて 置 く。
16 (ハモナの 町 もそこにある。)こうして 彼 らはその 国 を 清 める。
17 主 なる 神 はこう 言 われる、人 の 子 よ、諸種 の 鳥 と 野 の 獣 とに 言 え、みな 集 まってこい。わたしがおまえたちのために 供 えた 犠牲、すなわちイスラエルの 山々 の 上 にある、大 いなる 犠牲 に、四方 から 集 まり、その 肉 を 食 い、その 血 を 飲 め。
18 おまえたちは 勇士 の 肉 を 食 い、地 の 君 たちの 血 を 飲 め。雄羊、小羊、雄 やぎ、雄牛 などすべてバシャンの 肥 えた 獣 を 食 え。
19 わたしがおまえたちのために 供 えた 犠牲 は、飽 きるまでその 脂肪 を 食 べ、酔 うまで 血 を 飲 め。
20 おまえたちはわが 食卓 について 馬 と、騎手 と、勇士 と、もろもろの 戦士 とを 飽 きるほど 食 べると、主 なる 神 は 言 われる。
21 わたしはわが 栄光 を 諸 国民 に 示 す。すべての 国民 はわたしが 行 ったさばきと、わたしが 彼 らの 上 に 加 えた 手 とを 見 る。
22 この 日 から 後、イスラエルの 家 はわたしが 彼 らの 神、主 であることを 悟 るようになる。
23 また 諸 国民 はイスラエルの 家 が、その 悪 によって 捕 え 移 されたことを 悟 る。彼 らがわたしにそむいたので、わたしはわが 顔 を 彼 らに 隠 し、彼 らをその 敵 の 手 に 渡 した。それで 彼 らは 皆 つるぎに 倒 れた。
24 わたしは 彼 らの 汚 れと、とがとに 従 って、彼 らを 扱 い、わたしの 顔 を 彼 らに 隠 した。
25 それゆえ、主 なる 神 はこう 言 われる、いまわたしはヤコブの 幸福 をもとに 返 し、イスラエルの 全家 をあわれみ、わが 聖 なる 名 のために、ねたみを 起 す。
26 彼 らは、その 国 に 安 らかに 住 み、だれもこれを 恐 れさせる 者 がないようになった 時、自分 の 恥 と、わたしに 向 かってなした 反逆 とを 忘 れる。
27 わたしが 彼 らを 諸 国民 の 中 から 帰 らせ、その 敵 の 国 から 呼 び 集 め、彼 らによって、わたしの 聖 なることを、多 くの 国民 の 前 に 示 す 時、
28 彼 らは、わたしが 彼 らの 神、主 であることを 悟 る。これはわたしが 彼 らを 諸 国民 のうちに 移 し、またこれをその 国 に 呼 び 集 めたからである。わたしはそのひとりをも、国々 のうちに 残 すことをしない。
29 わたしは、わが 霊 をイスラエルの 家 に 注 ぐ 時、重 ねてわが 顔 を 彼 らに 隠 さないと、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 40
1 われわれが 捕 え 移 されてから二十五 年、都 が 打 ち 破 られて 後 十四 年、その 年 の 初 めの 月 の十 日、その 日 に 主 の 手 がわたしに 臨 み、わたしをかの 所 に 携 えて 行 った。
2 すなわち 神 は 幻 のうちに、わたしをイスラエルの 地 に 携 えて 行 って、非常 に 高 い 山 の 上 におろされた。その 山 の 上 に、わたしと 相対 して、一つの 町 のような 建物 があった。
3 神 がわたしをそこに 携 えて 行 かれると、見 よ、ひとりの 人 がいた。その 姿 は 青銅 の 形 のようで、手 に 麻 のなわと、測 りざおとを 持 って 門 に 立 っていた。
4 その 人 はわたしに 言 った、「人 の 子 よ、目 で 見、耳 で 聞 き、わたしがあなたに 示 す、すべての 事 を 心 にとめよ。あなたをここに 携 えて 来 たのは、これをあなたに 示 すためである。あなたの 見 ることを、ことごとくイスラエルの 家 に 告 げよ」。
5 見 よ、宮 の 外 の 周囲 に、かきがあり、その 人 の 手 に六キュビトの 測 りざおがあった。そのキュビトは、おのおの一キュビトと 一 手 幅 とである。彼 が、そのかきの 厚 さを 測 ると、一さおあり、高 さも一さおあった。
6 彼 が 東 向 きの 門 に 行 き、その 階段 を 上 って、門 の 敷居 を 測 ると、その 厚 さは一さおあり、
7 その 詰 め 所 は 長 さ一さお、幅 一さお、詰 め 所 と、詰 め 所 との 間 は五キュビトあり、内 の 門 の 廊 のかたわらの 門 の 敷居 は一さおあった。
8 門 の 廊 を 測 ると八キュビトあり、
9 その 脇 柱 は二キュビト、門 の 廊 は 内側 にあった。
10 東 向 きの 門 の 詰 め 所 は、こなたに三つ、かなたに三つあり、三つとも 同 じ 寸法 である。脇 柱 もまた、こなたかなたともに 同 じ 寸法 である。
11 門 の 入口 の 広 さを 測 ると十キュビトあり、門 の 長 さは十三キュビトあった。
12 詰 め 所 の 前 の 境 は一キュビト、かなたの 境 も一キュビトで、詰 め 所 は、こなたかなたともに六キュビトあった。
13 彼 がまたこの 詰 め 所 の 裏 から、かの 詰 め 所 の 裏 まで、門 を 測 ると、入口 から 入口 まで二十五キュビトあった。
14 彼 がまた 廊 を 測 ると二十キュビトあり、門 の 廊 の 周囲 は、すべて 庭 である。
15 入口 の 門 の 前 から 内 の 門 の 廊 の 前 まで五十キュビトあり、
16 詰 め 所 と、門 の 内側 の 周囲 の 脇 柱 とに 窓 があり、廊 の 内側 の 周囲 にも、同様 に 窓 があり、脇 柱 には、しゅろがあった。
17 彼 がまたわたしを 外 庭 に 携 え 入 れると、見 よ、庭 の 周囲 に 設 けた 室 と、敷石 とがあり、敷石 の 上 に三十の 室 があった。
18 敷石 は 門 のわきにあり、門 と 同 じ 長 さで、これは 下 の 敷石 である。
19 彼 が 下 の 門 の 内 の 前 から、内庭 の 外 の 前 までの 距離 を 測 ると、百キュビトあった。
20 また 彼 はわたしに 先 だって 北 へ 行 った。見 よ、そこに 外 庭 に 属 する 北 向 きの 門 があった。彼 はその 長 さと 幅 とを 測 った。
21 その 詰 め 所 が、こなたに三つ、かなたに三つあり、また 脇 柱 と 廊 とがあった。これらは 初 めの 門 と 同 じ 寸法 で、長 さは五十キュビト、幅 は二十五キュビトである。
22 その 窓 と、廊 と、しゅろとは、東 向 きの 門 にあるものと 同 じ 寸法 である。そして七 段 の 階段 を 経 て、それに 上 ると、廊 は 内側 にあった。
23 内庭 の 門 は 北 と 東 の 門 に 向 かっていた。彼 が 門 から 門 までを 測 ると、百キュビトあった。
24 彼 がまたわたしを 南 へ 行 かせると、見 よ、南 向 きの 門 があった。その 脇 柱 と 廊 を 測 ると、他 と 同 じ 寸法 であった。
25 これと、その 廊 の 周囲 とに、他 の 窓 のような 窓 があって、その 長 さは五十キュビト、幅 は二十五キュビトあった。
26 これを 上 るのに七 段 の 階段 があり、その 廊 は 内側 にあった。その 脇 柱 の 上 には、こなたに一つ、かなたに一つのしゅろがあった。
27 内庭 には 南 向 きの 門 があり、門 から 門 まで 南 の 方 へ 測 ると、百キュビトあった。
28 彼 がわたしを 南 の 門 から 内庭 にはいらせ、南 の 門 を 測 ると、さきのものと、同 じ 寸法 であった。
29 その 詰 め 所 と、脇 柱 と、廊 とは、他 のものと 同 じ 寸法 で、その 門 と、廊 の 周囲 とには 窓 があり、門 の 長 さは五十キュビト、幅 は二十五キュビトであった。
30 周囲 に 廊 があって、その 長 さは二十五キュビト、幅 は五キュビトである。
31 その 廊 は 外 庭 に 面 して、脇 柱 の 上 にしゅろがあり、その 階段 は八 段 であった。
32 彼 はまたわたしを 内庭 の 東 の 方 に 携 えて 行 って、門 を 測 った。それは 他 と 同 じ 寸法 であった。
33 その 詰 め 所 と、脇 柱 と、廊 とは、他 と 同 じ 寸法 で、その 門 と、その 廊 の 周囲 とに 窓 があり、門 の 長 さは五十キュビト、幅 は二十五キュビトである。
34 その 廊 は 外 庭 に 面 し、その 脇 柱 の 上 には、こなたかなたに、しゅろがあり、その 階段 は八 段 であった。
35 彼 がまたわたしを 北 の 門 に 携 えて 行 って、これを 測 ると、それは 他 と 同 じ 寸法 であった。
36 その 詰 め 所 と、脇 柱 と、廊 とは、他 と 同 じ 寸法 で、その 周囲 に 窓 があり、門 の 長 さは五十キュビト、幅 は二十五キュビトである。
37 その 廊 は 外 庭 に 面 し、その 脇 柱 の 上 には、こなたかなたに、しゅろがあり、その 階段 は八 段 であった。
38 門 の 廊 に 戸 のある 室 があって、そこは 燔祭 の 物 を 洗 う 所 である。
39 門 の 廊 に、こなたに二つの 台、かなたに二つの 台 があり、その 上 で、燔祭、罪祭、愆祭 の 物 をほふるのであった。
40 北 の 門 の 入口 にある 廊 の 外 の 片側 に、二つの 台 があり、門 の 廊 の 他 の 側 にも、二つの 台 があり、
41 門 のかたわら、内側 に四つの 台、外側 に四つの 台 があって、合 わせて八つの 台 である。その 上 で、犠牲 の 物 をほふるのである。
42 そこにまた 燔祭 のために四つの 切 り 石 の 台 があり、その 長 さは一キュビト 半、幅 は一キュビト 半、高 さは一キュビト、その 上 に 燔祭 および 犠牲 をほふる 器 を 置 くのである。
43 内 の 周囲 に、一 手 幅 の 折 り 釘 が 打 ちつけてあって、供 え 物 の 肉 は、台 の 上 に 置 かれるのである。
44 彼 はまたわたしを、外 から 内庭 に 連 れてはいった。見 よ、内庭 に二つの 室 があり、一つは 北 の 門 のかたわらにあって 南 に 向 かい、一つは 南 の 門 のかたわらにあって、北 に 向 かっていた。
45 彼 はわたしに 言 った、この 南 向 きの 室 は、宮 を 守 る 祭司 のためのもの、
46 また 北 向 きの 室 は、祭壇 を 守 る 祭司 のためのものである。その 人 たちは、レビの 子孫 のうちのザドクの 子孫 であって、主 に 近 く 仕 える 者 たちである。
47 そして 彼 が 庭 を 測 ると、その 長 さは百キュビト、幅 も百キュビトで四 角 である。宮 の 前 には 祭壇 があった。
48 彼 がわたしを 宮 の 廊 に 連 れて 行 って、廊 の 脇 柱 を 測 ると、こなたも五キュビト、かなたも五キュビトであり、門 の 幅 は十四キュビトである。門 の 壁 は、こなたも三キュビト、かなたも三キュビトである。
49 廊 の 長 さは二十キュビト、幅 は十二キュビトであり、十の 階段 によって 上 るのである。脇 柱 に 沿 って、こなたに一つ、かなたに一つの 柱 があった。
Chapter 41
1 彼 がわたしを 拝殿 に 連 れて 行 って、脇 柱 を 測 ると、こなたの 幅 も六キュビト、かなたの 幅 も六キュビトあった。
2 その 戸 の 幅 は十キュビト、戸 のわきの 壁 は、こなたも五キュビト、かなたも五キュビトあった。彼 はまた 拝殿 の 長 さを 測 ると四十キュビト、その 幅 は二十キュビトあった。
3 彼 がまた 内 にはいって、戸 の 脇 柱 を 測 ると、それは二キュビトあり、戸 の 幅 は六キュビト、戸 のわきの 壁 は七キュビトあった。
4 彼 はまた 拝殿 の 奥 の 室 の 長 さを 測 ると二十キュビト、幅 も二十キュビトあった。そして 彼 はわたしに、これは 至聖所 であると 言 った。
5 彼 が 宮 の 壁 を 測 ると、その 厚 さは六キュビトあり、宮 の 周囲 の 脇間 の 広 さは、四方 おのおの四キュビトあり、
6 脇間 は、室 の 上 に 室 があって三 階 になり、各階 に三十の 室 がある。宮 の 周囲 の 壁 には、脇間 をささえる 突起 があった。これは 脇間 が、宮 の 壁 そのものによってささえられないためである。
7 脇間 は、宮 の 周囲 の 各階 にある 突起 につれて、階 を 重 ねて 上 にいくにしたがって 広 くなり、宮 の 外部 の 階段 が 上 に 通 じ、一 階 から三 階 へは、二 階 をとおって 上 るのである。
8 わたしはまた 宮 の 周囲 に 高 い 所 のあるのを 見 た。脇間 の 基 を 測 ると、六キュビトの一さおあった。
9 脇間 の 外 の 壁 の 厚 さは五キュビト、あき 地 になっている 高 い 所 は五キュビトあった。宮 の 高 い 所 と、
10 庭 の 室 の 間 には、宮 の 周囲 に、広 さ二十キュビトの 所 があった。
11 脇間 の 戸 は、あき 地 になっている 高 い 所 に 向 かって 開 け、一つの 戸 は 北 に 向 かい、一つの 戸 は 南 に 向 かっていた。そのあき 地 になっている 所 の 幅 は、周囲 五キュビトであった。
12 西 の 方 の 宮 の 庭 に 面 した 建物 は、幅 七十キュビト、その 建物 の 周囲 の 壁 の 厚 さは五キュビト、長 さは九十キュビトであった。
13 彼 が 宮 を 測 ると、その 長 さは百キュビトあり、その 庭 と 建物 と、その 壁 は 長 さ百キュビト、
14 また 宮 の 東 に 面 した 所 と 庭 との 幅 は百キュビトであった。
15 彼 が 西 の 方 の 庭 に 面 した 建物 と、その 壁 の 長 さを 測 ると、かなた、こなたともに百キュビトであった。宮 の 拝殿 と、内部 の 室 と、外 の 廊 とには、羽目板 があった。
16 これらの三つのものの 周囲 には、すべて 引込 み 枠 の 窓 があり、宮 の 敷居 に 面 して、宮 の 周囲 は、床 から 窓 まで、羽目板 であって、窓 には、おおいがあった。
17 戸 の 上 の 空 所、内室、外 室 ともに、羽目板 であった。内室 および 拝殿 の 周囲 のすべての 壁 には、同 じように 彫刻 してあった。
18 すなわちケルビムと、しゅろとが 彫刻 してあった。ケルブとケルブとの 間 に、しゅろがあり、おのおののケルブには、二つの 顔 があり、
19 こなたには、しゅろに 向 かって、人 の 顔 があり、かなたには、しゅろに 向 かって、若 じしの 顔 があり、宮 の 周囲 は、すべてこのように 彫刻 してあった。
20 床 から 戸 の 上 まで、ケルビムと、しゅろとが、壁 に 彫刻 してあった。
21 拝殿 の 柱 は四 角 であった。聖所 の 前 には、木 の 祭壇 に 似 たものがあった。
22 その 高 さは三キュビト、長 さは二キュビト、幅 は二キュビトで、すみと、台 と、壁 とは、ともに 木 である。彼 はわたしに 言 った、「これは 主 の 前 にある 机 である」
23 拝殿 と 聖所 とには、二つの 戸 があり、
24 その 戸 には、二つのとびらがあった。すなわち二つの 開 き 戸 である。
25 拝殿 の 戸 には、おのおのにケルビムと、しゅろとが、彫刻 してあって、それは 壁 に 彫刻 したものと 同 じである。また 外 の 廊 に 面 して、木 の 天蓋 があり、
26 廊 の 壁 には、こなたかなたに 引込 み 窓 と、しゅろとがあった。
Chapter 42
1 彼 はわたしを 北 の 方 の 内庭 に 連 れ 出 し、庭 に 向 かった 北 の 方 の 建物 に 対 する 室 に 導 いた。
2 北側 にある 建物 の 長 さは百キュビト、幅 は五十キュビトである。
3 二十キュビトの 内庭 に 続 いて、外 庭 の 敷石 に 面 し、三 階 になった 廊下 があった。
4 また 室 の 前 に 幅 十キュビト、長 さ百キュビトの 通路 があった。その 戸 は 北 に 向 かっていた。
5 その 建物 の 上 の 室 は、下 の 室 と 中 の 室 よりも 狭 かった。それは 廊下 のために、場所 を 取 ったためである。
6 これらは三 階 であって、外 庭 の 柱 のような 柱 は 持 たなかった。それで 上 の 室 は、下 および 中 の 室 よりも 狭 いのである。
7 室 の 外 に 沿 ってかきがあり、それは 他 の 室 に 向 かって 外 庭 に 至 る。その 長 さは五十キュビト、
8 外 庭 の 室 の 長 さも五十キュビトあった。宮 に 面 する 所 は百キュビトであった。
9 これらの 室 の 下 に 外 庭 からこれにはいるように、東側 に 入口 があった。
10 外側 のかきは、外 庭 に 始 まっている。南 の 方 で、庭 と 建物 との 前 に、室 があった。
11 北 向 きの 室 と 同様 に、その 前 に 通路 があり、その 長 さも 幅 も 同様 で、その 出口 もその 配置 もその 戸 も 同様 である。
12 南 の 室 の 下 に、人々 が 通路 にはいる 東 の 入口 があり、これに 対 して 隔 てのかきがあった。
13 時 に 彼 はわたしに 言 った、「庭 に 面 した 北 の 室 と、南 の 室 とは、聖 なる 室 であって、主 に 近 く 仕 える 祭司 たちが、最 も 聖 なるものを 食 べる 場所 である。その 場所 に 彼 らは、最 も 聖 なるもの、すなわち 素祭、罪祭、愆祭 のものを 置 かなければならない。その 場所 は 聖 だからである。
14 祭司 たちが、聖所 にはいった 時 は、そこから 外 庭 に 出 てはならない。彼 らは 勤 めを 行 う 衣服 を、その 所 に 置 かなければならない。これは 聖 だからである。彼 らは 民衆 に 属 する 場所 に 近 づく 前 に、他 の 衣服 を 着 けなければならない」。
15 彼 らは 宮 の 庭 の 内部 を 測 り 終 えると、東 向 きの 門 の 道 から、わたしを 連 れ 出 して、宮 の 周囲 を 測 った。
16 彼 が 測 りざおで、東側 を 測 ると、測 りざおで五百キュビトあり、
17 また 転 じて、北側 を 測 ると、測 りざおで五百キュビトあり、
18 また 転 じて、南側 を 測 ると、測 りざおで五百キュビトあり、
19 また 転 じて、西側 を 測 ると、測 りざおで五百キュビトあった。
20 このように、四方 を 測 ったが、その 周囲 に、長 さ五百キュビト、幅 五百キュビトのかきがあって、聖所 と、俗 の 所 との 隔 てをなしていた。
Chapter 43
1 その 後、彼 はわたしを 門 に 導 いた。門 は 東 に 面 していた。
2 その 時、見 よ、イスラエルの 神 の 栄光 が、東 の 方 から 来 たが、その 来 る 響 きは、大水 の 響 きのようで、地 はその 栄光 で 輝 いた。
3 わたしが 見 た 幻 の 様 は、彼 がこの 町 を 滅 ぼしに 来 た 時 に、わたしが 見 た 幻 と 同様 で、これはまたわたしがケバル 川 のほとりで 見 た 幻 のようであった。それでわたしは 顔 を 伏 せた。
4 主 の 栄光 が、東 の 方 に 面 した 門 の 道 から 宮 にはいった 時、
5 霊 がわたしを 引 き 上 げて、内庭 に 導 き 入 れると、見 よ、主 の 栄光 が 宮 に 満 ちた。
6 その 人 がわたしのかたわらに 立 った 時、わたしはひとりの 人 が、宮 の 中 からわたしに 語 るのを 聞 いた。
7 彼 はわたしに 言 った、「人 の 子 よ、これはわたしの 位 のある 所、わたしの 足 の 裏 の 踏 む 所、わたしが 永久 にイスラエルの 人々 の 中 に 住 む 所 である。またイスラエルの 家 は、民 もその 王 たちも、再 び 姦淫 と、王 たちの 死体 とをもって、わが 聖 なる 名 を 汚 さない。
8 彼 らはその 敷居 を、わが 敷居 のかたわらに 設 け、その 門柱 を、わが 門柱 のかたわらに 設 けたので、わたしと 彼 らとの 間 には、わずかに 壁 があるのみである。そして 彼 らは、その 犯 した 憎 むべき 事 をもって、わが 聖 なる 名 を 汚 したので、わたしは 怒 りをもって、これを 滅 ぼした。
9 今 彼 らに 命 じて 姦淫 と、その 王 たちの 死体 を、わたしから 遠 く 取 り 除 かせよ。そうしたら、わたしは 永久 に 彼 らの 中 に 住 む。
10 人 の 子 よ、宮 と、その 外形 と、設計 とをイスラエルの 家 に 示 せ。彼 らはその 悪 を 恥 じるであろう。
11 彼 らがその 犯 したすべての 事 を 恥 じたら、彼 らに、この 宮 の 建 て 方、設備、出口、入口、すべての 形式、すべてのおきて、すべての 規定 を 示 せ。これを 彼 らの 目 の 前 に 書 き、彼 らにそのすべての 規定 と、おきてとを 守 り 行 わせよ。
12 宮 の 規定 はこれである。山 の 頂 の 四方 の 地域 はみな 最 も 聖 である。見 よ、これは 宮 の 規定 である。
13 祭壇 の 寸法 はキュビトですれば、次 のようである。(そのキュビトは一キュビトと 一 手 幅 である。)土台 は 高 さ一キュビト、幅 一キュビト、その 周囲 の 縁 は 半 キュビトである。
14 祭壇 の 高 さは、次 のとおりである。地面 の 土台 から 下 のかさねまで二キュビト、幅 は一キュビト、また 小 さいかさねから 大 きいかさねまで四キュビト、その 幅 は一キュビトである。
15 祭壇 の 炉 は四キュビトで、祭壇 の 炉 から 高 さ一キュビトの 角 が四 本 出 ていた。
16 炉 は 長 さ十二キュビト、幅 十二キュビトの四 角形 である。
17 そのかさねは 四方 とも 長 さ十四キュビト、幅 十四キュビトの四 角形、その 周囲 の 縁 は 幅 半 キュビト、その 台 は 四方 一キュビト、その 階段 は 東 に 面 する」。
18 彼 はわたしに 言 った、「人 の 子 よ、主 なる 神 はこう 言 われる、祭壇 を 建 て、その 上 に 燔祭 をささげ、これに 血 を 注 ぐ 日 には、次 のことを 祭壇 の 定 めとせよ。
19 すなわち 主 なる 神 は 言 われる、ザドクの 子孫 で、わたしに 近 く 仕 えるレビびとである 祭司 には、罪祭 のために 雄牛 の 子 を 与 えよ。
20 またその 血 をとって、これを 祭壇 の四つの 角 と、かさねの四すみと、周囲 の 縁 に 塗 って、祭壇 を 清 め、これをあがなえ。
21 あなたはまた 罪祭 の 牛 をとって、これを 聖所 の 外、宮 のうちの 定 められた 所 で 焼 け。
22 第 二 日 に、あなたは 無傷 の 雄 やぎを、罪祭 としてささげよ。すなわち 雄牛 で 清 めたように、これで 祭壇 を 清 めよ。
23 清 めごとを 終 えたなら、無傷 の 雄牛 の 子 と、群 れの 中 の 無傷 の 雄羊 とをささげよ。
24 これを 主 の 前 に 持 ってきて、祭司 らはその 上 に 塩 をまき、これらを 燔祭 として 主 にささげよ。
25 七日 の 間、あなたは 日々 雄 やぎを 罪祭 とせよ。また 雄牛 の 子 と、群 れの 中 の 雄羊 との 無傷 のものをととのえ、
26 七日 の 間、彼 らは 祭壇 をあがない、これを 清 め、これを 聖別 しなければならない。
27 彼 らがこれらの 日 を 満 たしたとき、八日 目 から 後 は、祭司 たちは、あなたがたの 燔祭 と、酬恩祭 とを 祭壇 の 上 に 供 える。そうすれば、わたしは、あなたがたを 受 けいれると、主 なる 神 は 言 われる」。
Chapter 44
1 こうして、彼 はわたしを 連 れて、聖所 の 東 に 向 いている 外 の 門 に 帰 ると、門 は 閉 じてあった。
2 彼 はわたしに 言 った、「この 門 は 閉 じたままにしておけ、開 いてはならない。ここからだれもはいってはならない。イスラエルの 神、主 が、ここからはいったのだから、これは 閉 じたままにしておけ。
3 ただ 君 たる 者 だけが、この 内 に 座 し、主 の 前 でパンを 食 し、門 の 廊 を 通 ってはいり、またそこから 外 に 出 よ」。
4 彼 はまたわたしを 連 れて、北 の 門 の 道 から 宮 の 前 に 行 った。わたしが 見 ていると、見 よ、主 の 栄光 が 主 の 宮 に 満 ちた。わたしがひれ 伏 すと、
5 主 はわたしに 言 われた、「人 の 子 よ、主 の 宮 のすべてのおきてと、そのすべての 規定 とについて、わたしがあなたに 告 げるすべての 事 に 心 をとめ、目 を 注 ぎ、耳 を 傾 けよ。また 宮 にはいることを 許 されている 者 と、聖所 にはいることのできない 者 とに 心 せよ。
6 また 反逆 の 家 であるイスラエルの 家 に 言 え。主 なる 神 は、こう 言 われる、イスラエルの 家 よ、その 憎 むべきことをやめよ。
7 すなわちあなたがたは、わたしの 食物 である 脂肪 と 血 とがささげられる 時、心 にも 肉 にも、割礼 を 受 けない 異邦人 を 入 れて、わが 聖所 におらせ、これを 汚 した。また、もろもろの 憎 むべきものをもって、わが 契約 を 破 った。
8 あなたがたは、わが 聖 なる 物 を 守 る 務 を 怠 り、かえって 異邦人 を 立 てて、わが 聖所 の 務 を 守 らせた。
9 それゆえ、主 なる 神 は、こう 言 われる、イスラエルの 人々 のうちにいるすべての 異邦人 のうち、心 と 肉 とに 割礼 を 受 けないすべての 者 は、わが 聖所 にはいってはならない。
10 またレビ 人 であって、イスラエルが 迷 った 時、偶像 を 慕 い、わたしから 迷 い 出 て、遠 く 離 れた 者 は、その 罪 を 負 わなければならない。
11 すなわち 彼 らはわが 聖所 で、仕 え 人 となり、宮 の 門 を 守 る 者 となり、宮 に 仕 えるしもべとなり、民 のために、燔祭 および 犠牲 のものを 殺 し、彼 らの 前 に 立 って 仕 えなければならない。
12 彼 らはその 偶像 の 前 で 民 に 仕 え、イスラエルの 家 にとって、罪 のつまずきとなったゆえ、主 なる 神 は 言 われる、わたしは 彼 らについて 誓 った。彼 らはその 罪 を 負 わなければならない。
13 彼 らはわたしに 近 づき、祭司 として、わたしに 仕 えることはできない。またわたしの 聖 なる 物、および 最 も 聖 なる 物 に、近 づいてはならない。彼 らはそのおこなった 憎 むべきことのため、恥 を 負 わなければならない。
14 しかし 彼 らには、宮 を 守 る 務 をさせ、そのもろもろの 務 と、宮 でなすべきすべての 事 とに 当 らせる。
15 しかしザドクの 子孫 であるレビの 祭司 たち、すなわちイスラエルの 人々 が、わたしを 捨 てて 迷 った 時 に、わが 聖所 の 務 を 守 った 者 どもは、わたしに 仕 えるために 近 づき、脂肪 と 血 とをわたしにささげるために、わたしの 前 に 立 てと、主 なる 神 は 言 われる。
16 すなわち 彼 らはわが 聖所 に 入 り、わが 台 に 近 づいてわたしに 仕 え、わたしの 務 を 守 る。
17 彼 らが 内庭 の 門 にはいる 時 は、麻 の 衣服 を 着 なければならない。内庭 の 門 および 宮 の 内 で、務 をなす 時 は、毛織物 を 身 につけてはならない。
18 また 頭 には 亜麻 布 の 冠 をつけ、腰 には 亜麻 布 の 袴 をつけなければならない。ただし 汗 の 出 るような 衣 を 身 につけてはならない。
19 彼 らは 外 庭 に 出 る 時、すなわち 外 庭 に 出 て 民 に 接 する 時 は、務 をなす 時 の 衣服 は 脱 いで 聖 なる 室 に 置 き、ほかの 衣服 を 着 なければならない。これはその 衣服 をもって、その 聖 なることを 民 にうつさないためである。
20 彼 らはまた 頭 をそってはならない。また 髪 を 長 くのばしてはならない。その 頭 の 髪 は 切 らなければならない。
21 祭司 はすべて 内庭 にはいる 時 は、酒 を 飲 んではならない。
22 また 寡婦、および 出 された 女 をめとってはならない。ただイスラエルの 家 の 血統 の 処女、あるいは 祭司 の 妻 で、やもめになったものをめとらなければならない。
23 彼 らはわが 民 に、聖 と 俗 との 区別 を 教 え、汚 れたものと、清 いものとの 区別 を 示 さなければならない。
24 争 いのある 時 は、さばきのために 立 ち、わがおきてにしたがってさばき、また、わたしのもろもろの 祭 の 時 は、彼 らはわが 律法 と 定 めを 守 り、わが 安息日 を、聖別 しなければならない。
25 死人 に 近 づいて、身 を 汚 してはならない。ただ 父 のため、母 のため、むすこのため、娘 のため、兄弟 のため、夫 をもたない 姉妹 のためには、近 よって 身 を 汚 すことも 許 される。
26 このような 人 は、汚 れた 後、自身 のために、七日 の 期間 を 数 えよ。そうすれば 清 まる。
27 彼 は 聖所 に 入 り、内庭 に 行 き、聖所 で 務 に 当 る 日 には、罪祭 をささげなければならないと、主 なる 神 は 言 われる。
28 彼 らには 嗣 業 はない。わたしがその 嗣 業 である。あなたがたはイスラエルの 中 で、彼 らに 所有 を 与 えてはならない。わたしが 彼 らの 所有 である。
29 彼 らは 素祭、罪祭、愆祭 の 物 を 食 べる。すべてイスラエルのうちのささげられた 物 は 彼 らの 物 となる。
30 すべての 物 の 初 なりの 初物、およびすべてあなたがたのささげるもろもろのささげ 物 は、みな 祭司 のものとなる。またあなたがたの 麦粉 の 初物 は 祭司 に 与 えよ。これはあなたがたの 家 が、祝福 されるためである。
31 祭司 は、鳥 でも 獣 でも、すべて 自然 に 死 んだもの、または 裂 き 殺 されたものを 食 べてはならない。
Chapter 45
1 あなたがたは、くじを 引 き、地 を 分 けて、それを 所有 するときには、地 の 一部 を 聖 なる 地所 として 主 にささげよ。その 長 さは二万五千キュビト、幅 は二万キュビトで、その 区域 はすべて 聖 なる 地 である。
2 そのうち 聖所 に 属 するものは 縦横 五百キュビトずつであって、それは四 角 である。また五十キュビトの 空地 をその 周囲 につくれ。
3 あなたはこの 聖 なる 地所 から 長 さ二万五千キュビト、幅 一万キュビトを 測 り 取 り、その 中 に 聖所 と 至聖所 とを 設 けよ。
4 これは 国 の 中 で 聖 なる 所 であって、主 に 近 く 仕 える 聖所 の 仕 え 人 である 祭司 に 帰 属 する。これは 彼 らのためには 家 を 建 てる 所、聖所 のためには 聖地 となる。
5 また 長 さ二万五千キュビト、幅 一万キュビトの 別 の 地所 は、宮 に 仕 えるレビびとに 帰属 し、彼 らの 住 む 町 のための 所有 とする。
6 聖地 として 区別 した 部分 に 沿 い、幅 五千キュビト、長 さ二万五千キュビトは、町 の 所有 とせよ。これはイスラエル 全家 のものとなる。
7 また 君 たる 者 の 分 は、かの 聖地 と 町 の 所有 地 との、こなたかなたにある。すなわち 聖地 と 町 の 所有 地 に 沿 い、西 と 東 に 向 かい、部族 の 分 の一つに 応 じて、地所 の 西 から 東 の 境 に 至 り、
8 その 所有 の 地所 はイスラエルの 中 にある。わたしの 君 たちは、重 ねてわたしの 民 をしえたげず、部族 にしたがってイスラエルの 家 に 土地 を 与 える。
9 主 なる 神 は、こう 言 われる、イスラエルの 君 たちよ、暴虐 と 略奪 とをやめ、公道 と 正義 を 行 え。わが 民 を 追 いたてることをやめよと、主 なる 神 は 言 われる。
10 あなたがたは 正 しいはかり、正 しいエパ、正 しいバテを 用 いよ。
11 エパとバテとは 同 量 にせよ。すなわちバテをホメルの十 分 の一とし、エパもホメルの十 分 の一とし、すべてホメルによって 量 を 定 めよ。
12 一シケルは二十ゲラである。五シケルは五シケル、十シケルは十シケルとせよ。一ミナは五十シケルとせよ。
13 あなたがたがささげるささげ 物 はこれである。すなわち、一ホメルの 小麦 のうちから六 分 の一エパをささげ、大麦 一ホメルのうちから六 分 の一エパをささげよ。
14 油 は一コルのうちから十 分 の一バテをささげよ。コルはホメルと 同 じく十バテに 当 る。
15 またイスラエルの 氏族 から、家畜 の 群 れ二百につき一 頭 の 羊 を 出 して、素祭、燔祭、酬恩祭 とし、彼 らのために、あがないをなせと 主 なる 神 は 言 われる。
16 国 の 民 は 皆 これをイスラエルの 君 にささげ 物 とせよ。
17 また 祭日、ついたち、安息日、すなわちイスラエルの 家 のすべての 祝 い 日 に、燔祭、素祭、灌祭 を 供 えるのは、君 たる 者 の 務 である。すなわち 彼 はイスラエルの 家 のあがないのために、罪祭、素祭、燔祭、酬恩祭 をささげなければならない。
18 主 なる 神 は、こう 言 われる、正月 の 元日 に、あなたは 無傷 の 雄牛 の 子 を 取 って 聖所 を 清 めよ。
19 祭司 は 罪祭 の 獣 の 血 を 取 って、宮 の 柱 と 祭壇 のかさねの四すみ、および 内庭 の 門 の 柱 に 塗 れ。
20 月 の 七日 に、あなたがたは、過失 や 無知 のために 罪 を 犯 した 者 のために、このように 行 って 宮 のためにあがないをなせ。
21 正月 の十四 日 に、あなたがたは 過越 の 祭 を 祝 え。七日 の 間、種 を 入 れぬパンを 食 べよ。
22 その 日 に 君 たる 者 は、自身 のため、また 国 のすべての 民 のため、雄牛 をささげて 罪祭 とし、
23 祝 い 日 である 七日 の 間 は、七 頭 の 雄牛 と、七 頭 の 雄羊 の 無傷 のものを、七日 の 間 毎日、燔祭 として 主 に 供 えよ。また、雄 やぎを 罪祭 として 日々 ささげよ。
24 また 素祭 として 麦粉 一エパを 各 雄牛 のため、一エパを 各 雄羊 のためにととのえ、油 一ヒンを 各 エパに 加 えよ。
25 七 月 十五 日 の 祝 い 日 に、彼 は 七日 の 間、罪祭、燔祭、素祭 および 油 を、このように 供 えなければならない。
Chapter 46
1 主 なる 神 は、こう 言 われる、内庭 にある 東 向 きの 門 は、働 きをする六 日 の 間 は 閉 じ、安息日 にはこれを 開 き、またついたちにはこれを 開 け。
2 君 たる 者 は、外 から 門 の 廊 をとおってはいり、門 の 柱 のかたわらに 立 て。そのとき 祭司 たちは、燔祭 と 酬恩祭 とをささげ、彼 は 門 の 敷居 で、礼拝 して 出 て 行 くのである。しかし 門 は 夕暮 まで 閉 じてはならない。
3 国 の 民 は 安息日 と、ついたちとに、その 門 の 入口 で 主 の 前 に 礼拝 をせよ。
4 君 たる 者 が、安息日 に 主 にささげる 燔祭 は、六 頭 の 無傷 の 小羊 と、一 頭 の 無傷 の 雄羊 とである。
5 また 素祭 は 雄羊 のために 麦粉 一エパ、小羊 のための 素祭 は、その 人 のささげうる 程度 とし、麦粉 一エパに 油 一ヒンを 加 えよ。
6 ついたちには 無傷 の 雄牛 の 子 一 頭、六 頭 の 小羊 および一 頭 の 雄羊 をささげよ。これらはすべて 無傷 のものでなければならない。
7 素祭 は 雄牛 のために 麦粉 一エパ、雄羊 のために 麦粉 一エパ、小羊 のためには、その 人 のささげうる 程度 のものを 供 えよ。また 麦粉 一エパに 油 一ヒンを 加 えよ。
8 君 たる 者 がはいる 時 は 門 の 廊 の 道 からはいり、またその 道 から 出 よ。
9 国 の 民 が、祝 い 日 に 主 の 前 に 出 る 時、礼拝 のため、北 の 門 の 道 からはいる 者 は、南 の 門 の 道 から 出 て 行 き、南 の 門 の 道 からはいる 者 は、北 の 門 の 道 から 出 て 行 け。そのはいった 門 の 道 からは、帰 ってはならない。まっすぐに 進 んで、出 て 行 かなければならない。
10 彼 らがはいる 時、君 たる 者 は、彼 らと 共 にはいり、彼 らが 出 る 時、彼 も 出 なければならない。
11 祭日 と 祝 い 日 には、素祭 として、若 い 雄牛 のために 麦粉 一エパ、雄羊 のために 麦粉 一エパ、小羊 のためには、その 人 のささげうる 程度 のものを 供 え、麦粉 一エパには 油 一ヒンを 加 えよ。
12 また 君 たる 者 が、心 からの 供 え 物 として、燔祭 または 酬恩祭 を 主 にささげる 時 は、彼 のために 東 に 面 した 門 を 開 け。彼 は 安息日 に 行 うように、その 燔祭 と 酬恩祭 を 供 え、そして 退出 する。その 退出 の 後、門 は 閉 ざされる。
13 彼 は 日 ごとに一 歳 の 無傷 の 小羊 を 燔祭 として、主 にささげなければならない。すなわち 朝 ごとに、これをささげなければならない。
14 彼 は 朝 ごとに、素祭 をこれに 添 えてささげなければならない。すなわち 麦粉 一エパの六 分 の一に、これを 潤 す 油 一ヒンの三 分 の一を、素祭 として 主 にささげなければならない。これは 常燔祭 のおきてである。
15 すなわち 朝 ごとに 常燔祭 として、小羊 と 素祭 と 油 とをささげなければならない。
16 主 なる 神 は、こう 言 われる、君 たる 者 が、もしその 嗣 業 から、その 子 のひとりに 財産 を 与 える 時 は、それはその 子 らの 嗣 業 の 所有 となる。
17 しかし 彼 がその 奴隷 のひとりに、嗣 業 の 一部分 を 与 える 時 は、それは 彼 の 解放 の 年 まで、その 人 に 属 していて、その 後 は 君 たる 人 に 帰 る。彼 の 嗣 業 は、ただその 子 らにだけ 伝 わるべきである。
18 君 たる 者 はその 民 の 嗣 業 を 取 って、その 財産 を 継 がせないようにしてはならない。彼 はただ、自分 の 財産 のうちから、その 子 らにその 嗣 業 を、与 えなければならない。これはわが 民 のひとりでも、その 財産 を 失 わないためである」。
19 こうして 彼 はわたしを 連 れて、門 のかたわらの 入口 から、北 向 きの 祭司 の 聖 なる 室 に、はいらせた。見 ると、西 の 奥 の 方 に一つの 場所 があった。
20 彼 はわたしに 言 った、「これは 祭司 たちが 愆祭 および 罪祭 のものを 煮、素祭 のものを 焼 く 所 である。これは 外 庭 にそれらを 携 え 出 て、聖 なるべきことを、民 にうつさないためである」。
21 彼 はまたわたしを 外 庭 に 連 れ 出 し、庭 の四すみを 通 らせた。見 よ、庭 のこのすみにも 庭 があり、また 庭 のかのすみにも 庭 があった。
22 すなわち 庭 の四すみに 小 さい 庭 があり、長 さ四十キュビト、幅 三十キュビトで、四つとも 同 じ 大 きさである。
23 その四つの 小 さい 庭 の 内部 の 四方 には、石 の 壁 があり、周囲 の 壁 の 下 に、物 を 煮 る 所 が 設 けてあった。
24 彼 はわたしに 言 った、「これらは 宮 の 仕 え 人 たちが、民 のささげる 犠牲 のものを 煮 る 台所 である」。
Chapter 47
1 そして 彼 はわたしを 宮 の 戸口 に 帰 らせた。見 よ、水 の 宮 の 敷居 の 下 から、東 の 方 へ 流 れていた。宮 は 東 に 面 し、その 水 は、下 から 出 て、祭壇 の 南 にある 宮 の 敷居 の 南 の 端 から、流 れ 下 っていた。
2 彼 は 北 の 門 の 道 から、わたしを 連 れ 出 し、外 をまわって、東 に 向 かう 外 の 門 に 行 かせた。見 よ、水 は 南 の 方 から 流 れ 出 ていた。
3 その 人 は 東 に 進 み、手 に 測 りなわをもって一千キュビトを 測 り、わたしを 渡 らせた。すると 水 はくるぶしに 達 した。
4 彼 がまた一千キュビトを 測 って、わたしを 渡 らせると、水 はひざに 達 した。彼 がまた一千キュビトを 測 って、わたしを 渡 らせると、水 は 腰 に 達 した。
5 彼 がまた一千キュビトを 測 ると、渡 り 得 ないほどの 川 になり、水 は 深 くなって、泳 げるほどの 水、越 え 得 ないほどの 川 になった。
6 彼 はわたしに「人 の 子 よ、あなたはこれを 見 るか」と 言 った。それから、彼 はわたしを 川 の 岸 に 沿 って 連 れ 帰 った。
7 わたしが 帰 ってくると、見 よ、川 の 岸 のこなたかなたに、はなはだ 多 くの 木 があった。
8 彼 はわたしに 言 った、「この 水 は 東 の 境 に 流 れて 行 き、アラバに 落 ち 下 り、その 水 が、よどんだ 海 にはいると、それは 清 くなる。
9 おおよそこの 川 の 流 れる 所 では、もろもろの 動 く 生 き 物 が 皆 生 き、また、はなはだ 多 くの 魚 がいる。これはその 水 がはいると、海 の 水 を 清 くするためである。この 川 の 流 れる 所 では、すべてのものが 生 きている。
10 すなどる 者 が、海 のかたわらに 立 ち、エンゲデからエン・エグライムまで、網 を 張 る 所 となる。その 魚 は、大海 の 魚 のように、その 種類 がはなはだ 多 い。
11 ただし、その 沢 と 沼 とは 清 められないで、塩 地 のままで 残 る。
12 川 のかたわら、その 岸 のこなたかなたに、食物 となる 各種 の 木 が 育 つ。その 葉 は 枯 れず、その 実 は 絶 えず、月 ごとに 新 しい 実 がなる。これはその 水 が 聖所 から 流 れ 出 るからである。その 実 は 食用 に 供 せられ、その 葉 は 薬 となる」。
13 主 なる 神 は、こう 言 われる、「あなたがたがイスラエルの十二の 部族 に、嗣 業 として 土地 を 分 け 与 えるには、その 境 を 次 のように 定 めなければならない。ヨセフには二つの 分 を 与 えよ。
14 あなたがたは、これを 公平 に 分 けよ。これはわたしが、あなたがたの 先祖 に 与 えると 誓 ったもので、これは 嗣 業 として、あなたがたに 属 するものである。
15 その 地 の 境 はこのとおりである。北 は 大海 からヘテロンの 道 を 経 て、ハマテの 入口 およびゼダデに 至 り、
16 またベロテおよびダマスコとハマテの 境 にあるシブライムに 至 り、ハウランの 境 にあるハザル・ハテコンに 及 ぶ。
17 その 境 は 海 からダマスコの 北 の 境 にあるハザル・エノンにおよび、北 の 方 はハマテがその 境 である。これが 北 の 方 である。
18 東 の 方 は、ハウランとダマスコの 間 のハザル・エノンから、ギレアデとイスラエルの 地 との 間 の、ヨルダンに 沿 い、東 の 海 に 至 り、タマルに 及 ぶ。これが 東 の 方 である。
19 南 の 方 はタマルからメリボテ・カデシの 川 に 及 び、そこからエジプトの 川 に 沿 って 大海 に 至 る。これが 南 の 方 である。
20 西 の 方 はハマテの 入口 に 至 る 大海 を 境 とする。これが 西 の 方 である。
21 あなたがたはこのように、イスラエルの 部族 に 従 って、この 地 をあなたがたの 間 に 分割 せよ。
22 あなたがたは、くじをもって、これをあなたがたのうちに 分 け、またあなたがたのうちにいて、あなたがたのうちに、子 を 生 んだ 寄留 の 他国 人 のうちに 分 けて、嗣 業 とせよ。彼 らは、あなたがたには、イスラエルの 人々 のうちの 本国 人 と 同様 である。彼 らもあなたがたと 一緒 にくじを 引 いて、イスラエルの 部族 のうちに 嗣 業 を 得 るべきである。
23 他国 人 には、その 住 んでいる 部族 のうちで、その 嗣 業 をこれに 与 えなければならないと、主 なる 神 は 言 われる。
Chapter 48
1 イスラエルの 部族 の 名 は 次 のとおりである。北 の 果 からヘテロンの 道 を 経 て、ハマテの 入口 に 至 り、ハマテに 相対 するダマスコの 北 の 境 にあるハザル・エノンに 及 び、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方、これがダンの 分 である。
2 ダンの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方、これがアセルの 分 である。
3 アセルの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方、これがナフタリの 分 である。
4 ナフタリの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方、これがマナセの 分 である。
5 マナセの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方、これがエフライムの 分 である。
6 エフライムの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方、これがルベンの 分 である。
7 ルベンの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方、これがユダの 分 である。
8 ユダの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 へのびる 地方 は、あなたがたのささげる 献納 地 とせよ。その 幅 は二万五千キュビト、その 東 の 方 から 西 の 方 へのびる 長 さは、部族 の一つの 分 に 同 じで、聖所 はその 中 にある。
9 すなわちあなたがたの 主 にささげる 献納 地 は 長 さ二万五千キュビト、幅 二万キュビトとである。
10 これが 祭司 への 聖 なる 献納 地 である。すなわち 祭司 の 分 は、北 は二万五千キュビト、西 は 幅 一万キュビト、東 は 幅 一万キュビト、南 は 長 さ二万五千キュビトである。主 の 聖所 はその 中 にある。
11 これはイスラエルの 人々 が 迷 い 出 た 時、レビびとが 迷 ったように 迷 ったことはなく、わが 務 を 守 り 通 したザドクの 子孫 のうちから、聖別 された 祭司 に 属 する。
12 このようにレビびとの 境 に 沿 って、いと 聖 なる 地、すなわち 聖 なる 献納 地 が、特別 な 分 として 彼 らに 帰 属 する。
13 レビびとの 分 は 祭司 の 所有 地 の 境 に 沿 って、長 さ二万五千キュビト、幅 一万キュビト、すなわち、そのすべての 長 さ二万五千キュビト、幅 二万キュビトである。
14 彼 らはこれを 売 ってはならない、また 交換 してはならない、またその 大事 な 分 を 手 ばなしてはならない。これは 主 に 属 する 聖 なる 物 だからである。
15 その 残 りの 地 すなわち 幅 五千キュビト、長 さ二万五千キュビトは 町 のため、すみかのため、また 郊外 のための 一般人 の 地所 とせよ。町 はその 中 に 置 け。
16 一般人 の 地所 の 広 さは 次 のとおりである。すなわち 北 の 方 四千五百キュビト、南 の 方 四千五百キュビト、東 の 方 四千五百キュビト、西 の 方 四千五百キュビトである。
17 町 は 郊外 を 含 む。郊外 は 北 二百五十キュビト、南 二百五十キュビト、東 二百五十キュビト、西 二百五十キュビトである。
18 聖 なる 献納 地 に 沿 っている 残 りの 地 の 長 さは 東 へ一万キュビト、西 へ一万キュビトである。これは 聖 なる 献納 地 に 沿 っており、その 産物 は 町 の 働 き 人 の 食物 となる。
19 町 の 働 き 人 は、イスラエルのすべての 部族 から 出 て、これを 耕作 するのである。
20 あなたがたがささげる 献納 地 の 全体 は二万五千キュビト 四方 である。これは 町 の 所有 地 と 共 に 聖 なる 献納 地 である。
21 聖 なる 献納 地 と 町 の 所有 地 との、こなたかなたの 残 りの 地 は、君 たる 者 に 属 する。これは 聖 なる 献納 地 の二万五千キュビトに 面 して 東 の 境 に 至 り、西 はその二万五千キュビトに 面 して 西 の 境 に 至 り、部族 の 分 に 沿 うもので、君 たる 者 に 属 する。聖 なる 献納 地 と、宮 の 聖所 とは、その 中 にある。
22 町 の 所有 地 は、君 たる 者 に 属 する 部分 の 中 にあり、そして 君 たる 者 の 分 は、ユダの 領地 と、ベニヤミンの 領地 との 間 にある。
23 なお 残 りの 部族 では 東 の 方 から 西 の 方 に 至 る 地方、これがベニヤミンの 分 である。
24 ベニヤミンの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 に 至 る 地方、これがシメオンの 分 である。
25 シメオンの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 に 至 る 地方、これがイッサカルの 分 である。
26 イッサカルの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 に 至 る 地方、これがゼブルンの 分 である。
27 ゼブルンの 領地 に 沿 って、東 の 方 から 西 の 方 に 至 る 地方、これがガドの 分 である。
28 南 の 方 はガドの 領地 に 沿 って、タマルからメリボテ・カデシの 水 に 至 り、そこからエジプトの 川 に 沿 って 大海 に 至 る。
29 これはあなたがたが、くじをもってイスラエルの 部族 のうちに 分 けて、嗣 業 とすべき 地 である。これが 彼 らの 分 であると、主 なる 神 は 言 われる。
30 町 の 出口 は 次 のとおりである。北 の 方 の 長 さは四千五百キュビトである。
31 町 の 門 はイスラエルの 部族 の 名 にしたがい、三つの 門 になっている。すなわちルベンの 門、ユダの 門、レビの 門 である。
32 東 の 方 は四千五百キュビトであって、三つの 門 がある。すなわちヨセフの 門、ベニヤミンの 門、ダンの 門 である。
33 南 の 方 は四千五百キュビトであって、三つの 門 がある。すなわちシメオンの 門、イッサカルの 門、ゼブルンの 門 である。
34 西 の 方 は四千五百キュビトであって、三つの 門 がある。すなわちガドの 門、アセルの 門、ナフタリの 門 である。
35 町 の 周囲 は一万八千キュビトあり、この 日 から 後、この 町 の 名 は『主 そこにいます』と 呼 ばれる」。