Chapter 1
1 ダリヨスの二 年 八 月 のヱホバの 言 イドの 子 ベレキヤの 子 なる 預言者 ゼカリヤに 臨 めり 云 く
2 ヱホバいたく 汝 らの 父等 を 怒 りたまへり
3 萬軍 のヱホバかく 言 ふと 汝 かれらに 告 よ 萬軍 のヱホバ 言 ふ 汝 ら 我 に 歸 れ 萬軍 のヱホバいふ 我 も 汝 らに 歸 らん
4 汝 らの 父等 のごとくならざれ 前 の 預言者 等 かれらに 向 ひて 呼 はりて 言 り 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 請 ふ 汝 らその 惡 き 道 を 離 れその 惡 き 行 を 棄 てて 歸 れと 然 るに 彼等 は 聽 ず 耳 を 我 に 傾 けざりきヱホバこれを 言 ふ
5 汝 らの 父等 は 何處 にありや 預言者 たち 永遠 に 生 んや
6 然 ながら 我 僕 なる 預言者 等 に 我 が 命 じたる 吾 言 とわが 法度 とは 汝 らの 父等 に 追及 たるに 非 ずや 然 ゆゑに 彼 らかへりて 言 り 萬軍 のヱホバ 我 らの 道 に 循 ひ 我 らの 行 に 循 ひて 我 らに 爲 んと 思 ひたまひし 事 を 我 らに 爲 たまへりと
7 ダリヨスの二 年 十一 月 すなはちセバテといふ 月 の二十四 日 にヱホバの 言 イドの 子 ベレキヤの 子 なる 預言者 ゼカリヤに 臨 めり 云 く
8 我 夜 觀 しに 一箇 の 人 赤馬 に 乗 て 谷 の 裏 なる 鳥拈樹 の 中 に 立 ちその 後 に 赤馬 駁馬 白馬 をる
9 我 わが 主 よ 是等 は 何 ぞやと 問 けるに 我 と 語 ふ 天 の 使 われにむかひて 是等 の 何 なるをわれ 汝 に 示 さんと 言 り
10 鳥拈樹 の 中 に 立 る 人 答 へて 言 けるは 是等 は 地上 を 遍 く 歩 かしめんとてヱホバの 遣 したまひし 者 なりと
11 彼 ら 答 へて 鳥拈樹 の 中 に 立 るヱホバの 使 に 言 けるは 我 ら 地上 を 行 めぐり 觀 しに 全地 は 穩 にして 安 し
12 ヱホバの 使 こたへて 言 ふ 萬軍 のヱホバよ 汝 いつまでヱルサレムとユダの 邑々 を 恤 みたまはざるか 汝 はこれを 怒 りたまひてすでに七十 年 になりぬと
13 ヱホバ 我 と 語 ふ 天 の 使 に 嘉事 慰事 をもて 答 へたまへり
14 かくて 我 と 語 ふ 天 の 使 我 に 言 けるは 汝 呼 はりて 言 へ 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 我 ヱルサレムのためシオンのために 甚 だしく 心 を 熱 して 嫉妬 おもひ
15 安居 せる 國々 の 民 を 太 く 怒 る 其 は 我 すこしく 怒 りしに 彼 ら 力 を 出 して 之 に 害 を 加 へたればなり
16 ヱホバかく 言 ふ 是故 に 我 憐憫 をもてヱルサレムに 歸 る 萬軍 のヱホバのたまふ 我 室 その 中 に 建 られ 量繩 ヱルサレムに 張 られん
17 汝 また 呼 はりて 言 へ 萬軍 のヱホバかく 宣 ふ 我 邑々 には 再 び 嘉物 あふれんヱホバふたたびシオンを 慰 め 再 びヱルサレムを 簡 びたまふべしと
18 かくて 我 目 を 擧 て 觀 しに 四 の 角 ありければ
19 我 に 語 ふ 天 の 使 に 是等 は 何 なるやと 問 しに 彼 われに 答 へけるは 是等 はユダ、イスラエルおよびヱルサレムを 散 したる 角 なりと
20 時 にヱホバ 四箇 の 鍛冶 を 我 に 見 し 給 へり
21 我 是等 は 何 を 爲 んとて 來 れるやと 問 しに 斯 こたへ 給 へり 是等 の 角 はユダを 散 して 人 にその 頭 を 擧 しめざりし 者 なるが 今 この 四箇 の 者 來 りて 之 を 威 しかのユダの 地 にむかひて 角 を 擧 て 之 を 散 せし 諸國 の 角 を 擲 たんとす
Chapter 2
1 茲 に 我 目 を 擧 て 觀 しに 一箇 の 人 量繩 を 手 に 執居 ければ
2 汝 は 何處 へ 往 くやと 問 しにヱルサレムを 量 りてその 廣 と 長 の 幾何 なるを 觀 んとすと 我 に 答 ふ
3 時 に 我 に 語 ふ 天 の 使 出行 たりしが 又 一箇 の 天 の 使 出 きたりて 之 に 會 ひ
4 之 に 言 けるは 走 ゆきてこの 少 き 人 に 告 て 言 へヱルサレムはその 中 に 人 と 畜 と 饒 なるによりて 野原 のごとくに 廣 く 亘 るべし
5 ヱホバ 言 たまふ 我 その 四周 にて 火 の 垣 となりその 中 にて 榮光 とならん
6 ヱホバいひたまふ 來 れ 來 れ 北 の 地 より 逃 きたれ 我 なんぢらを 四方 の 天風 のごとくに 行 わたらしむればなりヱホバこれを 言 ふ
7 來 れバビロンの 女子 とともに 居 るシオンよ 遁 れ 來 れ
8 萬軍 のヱホバかく 言 たまふヱホバ 汝等 を 擄 へゆきし 國々 へ 榮光 のために 我儕 を 遣 したまふ 汝 らを 打 つ 者 は 彼 の 目 の 珠 を 打 なればなり
9 即 ち 我 手 をかれらの 上 に 搖 ん 彼 らは 己 に 事 へし 者 の 俘虜 となるべし 汝 らは 萬軍 のヱホバの 我 を 遣 したまへるなるを 知 ん
10 ヱホバ 言 たまふシオンの 女子 よ 喜 び 樂 め 我 きたりて 汝 の 中 に 住 ばなり
11 その 日 には 許多 の 民 ヱホバに 附 て 我民 とならん 我 なんぢの 中 に 住 べし 汝 は 萬軍 のヱホバの 我 を 遣 したまへるなるを 知 ん
12 ヱホバ 聖地 の 中 にてユダを 取 て 己 の 分 となし 再 びヱルサレムを 簡 びたまふべし
13 ヱホバ 起 てその 聖住所 よりいでたまへば 凡 そ 血肉 ある 者 ヱホバの 前 に 粛然 たれ
Chapter 3
1 彼 祭司 の 長 ヨシユアがヱホバの 使 の 前 に 立 ちサタンのその 右 に 立 てこれに 敵 しをるを 我 に 見 す
2 ヱホバ、サタンに 言 たまひけるはサタンよヱホバ 汝 をせむべし 即 ちヱルサレムを 簡 びしヱホバ 汝 をいましむ 是 は 火 の 中 より 取 いだしたる 燃柴 ならずやと
3 ヨシユア 汚 なき 衣服 を 衣 て 使 の 前 に 立 をりしが
4 ヱホバ 己 の 前 に 立 る 者等 に 告 て 汚 なき 衣服 を 之 に 脱 せよと 宣 ひまたヨシユアに 向 ひて 觀 よ 我 なんぢの 罪 を 汝 の 身 より 取 のぞけり 汝 に 美服 を 衣 すべしと 宣 へり
5 我 また 潔 き 冠冕 をその 首 に 冠 らせよと 言 り 是 において 潔 き 冠冕 をその 首 に 冠 らせ 衣服 をこれに 衣 すヱホバの 使 は 立 をる
6 ヱホバの 使 證 してヨシユアに 言 ふ
7 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 汝 もし 我 道 を 歩 みわが 職守 を 守 らば 我 家 を 司 どり 我 庭 を 守 ることを 得 ん 我 また 此 に 立 る 者等 の 中 に 往來 する 路 を 汝 に 與 ふべし
8 祭司 の 長 ヨシユアよ 請 ふ 汝 と 汝 の 前 に 坐 する 汝 の 同僚 とともに 聽 べし 彼 らは 即 ち 前表 となるべき 人 なり 我 かならず 我 僕 たる 枝 を 來 らすべし
9 ヨシユアの 前 に 我 が 立 るところの 石 を 視 よ 此 一箇 の 石 の 上 に 七箇 の 目 あり 我 自 らその 彫刻 をなす 萬軍 のヱホバこれを 言 ふなり 我 この 地 の 罪 を 一日 の 内 に 除 くべし
10 萬軍 のヱホバ 言 たまふ 其 日 には 汝等 おのおの 互 に 相招 きて 葡萄 の 樹 の 下 無花果 の 樹 の 下 にあらん
Chapter 4
1 我 に 語 へる 天 の 使 また 來 りて 我 を 呼醒 せり 我 は 睡 れる 人 の 呼醒 されしごとくなりき
2 彼 我 にむかひて 汝 何 を 見 るやと 言 ければ 我 いへり 我 觀 に 惣金 の 燈臺 一箇 ありてその 頂 に 油 を 容 る 噐 ありまた 燈臺 の 上 に 七箇 の 燭盞 ありその 燭盞 は 燈臺 の 頂 にありて 之 に 各 七本 づつの 管 あり
3 また 燈臺 の 側 に 橄欖 の 樹 二本 ありて 一 は 油 を 容 る 噐 の 右 にあり 一 はその 左 にあり
4 我 答 へて 我 と 語 ふ 天 の 使 の 問 言 けるは 我 主 よ 是等 は 何 ぞやと
5 我 と 語 ふ 天 の 使 我 に 答 へて 汝 是等 の 何 なるを 知 ざるかと 言 しにより 我 主 よ 知 ずとわれ 言 り
6 彼 また 答 へて 我 に 言 けるはゼルバベルにヱホバの 告 たまふ 言 は 是 のごとし 萬軍 のヱホバ 宣 ふ 是 は 權勢 に 由 らず 能力 に 由 らず 我 靈 に 由 るなり
7 ゼルバベルの 前 にあたれる 大 山 よ 汝 は 何 者 ぞ 汝 は 平地 とならん 彼 は 恩惠 あれ 之 に 恩惠 あれと 呼 はる 聲 をたてて 頭石 を 曳 いださん
8 ヱホバの 言 われに 臨 めり 云 く
9 ゼルバベルの 手 この 室 の 石礎 を 置 たり 彼 の 手 これを 成終 ん 汝 しらん 萬軍 のヱホバ 我 を 汝等 に 遣 したまひしと
10 誰 か 小 き 事 の 日 を 藐視 むる 者 ぞ 夫 の 七 の 者 は 遍 く 全地 に 往來 するヱホバの 目 なり 準繩 のゼルバベルの 手 にあるを 見 て 喜 ばん
11 我 また 彼 に 問 て 燈臺 の 右左 にある 此 二本 の 橄欖 の 樹 は 何 なるやと 言 ひ
12 重 ねてまた 彼 に 問 て 此 二本 の 金 の 管 によりて 金 の 油 をその 中 より 斟 ぎ 出 す 二枝 の 橄欖 は 何 ぞやと 言 しに
13 彼 われに 答 へて 汝 是等 の 何 なるを 知 ざるかと 言 ければ 我 主 よ 知 ずと 言 けるに
14 彼 言 らく 是等 は 油 の 二箇 の 子 にして 全地 の 主 の 前 に 立 つ 者 なり
Chapter 5
1 我 また 目 を 擧 て 觀 しに 卷物 の 飛 あり
2 彼 われに 汝 何 を 見 るやと 言 ければ 我 言 ふ 我 卷物 の 飛 ぶを 見 る 其 長 は二十キユビトその 寛 は十キユビト
3 彼 またわれに 言 けるは 是 は 全地 の 表面 を 往 めぐる 呪詛 の 言 なり 凡 て 竊 む 者 は 卷物 のこの 面 に 照 して 除 かれ 凡 て 誓 ふ 者 は 卷物 の 彼 の 面 に 照 して 除 かるべし
4 萬軍 のヱホバのたまふ 我 これを 出 せり 是 は 竊盗者 の 家 に 入 りまた 我 名 を 指 て 僞 り 誓 ふ 者 の 家 に 入 てその 家 の 中 に 宿 りその 木 と 石 とを 並 せて 盡 く 之 を 燒 べしと
5 我 に 語 へる 天 の 使 進 み 來 りて 我 に 言 けるは 請 ふ 目 を 擧 てこの 出 きたれる 物 の 何 なるを 見 よ
6 これは 何 なるやと 我 言 ければ 彼 言 ふ 此 出來 れる 者 はエパ 舛 なり 又 言 ふ 全地 において 彼等 の 形状 は 是 のごとしと
7 かくて 鉛 の 圓 き 蓋 を 取 あぐれば 一人 の 婦人 エパ 舛 の 中 に 坐 し 居 る
8 彼 是 は 罪惡 なりと 言 てその 婦人 をエパ 舛 の 中 に 投 いれ 鉛 の 錘 をその 舛 の 口 に 投 かぶらせたり
9 我 また 目 を 擧 て 觀 しに 婦人 二人 出 きたれり 之 に 鶴 の 翼 のごとき 翼 ありてその 翼 風 を 含 む 彼等 そのエパ 舛 を 天地 の 間 に 持 擧 ぐ
10 我 すなはち 我 に 語 ふ 天 の 使 にむかひて 彼等 エパ 舛 を 何處 へ 携 へゆくなるやと 言 けるに
11 彼 我 に 言 ふシナルの 地 にて 之 がために 家 を 建 んとてなり 是 は 彼處 に 置 られてその 臺 の 上 に 立 ん
Chapter 6
1 我 また 目 を 擧 て 觀 しに 四輌 の 車 二 の 山 の 間 より 出 きたれりその 山 は 銅 の 山 なり
2 第 一の 車 には 赤馬 を 着 け 第 二の 車 には 黑馬 を 着 け
3 第 三の 車 には 白馬 を 着 け 第 四の 車 には 白點 なる 強馬 を 着 く
4 我 すなはち 我 に 語 ふ 天 の 使 に 問 て 我 主 よ 是等 は 何 なるやと 言 けるに
5 天 の 使 こたへて 我 に 言 ふ 是 は 四 の 天風 にして 全地 の 主 の 前 より 罷 り 出 たる 者 なり
6 黑馬 は 北 の 地 をさして 進 み 行 き 白馬 その 後 に 從 ふ 又 白點馬 は 南 の 地 をさして 進 みゆき
7 強馬 は 進 み 出 て 地 を 徧 く 行 めぐらんとす 彼 汝 ら 往 き 地 を 徧 くめぐれと 言 たまひければ 則 ち 地 を 行 めぐれり
8 彼 われを 呼 て 我 に 告 て 言 ふこの 北 の 地 に 往 る 者等 は 北 の 地 にて 我 靈 を 安 んず
9 ヱホバの 言 われに 臨 めり 曰 く
10 汝 かの 囚虜人 の 中 の 者 ヘルダイ、トビヤおよびヱダヤより 取 ことをせよ 即 ちその 日 に 汝 かれらがバビロンより 歸 りて 宿 りをるゼパニヤの 子 ヨシヤの 家 に 到 り
11 金銀 を 取 て 冠冕 を 造 りヨザダクの 子 なる 祭司 の 長 ヨシユアの 首 にこれを 冠 らせ
12 彼 に 語 りて 言 べし 萬軍 のヱホバ 斯 言 たまふ 視 よ 人 ありその 名 を 枝 といふ 彼 おのれの 處 より 生 いでてヱホバの 宮 を 建 ん
13 即 ち 彼者 ヱホバの 宮 を 建 て 尊榮 を 帶 びその 位 に 坐 して 政事 を 施 しその 位 にありて 祭司 とならん 此 二 の 者 の 間 に 平和 の 計議 あるべし
14 偖 またその 冠冕 はヘレム、トビヤ、ユダヤおよびゼパニヤの 子 ヘンの 記念 のために 之 をヱホバの 殿 に 納 むべし
15 遠 き 處 の 者等 來 りてヱホバの 殿 を 建 ん 而 して 汝 らは 萬軍 のヱホバの 我 を 遣 したまひしなるを 知 にいたらん 汝 らもし 汝 らの 神 ヱホバの 聲 に 聽 したがはば 是 のごとくなるべし
Chapter 7
1 ダリヨス 王 の四 年 の九 月 すなはちキスリウといふ 月 の 四日 にヱホバの 言 ゼカリヤに 臨 めり
2 ベテルかの 時 シヤレゼル、レゲンメレクおよびその 從者 を 遣 してヱホバを 和 めさせ
3 かつ 萬軍 のヱホバの 室 にをる 祭司 に 問 しめ 且 預言者 に 問 しめて 言 けらく 我 今 まで 年 久 しく 爲 きたりしごとく 尚 五 月 をもて 哭 きかつ 齋戒 すべきやと
4 ここにおいて 萬軍 のヱホバの 言 我 に 臨 めり 云 く
5 國 の 諸民 および 祭司 に 告 て 言 へ 汝 らは七十 年 のあひだ五 月 と七 月 とに 斷食 しかつ 哀哭 せしがその 斷食 せし 時 果 して 我 にむかひて 斷食 せしや
6 汝 ら 食 ひかつ 飮 は 全 く 己 のために 食 ひ 己 のために 飮 ならずや
7 在昔 ヱルサレムおよび 周圍 の 邑々 人 の 住 ふありて 平安 なりし 時 南 の 地 および 平野 にも 人 の 住 ひをりし 時 に 已往 の 預言者 によりてヱホバの 宣 ひたりし 言 を 汝 ら 知 ざるや
8 ヱホバの 言 ゼカリヤに 臨 めり 云 く
9 萬軍 のヱホバかく 宣 へり 云 く 正義 き 審判 を 行 ひ 互 に 相愛 しみ 相憐 め
10 寡婦 孤兒 旅客 および 貧者 を 虐 ぐるなかれ 人 を 害 せんと 心 に 圖 る 勿 れと
11 然 るに 彼等 は 肯 て 耳 を 傾 けず 背 を 向 け 耳 を 鈍 くして 聽 ず
12 且 その 心 を 金剛石 のごとくし 萬軍 のヱホバがその 御霊 をもて 已往 の 預言者 に 由 て 傳 へたまひし 律法 と 言詞 に 聽 したがはざりき 是 をもて 大 なる 怒 萬軍 のヱホバより 出 て 臨 めり
13 彼 かく 呼 はりたれども 彼等 聽 ざりき 其 ごとく 彼 ら 呼 はるとも 我 聽 じ 萬軍 のヱホバこれを 言 ふ
14 我 かれらをその 識 ざる 諸 の 國 に 吹 散 すべし 其 後 にてこの 地 は 荒 て 往來 する 者 なきに 至 らん 彼等 かく 美 しき 國 を 荒 地 となす
Chapter 8
1 萬軍 のヱホバの 言 われに 臨 めり 曰 く
2 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 我 シオンのために 甚 だしく 心 を 熱 して 妬 く 思 ひ 大 なる 忿怒 を 起 して 之 がために 妬 く 思 ふ
3 ヱホバかく 言 たまふ 今 我 シオンに 歸 れり 我 ヱルサレムの 中 に 住 んヱルサレムは 誠實 ある 邑 と 稱 へられ 萬軍 のヱホバの 山 は 聖山 と 稱 へらるべし
4 萬軍 のヱホバかく 言 たまふヱルサレムの 街衢 には 再 び 老 たる 男 老 たる 女 坐 せん 皆 年 高 くして 各々 杖 を 手 に 持 べし
5 またその 邑 の 街衢 には 男 の 兒 女 の 兒 滿 て 街衢 に 遊 び 戯 れん
6 萬軍 のヱホバかく 言 たまふこの 事 その 日 には 此 民 の 遺餘者 の 目 に 奇 といふとも 我 目 に 何 の 奇 きこと 有 んや 萬軍 のヱホバこれを 言 ふ
7 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 視 よ 我 わが 民 を 日 の 出 る 國 より 日 の 入 る 國 より 救 ひ 出 し
8 かれらを 携 へ 來 りてヱルサレムの 中 に 住 しめん 彼 らは 我民 となり 我 は 彼 らの 神 となりて 共 に 誠實 と 正義 に 居 ん
9 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 汝 ら 萬軍 のヱホバの 室 なる 殿 を 建 んとて 其 基礎 を 置 たる 日 に 起 りし 預言者 等 の 口 の 言詞 を 今日 聞 く 者 よ 汝 らの 腕 を 強 くせよ
10 此 日 の 先 には 人 も 工 の 價 を 得 ず 獸畜 も 工 の 價 を 得 ず 出者 も 入者 も 仇 の 故 をもて 安然 ならざりき 即 ち 我 人々 をして 互 に 相攻 しめたり
11 然 れども 今 は 我 此 民 の 遺餘者 に 對 すること 曩 の 日 の 如 くならずと 萬軍 のヱホバ 言 たまふ
12 即 ち 平安 の 種子 あるべし 葡萄 の 樹 は 果 を 結 び 地 は 產物 を 出 し 天 は 露 を 與 へん 我 この 民 の 遺餘者 にこれを 盡 く 獲 さすべし
13 ユダの 家 およびイスラエルの 家 よ 汝 らが 國々 の 中 に 呪詛 となりしごとく 此度 は 我 なんぢらを 救 ふて 祝言 とならしめん 懼 るる 勿 れ 汝 らの 腕 を 強 くせよ
14 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 在昔 汝 らの 先祖 我 を 怒 らせし 時 に 我 これに 災禍 を 降 さんと 思 ひて 之 を 悔 ざりき 萬軍 のヱホバこれを 言 ふ
15 是 のごとく 我 また 今日 ヱルサレムとユダの 家 に 福祉 を 降 さんと 思 ふ 汝 ら 懼 るる 勿 れ
16 汝 らの 爲 べき 事 は 是 なり 汝 ら 各々 たがひに 眞實 を 言 べし 又 汝等 の 門 にて 審判 する 時 は 眞實 を 執 て 平和 の 審判 を 爲 べし
17 汝等 すべて 人 の 災害 を 心 に 圖 る 勿 れ 僞 の 誓 を 好 む 勿 れ 是等 はみな 我 が 惡 む 者 なりとヱホバ 言 たまふ
18 萬軍 のヱホバの 言 われに 臨 めり 云 く
19 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ四 月 の 斷食 五 月 の 斷食 七 月 の 斷食 十 月 の 斷食 かへつてユダの 家 の 宴樂 となり 欣喜 となり 佳節 となるべし 惟 なんぢら 眞實 と 平和 を 愛 すべし
20 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 國々 の 民 および 衆多 の 邑 の 居民 來 り 就 ん
21 即 ちこの 邑 の 居民 往 てかの 邑 の 者 に 向 ひ 我儕 すみやかに 往 てヱホバを 和 め 萬軍 のヱホバを 求 めんと 言 んに 我 も 往 べしと 答 へん
22 衆多 の 民 強 き 國民 ヱルサレムに 來 りて 萬軍 のヱホバを 求 めヱホバを 和 めん
23 萬軍 のヱホバかく 言 たまふ 其 日 には 諸 の 國語 の 民 十 人 にてユダヤ 人 一箇 の 裾 を 拉 へん 即 ち 之 を 拉 へて 言 ん 我 ら 汝 らと 與 に 往 べし 其 は 我 ら 神 の 汝 らと 偕 にいますを 聞 たればなり
Chapter 9
1 ヱホバの 言詞 の 重負 ハデラクの 地 に 臨 むダマスコはその 止 る 所 なりヱホバ 世 の 人 を 眷 みイスラエルの 一切 の 支派 を 眷 みたまへばなり
2 之 に 界 するハマテも 然 りツロ、シドンも 亦 はなはだ 怜悧 ければ 同 じく 然 るべし
3 ツロは 自己 のために 城郭 を 構 へ 銀 を 塵 のごとくに 積 み 金 を 街衢 の 土 のごとくに 積 めり
4 視 よ 主 これを 攻取 り 海 にて 之 が 力 を 打 ほろぼしたまふべし 是 は 火 にて 焚 うせん
5 アシケロンこれを 見 て 懼 れガザもこれを 見 て 太 く 慄 ふエクロンもその 望 む 所 の 者 辱 しめらるるに 因 て 亦 然 りガザには 王 絶 えアシケロンには 住者 なきに 至 らん
6 アシドドにはまた 雑種 の 民 すまん 我 ペリシテ 人 が 誇 る 所 の 者 を 絶 べし
7 我 これが 口 より 血 を 取 除 き 之 が 齒 の 間 より 憎 むべき 物 を 取 除 かん 是 も 遺 りて 我儕 の 神 に 歸 しユダの 牧伯 のごとくに 成 べしまたエクロンはヱブス 人 のごとくになるべし
8 我 わが 家 のために 陣 を 張 て 敵 軍 に 當 り 之 をして 往來 すること 無 らしめん 虐遇者 かさねて 逼 ること 無 るべし 我 いま 我 目 をもて 親 ら 見 ればなり
9 シオンの 女 よ 大 に 喜 べヱルサレムの 女 よ 呼 はれ 視 よ 汝 の 王 汝 に 來 る 彼 は 正義 して 拯救 を 賜 り 柔和 にして 驢馬 に 乗 る 即 ち 牝驢馬 の 子 なる 駒 に 乗 るなり
10 我 エフライムより 車 を 絶 ちヱルサレムより 馬 を 絶 ん 戰爭弓 も 絶 るべし 彼 國々 の 民 に 平和 を 諭 さん 其 政治 は 海 より 海 に 及 び 河 より 地 の 極 におよぶべし
11 汝 についてはまた 汝 の 契約 の 血 のために 我 かの 水 なき 坑 より 汝 の 被俘人 を 放 ち 出 さん
12 望 を 懷 く 被俘人 よ 汝等 城 に 歸 れ 我 今日 もなほ 告 て 言 ふ 我 かならず 倍 して 汝等 に 賚 ふべし
13 我 ユダを 張 て 弓 となしエフライムを 矢 となして 之 につがへんシオンよ 我 汝 の 人々 を 振起 してギリシヤの 人々 を 攻 しめ 汝 をして 大丈夫 の 劍 のごとくならしむべし
14 ヱホバこれが 上 に 顯 れてその 箭 を 電光 のごとくに 射 いだしたまはん 主 ヱホバ 喇叭 を 吹 ならし 南 の 暴風 に 乗 て 出來 まさん
15 萬軍 のヱホバ 彼 らを 護 りたまはん 彼等 は 食 ふことを 爲 し 投石器 の 石 を 踏 つけん 彼等 は 飮 ことを 爲 し 酒 に 醉 るごとくに 聲 を 擧 ん 其 これに 盈 さるることは 血 を 盛 る 鉢 のごとく 祭壇 の 隅 のごとくなるべし
16 彼 らの 神 ヱホバ 當日 に 彼 らを 救 ひその 民 を 羊 のごとくに 救 ひたまはん 彼等 は 冠冕 の 玉 のごとくになりて 其 地 に 輝 くべし
17 その 福祉 は 如何計 ぞや 其 美麗 は 如何計 ぞや 穀物 は 童男 を 長 ぜしめ 新 酒 は 童女 を 長 ぜしむ
Chapter 10
1 汝 ら 春 の 雨 の 時 に 雨 をヱホバに 乞 へヱホバは 電光 を 造 り 大 雨 を 人々 に 賜 ひ 田野 において 草蔬 を 各々 に 賜 ふべし
2 夫 テラピムは 空虚 き 事 を 言 ひ 卜筮師 はその 見 る 所 眞實 ならずして 虚僞 の 夢 を 語 る 其 慰 むる 所 は 徒然 なり 是 をもて 民 は 羊 のごとくに 迷 ひ 牧者 なきに 因 て 惱 む
3 我 牧者 にむかひて 怒 を 發 す 我 牡山羊 を 罰 せん 萬軍 のヱホバその 群 なるユダの 家 を 顧 み 之 をしてその 美 しき 軍馬 のごとくならしめたまふ
4 隅石 彼 より 出 で 釘 かれより 出 で 軍弓 かれより 出 で 宰 たる 者 みな 齊 く 彼 より 出 ん
5 彼等 戰 ふ 時 は 勇士 のごとくにして 街衢 の 泥 の 中 に 敵 を 蹂躙 らんヱホバかれらとともに 在 せば 彼 ら 戰 はん 馬 に 騎 れる 者等 すなはち 媿 を 抱 くべし
6 我 ユダの 家 を 強 くしヨセフの 家 を 救 はん 我 かれらを 恤 むが 故 に 彼 らをして 歸 り 住 しめん 彼 らは 我 に 棄 られし 事 なきが 如 くなるべし 我 は 彼 らの 神 ヱホバなり 我 かれらに 聽 べし
7 エフライム 人 は 勇士 に 等 しくして 酒 を 飮 たるごとく 心 に 歡 ばん 其 子等 は 見 て 喜 びヱホバに 因 て 心 に 樂 しまん
8 我 かれらに 向 ひて 嘯 きて 之 を 集 めん 其 は 我 これを 贖 ひたればなり 彼等 は 昔 殖増 たる 如 くに 殖増 ん
9 我 かれらを 國々 の 民 の 中 に 捲 ん 彼等 は 遠 き 國 において 我 をおぼへん 彼 らは 其 子等 とともに 生 ながらへて 歸 り 來 るべし
10 我 かれらをエジプトの 國 より 携 へかへりアッスリヤより 彼等 を 集 めギレアデの 地 およびレバノンに 彼 らを 携 へゆかんその 居處 も 無 きほどなるべし
11 彼 艱難 の 海 を 通 り 海 の 浪 を 撃破 りたまふナイルの 淵 は 盡 く 涸 るアッスリヤの 傲慢 は 卑 くせられエジプトの 杖 は 移 り 去 ん
12 我 彼 らをしてヱホバに 由 て 強 くならしめん 彼等 はヱホバの 名 をもて 歩 まんヱホバこれを 言 たまふ
Chapter 11
1 レバノンよ 汝 の 門 を 啓 き 火 をして 汝 の 香柏 を 焚 しめよ
2 松 よ 叫 べ 香柏 は 倒 れ 威嚴 樹 はそこなはれたりバシヤンの 橡 よ 叫 べ 高 らかなる 林 は 倒 れたり
3 牧者 の 叫 ぶ 聲 あり 其 榮 そこなはれたればなり 猛 き 獅子 の 吼 る 聲 ありヨルダンの 叢 そこなはれたればなり
4 我 神 ヱホバかく 言 たまふ 宰 らるべき 羔 を 牧 へ
5 之 を 買 ふ 者 は 之 を 宰 るとも 罪 なし 之 を 賣 る 者 は 言 ふ 我 富 を 得 ればヱホバを 祝 すべしと 其 牧者 もこれを 惜 まざるなり
6 ヱホバ 言 たまふ 我 かさねて 地 の 居民 を 惜 まじ 視 よ 我 人 を 各々 その 隣人 の 手 に 付 しその 王 の 手 に 付 さん 彼 ら 地 を 荒 すべし 我 これを 彼 らの 手 より 救 ひ 出 さじ
7 我 すなはち 其 宰 らるべき 羊 を 牧 り 是 は 最 も 憫然 なる 羊 なり 我 みづから 二本 の 杖 を 取 り 一 を 恩 と 名 け 一 を 結 と 名 けてその 羊 を 牧 り
8 我 一月 に 牧者 三 人 を 絶 り 我 心 に 彼 らを 厭 ひしが 彼等 も 心 に 我 を 惡 めり
9 我 いへり 我 は 汝 らを 飼 はじ 死 る 者 は 死 に 絶 るる 者 は 絶 れ 遺 る 者 は 互 にその 肉 を 食 ひあふべし
10 我 恩 といふ 杖 を 取 て 之 を 折 れり 是 諸 の 民 に 立 し 我 契約 を 廢 せんとてなりき
11 是 は 其 日 に 廢 せられたり 是 に 於 てかの 我 に 聽 したがひし 憫然 なる 羊 は 之 をヱホバの 言 なりしと 知 れり
12 我 彼 らに 向 ひて 汝等 もし 善 と 視 なば 我 價 を 我 に 授 けよ 若 しからずば 止 めよと 言 ければ 彼等 すなはち 銀 三十を 權 りて 我 價 とせり
13 ヱホバ 我 に 言 たまひけるは 彼等 に 我 が 估價 せられしその 善價 を 陶人 に 投 あたへよと 我 すなはち 銀 三十を 取 てヱホバの 室 に 投 いれて 陶人 に 歸 せしむ
14 我 また 結 といふ 杖 を 折 れり 是 ユダとイスラエルの 間 の 和好 を 絶 んとてなりき
15 ヱホバ 我 に 言 たまはく 汝 また 愚 なる 牧者 の 器 を 取 れ
16 視 よ 我 地 に 一人 の 牧者 を 興 さん 彼 は 亡 ぶる 者 を 顧 みず 迷 へる 者 を 尋 ねず 傷 つける 者 を 醫 さず 健剛 なる 者 を 飼 はず 肥 たる 者 の 肉 を 食 ひ 且 その 蹄 を 裂 ん
17 其 羊 の 群 を 棄 る 惡 き 牧者 は 禍 なるかな 劍 その 腕 に 臨 みその 右 の 目 に 臨 まん 其 腕 は 全 く 枯 えその 右 の 目 は 全 く 盲 れん
Chapter 12
1 イスラエルにかかはるヱホバの 言詞 の 重負 ヱホバ 即 ち 天 を 舒 べ 地 の 基 を 置 ゑ 人 のうちの 靈魂 を 造 る 者 言 たまふ
2 視 よ 我 ヱルサレムをしてその 周圍 の 國民 を 蹌踉 はする 杯 とならしむべしヱルサレムの 攻圍 まるる 時 是 はユダにも 及 ばん
3 其 日 には 我 ヱルサレムをして 諸 の 國民 に 對 ひて 重 石 とならしむべし 之 を 持 擧 る 者 は 大 傷 を 受 ん 地上 の 諸國 みな 集 りて 之 に 攻寄 べし
4 ヱホバ 言 たまふ 當日 には 我 一切 の 馬 を 撃 て 駭 かせその 騎手 を 撃 て 狂 はせん 而 して 我 ユダの 家 の 上 に 我 目 を 開 き 諸 の 國民 の 馬 を 撃 て 盲 になすべし
5 ユダの 牧伯 等 その 心 の 中 に 謂 んヱルサレムの 居民 はその 神 萬軍 のヱホバに 由 て 我 力 となるべしと
6 當日 には 我 ユダの 牧伯 等 をして 薪 の 下 にある 火盤 のごとく 麥束 の 下 にある 炬火 のごとくならしむべし 彼等 は 右左 にむかひその 周圍 の 國民 を 盡 く 焚 んヱルサレム 人 はなほヱルサレムにてその 本 の 處 に 居 ことを 得 べし
7 ヱホバまづユダの 幕屋 を 救 ひたまはん 是 ダビデの 家 の 榮 およびヱルサレムの 居民 の 榮 のユダに 勝 ること 無 らんためたり
8 當日 ヱホバ、ヱルサレムの 居民 を 護 りたまはん 彼 らの 中 の 弱 き 者 もその 日 にはダビデのごとくなるべしまたダビデの 家 は 神 のごとく 彼 らに 先 だつヱホバの 使 のごとくなるべし
9 その 日 には 我 ヱルサレムに 攻 きたる 國民 をことごとく 滅 すことを 務 むべし
10 我 ダビデの 家 およびヱルサレムの 居民 に 恩惠 と 祈禱 の 靈 をそそがん 彼等 はその 刺 たりし 我 を 仰 ぎ 觀 獨子 のため 哭 くがごとく 之 がために 哭 き 長子 のために 悲 しむがごとく 之 がために 痛 く 悲 しまん
11 その 日 にはヱルサレムに 大 なる 哀哭 あらん 是 はメギドンの 谷 なるハダデリンモンに 在 し 哀哭 のごとくなるべし
12 國 中 の 族 おのおの 別 れ 居 て 哀哭 べし 即 ちダビデの 族 別 れ 居 て 哀哭 きその 妻 等 別 れ 居 て 哀哭 きナタンの 家 の 族 別 れ 居 て 哀哭 きその 妻 等 別 れ 居 て 哀哭 かん
13 レビの 家 の 族 別 れ 居 て 哀哭 きその 妻 等 別 れ 居 て 哀哭 きシメイの 族 別 れ 居 て 哀哭 きその 妻 等 わかれ 居 て 哀哭 かん
14 その 他 の 族 も 凡 て 然 りすなはち 族 おのおの 別 れ 居 て 哀哭 きその 妻 等 別 れ 居 て 哀哭 くべし
Chapter 13
1 その 日 罪 と 汚穢 を 清 むる 一 の 泉 ダビデの 家 とヱルサレムの 居民 のために 開 くべし
2 萬軍 のヱホバ 言 たまふ 其 日 には 我 地 より 偶像 の 名 を 絶 のぞき 重 て 人 に 記憶 らるること 無 らしむべし 我 また 預言者 および 汚穢 の 靈 を 地 より 去 しむべし
3 人 もしなほ 預言 することあらば 其 生 の 父母 これに 言 ん 汝 は 生 べからず 汝 はヱホバの 名 をもて 虚僞 を 語 るなりと 而 してその 生 の 父母 これが 預言 しをるを 刺 ん
4 その 日 には 預言者 等 預言 するに 方 りてその 異象 を 羞 ん 重 て 人 を 欺 かんために 毛衣 を 纒 はじ
5 彼 言 ん 我 は 預言者 にあらず 地 を 耕 へす 者 なり 即 ち 我 は 若 き 時 より 人 に 買 れたりと
6 若 これに 向 ひて 然 らば 汝 の 兩手 の 間 の 傷 は 何 ぞやと 言 あらば 是 は 我 が 愛 する 者 の 家 にて 受 たる 傷 なりと 答 へん
7 萬軍 のヱホバ 言 たまふ 劍 よ 起 て 我 牧者 わが 伴侶 なる 人 を 攻 よ 牧者 を 撃 て 然 らばその 羊 散 らん 我 また 我 手 を 小 き 者等 の 上 に 伸 べし
8 ヱホバ 言 たまふ 全地 の 人 二 分 は 絶 れて 死 に三 分 の一はその 中 に 遺 らん
9 我 その三 分 の一を 携 へて 火 にいれ 銀 を 熬分 るごとくに 之 を 熬分 け 金 を 試 むるごとくに 之 を 試 むべし 彼 らわが 名 を 呼 ん 我 これにこたへん 我 これは 我民 なりと 言 ん 彼等 またヱホバは 我 神 なりと 言 ん
Chapter 14
1 視 よヱホバの 日 來 る 汝 の 貨財 奪 はれて 汝 の 中 にて 分 たるべし
2 我 萬國 の 民 を 集 めてヱルサレムを 攻撃 しめん 邑 は 取 られ 家 は 掠 められ 婦女 は 犯 され 邑 の 人 は 半 は 擄 へられてゆかん 然 どその 餘 の 民 は 邑 より 絶 れじ
3 その 時 ヱホバ 出 きたりて 其 等 の 國人 を 攻撃 たまはん 在昔 その 軍陣 の 日 に 戰 ひたまひしごとくなるべし
4 其 日 にはヱルサレムの 前 に 當 りて 東 にあるところの 橄欖山 の 上 に 彼 の 足 立 たん 而 して 橄欖山 その 眞中 より 西東 に 裂 て 甚 だ 大 なる 谷 を 成 しその 山 の 半 は 北 に 半 は 南 に 移 るべし
5 汝 らは 我 山 の 谷 に 逃 いらん 其 山 の 谷 はアザルにまで 及 ぶべし 汝 らはユダの 王 ウジヤの 世 に 地震 を 避 て 逃 しごとくに 逃 ん 我 神 ヱホバ 來 りたまはん 諸 の 聖者 なんぢとともなるべし
6 その 日 には 光明 なかるべく 輝 く 者 消 うすべし
7 茲 に 只 一 の 日 あるべしヱホバこれを 知 たまふ 是 は 晝 にもあらず 夜 にもあらず 夕 暮 の 頃 に 明 くなるべし
8 その 日 に 活 る 水 ヱルサレムより 出 でその 半 は 東 の 海 にその 半 は 西 の 海 に 流 れん 夏 も 冬 も 然 あるべし
9 ヱホバ 全地 の 王 となりたまはん 其 日 には 只 ヱホバのみ 只 その 御名 のみにならん
10 全地 はアラバのごとくなりてゲバよりヱルサレムの 南 のリンモンまでの 間 のごとくなるべし 而 してヱルサレムは 高 くなりてその 故 の 處 に 立 ちベニヤミンの 門 より 第 一の 門 の 處 に 及 び 隅 の 門 にいたりハナニエルの 戍樓 より 王 の 酒榨倉 までに 渉 るべし
11 その 中 には 人 住 ん 重 て 呪詛 あらじヱルサレムは 安然 に 立 べし
12 ヱルサレムを 攻撃 し 諸 の 民 にヱホバ 災禍 を 降 してこれを 撃 なやましたまふこと 是 のごとくなるべし 即 ち 彼 らその 足 にて 立 をる 中 に 肉 腐 れ 目 その 孔 の 中 にて 腐 れ 舌 その 口 の 中 にて 腐 れん
13 その 日 にはヱホバかれらをして 大 に 狼狽 しめたまはん 彼 らは 各々 人 の 手 を 執 へん 此 手 と 彼手 撃 あふべし
14 ユダもまたヱルサレムに 於 て 戰 ふべしその 四周 の 一切 の 國人 の 財寳 金銀 衣服 など 甚 だ 多 く 聚 められん
15 また 馬 騾 駱駝 驢馬 およびその 諸營 の 一切 の 家畜 の 蒙 る 災禍 もこの 災禍 のごとくなるべし
16 ヱルサレムに 攻 きたりし 諸 の 國人 の 遺 れる 者 はみな 歳々 に 上 りきてその 王 なる 萬軍 のヱホバを 拜 み 結茅 の 節 を 守 るにいたるべし
17 地上 の 諸 族 の 中 その 王 なる 萬軍 のヱホバを 拜 みにヱルサレムに 上 らざる 者 の 上 には 凡 て 雨 ふらざるべし
18 例 ばエジプトの 族 もし 上 り 來 らざる 時 はその 上 に 雨 ふらじヱホバその 結茅 の 節 を 守 りに 上 らざる 一切 の 國人 を 撃 なやます 災禍 を 之 に 降 したまふべし
19 エジプトの 罪 凡 て 結茅 の 節 を 守 りに 上 り 來 らざる 國人 の 罪 是 のごとくなるべし
20 その 日 には 馬 の 鈴 にまでヱホバに 聖 としるさん 又 ヱホバの 家 の 鍋 は 壇 の 前 の 鉢 と 等 しかるべし
21 ヱルサレムおよびユダの 鍋 は 都 て 萬軍 のヱホバの 聖物 となるべし 凡 そ 犠牲 を 獻 ぐる 者 は 來 りてこれを 取 り 其 中 にて 祭 肉 を 煮 ん 其 日 には 萬軍 のヱホバの 室 に 最早 カナン 人 あらざるべし