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Chapter 1

1 イエス、キリストの 福音

2 預言者 イザヤの に、『 よ、 なんぢの に、わが 使 す、 なんぢの くべし。

3 荒野 はる す、「 へ、その すぢを くせよ」』と されたる く、

4 バプテスマのヨハネ で、荒野 にて さする 悔改 のバプテスマを 宣傳 ふ。

5 ユダヤ 全國 またエルサレムの 人々、みな りて ひあらはし、ヨルダン にてバプテスマを けたり。

6 ヨハネは 駱駝 毛織 して、 野蜜 とを へり。

7 かれ 宣傳 へて ふ『 よりも ある 、わが る。 みてその をとくにも らず、

8 にて らにバプテスマを せり。されど にてバプテスマを さん』

9 その イエス、ガリラヤのナザレより り、ヨルダンにてヨハネよりバプテスマを ふ。

10 かくて より るをりしも、 さけゆき、御靈鴿 のごとく るを ふ。

11 かつ より づ『なんぢは しむ なり、 なんぢを ぶ』

12 かくて 御靈 ただちにイエスを 荒野 ひやる。

13 荒野 にて 四十 サタンに みられ、 とともに 居給 ふ、御使 たち へぬ。

14 ヨハネの はれし 、イエス、ガリラヤに り、 福音 宣傳 へて ふ、

15 滿 てり、 づけり、 悔改 めて 福音 ぜよ』

16 イエス、ガリラヤの にそひて みゆき、シモンと 兄弟 アンデレとが、 うちをるを ふ。かれらは 漁人 なり。

17 イエス ふ『われに ひきたれ、 をして とならしめん』

18 ちに をすてて へり。

19 みゆきて、ゼベダイの ヤコブとその 兄弟 ヨハネとを ふ、 らも にありて ひゐたり。

20 ちに へば、 ゼベダイを 雇人 とともに して ひゆけり。

21 かくて らカペナウムに る、イエス ちに 安息 會堂 にいりて ふ。

22 人々 その きあへり。それは 學者 くならず、權威 ある のごとく ふゆゑなり。

23 にその 會堂 に、 れし かれたる あり、 びて

24 『ナザレのイエスよ、 らは 關係 あらんや、 らを さんとて 來給 ふ。われは なるを る、 聖者 なり』

25 イエス めて ふ『 せ、その でよ』

26 れし その 痙攣 けさせ、大聲 をあげて づ。

27 人々 みな ひて ふ『これ 何事 ぞ、權威 ある しき なるかな、 れし すら ずれば ふ』

28 ここにイエスの あまねくガリラヤの 四方 りたり。

29 會堂 をいで、 ちにヤコブとヨハネとを ひて、シモン びアンデレの ふ。

30 シモンの 外姑 をやみて しゐたれば、人々 ただちに をイエスに ぐ。

31 イエス きて、その をとり、 へば、 さりて かれらに ふ。

32 となり、 いりてのち、人々 すべての ある 惡鬼 かれたる をイエスに り、

33 全町 こぞりて る。

34 イエスさまざまの くの をいやし、 くの 惡鬼 ひいだし、 ふことを はず、惡鬼 イエスを るに りてなり。

35 まだき に、イエス でて、 しき にゆき、其處 にて りゐたまふ。

36 シモン にをる ども、その ひゆき、

37 イエスに ひて ふ『 みな ぬ』

38 イエス ふ『いざ 最寄 村々 かん、われ 彼處 にも ぶべし、 はこの りしなり』

39 にゆきて、 くガリラヤの 會堂 にて べ、かつ 惡鬼 へり。

40 一人 癩病人 みもとに り、 づき ひて ふ『御意 ならば、 くなし ふを ん』

41 イエス みて、 をのべ につけて『わが なり、 くなれ』と へば、

42 ちに 癩病 さりて、その きよまれり。

43 やがて らしめんとて、 しく めて

44 『つつしみて にも るな、 ゆきて 祭司 せ、モーセが じたる のために げて、人々 せよ』

45 されど いでて べつたへ、 めたれば、この イエスあらはに りがたく、 しき りたまふ。人々 四方 より 御許 れり。

Chapter 2

1 數日 、またカペナウムに ひしに、その することを きて、

2 くの あつまり り、門口 すら 隙間 なき なり。イエス らに 御言 ふ。

3 ここに 四人 はれたる 中風 人々 つれ る。

4 群衆 によりて 御許 にゆくこと はざれば、 屋根 穿 ちあけて、中風 のまま せり。

5 イエス らの 信仰 て、中風 ひたまふ『 よ、 ゆるされたり』

6 ある 學者 たち 其處 しゐたるが、 に、

7 『この なんぞ ふか、これは すなり、 ひとりの すことを べき』と ぜしかば、

8 イエス ちに がかく ずるを りて ふ『なにゆゑ かることを ずるか、

9 中風 に「なんぢの ゆるされたり」と ふと「 きよ、 をとりて め」と ふと、 き。

10 にて 權威 ある を、 らに らせん に』――中風 ふ――

11 『なんぢに ぐ、 きよ、 をとりて れ』

12 おきて ちに をとりあげ、人々 眼前 いで けば、 おどろき、かつ めて ふ『われら くの きことは えて ざりき』

13 イエスまた 海邊 でゆき ひしに、群衆 みもとに りたれば、 へり。

14 かくて くとき、アルパヨの レビの 收税所 しをるを て『われに へ』と へば、 ちて へり。

15 して にて 食事 につき 居給 ふとき、 くの 取税人罪人 ら、イエス 弟子 たちと る、これらの おほく て、イエスに へるなり。

16 パリサイ 學者 ら、イエスの 罪人取税人 とともに ふを て、その 弟子 たちに ふ『なにゆゑ 取税人罪人 とともに するか』

17 イエス きて ふ『 かなる 醫者 せず、ただ ある これを す。 しき かんとにあらで、罪人 かんとて れり』

18 ヨハネの 弟子 とパリサイ とは、斷食 しゐたり。人々 イエスに りて ふ『なにゆゑヨハネの 弟子 とパリサイ 弟子 とは 斷食 して、 弟子 斷食 せぬか』

19 イエス ふ『新郎 だち、新郎 にをるうちは 斷食 べきか、新郎 にをる は、斷食 するを ず。

20 されど 新郎 をとらるる きたらん、その には 斷食 せん。

21 しき ひつくることは じ。もし せば、その ひたる しきものは、 をやぶり、破綻 さらに だしからん。

22 しき 葡萄酒 を、ふるき 革嚢 るることは じ。もし せば、葡萄酒 をはりさきて、葡萄酒 らん。 しき 葡萄酒 は、 しき 革嚢 るるなり』

23 イエス 安息 をとほり ひしに、弟子 たち みつつ めたれば、

24 パリサイ 、イエスに ふ『 よ、 らは ゆゑ 安息 まじき をするか』

25 ふ『ダビデその へる 人々 しくして ゑしとき しし まぬか。

26 祭司 アビアタルの 、ダビデ りて、祭司 のほかは ふまじき のパンを りて ひ、おのれと なる にも へたり』

27 また ひたまふ『安息 のために けられて、 安息 のために けられず。

28 されば 安息 にも たるなり』

Chapter 3

1 また 會堂 ひしに、片手 なえたる あり。

2 人々 イエスを へんと ひて、安息 にかの すや やと ふ。

3 イエス なえたる に『 て』といひ、

4 また 人々 ひたまふ『安息 をなすと をなすと、生命 ふと すと、 かよき』 默然 たり。

5 イエスその 頑固 なるを ひて、 見囘 して、 なえたる に『 べよ』と ふ。かれ べたれば ゆ。

6 パリサイ いでて、 ちにヘロデ とともに、如何 にしてイエスを さんと る。

7 イエスその 弟子 とともに 海邊 退 ひしに、ガリラヤより れる 夥多 しき 民衆 ふ。 ユダヤ、

8 エルサレム、イドマヤ、ヨルダンの 、およびツロ、シドンの より 夥多 しき 民衆 その へる きて、御許 る。

9 イエス 群衆 のおしなやますを れんとて、小舟 くことを 弟子 ふ。

10 これ くの ひたれば、 しむもの、御體 らんとて 押迫 なり。

11 また れし イエスを に、御前 平伏 し、 びて『なんぢは なり』と ひたれば、

12 すなとて、 しく ふ。

13 イエス り、御意 ひしに、 御許 る。

14 ここに 十二 げたまふ。 かれらを 御側 におき、また べさせ、

15 惡鬼 權威 ひさする に、 さんとてなり。

16 十二 げて、シモンにペテロといふ をつけ、

17 ゼベダイの ヤコブ、その 兄弟 ヨハネ、 二人 にボアネルゲ、 雷霆 といふ をつけ ふ。

18 アンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの ヤコブ、タダイ、熱心 のシモン、

19 びイスカリオテのユダ、このユダはイエスを りしなり。かくてイエス ひしに、

20 群衆 また りたれば、食事 する もなかりき。

21 その 親族 これを き、イエスを 取押 へんとて る、イエスを へりと ひてなり。

22 エルサレムより れる 學者 たちも『 はベルゼブルに かれたり』と ひ、かつ『惡鬼 によりて 惡鬼 すなり』と ふ。

23 イエス らを びよせ、 にて ふ『サタンはいかでサタンを んや。

24 もし はば、 つこと はず。

25 もし はば、 つこと はざるべし。

26 もしサタン ひて はば、 つこと はず、 つて てん。

27 にても らずば、 りて 家財 ふこと はじ、 りて その ふべし。

28 まことに らに ぐ、 らの ての と、けがす とは されん。

29 されど をけがす は、永遠 されず、永遠 めらるべし』

30 これは らイエスを『 れし かれたり』と へるが なり。

31 ここにイエスの 兄弟 りて ち、 してイエスを ばしむ。

32 群衆 イエスを りて したりしが、 いふ『 よ、なんぢの 兄弟 姉妹 にありて ぬ』

33 イエス へて ふ『わが 、わが 兄弟 とは ぞ』

34 かくて 周圍 する 人々 見囘 して ひたまふ『 よ、これは 、わが 兄弟 なり。

35 にても 御意 ふものは、 わが 兄弟、わが 姉妹、わが なり』

Chapter 4

1 イエスまた 海邊 にて めたまふ。夥多 しき 群衆、みもとに りたれば、 びて したまひ、群衆 はみな 沿 ひて にあり。

2 にて 數多 ををしへ、 ひたまふ、

3 け、 くもの、 かんとて づ。

4 くとき、 らに ちし あり、 きたりて む。

5 うすき 磽地 ちし あり、 からぬによりて、 かに でたれど、

6 でてやけ、 なき る。

7 ちし あり、 そだち ぎたれば、 ばず。

8 ちし あり、 でて り、 ぶこと、三十 六十 せり』

9 また ふ『きく ある くべし』

10 イエス 人々 居給 ふとき、御許 にをる ども、十二 弟子 とともに、 ふ。

11 イエス ふ『なんぢらには 奧義 ふれど、 には、 にて ふ。

12 これ「 るとき ゆとも めず、 くとき ゆとも らず、 へりて さるる なからん」 なり』

13 また ふ『なんぢら らぬか、さらば でもろもろの んや。

14 御言 くなり。

15 御言 かれて らにありとは、かかる をいふ、 くとき、 ちにサタン りて、その かれたる 御言 ふなり。

16 じく かれて 磽地 にありとは、かかる をいふ、 御言 をききて、 ちに くれども、

17 その なければ、ただ つのみ、御言 のために 患難 また 迫害 にあふ は、 ちに くなり。

18 また かれて にありとは、かかる をいふ、

19 すなはち 御言 をきけど、 心勞財貨 、さまざまの いりきたり、御言 ぐによりて、 らざるなり。

20 かれて にありとは、かかる をいふ、 御言 きて け、三十 六十 ぶなり』

21 また ひたまふ『 のした、寢臺 におかんとて、燈火 をもち るか、燈臺 におく ならずや。

22 それ るる ならで るるものなく、 かにせらるる ならで めらるるものなし。

23 ある くべし』

24 また ふ『なんぢら くことに せよ、 らが にて られ、 へらるべし。

25 それ てる は、なほ へられ、 たぬ は、 てる をも らるべし』

26 また ひたまふ『 は、 たねを くが し、

27 日夜 起臥 するほどに、 はえ でて てども、その らず。

28 はおのづから ぶものにして、 には 、つぎに 、つひに れる なる。

29 みのれば ちに る、收穫時 れるなり』

30 また ふ『われら になずらへ、如何 なる をもて さん。

31 一粒 芥種 のごとし、 は、 にある よりも けれど、

32 きて づれば、 野菜 よりは く、かつ なる して、 その るほどになるなり』

33 かくのごとき 數多 をもて、人々 きうる ひて、御言 り、

34 ならでは はず、弟子 たちには、 なき ての へり。

35 その になりて ふ『いざ 彼方 かん』

36 弟子 たち 群衆 れ、イエスの にゐ ふまま づ、 ひゆく。

37 しき 颶風 おこり、 うち みて、 滿 つるばかりなり。

38 イエスは として ねたまふ。弟子 たち して ふ『 よ、 らの ぶるを はぬか』

39 イエス きて をいましめ、 ひたまふ『 せ、 れ』 やみて、 なる となりぬ。

40 かくて 弟子 たちに ふ『なに かく するか、信仰 なきは ぞ』

41 かれら れて ふ『こは ぞ、 ふとは』

Chapter 5

1 かくて 彼方 なるゲラセネ る。

2 イエスの より ふとき、 れし かれたる より でて ちに ふ。

3 この 住處 とす、 にてすら ず。

4 はしばしば 足械 とにて がれたれど、 をちぎり、足械 をくだきたり、 する なかりしなり。

5 も、 えず あるひは にて び、 にて つけゐたり。

6 かれ にイエスを て、 りきたり、御前 平伏 し、

7 大聲 びて ふ『いと イエスよ、 關係 あらん、 によりて ふ、 しめ ふな』

8 これはイエス『 れし よ、この より け』と ひしに るなり。

9 イエスまた『なんぢの か』と へば『わが はレギオン、 きが なり』と へ、

10 また らを ひやり はざらんことを む。

11 彼處 山邊 なる しゐたり。

12 惡鬼 どもイエスに めて ふ『われらを して らしめ へ』

13 イエス したまふ。 れし いでて、 りたれば、二千 ばかりの ひて けくだり、 れたり。

14 ども きて、 にも にも げたれば、人々 何事 りしかを んとて づ。

15 かくてイエスに り、惡鬼 かれたりし ちレギオンをもちたりし の、衣服 をつけ、 なる にて しをるを て、 れあへり。

16 かの 惡鬼 かれたる にありし と、 とを ども、 げたれば、

17 人々 イエスにその はん む。

18 イエス らんとし ふとき、惡鬼 かれたりしもの らん ひたれど、

19 さずして ふ『なんぢの に、 しき りて、 がいかに なる し、いかに ひしかを げよ』

20 ゆきて、イエスの 如何 なる になし ひしかを、デカポリスに めたれば、人々 みな しめり。

21 イエス にて かなたに ひしに、 なる 群衆 みもとに る、イエス 海邊 せり。

22 會堂 一人、ヤイロという きたり、イエスを て、その 足下 し、

23 ひて ふ『わが なき 、いまはの なり、 りて をおき へ、さらば はれて くべし』

24 イエス にゆき へば、 なる 群衆 したがひつつ 御許 押迫 る。

25 ここに 二年 血漏 ひたる あり。

26 くの 醫者 しめられ、 てる をことごとく したれど、 なく、 つて 増々 しくなりたり。

27 イエスの をききて、群衆 にまじり、 りて、御衣 にさはる、

28 『その にだに らば はれん』と へり。

29 かくて ただちに き、 のいえたるを えたり。

30 イエス ちに 能力 より でたるを り、群衆 にて、振反 ひたまふ『 りしぞ』

31 弟子 たち ふ『群衆 押迫 るを て、 りしぞと ふか』

32 イエスこの しし んとて 見囘 ふ。

33 おそれ き、 になりし り、 りて 御前 平伏 し、ありしままを ぐ。

34 イエス ふ『 よ、なんぢの 信仰 なんぢを へり、 らかに け、 いえて かになれ』

35 かく ふほどに、會堂 より 人々 きたりて ふ『なんぢの にたり、 でなほ はすべき』

36 イエス ぐる より きて、會堂 ひたまふ『 るな、ただ ぜよ』

37 かくてペテロ、ヤコブその 兄弟 ヨハネの は、ともに にも はず。

38 會堂 る。イエス くの の、 きつ びつする

39 りて ふ『なんぞ ぎかつ くか、幼兒 にたるにあらず、 ねたるなり』

40 人々 イエスを 嘲笑 ふ。イエス をみな し、幼兒 へる とを きつれて、幼兒 のをる り、

41 幼兒 りて『タリタ、クミ』と ひたまふ。少女 よ、 なんぢに ふ、 きよ、との なり。

42 ちに 少女 たちて む、その 十二 なりければなり。 ちに きおどろけり。

43 イエス にも れぬやうにせよと、 らを め、また 食物 ふることを ふ。

Chapter 6

1 かくて 其處 をいで、 ひしに、弟子 たちも へり。

2 安息 になりて、會堂 にて ひしに、 きたる くのもの きて ふ『この のことを 何處 より しぞ、 けられたる 智慧 ぞ、その にて すかくのごとき 能力 あるわざは ぞ。

3 木匠 にして、マリヤの 、またヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの 兄弟 ならずや、 姉妹 此處 らと にをるに ずや』 けり。

4 イエス らに ひたまふ『預言者 は、おのが 、おのが 親族、おのが にて ばれざる なし』

5 彼處 にては、 能力 ある をも ふこと はず、ただ 少數 める に、 をおきて ひしのみ。

6 らの 信仰 なきを しみ へり。かくて 村々 りて ふ。

7 また 十二 弟子 し、二人 づつ しはじめ、 れし する 權威 へ、

8 かつ のために、 つの は、 をも たず、 をも たず、

9 ただ 草鞋 ばかりをはきて、 つの 下衣 をも ざることを へり。

10 かくて ひたまふ『何處 にても らば、その るまで 其處 れ。

11 何地 にても らを けず、 らに かずば、其處 づるとき、 のために へ』

12 ここに 弟子 たち きて、悔改 むべきことを 宣傅 へ、

13 くの 惡鬼 ひいだし、 くの める をぬりて せり。

14 かくてイエスの れたれば、ヘロデ ききて ふ『バプテスマのヨハネ 死人 より へりたり。この 能力 その くなり』

15 は『エリヤなり』といひ、 は『預言者、いにしへの 預言者 のごとき なり』といふ。

16 ヘロデ きて ふ『わが 首斬 りしヨハネ、かれ へりたるなり』

17 ヘロデ にその りたる 兄弟 ピリポの ヘロデヤの に、みづから し、ヨハネを へて げり。

18 ヨハネ、ヘロデに『その 兄弟 るるは しからず』と へるに る。

19 ヘロデヤ、ヨハネを みて さんと へど はず。

20 それはヘロデ、ヨハネの にして なる たるを りて、 れ、 り、 つその をききて、 みつつも、なほ びて きたる なり。

21 るに よき れり。ヘロデ 誕生日 に、大臣將校・ガリラヤの 貴人 たちを きて 饗宴 せしに、

22 かのヘロデヤの いり りて、 をまひ、ヘロデと れる とを ばしむ。少女 ふ『 にても しく ふものを めよ、 あたへん』

23 また ひて ふ『なんぢ めば、 までも へん』

24 いでて にいふ『 むべきか』 いふ『バプテスマのヨハネの を』

25 ただちに ぎて りきたり、 めて ふ『ねがはくは、バプテスマのヨハネの せて かに はれ』

26 いたく ひたれど、その とに して むことを まず、

27 ちに 衞兵 し、 にヨハネの ることを ず、衞兵 ゆきて、 にてヨハネを 首斬 り、

28 その にのせ、 りて 少女 ふ、少女 これを ふ。

29 ヨハネの 弟子 たち きて り、その 屍體 りて めたり。

30 使徒 たちイエスの りて、その ししこと、 へし をことごとく ぐ。

31 イエス ふ『なんぢら け、 しき に、いざ りて へ』これは 往來 おほくして、 する だになかりし なり。

32 かくて け、 にて しき にゆく。

33 くを て、 くの それと り、その して、町々 より 徒歩 にてともに り、 よりも けり。

34 イエス でて なる 群衆 、その なき くなるを みて、 くの へはじめ ふ。

35 すでに くなりたれば、弟子 たち 御許 りていふ『ここは しき 、はや し。

36 人々 らしめ、周圍 また きて、 がために 食物 はせ へ』

37 へて ふ『なんぢら 食物 へよ』弟子 たち ふ『われら きて デナリのパンを ひ、これに へて はすべきか』

38 イエス ふ『パン つあるか、 きて よ』 ていふ『 つ、また つあり』

39 イエス ての 組々 となりて、 することを へば、

40 、あるひは のごとく びて す。

41 かくてイエス つのパンと つの とを り、 ぎて し、パンをさき、弟子 たちに して 人々 かしめ、 つの をも ふ。

42 ての ひて きたれば、

43 パンの めしに、十二 滿 ちたり。

44 パンを ひたる なりき。

45 イエス ちに、弟子 たちを ひて らせ、 群衆 に、彼方 なるベツサイダに かしむ。

46 群衆 れてのち、 らんとて にゆき ふ。

47 になりて、 眞中 にあり、イエスはひとり す。

48 ふに りて、弟子 たちの ふを て、夜明 四時 ごろ、 み、その りて、 ぎんとし ふ。

49 弟子 たち ふを 變化 ならんと ひて ぶ。

50 これを ぎたるに る。イエス ちに らに りて ふ『 かれ、 なり、 るな』

51 かくて 弟子 たちの にゆき、 へば、 やみたり。弟子 たち にて く、

52 らは のパンの をさとらず、 つて くなりしなり。

53 りてゲネサレの き、 がかりす。

54 より りしに、人々 ただちにイエスを めて、

55 くあたりを せまはり、その すと 處々 に、 のままつれ る。

56 その りたまふ には、 にても、 にても、 にても、 める 市場 におきて、御衣 にだに らしめ はんことを ふ。 りし は、みな されたり。

Chapter 7

1 パリサイ 學者 らと、エルサレムより りてイエスの る。

2 して、その 弟子 たちの に、 からぬ はぬ にて 食事 する のあるを たり。

3 パリサイ および てのユダヤ は、 への 言傳 りて、 ろに はねば はず。

4 また 市場 より りては、まず がざれば はず。このほか 酒杯 ぐなど、 くの けて りたり。

5 パリサイ および 學者 らイエスに ふ『なにゆゑ 弟子 たちは、 への 言傳 ひて まず、 からぬ にて 食事 するか』

6 イエス ふ『イザヤは 僞善者 につきて 預言 せり。「この 口唇 にて ふ、されどその ざかる。

7 ただ らに む、 訓誡 とし へて」と したり。

8 なんぢらは 誡命 れて、 言傳 る』

9 また ひたまふ『 はおのれの 言傳 らんとて、 くも 誡命 つ。

10 ちモーセは「なんぢの 、なんぢの へ」といひ「 また は、 さるべし」といへり。

11 るに らは「 もし また にむかひ、 して のものは、コルバン 供物 なりと はば し」と ひて、

12 そののち をして、 また ふること からしむ。

13 かく らの へたる 言傳 によりて、 しうし、 おほく をなしをるなり』

14 群衆 せて ふ『なんぢら われに きて れ。

15 より りて、 るものなし、されど より づるものは、これ すなり』

16 [なし]

17 イエス 群衆 れて ひしに、弟子 たち ふ。

18 らに ふ『なんぢらも なきか、 より の、 しえぬを らぬか、

19 これ には らず、 りて におつるなり』かく ての 食物 しとし へり。

20 また ひたまふ『 より づるものは、これ すなり。

21 それ より、 より、 しき いづ、 淫行竊盜殺人

22 姦淫慳貪邪曲詭計好色嫉妬誹謗傲慢愚痴

23 すべて しき は、 より でて すなり』

24 イエス ちて 此處 り、ツロの 地方 き、 りて られじとし ひたれど、 るること はざりき。

25 ここに れし かれたる なき をもてる 、ただちにイエスの をきき、 りて 御足 平伏 す。

26 この はギリシヤ にて、スロ・フェニキヤの なり。その より 惡鬼 はんことを ふ。

27 イエス ふ『まづ 子供 かしむべし、子供 のパンをとりて 小狗 ふるは からず』

28 こたへて ふ『 り、 よ、食卓 小狗 子供 食屑 ふなり』

29 イエス ふ『なんぢ によりて[ んじ] け、惡鬼 より でたり』

30 をんな りて るに、 寢臺 し、惡鬼 でたり。

31 イエスまたツロの 地方 りて、シドンを ぎ、デカポリスの 地方 て、ガリラヤの ふ。

32 人々耳聾 にして ふこと りて、 をおき はんことを ふ。

33 イエス 群衆 より、 をひとり し、その 兩耳 をさし れ、また して り、

34 ぎて じ、その ひて『エパタ』と ふ、ひらけよとの なり。

35 かくてその ひらけ、 ただちに け、 しく いへり。

36 イエス にも ぐなと 人々 めたまふ。されど むるほど つて 愈々 めたり。

37 また だしく 打驚 きて ふ『かれの しし よし、聾者 をも えしめ、唖者 をも いはしむ』

Chapter 8

1 その また なる 群衆 にて ふべき なかりしかば、イエス 弟子 たちを して ふ、

2 『われ 群衆 む、 三日 われと にをりて、 ふべき なし。

3 ゑしままにて らしめば、 にて てん。 には くより れる あり』

4 弟子 たち へて ふ『この しき にては、何處 よりパンを て、この 人々 かしむべき』

5 イエス ふ『パン つあるか』 へて『 つ』といふ。

6 イエス 群衆 じて せしめ、 つのパンを り、 して き、弟子 たちに へて 群衆 におかしむ。弟子 たち ちその におく。

7 また すこしばかりあり、 して、 をもその におけと ふ。

8 人々 ひて き、 きたる ひしに、 つの 滿 ちたり。

9 その おほよそ 四千 なりき。イエス らを し、

10 ちに 弟子 たちと りて、ダルマヌタの 地方 へり。

11 パリサイ いで りて、イエスと じはじめ、 みて よりの をもとむ。

12 イエス じて ふ『なにゆゑ むるか、まことに らに ぐ、 えて へられじ』

13 かくて らを れ、また りて 彼方 ふ。

14 弟子 たちパンを ふることを れ、 には 唯一 つの パンなかりき。

15 イエス らを めて ひたまふ『 みて、パリサイ のパンだねと、ヘロデのパンだねとに せよ』

16 弟子 たち に、これはパン ならんと ふ。

17 イエス りて ひたまふ『 ぞパン ならんと ふか、 らぬか、 らぬか、 らの なほ きか。

18 ありて ぬか、 ありて かぬか。 なんぢら でぬか、

19 つのパンを きて、 へし 、その 幾筐 ひろひしか』弟子 たち ふ『十二

20 つのパンを きて 四千 へし 、その 幾籃 ひろひしか』弟子 たち ふ『 つ』

21 イエス ひたまふ『 らぬか』

22 にベツサイダに る。人々盲人 をイエスに りて、 はんことを ふ。

23 イエス 盲人 をとりて、 き、その し、御手 をあてて『なにか ゆるか』と へば、

24 げて ふ『 る、それは くが ゆ』

25 また 御手 をその にあて へば、視凝 めたるに、 えて てのもの かに えたり。

26 かくて『 にも るな』と ひて、その へり。

27 イエス 弟子 たちとピリポ・カイザリヤの 村々 でゆき、 にて 弟子 たちに ひて ひたまふ『人々 ふか』

28 へて ふ『バプテスマのヨハネ、 はエリヤ、 預言者 一人

29 また ふ『なんぢらは ふか』ペテロ へて ふ『なんぢはキリストなり』

30 イエス がことを にも ぐなと、 らを ふ。

31 かくて くの 苦難 をうけ、長老祭司長學者 らに てられ、かつ され、三日 へるべき へはじめ、

32 をあらはに ふ。ここにペテロ、イエスを にひきて でたれば、

33 イエス 振反 りて 弟子 たちを 、ペテロを めて ふ『サタンよ、わが 退 け、 のことを はず、 つて のことを ふ』

34 かくて 群衆 弟子 たちと せて ひたまふ『 もし らんと はば、 をすて、 十字架 ひて へ。

35 生命 はんと は、これを ひ、 また 福音 生命 をうしなふ は、 はん。

36 全世界 くとも、 生命 せば、 あらん、

37 その 生命 へんや。

38 不義 なる にて、 または づる をば、 もまた、 榮光 をもて、 なる 御使 たちと らん づべし』

Chapter 9

1 また ふ『まことに らに ぐ、此處 のうちに、 の、權能 をもて るを るまでは、 はぬ どもあり』

2 六日 、イエスただペテロ、ヤコブ、ヨハネのみを きつれ、 けて りたまふ。かくて らの にて かはり、

3 かがやきて くなりぬ、 晒布者 ぬほど し。

4 エリヤ、モーセともに らに れて、イエスと りゐたり。

5 ペテロ 差出 でてイエスに ふ『ラビ、 らの 此處 るは し。われら つの り、 つを のため、 つをモーセのため、 つをエリヤのためにせん』

6 いたく れたれば、ペテロ ふべきかを らざりしなり。

7 かくて おこり、 らを ふ。 より づ『これは しむ なり、 け』

8 弟子 たち 見囘 すに、イエスと らとの には、はや えざりき。

9 をくだる 、イエス らに、 の、死人 より へるまでは、 しことを にも るなと ふ。

10 にとめ『死人 より へる』とは、如何 なる ぞと ふ。

11 かくてイエスに ひて ふ『學者 たちは、 エリヤまづ るべしと ふか』

12 イエス ふ『 にエリヤ りて、 をあらたむ。さらば につき、 くの 苦難 け、かつ せらるる されたるは ぞや。

13 されど なんぢらに ぐ、エリヤは れり。 るに きて されたる く、人々 のままに へり』

14 弟子 たちの りて、 なる 群衆 り、學者 たちの じゐたるを ふ。

15 群衆 みなイエスを るや や、いたく き、御許 きて をなせり。

16 イエス ふ『なんぢら らと ずるか』

17 群衆 のうちの 一人 こたふ『 よ、 かれたる 御許 れり。

18 いづこにても けば、痙攣 をふき、 をくひしばり、 して ふ。御弟子 たちに すことを ひたれど はざりき』

19 ここに らに ふ『ああ なき なるかな、 いつまで らと にをらん、何時 まで らを ばん。その れきたれ』

20 れきたる。 イエスを しとき、 ただちに 痙攣 けたれば、 れ、 をふきて る。

21 イエスその ふ『いつの より くなりしか』 いふ『をさなき よりなり。

22 しばしば のなか れて さんとせり。されど なにか ば、 らを みて へ』

23 イエス ひたまふ『 ばと ふか、 ずる には、 ての なし らるるなり』

24 その ただちに びて ふ『われ ず、信仰 なき へ』

25 イエス 群衆 るを て、 れし めて ひたまふ『 にて 耳聾 なる よ、 なんぢに ず、この より でよ、 ねて るな』

26 さけびて だしく 痙攣 けさせて でしに、その 死人 くなりたれば、 くの これを にたりと ふ。

27 イエスその りて へば てり。

28 イエス ひしとき、弟子 たち ふ『我等 いかなれば ざりしか』

29 ふ『この らざれば、如何 にすとも でざるなり』

30 此處 りてガリラヤを ぐ。イエス るを はず。

31 これは 弟子 たちに をなし、かつ『 人々 にわたされ、人々 これを し、 されて 三日 ののち へるべし』と ふが なり。

32 弟子 たちはその らず、また れたり。

33 かくてカペナウムに る。イエス りて 弟子 たちに ふ『なんぢら すがら ぜしか』

34 弟子 たち 默然 たり、これは すがら、 ならんと、 ひたるに る。

35 イエス して 十二 弟子 び、 ひたまふ『 もし たらんと はば、 ての となり、 ての 役者 となるべし』

36 かくてイエス 幼兒 をとりて らの におき、 きて ふ、

37 『おほよそ のために かる 幼兒 一人 くる は、 くるなり。 くる は、 くるにあらず、 しし くるなり』

38 ヨハネ ふ『 よ、 らに はぬ の、御名 によりて 惡鬼 すを しが、 らに はぬ に、 めたり』

39 イエス ひたまふ『 むな、 のために 能力 ある をおこなひ、 なし。

40 らに はぬ は、 らに なり。

41 キリストの たるによりて、 らに 一杯 まする は、 まことに らに ぐ、 ずその はざるべし。

42 また ずる 一人 かする は、 なる 碾臼 けられて、 れられんかた れり。

43 もし なんぢを かせば、 れ、不具 にて 生命 るは、兩手 ありてゲヘナの えぬ くよりも るなり。

44 [なし]

45 もし なんぢを かせば、 れ、蹇跛 にて 生命 るは、兩足 ありてゲヘナに れらるるよりも るなり。

46 [なし]

47 もし なんぢを かせば、 せ、片眼 にて るは、兩眼 ありてゲヘナに れらるるよりも るなり。

48 彼處 にては、その つきず、 えぬなり」

49 それ はみな をもて つけらるべし。

50 きものなり、されど もし はば、 をもて つけん。 ち、かつ ぐべし』

Chapter 10

1 イエス 此處 をたちて、ユダヤの 地方 およびヨルダンの 彼方 ひしに、群衆 またも 御許 ひたれば、 のごとく ふ。

2 にパリサイ みて ふ『 その すはよきか』

3 へて ふ『モーセは らに ぜしか』

4 ふ『モーセは 離縁状 きて すことを せり』

5 イエス ふ『 らの つれなきによりて、 誡命 ししなり。

6 されど 開闢 より「 とに へり」

7 「かかる はその れて、

8 二人 のもの 一體 となるべし」さればはや 二人 にはあらず、一體 なり。

9 この ふものは、 これを すべからず』

10 りて 弟子 たち この ふ。

11 イエス ふ『おほよそ して は、その して 姦淫 ふなり。

12 また もし てて がば、姦淫 ふなり』

13 イエスの はんことを みて、人々 幼兒 らを りしに、弟子 たち めたれば、

14 イエス 、いきどほりて ひたまふ『幼兒 らの るを せ、 むな、 くのごとき なり。

15 まことに らに ぐ、 幼兒 くに をうくる ならずば、 ること はず』

16 かくて 幼兒 き、 をその におきて へり。

17 イエス ひしに、一人 はしり り、 づきて ふ『 よ、永遠 生命 ぐためには、 なにを すべきか』

18 イエス ふ『なにゆゑ しと ふか、 ひとりの なし。

19 誡命 るところなり「 すなかれ」「姦淫 するなかれ」「 むなかれ」「僞證 つるなかれ」「 るなかれ」「 とを へ」』

20 いふ『 よ、われ より これを れり』

21 イエス をとめ、 しみて ふ『なんぢ つを く、 きて てる をことごとく りて、 しき せ、さらば 財寶 ん。 きたりて へ』

22 この によりて、 し、 しみつつ りぬ、 なる 資産 をもてる なり。

23 イエス 見囘 して 弟子 たちに ひたまふ『 ある るは 如何 いかな』

24 弟子 たち 御言 く。イエスまた へて ふ『 たちよ、 るは 如何 いかな、

25 める るよりは、駱駝 るかた つて し』

26 弟子 たち きて ふ『さらば はるる ん』

27 イエス らに めて ひたまふ『 には はねど、 には らず、 ての をなし るなり』

28 ペテロ、イエスに ひて『 らは 一切 をすてて ひたり』と でたれば、

29 イエス ふ『まことに らに ぐ、 がため、福音 のために、 兄弟、あるひは 姉妹 田畑 をすつる は、

30 にても けぬはなし。 兄弟姉妹田畑 迫害 け、また にては、永遠 生命 けぬはなし。

31 されど くの なる に、 なる になるべし』

32 エルサレムに にて、イエス だち ひしかば、弟子 たち き、 ども れたり。イエス 十二 弟子 づけて、 らんとする どもを

33 よ、 らエルサレムに る。 祭司長學者 らに されん。 めて、異邦人 さん。

34 異邦人 嘲弄 し、 し、 うち、 さん、かくて 三日 へるべし』

35 ここにゼベダイの ヤコブ、ヨハネ 御許 りて ふ『 よ、 はくは らが にても むる したまへ』

36 イエス ふ『わが らに さんことを むか』

37 ふ『なんぢの 榮光 にて、一人 をその に、一人 をその せしめ へ』

38 イエス ふ『なんぢらは むる らず、 わが 酒杯 み、 くるバプテスマを るか』

39 いふ『 るなり』イエス ふ『なんぢら 酒杯 み、また くるバプテスマを くべし。

40 されど することは、 ふべきものならず、ただ へられたる こそ へらるるなれ』

41 弟子 これを き、ヤコブとヨハネとの により ほり でたれば、

42 イエス らを びて ひたまふ『異邦人 めらるる の、その どり、 なる の、 ることは、 らの なり。

43 されど らの にては らず、 つて ならんと は、 らの 役者 となり、

44 たらんと は、 ての となるべし。

45 れるも、 へらるる にあらず、 つて ふることをなし、 おほくの 贖償 として 生命 へん なり』

46 かくて らエリコに る。イエスその 弟子 たち なる 群衆 に、エリコを でたまふ 、テマイの バルテマイといふ 盲目 乞食 しをりしが、

47 ナザレのイエスなりと き、 して ふ『ダビデの イエスよ、 みたまへ』

48 くの かれを めて さしめんとしたれど、ますます びて『ダビデの よ、 みたまへ』と ふ。

49 イエス りて『かれを べ』と へば、人々 盲人 びて ふ『 かれ、 て、なんぢを びたまふ』

50 盲人 うはぎを て、 りて、イエスの りしに、

51 イエス へて ふ『わが さんことを むか』盲人 いふ『わが よ、 えんことなり』

52 イエス に『ゆけ、 信仰 なんぢを へり』と へば、 ちに ることを 、イエスに ひて けり。

Chapter 11

1 らエルサレムに づき、オリブ なるベテパゲ びベタニヤに りし 、イエス 二人 弟子 さんとして ふ、

2 『むかひの にゆけ、其處 らば、やがて りたることなき 驢馬 ぎあるを ん、それを きて れ。

3 かもし らに「なにゆゑ するか」と はば「 なり、 ただちに さん」といへ』

4 弟子 たち きて、 驢馬 ぎあるを きたれば、

5 其處 人々 のうちの 『なんぢら 驢馬 きて とするか』と ふ。

6 弟子 たちイエスの ひし ひしに、 せり。

7 かくて 弟子 たち 驢馬 をイエスの ききたり、 をその きたれば、イエス ふ。

8 くの を、 より りたる く。

9 かつ ども はりて ふ『「ホサナ、 むべきかな、 御名 によりて

10 むべきかな、 らの ダビデの 。「いと にてホサナ」』

11 にエルサレムに りて り、 ての 見囘 し、 はや びたれば、十二 弟子 にベタニヤに きたまふ。

12 あくる かれらベタニヤより りし 、イエス ふ。

13 ある 無花果 て、 をや んと のもとに ひしに、 のほかに をも 見出 はず、 無花果 ならぬに る。

14 イエスその ひて ひたまふ『 より いつまでも、 なんぢの はざれ』弟子 たち けり。

15 らエルサレムに る。イエス り、その にて 賣買 する どもを し、兩替 する 鴿 るものの 腰掛 し、

16 また 器物 ちて ぐることを はず。

17 かつ へて ふ『「わが は、もろもろの 國人 へらるべし」と されたるにあらずや、 るに らは を「強盜 」となせり』

18 祭司長學者 き、如何 にしてかイエスを さんと る、それは 群衆 みな きたれば、 れしなり。

19 になる に、イエス 弟子 たちと でゆき ふ。

20 をすぎしに、無花果 より れたるを る。

21 ペテロ してイエスに ふ『ラビ、 へ、 ひし 無花果 れたり』

22 イエス へて ふ『 ぜよ。

23 まことに らに ぐ、 もし に「 りて れ」と ふとも、 ふところ るべしと じて、 はずば、その るべし。

24 この らに ぐ、 りて は、すでに たりと ぜよ、さらば べし。

25 また ちて るとき、 あらば せ、これは らの の、 らの 過失 はん なり』

26 [なし]

27 かれら エルサレムに る。イエス ふとき、祭司長學者長老 たち 御許 りて、

28 權威 をもて をなすか、 すべき 權威 けしか』と ふ。

29 イエス ふ『われ 一言 なんぢらに はん、 へよ、さらば 權威 をもて、 すかを げん。

30 ヨハネのバプテスマは、 よりか、 よりか、 へよ』

31 じて ふ『もし よりと はば「 かれを ぜざりし」と はん。

32 されど よりと はんか……』 群衆 れたり、 みなヨハネを 預言者 めたればなり。

33 にイエスに へて『 らず』と ふ。イエス ふ『われも 權威 をもて すか、 らに げじ』

Chapter 12

1 イエス をもて らに ふ『ある 葡萄園 り、 らし、酒槽 り、 をたて、農夫 どもに して、 旅立 せり。

2 いたりて 農夫 より 葡萄園 所得 受取 らんとて、 をその ししに、

3 へて ちたたき、空手 にて らしめたり。

4 ほかの ししに、その つけ、かつ しめたり。

5 また ししに、 したり。 ほかの くの をも、 したり。

6 なほ 一人 あり、 しむ なり「わが ふならん」と ひて、最後 ししに、

7 かの 農夫 ども ふ「これは 世嗣 なり、いざ さん、さらばその 嗣業 は、 らのものとなるべし」

8 へて し、葡萄園 てたり。

9 さらば 葡萄園 、なにを さんか、 りて 農夫 どもを し、葡萄園 どもに ふべし。

10 聖書 に「造家者 らの てたる は、これぞ 首石 となれる。

11 これ によりて れるにて、 らの には しきなり」とある をすら まぬか』

12 ここに イエスを へんと ひたれど、群衆 れたり、この らを して へるを りしに る。 にイエスを れて けり。

13 かくて らイエスの 言尾 をとらへて 陷入 れん に、パリサイ とヘロデ との より、數人 御許 す。

14 その ども りて ふ『 よ、 らは る、 にして、 をも りたまふ なし、 外貌 ず、 をもて へばなり。 をカイザルに むるは、 きか、 しきか、 めんか、 めざらんか』

15 イエス 詐僞 なるを りて『なんぞ むるか、デナリを りて せよ』と へば、

16 る。イエス ふ『これは 、たれの なるか』『カイザルのなり』と ふ。

17 イエス ふ『カイザルの はカイザルに、 めよ』 らイエスに きて しめり。

18 また 復活 なしと ふサドカイ ら、イエスに ひて

19 よ、モーセは、 兄弟 もし なく して なば、その 兄弟 かれの りて、兄弟 のため 嗣子 ぐべしと、 らに したり。

20 ここに 七人 兄弟 ありて、 り、嗣子 なくして に、

21 第二 その り、また 嗣子 なくして に、第三 もまた なし、

22 七人 とも 嗣子 なくして に、 には にたり。

23 復活 のとき らみな へらんに、この たるべきか、七人 これを としたればなり』

24 イエス ふ『なんぢらの れるは、聖書 をも 能力 をも らぬ ならずや。

25 死人 より へる は、 らず、 がず、 御使 たちの くなるなり。

26 にたる へる きては、モーセの なる に、 モーセに「われはアブラハムの 、イサクの 、ヤコブの なり」と ひし あるを、 まぬか。

27 にたる にあらず、 ける なり。なんぢら れり』

28 學者 一人、かれらの じをるを き、イエスの へるを り、 でて ふ『すべての 誡命 のうち、 第一 なる』

29 イエス へたまふ『第一 なり「イスラエルよ け、 なる らの 唯一 なり。

30 なんぢ し、精神 し、 し、 して、 なる すべし」

31 第二 なり「おのれの すべし」 つより なる 誡命 はなし』

32 學者 いふ『 きかな よ「 唯一 にして なし」と へるは なり。

33 「こころを し、知慧 し、 して し、また のごとく する」は、もろもろの 燔祭 および 犧牲 るなり』

34 イエスその へしを ふ『なんぢ からず』 たれも へてイエスに なかりき。

35 イエス にて ふるとき、 へて ふ『なにゆゑ 學者 らはキリストをダビデの ふか。

36 ダビデ じて らいへり「 わが ふ、 なんぢの くまでは、 せよ」と。

37 ダビデ ふ、されば でその ならんや』 なる 群衆 びてイエスに きたり。

38 イエスその のうちに ひたまふ『學者 らに せよ、 らは むこと、市場 にての 敬禮

39 會堂 上座饗宴 上席 み、

40 また 寡婦 らの み、外見 をつくりて をなす。その くる 審判 しからん』

41 イエス 賽錢函 ひて し、群衆 賽錢函 るるを ふ。 める くの は、 れしが、

42 一人 しき 寡婦 きたりて、レプタ つを れたり、 ほどなり。

43 イエス 弟子 たちを せて ふ『まことに らに ぐ、この しき 寡婦 は、賽錢函 るる ての よりも れたり。

44 ての は、その なる よりなげ れ、この 寡婦 しき より、 ての 所有 生命 をことごとく れたればなり』

Chapter 13

1 イエス ふとき、弟子 一人 いふ『 よ、 へ、これらの 、これらの 建造物、いかに ならずや』

2 イエス ふ『なんぢ なる 建造物 るか、 つの されずしては らじ』

3 オリブ にて ひて へるに、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレ

4 『われらに へ、これらの 何時 あるか、 すべて げられんとする は、如何 なる あるか』

5 イエス ふ『なんぢら されぬやうに せよ。

6 くの わが り「われは なり」と ひて くの さん。

7 戰爭 戰爭 とを くとき るな、かかる はあるべきなり、されど にはあらず。

8 ち「 に、 ひて たん」また 處々 地震 あり、饑饉 あらん、これらは 苦難 なり。

9 みづから せよ、人々 なんぢらを 衆議所 さん。なんぢら 會堂 かれて たれ、 わが によりて、 たち たちの てられん、これは をなさん なり。

10 かくて 福音 づもろもろの 國人 宣傳 へらるべし。

11 人々 なんぢらを きて さんとき、 はんと じめ ふな、 そのとき けらるることを へ、これ にあらず、 なり。

12 兄弟 兄弟 を、 にわたし、 らは たちに ちて なしめん。

13 なんぢら ての まれん、されど まで はるべし。

14 むべき 」の つべからざる つを ば( むもの れ)その ユダヤにをる どもは、 れよ。

15 にをる は、 るな。また さんとて るな。

16 にをる 上衣 らんとて るな。

17 には りたる と、 まする とは 禍害 なるかな。

18 この おこらぬやうに れ、

19 その 患難 なればなり。 萬物 ひし 開闢 より るまで、かかる 患難 はなく、また にもなからん。

20 その くし はずば、 はるる 一人 だになからん。されど ひし 選民 に、その くし へり。

21 なんぢらに「 よ、キリスト 此處 にあり」「 よ、彼處 にあり」と ありとも ずな。

22 キリスト・ 預言者 りて、 不思議 とを ひ、 べくは、選民 をも さんとするなり。

23 らは せよ、あらかじめ なんぢらに げおくなり。

24 、その 患難 ののち、 く、 たず。

25 より ち、 にある 萬象 ふるひ かん。

26 のとき 人々 なる 能力 榮光 とをもて、 るを ん。

27 その かれは 使者 たちを して、 より まで、四方 より 選民 をあつめん。

28 無花果 よりの べ、その すでに かくなりて ぐめば、 きを る。

29 かくの のことの るを ば、 すでに づきて 門邊 にいたるを れ。

30 まことに らに ぐ、これらの ことごとく るまで、 くことなし。

31 ぎゆかん、されど くことなし。

32 その その なし。 にある 使者 たちも らず、 らず、ただ のみ ふ。

33 して しをれ、 その 何時 なるかを らぬ なり。

34 へば づる 、その どもに ねて、各自 め、 門守 に、 しをれと きて、 旅立 したる のごとし。

35 この しをれ、 主人 るは、 か、夜半 か、 くころか、夜明 か、いづれの なるかを らねばなり。

36 らくは りて、 らの れるを ん。

37 わが らに ぐるは、 ての ぐるなり。 しをれ』

Chapter 14

1 さて 過越 除酵 との 二日 となりぬ。祭司長學者 詭計 をもてイエスを へ、かつ さんと てて

2 すべからず、 らくは あるべし』

3 イエス、ベタニヤに して、癩病人 シモンの にて 食事 につき 居給 ふとき、 なきナルドの りたる 石膏 り、その ちてイエスの ぎたり。

4 ある 人々 ほりて ふ『なに かく すか、

5 この デナリ りて、 しき すことを たりしものを』 して む。

6 イエス ふ『その すに せよ、 ぞこの すか、 をなせり。

7 しき らと にをれば、何時 にても のままに べし、されど らと にをらず。

8 は、なし をなして、 をそそぎ、あらかじめ りの をなせり。

9 まことに らに ぐ、全世界 いづこにても、福音 宣傅 へらるる には、この しし 記念 として らるべし』

10 ここに 十二 弟子 一人 なるイスカリオテのユダ、イエスを らんとて 祭司長 にゆく。

11 これを きて び、 へんと したれば、ユダ 如何 にしてか くイエスを さんと る。

12 除酵祭 過越 羔羊 るべき 弟子 たちイエスに ふ『過越 をなし ふために、 らが 何處 きて ふることを ふか』

13 イエス 二人 弟子 さんとして ひたまふ『 け、 らば をいれたる 、なんぢらに ふべし。 き、

14 その 家主 に「 いふ、われ 弟子 らと 過越 をなすべき 座敷 何處 なるか」と へ。

15 さらば 調 へたる なる 二階 座敷 すべし。其處 らのために へよ』

16 弟子 たち きて り、イエスの ひし くなるを て、過越 設備 をなせり。

17 れてイエス 十二 弟子 とともに き、

18 みな きて するとき ふ『まことに らに ぐ、 する らの 一人、われを らん』

19 弟子 たち ひて 一人 一人『われなるか』と でしに、

20 イエス ひたまふ『十二 のうちの 一人 にて、 にパンを なり。

21 きて されたる くなり。されど 禍害 なるかな、その れざりし よかりしものを』

22 しをる 、イエス、パンを り、 してさき、弟子 たちに へて ひたまふ『 れ、これは なり』

23 また 酒杯 り、 して らに へば、 この 酒杯 より めり。

24 また ふ『これは 契約 、おほくの のものなり。

25 まことに らに ぐ、 にて しきものを までは、われ 葡萄 より るものを まじ』

26 かれら 讃美 をうたひて 、オリブ でゆく。

27 イエス 弟子 たちに ふ『なんぢら かん、それは「われ 牧羊者 たん、さらば るべし」と されたるなり。

28 されど よみがへりて 、なんぢらに だちてガリラヤに かん』

29 にペテロ、イエスに ふ『假令 みな くとも、 らじ』

30 イエス ふ『まことに ぐ、今日 この ふたたび に、なんぢ たび むべし』

31 ペテロ をこめて ふ『われ とともに ぬべき ありとも、 まず』弟子 たち かく へり。

32 らゲツセマネと づくる りし 、イエス 弟子 たちに ふ『わが 、ここに せよ』

33 かくてペテロ、ヤコブ、ヨハネを ひゆき、 き、かつ しみ でて

34 『わが いたく ひて ぬばかりなり、 此處 りて しをれ』

35 みゆきて、 平伏 し、 しも べくば より かんことを りて

36 『アバ よ、 には はぬ なし、 酒杯 より へ。されど のままを さんとにあらず、御意 のままを へ』

37 りて、その れるを 、ペテロに ふ『シモンよ、なんぢ るか、 しをること はぬか。

38 なんぢら 誘惑 らぬやう、 しかつ れ。 すれども 肉體 よわきなり』

39 びゆき、 にて ふ。

40 また りて らの れるを たまふ、 その いたく れたるなり、 ふべきかを らざりき。

41 三度 りて ひたまふ『 りて め、 れり、 きたれり、 よ、 罪人 らの さるるなり。

42 て、われらは くべし。 よ、 ちかづけり』

43 なほ りゐ ふほどに、十二 弟子 一人 なるユダ、やがて づき る、祭司長學者長老 らより されたる 群衆 とを ちて ふ。

44 イエスを るもの、あらかじめ 合圖 して ふ『わが 接吻 する はそれなり、 へて きゆけ』

45 かくて りて ちに 御許 き『ラビ』と ひて 接吻 したれば、

46 人々 イエスに をかけて ふ。

47 らに のひとり、 き、 祭司 ちて、 せり。

48 イエス 人々 ひて ふ『なんぢら 強盜 にむかふ く、 とを ち、 へんとて るか。

49 日々 なんぢらと にありて へたりしに、 へざりき、されど 聖書 成就 せん なり』

50 のとき 弟子 みなイエスを てて る。

51 ある 若者素肌 亞麻 ひて、イエスに ひたりしに、人々 これを へければ、

52 亞麻 にて れり。

53 人々 イエスを 祭司 きたれば、祭司長長老學者 あつまる。

54 ペテロ れてイエスに ひ、 祭司 中庭 まで り、下役 どもと して まりゐたり。

55 さて 祭司長 議會、イエスを めんとて、證據 むれども ず。

56 それはイエスに して 僞證 する くあれども、 證據 あはざりしなり。

57 ども ちて 僞證 して

58 『われら の「われは にて りたる ち、 にて らぬ 三日 にて つべし」と へるを けり』

59 れど この 證據 もあはざりき。

60 ここに 祭司 ちイエスに ひて ふ『なんぢ をも へぬか、 人々 つる 證據 如何 に』

61 されどイエス して をも はず。 祭司 ふたたび ひて ふ『なんぢは むべきものの キリストなるか』

62 イエス ふ『われは なり、 ら、 全能者 し、 にありて るを ん』

63 のとき 祭司 おのが きて ふ『なんぞ 證人 めん。

64 なんぢら 瀆言 けり、如何 ふか』かれら りてイエスを るべきものと む。

65 して どもはイエスに し、 その ひ、 にて ちなど 爲始 めて ふ『預言 せよ』下役 どもイエスを け、手掌 にてうてり。

66 ペテロ にて 中庭 にをりしに、 祭司 婢女 一人 きたりて、

67 ペテロの まりをるを 、これに めて『 もかのナザレ イエスと たり』と ふ。

68 ペテロ はずして『われは ふことを らず、 その をも らず』と ひて でたり。

69 婢女 かれを て、また らに どもに『この はかの 黨與 なり』と でしに、

70 ペテロ ねて はず、 くしてまた らに どもペテロに ふ『なんぢは にかの 黨與 なり、 もガリラヤ なり』

71 ペテロ ひかつ ひて『われは らの らず』と づ。

72 その しも、また なきぬ。ペテロ『にはとり 二度 なく に、なんぢ 三度 われを まん』とイエスの ひし 御言 ひいだし、 して きたり。

Chapter 15

1 るや ちに、祭司長長老學者 ら、 議會 ともに りて、イエスを り、 きゆきてピラトに す。

2 ピラト、イエスに ひて ふ『なんぢはユダヤ なるか』 へて ふ『なんぢの ふが し』

3 祭司長 らさまざまに ふれば、

4 ピラトまた ひて ふ『なにも へぬか、 よ、如何 くの をもて ふるか』

5 されどピラトの しむばかり、イエス をも はず。

6 さて には、ピラト せて、囚人 ひとりを なるが、

7 ここに 一揆 し、 して がれをる に、バラバといふ あり。

8 群衆 すすみ りて、 くせんことを でたれば、

9 ピラト へて ふ『ユダヤ さんことを ふか』

10 これピラト、祭司長 らのイエスを ししは、 ると なり。

11 されど 祭司長 群衆 かし、 つてバラバを さんことを はしむ。

12 ピラトまた へて ふ『さらば らがユダヤ ふる をわれ 如何 にすべきか』

13 人々 また びて ふ『十字架 につけよ』

14 ピラト ふ『そも 惡事 したるか』かれら しく びて『十字架 につけよ』と ふ。

15 ピラト 群衆 滿 さんとて、バラバを し、イエスを うちたるのち、十字架 につくる にわたせり。

16 兵卒 どもイエスを 官邸 中庭 れゆき、 めて、

17 紫色 せ、 冠冕 みて らせ、

18 『ユダヤ かれ』と をなし め、

19 また にて をたたき、 し、 づきて せり。

20 かく 嘲弄 してのち、紫色 ぎ、 せ、十字架 につけんとて せり。

21 にアレキサンデルとルポスとの シモンといふクレネ 田舍 より りて りかかりしに、 ひてイエスの 十字架 はせ、

22 イエスをゴルゴダ、 けば 髑髏 といふ けり。

23 かくて 沒藥 ぜたる 葡萄酒 へたれど、 はず。

24 らイエスを 十字架 につけ、 して るべきと、 きて つ、

25 イエスを 十字架 につけしは、 九時 なりき。

26 その 罪標 には『ユダヤ 』と せり。

27 イエスと に、二人 強盜 十字架 につけ、一人 をその に、一人 をその く。

28 [なし]

29 往來 どもイエスを り、 りて ふ『ああ、 ちて 三日 のうちに つる よ、

30 十字架 より りて へ』

31 祭司長 らも じく、學者 らと 嘲弄 して ふ『 ひて、 ふこと はず、

32 イスラエルの キリスト、いま 十字架 より りよかし、さらば ぜん』 十字架 につけられたる どもも、イエスを りたり。

33 十二 に、 のうへ くなりて、三時 ぶ。

34 三時 にイエス 大聲 に『エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ』と はり ふ。 けば、わが 、わが 、なんぞ ひし、との なり。

35 らに のうち 人々 これを きて ふ『 よ、エリヤを ぶなり』

36 一人 はしり きて、海綿 葡萄酒 ませて につけ、イエスに ましめて ふ『 て、エリヤ りて、 すや や、 ん』

37 イエス 大聲 して ふ。

38 聖所 より まで けて つとなりたり。

39 イエスに ひて てる 百卒長、かかる にて ひしを ふ『 にこの なりき』

40 また たる たちあり、その にはマグダラのマリヤ、 ヤコブとヨセとの マリヤ、 びサロメなども たり。

41 らはイエスのガリラヤに 居給 ひしとき、 へし どもなり。 イエスと にエルサレムに りし くの もありき。

42 れて、準備 すなはち 安息 となりたれば、

43 議員 にして、 める、アリマタヤのヨセフ りて、 らずピラトの き、イエスの 屍體 ふ。

44 ピラト、イエスは にしかと り、百卒長 びて、その にしより しや やを ひ、

45 にたる 百卒長 より りて、屍體 をヨセフに ふ。

46 ヨセフ 亞麻 ひ、イエスを 取下 して み、 りたる め、 入口 く。

47 マグダラのマリヤとヨセの マリヤと、イエスを めし ゐたり。

Chapter 16

1 安息 りし 、マグダラのマリヤ、ヤコブの マリヤ びサロメ、 きてイエスに らんとて 香料 ひ、

2 一週 でたる いと にゆく。

3 らの 入口 より すべきと ひしに、

4 ぐれば、 しあるを る。この なりき。

5 り、 たる 若者 するを く。

6 若者 いふ『おどろくな、 らは 十字架 につけられ ひしナザレのイエスを ぬれど、 へりて、此處 さず。 よ、 めし 此處 なり。

7 されど きて 弟子 たちとペテロとに げよ「 らに だちてガリラヤに ふ、彼處 にて ゆるを ん、 らに ひしが し」』

8 たち きをののき、 より でしが、 れたれば 一言 をも らざりき。

9 一週 拂曉、イエス へりて づマグダラのマリヤに れたまふ、 にイエスが つの 惡鬼 ひいだし ひし なり。

10 マリヤ きて、イエスと にありし 人々 の、 しみ るときに ぐ。

11 らイエスの へる と、マリヤに ひし とを けども ぜざりき。

12 その 二人田舍 むほどに、イエス なりたる 姿 にて ふ。

13 二人 ゆきて、 弟子 たちに げたれど、なほ ぜざりき。

14 ののち 弟子 しをる に、イエス れて、 へりたるを どもの ぜざりしにより、 信仰 なきと、 頑固 なるとを ふ。

15 かくて らに ひたまふ『全世界 りて ての られしものに 福音 宣傳 へよ。

16 じてバプテスマを くる はるべし、 れど ぜぬ めらるべし。

17 ずる には ともなはん。 によりて 惡鬼 ひいだし、 しき をかたり、

18 るとも、 むとも、 けず、 める をつけなば えん』

19 へてのち、 イエスは げられ、 ふ。

20 弟子 たち でて、あまねく 福音 宣傳 へ、 ともに き、 ふところの をもて、御言 うし へり〕