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Chapter 1

1 らの りし 物語 につき、 よりの 目撃者 にして、

2 御言 役者 となりたる 人々 の、 らに へし のままを ねんと、 けし あまたある に、

3 ての 最初 より 詳細 ねたれば、

4 テオピロ 閣下 よ、 へられたる なるを らせん に、これが して るは はるるなり。

5 ユダヤの ヘロデの 、アビヤの 祭司 に、ザカリヤという あり。その はアロンの にて、 をエリサベツといふ。

6 二人 ながら しくして、 誡命 定規 とを、みな なく へり。

7 エリサベツ 石女 なれば、 らに なし、また 二人 とも みぬ。

8 さてザカリヤその 順番 りて、 祭司 ふとき、

9 祭司 慣例 にしたがひて、 をひき 聖所 りて、 くこととなりぬ。

10 くとき、 みな にありて りゐたり。

11 使 あらはれて、香壇 ちたれば、

12 ザカリヤ て、 さわぎ ず。

13 御使 いふ『ザカリヤよ、 るな、 かれたり。 エリサベツ 男子 まん、 その をヨハネと づくべし。

14 なんぢに 喜悦 歡樂 とあらん、 おほくの もその るるを ぶべし。

15 この ならん、また 葡萄酒 とを まず、 づるや にて 滿 されん。

16 また くのイスラエルの らを、 なる らの らしめ、

17 エリヤの 能力 とをもて、 かん。これ に、 れる 義人 聰明 らせて、 へたる のために へんとてなり』

18 ザカリヤ 御使 にいふ『 りてか あるを らん。 老人 にて、 もまた みたり』

19 御使 こたへて ふ『われは 御前 つガブリエルなり、 りてこの 音信 げん さる。

20 よ、 いたらば 成就 すべき ぜぬに り、なんぢ へずなりて、 らの までは ること はじ』

21 はザカリヤを ちゐて、 聖所 しく るを しむ。

22 りたれど ること はねば、 らその 聖所 にて 異象 たることを る。ザカリヤは、ただ にて すのみ、なほ なりき。

23 かくて 滿 ちたれば、 りぬ。

24 その エリサベツ りて、五月 ほど れをりて ふ、

25 わが がせんとて、 ふときは、 ふなり』

26 その 六月 めに、御使 ガブリエル、ナザレといふガリラヤの にをる 處女 のもとに、 より さる。

27 この 處女 はダビデの のヨセフといふ 許嫁 せし にて、 をマリヤと ふ。

28 御使處女 にきたりて ふ『めでたし、 まるる よ、 なんぢと せり』

29 マリヤこの によりて いたく ぎ、 かる 挨拶 如何 なる ぞと らしたるに、

30 御使 いふ『マリヤよ、 るな、 御前 たり。

31 よ、なんぢ りて 男子 まん、 をイエスと づくべし。

32 ならん、至高者 へられん。また たる 、これに ダビデの 座位 をあたへ へば、

33 ヤコブの 永遠 めん。その ることなかるべし』

34 マリヤ 御使 ふ『われ らぬに、如何 にして のあるべき』

35 御使 こたへて ふ『 なんぢに み、至高者 能力 なんぢを はん。 むところの なる は、 へらるべし。

36 よ、なんぢの 親族 エリサベツも、 いたれど、男子 めり。石女 といはれたる なるに、 りてはや 六月 になりぬ。

37 それ には はぬ なし』

38 マリヤ ふ『 よ、われは 婢女 なり。 のごとく、 れかし』つひに 御使 はなれ りぬ。

39 その マリヤ ちて 山里 き、ユダの にいたり、

40 ザカリヤの りてエリサベツに 挨拶 せしに、

41 エリサベツその 挨拶 くや、 胎内 にて れり。エリサベツ にて 滿 され、

42 らかに はりて ふ『をんなの にて 祝福 せられ、その もまた 祝福 せられたり。

43 わが われに る、われ によりてか し。

44 よ、なんぢの 挨拶 、わが るや、 胎内 にて びをどれり。

45 ぜし 幸福 なるかな、 ふことは 成就 すべければなり』

46 マリヤ ふ、『わがこころ をあがめ、

47 わが はわが 救主 なる びまつる。

48 その 婢女 しきをも へばなり。 よ、 よりのち われを 幸福 とせん。

49 全能者 われに なる したまへばなり。その 御名 なり、

50 そのあはれみは 代々 かしこみ るる むなり。

51 御腕 にて 權力 をあらはし、 ぶる し、

52 權勢 ある 座位 より し、いやしき うし、

53 ゑたる かせ、 める しく らせ ふ。

54 また らの 先祖 ひし く、

55 アブラハムとその とに するあはれみを 永遠 れじとて、 イスラエルを けたまへり』

56 かくてマリヤは、三月 ばかりエルザベツと りて、 れり。

57 さてエリサベツ みちて 男子 みたれば、

58 その 最寄 のもの 親族 ども、 なる 憐憫 をエリサベツに ひしことを きて、 とともに ぶ。

59 八日 めになりて、 割禮 はんとて 人々 きたり、 みてザカリヤと づけんとせしに、

60 こたへて ふ『、ヨハネと づくべし』

61 かれら ふ『なんぢの 親族 には をつけたる なし』

62 して にて し、いかに づけんと ふか、 ひたるに、

63 ザカリヤ 書板 めて『その はヨハネなり』と きしかば、みな しむ。

64 ザカリヤの たちどころに け、 ゆるみ、 いひて めたり。

65 最寄 みな をいだき、 すべて のこと くユダヤの 山里 されたれば、

66 みな にとめて ふ『この 如何 なる にか らん』 かれと りしなり。

67 かくて ザカリヤ にて 滿 され 預言 して ふ、

68 むべきかな、 イスラエルの 、その をかへりみて 贖罪 をなし、

69 らのために を、その ダビデの へり。

70 これぞ へより 預言者 をもて ひし く、

71 らを より、 らを より、 したまふ なる。

72 らの 先祖 憐憫 れ、その なる 契約 し、

73 らの 先祖 アブラハムに ひし 御誓 れずして、

74 らを より ひ、生涯 御前 に、

75 とをもて なく へしめたまふなり。

76 幼兒 よ、なんぢは 至高者 預言者 へられん。これ 御前 だちゆきて、 へ、

77 による らしむればなり。

78 これ らの 憐憫 によるなり。この 憐憫 によりて のひかり、 より み、

79 暗黒 とに する をてらし、 らの 平和 にみちびかん』

80 かくて 幼兒 成長 し、その くなり、イスラエルに るる まで 荒野 にゐたり。

Chapter 2

1 その 天下 戸籍 かすべき 詔令、カイザル・アウグストより づ。

2 この 戸籍 登録 は、クレニオ、シリヤの 總督 たりし はれし のものなり。

3 さて みな 戸籍 かんとて、各自 その 故郷 る。

4 ヨセフもダビデの 家系 また 血統 なれば、 める 許嫁 マリヤとともに、戸籍 かんとて、ガリラヤの ナザレを でてユダヤに り、ダビデの ベツレヘムといふ りぬ。

5 ヨセフもダビデの 家系 また 血統 なれば、 める 許嫁 マリヤとともに、戸籍 かんとて、ガリラヤの ナザレを でてユダヤに り、ダビデの ベツレヘムといふ りぬ。

6 此處 るほどに、マリヤ 滿 ちて、

7 初子 をうみ、 みて 馬槽 させたり。旅舍 にをる なかりし なり。

8 この 野宿 して、 りをる 牧者 ありしが、

9 使 その らに ち、 榮光 その 周圍 したれば、 る。

10 御使 かれらに ふ『 るな、 よ、この 一般 ぶべき、 なる 歡喜 音信 なんぢらに ぐ。

11 今日 ダビデの にて らの 救主 うまれ へり、これ キリストなり。

12 なんぢら にて まれ、馬槽 しをる 嬰兒 ん、 その なり』

13 ちあまたの 軍勢御使 はり、 讃美 して ふ、

14 『いと には 榮光 にあれ。 には 平和 にあれ』

15 御使 さりて きしとき、牧者 たがひに る『いざ、ベツレヘムにいたり、 ひし れる ん』

16 きて、マリヤとヨセフと、馬槽 したる 嬰兒 とに ねあふ。

17 て、この につき 御使 りしことを げたれば、

18 はみな 牧者 りしことを しみたり。

19 してマリヤは のことを めて せり。

20 牧者 御使 りしごとく ての せしによりて、 めかつ 讃美 しつつ れり。

21 八日 みちて 幼兒 割禮 すべき となりたれば、 胎内 宿 らぬ 御使 づけし く、その をイエスと づけたり。

22 モーセの 律法 めたる 滿 ちたれば、 幼兒 へてエルサレムに る。

23 これは 律法 に『すべて 初子 るる 男子 は、 につける なる へらるべし』と されたる く、幼兒 げ、

24 また 律法 に『山鳩 つがひ 鴿 』と ひたるに ひて、犧牲 へん なり。

25 よ、エルサレムにシメオンといふ あり。この かつ 敬虔 にして、イスラエルの められんことを む。 その す。

26 また に、 のキリストを ぬうちは ずと されたれしが、

27 とき 御靈 じて る。兩親 その イエスを へ、この のために 律法 慣例 ひて はんとて りたれば、

28 シメオン、イエスを りいだき、 めて ふ、

29 よ、 こそ 御言 ひて、 らかに かしめ ふなれ。

30 わが は、はや たり。

31 もろもろの ひし

32 異邦人 をてらす 御民 イスラエルの 榮光 なり』

33 かく 幼兒 きて ることを、 あやしみ たれば、

34 シメオン らを して マリヤに ふ『 よ、この 幼兒 は、イスラエルの くの れ、 たん に、また ひを くる のために かる。

35 ―― なんぢの をも くべし――これは くの れん なり』

36 ここにアセルの パヌエルの に、アンナといふ 預言者 あり、 いたく ゆ。處女 のとき、 きて ともに り、

37 十四年 寡婦 たり。 れず、 斷食 祈祷 とを して ふ。

38 この すすみ りて 感謝 し、また てエルサレムの 拯贖 ちのぞむ に、幼兒 のことを れり。

39 さて 律法 ひて、 ての したれば、ガリラヤに り、 ナザレに れり。

40 幼兒 成長 して かになり、智慧 みち、かつ その にありき。

41 かくてその 兩親過越 には 年毎 にエルサレムに きぬ。

42 イエスの 十二 のとき、 慣例 ひて りゆき、

43 りて 、その イエスはエルサレムに りたまふ。兩親 らずして、

44 道伴 のうちに るならんと ひ、一日 ゆきて、親族知邊 のうちを ぬれど、

45 はぬに りて たづねつつエルサレムに り、

46 三日 ののち、 にて 教師 のなかに し、かつ き、かつ ひゐ ふに ふ。

47 その とを しむ。

48 兩親 イエスを て、いたく き、 ふ『 よ、 かかる らに しぞ、 よ、 ひて ねたり』

49 イエス ひたまふ『 われを ねたるか、 はわが るべきを らぬか』

50 兩親 はその りたまふ らず。

51 かくてイエス とともに り、ナザレに きて へたまふ。 これらの をことごとく む。

52 イエス 智慧 のたけも まさり、 とにますます せられ ふ。

Chapter 3

1 テベリオ・カイザル 在位 、ポンテオ・ピラトはユダヤの 總督、ヘロデはガリラヤ 分封 國守、その 兄弟 ピリポはイツリヤ びテラコニテの 分封 國守、ルサニヤはアビレネ 分封 國守 たり、

2 アンナスとカヤパとは 祭司 たりしとき、 荒野 にてザカリヤの ヨハネに む。

3 かくてヨルダン なる 四方 にゆき、 さする 悔改 のバプテスマを 宣傳 ふ。

4 預言者 イザヤの に『荒野 はる す。「 へ、その すじを くせよ。

5 められ、 とは げられ、 りたるは く、 しきは かなる となり、

6 みな ん」』と されたるが し。

7 さてヨハネ、バプテスマを けんとて できたる 群衆 にいふ『 よ、 らに、 らんとする 御怒 くべき したるぞ。

8 さらば 悔改 相應 しき べ。なんぢら「 らの にアブラハムあり」と のうちに むな。 なんぢらに ぐ、 はよく らの よりアブラハムの 得給 ふなり。

9 ははや かる。されば ばぬ は、 られて れらるべし』

10 群衆 ヨハネに ひて ふ『さらば すべきか』

11 へて ふ『 つの 下衣 をもつ は、 たぬ へよ。食物 もまた せよ』

12 取税人 もバプテスマを けんとて りて ふ『 よ、 すべきか』

13 へて ふ『 りたるものの 、なにをも るな』

14 兵卒 もまた ひて ふ『 らは すべきか』 へて ふ『 かし、また ふな、 給料 をもて れりとせよ』

15 みゐたれば、みな にヨハネをキリストならんかと ぜしに、

16 ヨハネ ての へて ふ『 にて らにバプテスマを す、されど よりも 能力 ある きたらん、 はその くにも らず。 とにて らにバプテスマを さん。

17 には ちたまふ。禾場 をきよめ、 めんとてなり。 して えぬ にて きつくさん』

18 ヨハネこの なほ、さまざまの をなして、 福音 宣傳 ふ。

19 るに 國守 ヘロデ、その 兄弟 ヘロデヤの につき、 その ひたる ての しき につきて、ヨハネに められたれば、

20 つの しき へて、ヨハネを ぢこめたり。

21 みなバプテスマを けし 、イエスもバプテスマを けて りゐ へば、 ひらけ、

22 をなして 鴿 のごとく り、かつ より あり、 く『なんぢは しむ なり、 なんぢを ぶ』

23 イエスの、 ひしは、 おほよそ 三十 なりき。 にはヨセフの はれ へり。ヨセフの はヘリ、

24 その はマタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、

25 マタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、

26 マハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、

27 ヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、

28 メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、

29 ヨセ、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、

30 シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、

31 メレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、

32 エツサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、

33 アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、

34 ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、

35 セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、

36 カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、

37 メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、

38 エノス、セツ、アダムに る。アダムは なり。

Chapter 4

1 さてイエス にて 滿 ち、ヨルダン より り、荒野 にて 四十 のあひだ 御靈 かれ、

2 惡魔 みられ ふ。この なにをも はず、 滿 ちてのち ひたれば、

3 惡魔 いふ『なんぢ ならば、 じてパンと らしめよ』

4 イエス へたまふ『「 くるはパンのみに るにあらず」と されたり』

5 惡魔 またイエスを へのぼりて、瞬間 天下 のもろもろの して ふ、

6 『この ての 權威 國々 榮華 とを へん。 これを ねられたれば、 する ふるなり。

7 この にもし せば、ことごとく となるべし』

8 イエス へて ひたまふ『「 なる し、ただ にのみ ふべし」と されたり』

9 惡魔 またイエスをエルサレムに れゆき、 頂上 たせて ふ『なんぢ ならば、此處 より げよ。

10 それは「なんぢの 御使 たちに じて らしめ はん」

11 「かれら にて をささへ、その 打當 つる なからしめん」と されたるなり』

12 イエス へて ひたまふ『「 なる むべからず」と ひてあり』

13 惡魔 あらゆる 嘗試 してのち、 くイエスを れたり。

14 イエス 御靈 能力 をもてガリラヤに へば、その 聲聞 あまねく 四方 る。

15 かくて 會堂 にて をなし、 ての められ ふ。

16 その てられ ひし のナザレに り、 のごとく 安息 會堂 りて、聖書 まんとて ひしに、

17 預言者 イザヤの へたれば、 きて、かく されたる 見出 ふ。

18 御靈 われに す。これ ぎて しき 福音 べしめ、 をつかはして 囚人 ることと、盲人 ゆることとを げしめ、 へらるる ちて 自由 へしめ、

19 ばしき 宣傳 へしめ ふなり』

20 イエス き、 して へば、會堂 みな ぐ。

21 イエス でたまふ『この 聖書 今日 なんぢらの 成就 したり』

22 人々 みなイエスを め、 その より づる しみて ふ『これヨセフの ならずや』

23 イエス ふ『なんぢら 俚諺 きて「醫者 よ、みづから せ、カペナウムにて りしといふ らが ける どもを、 なる にても せ」と はん』

24 また ふ『われ らに ぐ、預言者 にて ばるることなし。

25 われ をもて らに ぐ、エリヤのとき 三年 六个月 とぢて、全地 なる 饑饉 なりしが、イスラエルの くの 寡婦 ありたれど、

26 エリヤは 一人 にすら されず、 シドンなるサレプタの 一人 寡婦 にのみ されたり。

27 また 預言者 エリシヤの 、イスラエルの くの 癩病人 ありしが、 一人 だに められず、 シリヤのナアマンのみ められたり』

28 會堂 にをる みな きて 憤恚 滿 ち、

29 ちてイエスを より し、その ちたる きて、 さんとせしに、

30 イエスその りて ふ。

31 かくてガリラヤの カペナウムに りて、安息 ごとに へば、

32 人々 その きあへり。その 權威 ありたるに る。

33 會堂 れし 惡鬼 かれたる あり、大聲 びて ふ、

34 『ああ、ナザレのイエスよ、 らは となにの 關係 あらんや。 らを さんとて 來給 ふか。 はなんぢの なるを る、 聖者 なり』

35 イエス めて ふ『 せ、その より でよ』惡鬼 その 人々 し、 つけずして づ。

36 みな ひて ふ『これ 如何 なる ぞ、權威 能力 とをもて ずれば、 れし 惡鬼 すら る』

37 ここにイエスの あまねく 四方 りたり。

38 イエス 會堂 でて、シモンの ふ。シモンの 外姑 おもき たれば、人々 これが にイエスに ふ。

39 その らに ちて めたまへば、 りて たちどころに きて らに ふ。

40 のいる 、さまざまの をもつ 、みな をイエスに れば、一々 その きて ふ。

41 惡鬼 もまた くの より でて びつつ ふ『なんぢは なり』 めて ふことを はず、惡鬼 そのキリストなるを るに りてなり。

42 くる イエス でて しき にゆき ひしが、群衆 たづねて 御許 り、その くことを めんとせしに、

43 イエス ふ『われ ほかの 町々 にも 福音 宣傳 へざるを ず、わが されしは なり』

44 かくてユダヤの 會堂 にて べたまふ。

Chapter 5

1 群衆 おし りて きをる 、イエス、ゲネサレの のほとりに ちて、

2 せあるを たまふ、漁人 をいでて たり。

3 イエスその 一艘 なるシモンの り、 ひて より しく さしめ、 して より 群衆 へたまふ。

4 へてシモンに ひたまふ『深處 りいだし、 して れ』

5 シモン へて ふ『 よ、われら 終夜 したるに、 をも ざりき、されど 御言 ひて さん』

6 かくて せしに、 夥多 しき みて、 けかかりたれば、

7 一艘 にをる 差招 きて けしむ。 りて 滿 したれば、 まんばかりになりぬ。

8 シモン・ペテロ て、イエスの 平伏 して ふ『 よ、 りたまへ。 ある なり』

9 これはシモンも もみな、 りし 夥多 しきに きたるなり。

10 ゼベダイの にしてシモンの なるヤコブもヨハネも じく けり。イエス、シモンに ひたまふ『 るな、なんぢ よりのち らん』

11 かれら につけ、一切 ててイエスに へり。

12 イエス 居給 ふとき、 よ、全身 癩病 をわづらふ あり。イエスを 平伏 し、 ひて ふ『 よ、御意 ならば、 くなし ふを ん』

13 イエス をのべ につけて『わが なり、 くなれ』と へば、 ちに 癩病 されり。

14 イエス にも らぬやうに じ、かつ ふ『ただ きて 祭司 せ、モーセが じたるごとく のために 献物 して、人々 せよ』

15 されど 増々 イエスの ひろまりて、 なる 群衆、あるひは かんとし、 されんとして りしが、

16 イエス しき 退 きて ふ。

17 イエス をなし ふとき、ガリラヤの 村々、ユダヤ びエルサレムより りしパリサイ 教法 學者 ら、そこに しゐたり。 すべき 能力 イエスと にありき。

18 よ、人々中風 める を、 にのせて ひきたり、 れて、イエスの かんとすれど、

19 群衆 によりて るべき ざれば、屋根 にのぼり、 けて、 のまま 人々 に、イエスの につり せり。

20 イエス らの 信仰 ひたまふ『 よ、 ゆるされたり』

21 ここに 學者・パリサイ でて ふ『瀆言 をいふ ぞ、 より すことを べき』

22 イエス らの ずる をさとり、 へて ふ『なにを のうちに ずるか。

23 「なんぢの ゆるされたり」と ふと「 きて め」と ふと き、

24 にて をゆるす 權威 あることを らに らせん に』――中風 める ふ――『なんぢに ぐ、 きよ、 をとりて け』

25 かれ 立刻 人々 にて きあがり、 しゐたる をとりあげ、 めつつ りたり。

26 人々 みな きて をあがめ 滿 ちて ふ『今日 われら しき たり』

27 この イエス でて、レビといふ 取税人 收税所 しをるを て『われに へ』と へば、

28 一切 ておき、 ちて へり。

29 レビ にて、イエスの なる 饗宴 けしに、取税人 および 人々 食事 りゐたれば、

30 パリサイ および 曹輩 學者 ら、イエスの 弟子 たちに ひ、 きて ふ『なにゆゑ らは 取税人罪人 らと 飮食 するか』

31 イエス へて ひたまふ『健康 なる 醫者 せず、ただ ある これを す。

32 しき かんとにあらで、罪人 きて 悔改 めさせんとて れり』

33 らイエスに ふ『ヨハネの 弟子 たちは、しばしば 斷食 祈祷 し、パリサイ 弟子 たちも するに、 弟子 たちは 飮食 するなり』

34 イエス ひたまふ『新郎 だち 新郎 にをるうちは、 らに 斷食 せしめ んや。

35 されど りて 新郎 をとられん、その には 斷食 せん』

36 イエスまた ふ『たれも しき りて、 はあらじ。もし せば、 しきものも れ、かつ しきものより りたる きものに はじ。

37 しき 葡萄酒 を、ふるき 革嚢 るることは じ。もし せば、葡萄酒 をはりさき でて、 らん。

38 しき 葡萄酒 は、 しき 革嚢 るべきなり。

39 葡萄酒 みてのち、 しき 葡萄酒 はあらじ。「 きは し」と へばなり』

Chapter 6

1 イエス 安息 ふとき、弟子 たち み、 にて みつつ ひたれば、

2 パリサイ のうち ども ふ『なんぢらは ゆゑ 安息 まじき をするか』

3 イエス へて ふ『ダビデその へる 人々 とともに ゑしとき、 しし をすら まぬか。

4 りて、祭司 ふまじき のパンを りて ひ、 なる にも へたり』

5 また ひたまふ『 安息 たるなり』

6 ほかの 安息 に、イエス 會堂 りて をなし ひしに、此處 あり、 なえたり。

7 學者・パリサイ ら、イエスを ふる 見出 さんと ひて、安息 すや やを ふ。

8 イエス らの りて、 なえたる に『 きて て』と へば、 きて てり。

9 イエス らに ふ『われ らに はん、安息 をなすと をなすと、生命 ふと すと、 かよき』

10 かくて 一同 まはして、 なえたる に『なんぢの べよ』と ふ。かれ なしたれば、その ゆ。

11 るに 狂氣 くなりて、イエスに をなさんと へり。

12 その イエス らんとて にゆき、 りつつ したまふ。

13 夜明 になりて 弟子 たちを せ、その より 十二 びて、 使徒 づけたまふ。

14 ちペテロと づけ ひしシモンと 兄弟 アンデレと、ヤコブとヨハネと、ピリポとバルトロマイと、

15 マタイとトマスと、アルパヨの ヤコブと 熱心 ばるるシモンと、

16 ヤコブの ユダとイスカリオテのユダとなり。このユダはイエスを となりたり。

17 イエス とともに りて、 かなる ひしに、弟子 なる 群衆、およびユダヤ 全國、エルサレム ツロ、シドンの 海邊 より りて、 かんとし、 されんとする なる も、そこにあり。

18 れし されたる される。

19 能力 イエスより でて、 ての せば、群衆 みなイエスに らん む。

20 イエス をあげ 弟子 たちを ひたまふ『幸福 なるかな、 しき よ、 らの なり。

21 幸福 なる 、いま うる よ、 くことを ん。幸福 なる 、いま よ、 ふことを ん。

22 なんぢらを み、 のために ざけ、 り、 らの しとして てなば、 幸福 なり。

23 その には れ。 よ、 にて らの なり、 らの 先祖 預言者 たちに ししも くありき。

24 されど 禍害 なるかな、 よ、 らは にその 慰安 けたり。

25 禍害 なる 、いま よ、 らは ゑん。禍害 なる 、いま よ、 らは、 しみ かん。

26 ての 、なんぢらを めなば、 禍害 なり。 らの 先祖 虚僞 預言者 たちに ししも くありき。

27 われ くものに ぐ、なんじらの し、 らを くし、

28 らを し、 らを しむる のために れ。

29 なんぢの には、 をも けよ。なんぢの 上衣 には 下衣 をも むな。

30 すべて むる へ、なんぢの むな。

31 なんぢら られんと ふごとく、 にも せよ。

32 なんぢら する せばとて、 すべき あらん、罪人 にても する するなり。

33 おのれに をなす すとも、 すべき あらん、罪人 にても するなり。

34 なんぢら あらんと ひて すとも、 すべき あらん、罪人 にても しきものを けんとて 罪人 すなり。

35 らは し、 をなし、 をも めずして せ、さらば、その ならん。かつ 至高者 たるべし。至高者 は、 らぬもの しき にも、仁慈 あるなり。

36 らの 慈悲 なるごとく、 らも 慈悲 なれ。

37 くな、さらば らも かるる あらじ。 むな、さらば、 らも めらるる あらじ。 せ、さらば らも されん。

38 へよ、さらば らも へられん。 をよくし、 れ、 れ、 るるまでにして、 らの 懷中 れん。 おのが にて らるべし』

39 また にて ひたまふ『盲人 盲人 手引 するを んや。二人 とも ちざらんや。

40 弟子 はその らず、 うせられたる は、その くならん。

41 ゆゑ 兄弟 にある て、 にある 梁木 めぬか。

42 おのが にある 梁木 ずして、 兄弟 ひて「兄弟 よ、 にある かせよ」といふを んや。僞善者 よ、 より 梁木 け。さらば かに えて、兄弟 にある りのぞき ん。

43 しき はなく、また しき はなし。

44 はおのおの によりて らる。 より 無花果 らず、野荊 より 葡萄 めざるなり。

45 より きものを し、 しき しき より しき す。それ 滿 つるより、 ふなり。

46 なんぢら を「 よ」と びつつ、 ふことを はぬか。

47 にきたり きて は、如何 なる たるかを さん。

48 つるに、 ゑたる のごとし。洪水 いでて その けども かすこと はず、これ てられたる なり。

49 されど きて はぬ は、 なくして てたる のごとし。 その けば、 ちに れて、その 破壞 はなはだし』

Chapter 7

1 イエス らの かせ へて 、カペナウムに ふ。

2 百卒長、その んずる やみて ぬばかりなりしかば、

3 イエスの きて、ユダヤ 長老 たちを し、 りて はんことを ふ。

4 らイエスの にいたり、 ひて ふ『かの らるるに 相應 し。

5 わが 國人 し、 らのために 會堂 てたり』

6 イエス ひて、その はや くなりしとき、百卒長數人 して はしむ『 よ、 らを はし ふな。 をわが 屋根 れまつるに らぬ なり。

7 されば 御前 づるにも 相應 しからずと へり、ただ 御言 ひて をいやし へ。

8 みづから 權威 かるる なるに、 にまた 兵卒 ありて、 に「 け」と へば き、 に「 れ」と へば り、わが に「これを せ」と へば すなり』

9 イエス きて しみ、振反 りて 群衆 ふ『われ らに ぐ、イスラエルの にだに かるあつき 信仰 しことなし』

10 されたる ども りて れば、 健康 となれり。

11 その イエス、ナインといふ にゆき ひしに、弟子 たち なる 群衆 く。

12 づき ふとき、 よ、 さるる 死人 あり。これは 息子 にて 寡婦 なり、 くの 人々 これに ふ。

13 寡婦 み『 くな』と ひて、

14 より、 をつけ へば、 くもの る。イエス ひたまふ『若者 よ、 なんぢに ふ、 きよ』

15 死人 きかへりて む。イエス したまふ。

16 人々 みな をいだき、 めて ふ『 なる 預言者 われらの れり』また ふ『 その へり』

17 この ユダヤ 全國 および 最寄 くひろまりぬ。

18 ヨハネの 弟子 たち、 のことを げたれば、

19 ヨハネ 三人 弟子 び、 して はしむ『 るべき なるか、 つべきか』

20 御許 りて ふ『バプテスマのヨハネ、 らを して はしむ「 るべき なるか、 つべきか」』

21 この イエス くの 疾患 し、 しき ひいだし、 おほくの 盲人 ることを しめ ひしが、

22 へて ひたまふ『 きて らが せし をヨハネに げよ。盲人 跛者 はあゆみ、癩病人 められ、聾者 はきき、死人 へらせられ、 しき 福音 かせらる。

23 おほよそ かぬ 幸福 なり』

24 ヨハネの 使 りたる 、ヨハネの 群衆 ひいで ふ『なんぢら めんとて でし、 にそよぐ なるか。

25 さらば んとて でし、 かき たる なるか。 よ、華美 なる をきて 王宮 り。

26 さらば んとて でし、預言者 なるか。 り、 なんぢらに ぐ、預言者 よりも なり。

27 よ、わが 使 につかはす。かれは になんじの をそなへん」と されたるは なり。

28 われ らに ぐ、 みたる 、ヨハネより なる はなし。されど にて も、 よりは なり。

29 ての これを きて、取税人 までも しとせり。ヨハネのバプテスマを けたるによる。

30 されどパリサイ 教法師 らは、 のバプテスマを けざりしにより、各自 にかかはる 御旨 をこばみたり)

31 さればわれ へん。 らは たるか。

32 らは、 市場 し、たがひに びて「われら らの きたれど、 らず。 きたれど、 かざりき」と ふに たり。

33 それはバプテスマのヨハネ りて、パンをも はず 葡萄酒 をも まねば、「惡鬼 かれたる なり」と ひ、

34 きたりて 飮食 すれば「 よ、 り、 、また 取税人罪人 なり」と ふなり。

35 されど 智慧 ての によりて しとせらる』

36 ここに パリサイ ともに せん をイエスに ひたれば、パリサイ りて、 につき ふ。

37 よ、この ある 一人 あり。イエスのパリサイ にて 食事 にゐ ふを り、 りたる 石膏 ちきたり、

38 きつつ 御足 にたち、 にて 御足 をうるほし、 にて ひ、また 御足 接吻 して れり。

39 イエスを きたるパリサイ これを て、 のうちに ふ『この もし 預言者 ならば、 如何 なる なるかを らん、 罪人 なるに』

40 イエス へて ふ『シモン、 なんぢに ふことあり』シモンいふ『 よ、 ひたまへ』

41 債主 二人 負債者 ありて、一人 はデナリ 一人 負債 せしに、

42 ひかたなければ、債主 この 二人 せり。されば 二人 のうち 債主 すること き』

43 シモン へて ふ『われ ふに、 されたる ならん』イエス ふ『なんぢの 判斷 れり』

44 かくて 振向 きてシモンに ふ『この るか。 なんぢの りしに、なんぢは へず、 にて し、頭髮 にて へり。

45 なんぢは 接吻 せず、 りし より、 接吻 して まず。

46 なんぢは らず、 れり。

47 この なんぢに ぐ、この くの されたり。その すること なればなり。 さるる は、その する もまた し』

48 ふ『なんぢの されたり』

49 同席 ども に『 をも なるか』と づ。

50 ここにイエス ふ『なんぢの 信仰 なんぢを へり、 らかに け』

Chapter 8

1 この イエス べ、 福音 へつつ、町々 村々 ひしに、十二 弟子 ふ。

2 また しき され、 されなどせし たち、 つの 惡鬼 のいでしマグラダと ばるるマリヤ、

3 ヘロデの クーザの ヨハンナ びスザンナ、 にも くの ともなひゐて、 財産 をもて らに へたり。

4 なる 群衆 むらがり、町々 みもとに ひたれば、 をもて ひたまふ、

5 その かんとて づ。 くとき らに ちし あり、 みつけられ、また これを む。

6 ちし あり、 でたれど 潤澤 なきによりて る。

7 ちし あり、 でて ぐ。

8 ちし あり、 でて べり』これらの ひて はり ふ『きく ある くべし』

9 弟子 たち 如何 なる なるかを ひたるに、

10 イエス ふ『なんぢらは 奧義 ることを されたれど、 にてせらる。 らの ず、 きて らぬ なり。

11 なり。 なり。

12 らなるは、 きたるのち、惡魔 きたり、 じて はるる のなからんために、御言 をその より なり。

13 なるは、 きて 御言 くれども、 なければ、 じて 嘗試 のときに 退 なり。

14 ちしは、 きてのち ぐるほどに、 心勞 財貨 快樂 とに がれて らぬ なり。

15 なるは、御言 き、 しく にて り、 びて なり。

16 燈火 をともし にて ひ、または 寢臺 におく なし、 のその んために、 燈臺 くなり。

17 それ れたるものの れぬはなく、 めたるものの られぬはなく、 かにならぬはなし。

18 されば くこと 如何 にと せよ、 にても てる はなほ へられ、 たぬ はその てりと をも らるべし』

19 さてイエスの 兄弟 りたれど、群衆 によりて づくこと はず。

20 イエスに『なんぢの 兄弟 と、 はんとて つ』と げたれば、

21 へて ひたまふ『わが わが 兄弟 は、 き、かつ らの なり』

22 イエス 弟子 たちと りて『みづうみの 彼方 にゆかん』と へば、 船出 す。

23 るほどにイエス りたまふ。颶風 みづうみに し、 滿 ちんとして かりしかば、

24 弟子 たち 御側 により、 して ふ『 よ、 よ、 らは ぶ』イエス きて とを へば、ともに りて となりぬ。

25 かくて 弟子 たちに ふ『なんぢらの 信仰 いづこに るか』かれら しみて ふ『こは ぞ、 とに へば ふとは』

26 にガリラヤに へるゲラセネ く。

27 りたまふ 、その にて 惡鬼 かれたる きたり ふ。この しきあひだ ず、また まずして にゐたり。

28 イエスを てさけび、御前 平伏 して 大聲 にいふ『至高 イエスよ、 關係 あらん、 はくは しめ ふな』

29 これはイエス れし に、この より かんことを ひしに る。この けがれし にしばしば へられ、 足械 とにて られたれど、その をやぶり、惡鬼 はれて 荒野 けり。

30 イエス に『なんぢの か』と へば『レギオン』と ふ、 くの 惡鬼 その りたる なり。

31 らイエスに、 なき くを はざらんことを ふ。

32 彼處 に、 くの たりしが、惡鬼 ども るを はんことを ひたれば、イエス ふ。

33 惡鬼 でて りたれば、その より 湖水 りて れたり。

34 ども りし て、 きて、 にも にも げたれば、

35 人々 ありし んとて で、イエスに りて、惡鬼 でたる の、衣服 をつけ なる にて、イエスの 足下 しをるを れあへり。

36 かの 惡鬼 かれたる はれし 事柄 ども、 らに げたれば、

37 ゲラセネ 地方 民衆、みなイエスに はんことを ふ。これ れたるなり。ここにイエス りて ふ。

38 惡鬼 でたる 、ともに らんことを ひたれど、 らしめんとて、

39 ふ『なんぢの りて、 如何 なる になし ひしかを げよ』 ゆきて、イエスの 如何 なる になし ひしかを、 くその めたり。

40 かくてイエスの ひしとき、群衆 これを ふ、みな ちゐたるなり。

41 よ、會堂 にてヤイロといふ あり、 りてイエスの 足下 し、その にきたり はんことを ふ。

42 おほよそ 十二 ほどの 一人 ありて、 ぬばかりなる なり。イエスの ふとき、群衆 かこみ がる。

43 ここに 二年 このかた 血漏 ひて、醫者 身代 をことごとく したれども、 にも され ざりし あり。

44 イエスの りて、御衣 にさはりたれば、 づること 立刻 みたり。

45 イエス ふ『 りしは ぞ』 みな みたれば、ペテロ にをる ども ふ『 よ、群衆 なんぢを みて 押迫 るなり』

46 イエス ふ『われに りし あり、能力 より でたるを る』

47 おのれが ぬことを り、 りて 御前 平伏 し、 りし 立刻 えたる を、人々 にて ぐ。

48 イエス ふ『むすめよ、 信仰 なんぢを へり、 らかに け』

49 かく ふほどに、會堂 より きたりて ふ『なんぢの にたり、 はすな』

50 イエス きて 會堂 へたまふ『 るな、ただ ぜよ。さらば はれん』

51 イエス りて、ペテロ、ヨハネ、ヤコブ は、ともに ることを にも はず。

52 みな き、かつ のために たりしが、イエス ひたまふ『 くな、 にたるにあらず、 ねたるなり』

53 人々 その にたるを れば、イエスを 嘲笑 ふ。

54 るにイエス をとり、 びて『 よ、 きよ』と へば、

55 その かへりて 立刻 く。イエス 食物 ふることを ふ。

56 その 兩親 おどろきたり。イエス りし にも らぬやうに ふ。

Chapter 9

1 イエス 十二 弟子 せて、もろもろの 惡鬼 し、 をいやす 能力 權威 とを へ、

2 また 宣傳 へしめ、 さしむる に、 さんとして ふ、

3 のために をも つな、 も、また つの 下衣 をも つな。

4 いづれの るとも、其處 れ、 して 其處 より れ。

5 もし らを けずば、その るとき、 のために へ』

6 ここに 弟子 たち でて 村々 り、あまねく 福音 宣傳 へ、 すことを せり。

7 さて 國守 ヘロデ、ありし ての をききて 周章 てまどふ。 はヨハネ 死人 より へりたりといひ、

8 はエリヤ れたりといひ、また は、 への 預言者 一人 よみがへりたりと へばなり。

9 ヘロデ ふ『ヨハネは すでに 首斬 りたり、 るに かる のきこゆる なるか』かくてイエスを んことを めゐたり。

10 使徒 たち りきて、 しし にイエスに ぐ。イエス らを へて にベツサイダといふ 退 きたまふ。

11 されど 群衆 これを りて りたれば、 らを けて、 り、かつ 治療 する 人々 したまふ。

12 きたれば、十二 弟子 きたりて ふ『群衆 らしめ、周圍 また にゆき、宿 をとりて 食物 めさせ へ。 らは かる しき るなり』

13 イエス ふ『なんぢら 食物 へよ』弟子 たち ふ『 らただ つのパンと つの とあるのみ、 くの のために、 きて はねば 食物 なし』

14 おほよそ ゐたればなり。イエス 弟子 たちに ひたまふ『人々 にして づつ せしめよ』

15 その くなして、人々 をみな せしむ。

16 かくてイエス つのパンと つの とを り、 ぎて し、 きて 弟子 たちに し、群衆 のまへに かしめ ふ。

17 らは ひて く。 きたる めしに 十二 ほどありき。

18 イエス 人々 れて 居給 ふとき、弟子 たち にをりしに、 ひて ひたまふ『群衆 といふか』

19 へて ふ『バプテスマのヨハネ、 はエリヤ、 への 預言者 一人 よみがへりたりと ふ』

20 イエス ふ『なんぢらは ふか』ペテロ へて ふ『 のキリストなり』

21 イエス らを めて、 にも げぬやうに じ、かつ

22 くの 苦難 をうけ、長老祭司長學者 らに てられ、かつ され、三日 めに へるべし』

23 また 一同 ひたまふ『 もし らんと はば、 をすて、日々 おのが 十字架 ひて へ。

24 生命 はんと ひ、 がために 生命 ふその はん。

25 全世界 くとも、 をうしなひ せば、 あらんや。

26 とを づる をば、 もまた、 なる 御使 たちとの 榮光 をもて らん づべし。

27 われ をもて らに ぐ、此處 のうちに、 るまでは はぬ どもあり』

28 これらの をいひ ひしのち 八日 ばかり ぎて、ペテロ、ヨハネ、ヤコブを きつれ、 らんとて ふ。

29 かくて ふほどに、御顏 かはり、 くなりて けり。

30 よ、二人 ありてイエスと る。これはモーセとエリヤとにて、

31 榮光 のうちに れ、イエスのエルサレムにて げんとする 逝去 のことを ひゐたるなり。

32 ペテロ にをる いたく 睡氣 ざしたれど、 してイエスの 榮光 および 二人 たり。

33 二人 イエスと れんとする 、ペテロ、イエスに ふ『 よ、 らの 此處 るは し、 つの り、 つを のため、 つをモーセのため、 つをエリヤの にせん』 らざりき。

34 この るほどに、 おこりて らを ふ。 りしとき、弟子 たち れたり。

35 より でて ふ『これは びたる なり、 け』

36 でしとき、 イエスひとり ふ。弟子 たち して、 たれにも げざりき。

37 より りたるに、 なる 群衆 イエスを ふ。

38 よ、群衆 のうちの さけびて ふ『 よ、 はくは みたまへ、 獨子 なり。

39 よ、 くときは ぶ、痙攣 けて をふかせ、 ひ、 くにして るるなり。

40 御弟子 たちに すことを ひたれど、 はざりき』

41 イエス へて ふ『ああ なき れる なる 、われ 何時 まで らと にをりて、 らを ばん。 をここに れ』

42 るとき、惡鬼 これを し、 痙攣 けさせたり。イエス れし め、 して、その したまふ。

43 人々 みな 稜威 きあへり。人々 みなイエスの ひし ての しめる 、イエス 弟子 たちに ふ、

44 『これらの らの にをさめよ。 人々 さるべし』

45 かれら らず、 へぬやうに されたるなり。また につきて ふことを れたり。

46 ここに 弟子 たちの に、 ならんとの 爭論 おこりたれば、

47 イエスその 爭論 りて、幼兒 をとり 御側 きて ふ、

48 『おほよそ のために 幼兒 くる は、 くるなり。 くる は、 しし くるなり。 らの にて は、これ なるなり』

49 ヨハネ へて ふ『 よ、御名 によりて 惡鬼 ひいだす しが、我等 とともに はぬ に、 めたり』

50 イエス ふ『 むな。 らに はぬ は、 らに なり』

51 イエス げらるる 滿 ちんとしたれば、御顏 くエルサレムに けて まんとし、

52 だちて 使 したまふ。 きてイエスの をなさんとて、サマリヤ りしに、

53 そのエルサレムに ひて ふさまなるが に、イエスを けず、

54 弟子 のヤコブ、ヨハネ、これを ふ『 よ、 らが より して らを すことを ふか』

55 イエス みて らを め、

56 きたまふ。

57 くとき、 イエスに ふ『何處 ふとも はん』

58 イエス ひたまふ『 あり、 あり、されど する なし』

59 また ひたまふ『 へ』かれ ふ『まづ きて ることを へ』

60 イエス ひたまふ『 にたる に、その にたる らせ、 きて めよ』

61 また いふ『 よ、 なんぢに はん、されど ぐることを へ』

62 イエス ひたまふ『 につけてのち みる は、 にあらず』

Chapter 10

1 この ののち、、ほかに をあげて、 かんとする 町々 處々 へ、おのれに だち 二人 づつを さんとして ふ、

2 收穫 はおほく、勞働人 し。この 收穫 に、勞働人 をその 收穫場 はんことを めよ。

3 け、 よ、 なんぢらを すは、羔羊 豺狼 のなかに るるが し。

4 財布 ふな。また にて にも 挨拶 すな。

5 るとも、 平安 この にあれと へ。

6 もし 平安 そこに らば、 らの する 平安 はその らん。もし らずば、 平安 らに らん。

7 その にとどまりて、 ふる みせよ。勞働人 のその るは 相應 しきなり。 より るな。

8 るとも、人々 なんぢらを けなば、 らの ふる し、

9 其處 にをる のものを し、また「 らに づけり」と へ。

10 るとも、人々 なんじらを けずば、大路 でて、

11 らの につきたる らの をも、 らに して つ、されど づけるを れ」と へ。

12 われ らに ぐ、かの にはソドムの その よりも からん。

13 禍害 なる 、コラジンよ、禍害 なる 、ベツサイダよ、 らの にて ひたる 能力 ある を、ツロとシドンとにて ひしならば、 らは 荒布 をき、 のなかに して、悔改 めしならん。

14 されば 審判 には、ツロとシドンとのかた よりも からん。

15 カペナウムよ、 にまで げらるべきか、黄泉 にまで らん。

16 くなり、 らを つる つるなり。 つる ひし つるなり』

17 よろこび りて ふ『 よ、 によりて 惡鬼 すら らに す』

18 イエス らに ふ『われ より 電光 のごとくサタンの ちしを たり。

19 よ、われ らに み、 ての ふる 權威 けたれば、 らを ふもの えてなからん。

20 されど らに するを ぶな、 らの されたるを べ』

21 その イエス により びて ひたまふ『 なる よ、われ 感謝 す、 のことを きもの して、嬰兒 したまへり。 よ、 り、 のごときは 御意 へるなり。

22 ての わが より ねられたり。 なるを は、 になく、 なるを は、 また するままに すところの になし』

23 かくて 弟子 たちを ふ『なんぢらの 幸福 なり。

24 われ らに ぐ、 くの 預言者 も、 も、 らの るところを んと したれど ず、 らの かんと したれど かざりき』

25 よ、 教法師 ちてイエスを みて ふ『 よ、われ 永遠 生命 ぐためには をなすべきか』

26 イエス ひたまふ『律法 したるか、 いかに むか』

27 へて ふ『なんぢ 精神 し、 し、 して、 たる すべし。また のごとく すべし』

28 イエス ふ『なんぢの し。 へ、さらば くべし』

29 おのれを とせんとしてイエスに ふ『わが とは なるか』

30 イエス へて ひたまふ『 エルサレムよりエリコに るとき 強盜 にあひしが、強盜 どもその ぎ、 はせ、半死半生 にして りぬ。

31 祭司 たまたま より り、 てかなたを けり。

32 レビ 此處 にきたり、 じく 彼方 けり

33 るに るサマリヤ して にきたり、 み、

34 近寄 りて 葡萄酒 とを ぎ、 みて にのせ、旅舍 れゆきて 介抱 し、

35 あくる デナリ つを し、主人 へて「この 介抱 せよ。 もし さば、 りくる はん」と へり。

36 いかに ふか、 三人 のうち、 強盜 にあひし となりしぞ』

37 かれ ふ『その 憐憫 したる なり』イエス ふ『なんぢも きて くせよ』

38 かくて みゆく に、イエス へば、マルタと づくる おのが る。

39 その 姉妹 にマリヤといふ ありて、イエスの 足下 し、御言 きをりしが、

40 マルタ 饗應 のこと くして いりみだれ、御許 みよりて ふ『 よ、わが 姉妹 われを 一人 のこして かするを、 とも はぬか、 じて けしめ へ』

41 へて ふ『マルタよ、マルタよ、 さまざまの により、 ひて 心勞 す。

42 されど くてならぬものは からず、唯一 つのみ、マリヤは きかたを びたり。 より ふべからざるものなり』

Chapter 11

1 イエス にて 居給 ひしが、その りしとき、弟子 一人 いふ『 よ、ヨハネの 弟子 へし く、 ることを らに へ』

2 イエス ふ『なんぢら るときに へ「 よ、 はくは 御名 められん を。御國 らん を。

3 らの 日用 日毎 へ。

4 らに 負債 ある ての せば、 らの をも へ。 らを 嘗試 にあはせ ふな」』

5 また ふ『なんぢらの たれか あらんに、夜半 にその きて「 よ、 つのパンを せ。

6 わが より りしに、 ふべき なし」と

7 かれ より へて「われを はすな、 ははや ぢ、 らは 臥所 にあり、 ちて し」といふ ありとも、

8 われ らに ぐ、 なるによりては ちて へねど、 なるにより、 きて する のものを へん。

9 われ らに ぐ、 めよ、さらば へられん。 ねよ、さらば 見出 さん。 け、さらば かれん。

10 すべて むる ぬる 見出 し、 かるるなり。

11 のうち たる 、たれか めんに、 へ、

12 めんに へんや。

13 さらば しき ながら、 賜物 をその らに ふるを る。まして は、 むる はざらんや』

14 さてイエス 惡鬼 ひいだし へば、惡鬼 いでて もの ひしにより、群衆 あやしめり。

15 ども ふ『かれは 惡鬼 ベルゼブルによりて 惡鬼 すなり』

16 また どもは、イエスを みんとて よりの む。

17 イエスその りて ふ『すべて び、 る。

18 サタンもし はば、その いかで つべき。 わが 惡鬼 すを、ベルゼブルに ると へばなり。

19 もしベルゼブルによりて 惡鬼 さば、 らの によりて すか。この らは らの 審判 となるべし。

20 されど もし によりて 惡鬼 さば、 らに れるなり。

21 きもの 武具 をよろひて 屋敷 るときは、 所有 安全 なり。

22 されど きもの りて つときは、 とする 武具 をことごとく ひて、分捕物 たん。

23 ならぬ にそむき、 めぬ すなり。

24 れし づる は、 なき りて む。されど ずして ふ「わが でし らん」

25 りて められ、 られたるを

26 きて よりも しき つの れきたり、 りて 此處 む。さればその は、 よりも しくなるなり』

27 のことを ふとき、群衆 より をあげて ふ『幸福 なるかな、 宿 しし 、なんぢの ひし 乳房 は』

28 イエス ひたまふ『 幸福 なるかな、 きて は』

29 群衆 おし れる 、イエス でたまふ『 邪曲 なる にして む。されどヨナの のほかに へられじ。

30 ヨナがニネベの となりし く、 もまた らん。

31 女王審判 のとき、 きて めん。 はソロモンの 智慧 かんとて より れり。 よ、ソロモンよりも るもの 此處 にあり。

32 ニネベの 審判 のとき、 ちて めん。 らはヨナの ぶる によりて 悔改 めたり。 よ、ヨナよりも るもの 此處 り。

33 燈火 をともして、穴藏 または におく なし。 んために、燈臺 くなり。

34 燈火 なり、 しき は、全身 るからん。されど しき は、 もまた からん。

35 この にはあらぬか、 みよ。

36 もし 全身 るくして なくば、 ける 燈火 さるる く、その るからん』

37 イエスの へるとき、 パリサイ その にて 食事 はん ひたれば、 りて きたまふ。

38 食事 はぬを、 のパリサイ しみたれば、

39 これに ひたまふ『 らパリサイ は、酒杯 との くす、されど らの 貪慾 とにて 滿 つるなり。

40 なる よ、 りし は、 をも りしならずや。

41 その にある せ。さらば 一切 なんぢらの くなるなり。

42 禍害 なるかな、パリサイ よ、 らは 薄荷芸香 その あらゆる 野菜 十分 めて、公平 する とを 等閑 にす、されど ふべきものなり。 して もまた 等閑 にすべきものならず。

43 禍害 なるかな、パリサイ よ、 らは 會堂 上座市場 にての 敬禮 ぶ。

44 禍害 なるかな、 らは れぬ のごとし。 これを らぬなり』

45 教法師 一人 へて ふ『 よ、 かることを ふは、 らをも しむるなり』

46 イエス ふ『なんぢら 教法師 禍害 なる 。なんぢら せて、 つだに につけぬなり。

47 禍害 なるかな、 らは 預言者 たちの つ、 しし らの 先祖 なり。

48 げに らは 先祖 所作 しとする 證人 ぞ。それは らは し、 らは つればなり。

49 この 智慧 いへる あり、われ 預言者 使徒 とを らに さんに、その し、また しめん。

50 より されたる ての 預言者

51 ちアベルの より、祭壇 聖所 との にて されたるザカリヤの るまでを、 すべきなり。 り、われ らに ぐ、 さるべし。

52 禍害 なるかな 教法師 よ、なんぢらは 知識 りて らず、 らんとする をも めしなり』

53 此處 より へば、學者・パリサイ しく せて、樣々 のことを りはじめ、

54 その より 何事 をか へんと 待構 へたり。

Chapter 12

1 その 無數 あつまりて、群衆 ふみ ふばかりなり。イエスまづ 弟子 たちに ふ『なんぢら、パリサイ のパンだねに せよ、これ 僞善 なり。

2 はれたるものに れぬはなく、 れたるものに られぬはなし。

3 この らが きにて ふことは、 るきにて え、部屋 にて によりて りしことは、 にて べらるべし。

4 たる らに ぐ。 して をも どもを るな。

5 るべきものを らに さん。 したる ゲヘナに るる 權威 ある れよ。われ らに ぐ、げに れよ。

6 二錢 にて るにあらずや、 るに だに れらるる なし。

7 らの までもみな へらる。 るな、 らは くの よりも るるなり。

8 われ らに ぐ、 ひあらはす を、 もまた 使 たちの にて ひあらはさん。

9 されど にて は、 使 たちの にて まれん。

10 をもて されん。されど すものは されじ。

11 なんぢらを 會堂 、あるひは 權威 ある きゆかん 、いかに へ、または はんと ふな。

12 そのとき ふべきことを はん』

13 群衆 のうちの いふ『 よ、わが 兄弟 じて、嗣業 たしめ へ』

14 ひたまふ『 よ、 てて らの 裁判人 また 分配 とせしぞ』

15 かくて 人々 ひたまふ『 みて ての 慳貪 をふせげ、 生命 所有 なるには らぬなり』

16 また りて ふ『ある める 、その りたれば、

17 りて ふ「われ 如何 にせん、 作物 めおく なし」

18 ふ「われ さん、わが ち、 なるものを てて、其處 にわが 穀物 および をことごとく めん。

19 かくてわが 靈魂 はん、靈魂 よ、多年 すに くの へたれば、 んぜよ、飮食 せよ、 しめよ」

20 るに かれに「 なる よ、今宵 なんぢの 靈魂 とらるべし、さらば へたる は、 がものとなるべきぞ」と へり。

21 のために へ、 して まぬ くのごとし』

22 また 弟子 たちに ふ『この にわれ らに ぐ、 はんと 生命 のことを ひ、 んと のことを ふな。

23 生命 にまさり、 るなり。

24 よ、 かず、 らず、納屋 もなし。 るに ひたまふ、 るること 幾許 ぞや。

25 らの たれか ひて、 一尺 んや。

26 されば すら はぬに、 のことを ふか。

27 百合 よ、 がず、 らざるなり。されど なんぢらに ぐ、榮華 めたるソロモンだに、 服裝 この つにも かざりき。

28 今日 ありて、明日 れらるる をも、 へば、 らをや、ああ 信仰 うすき よ、

29 なんぢら まんと むな、また かすな。

30 みな 異邦人 むる なれど、 らの は、 のなんぢらに 必要 なるを へばなり。

31 ただ 御國 めよ。さらば は、なんぢらに へらるべし。

32 るな、 よ、なんぢらに 御國 ふことは、 らの 御意 なり。

33 らの 所有 りて 施濟 をなせ。 がために びぬ 財布 をつくり、 きぬ 財寶 へよ。かしこは 盜人 づかず、 らぬなり、

34 らの 財寶 のある には、 らの もあるべし。

35 なんぢら し、燈火 をともして れ。

36 主人婚筵 より りて かば、 ちに くために のごとくなれ。

37 主人 るとき、 しをるを らるる どもは 幸福 なるかな。われ らに ぐ、主人 して どもを 食事 かせ、 みて 給仕 すべし。

38 主人 ごろ くは くる るとも、かくの くなるを らるる どもは 幸福 なり。

39 なんぢら れ、家主 もし 盜人 いづれの るかを らば、その 穿 たすまじ。

40 らも へをれ。 はぬ ればなり』

41 ペテロ ふ『 よ、この ふは らにか、また ての にか』

42 いひ ふ『主人 びて どもに へさする に、その どもの つる 忠實 にして 支配人 なるか、

43 主人 のきたる 、かく るを らるる 幸福 なるかな。

44 われ をもて らに ぐ、主人 すべての 所有 どらすべし。

45 しその のうちに、主人 るは しと ひ、婢女 をたたき、飮食 して めなば、

46 その 主人、おもはぬ らぬ りて、 しく うち、その じうせん。

47 主人 りながら 用意 せず、 その はぬ は、 うたるること からん。

48 されど らずして たるべき をなす は、 うたるること からん。 へらるる は、 められん。 くれば、 くその より むべし。

49 ぜんとて れり。 すでに えたらんには、 また をか まん。

50 されど には くべきバプテスマあり。その げらるるまでは、 ること 如何 ばかりぞや。

51 われ 平和 へんために ると ふか。われ らに ぐ、 らず、 つて 分爭 なり。

52 よりのち 一家 あらば、三人 二人 に、二人 三人 はん。

53 に、 に、 に、 に、姑姆 に、 姑姆 はん』

54 イエスまた 群衆 ふ『なんぢら 西 より るを れば、 ちに ふ「急雨 きたらん」と、 して り。

55 また ふけば、 いふ「 あらん」と、 して り。

56 僞善者 よ、 氣色 ふることを りて、 ふること はぬは ぞや。

57 また みづから しき めぬか。

58 なんぢ ふる とともに くとき、 にて 和解 せんことを めよ。 らくは ふる なんぢを 審判 きゆき、審判 なんぢを 下役 にわたし、下役 なんぢを れん。

59 われ ぐ、 レプタも りなく はずば、其處 づること はじ』

Chapter 13

1 その しも 人々 きたりて、ピラトがガリラヤ らの らの 犧牲 にまじへたりし をイエスに げたれば、

2 へて ふ『かのガリラヤ かることに ひたる に、 てのガリラヤ れる 罪人 なりしと ふか。

3 われ らに ぐ、 らず、 らも 悔改 めずば おなじく ぶべし。

4 シロアムの たふれて、 されし 八人 は、エルサレムに める ての りて、 負債 ある なりしと ふか。

5 われ らに ぐ、 らず、 らも 悔改 めずば、みな くのごとく ぶべし』

6 この りたまふ『 おのが 葡萄園 ゑありし 無花果 りて、 むれども ずして、

7 園丁 ふ「 よ、われ 三年 きたりて 無花果 むれども ず。これを せ、 らに ぐか」

8 へて ふ「 よ、今年 したまへ、 その 周圍 りて 肥料 せん。

9 そののち ばば し、もし ばずば したまへ」』

10 イエス 安息 會堂 にて えたまふ

11 よ、 のあひだ かれたる あり、 まりて しも ぶること はず。

12 イエスこの せて『 よ、なんぢは より かれたり』と ひ、

13 きたまへば、立刻 にして めたり。

14 會堂 イエスの 安息 ひしことを ほり、 へて 群衆 ふ『 くべき 六日 あり、その りて されよ。安息 には ざれ』

15 こたへて ひたまふ『僞善者 らよ、 おのおの 安息 には、 または 驢馬 小屋 より きいだし、 はんとて かぬか。

16 さらば サタンに られたるアブラハムの なる は、安息 にその より かるべきならずや』

17 イエス のことを へば、 はみな ぢ、群衆 りてその へる 榮光 ある ての べり。

18 かくてイエス ひたまふ『 たるか、 これを へん、

19 一粒 芥種 のごとし。 これを りて きたれば、 ちて となり、 その 宿 れり』

20 また ひたまふ『 へんか、

21 パン のごとし。 これを りて、 るれば、ことごとく れいだすなり』

22 イエス へつつ 町々 村々 ぎて、エルサレムに ふとき、

23 いふ『 よ、 はるる きか』

24 イエス 人々 ひたまふ『 して より れ。 なんぢらに ぐ、 らん めて はぬ おほからん。

25 家主 おきて ぢたる 、なんぢら ちて「 よ、 らに へ」と ひつつ めんに、主人 こたへて「われ らが 何處 なるかを らず」と はん。

26 その 「われらは 御前 にて 飮食 し、なんぢは、 らの 大路 にて へり」と でんに、

27 主人 こたへて「われ らが 何處 なるかを らず、 をなす どもよ、 われを れ」と はん。

28 らアブラハム、イサク、ヤコブ ての 預言者 の、 り、 らの さるるを ば、其處 にて 哀哭切齒 する あらん。

29 また 人々 より 西 より より より りて、 くべし。

30 よ、 なる になり、 なる になる あらん』

31 そのとき パリサイ らイエスに りて ふ『いでて 此處 へ、ヘロデ さんとす』

32 へて ふ『 きてかの へ。 よ、われ 今日 明日惡鬼 し、 し、 して 三日 めに うせられん。

33 されど 今日 明日 くべし。それ 預言者 のエルサレムの にて ぬることは るまじきなり。

34 エルサレム、エルサレム、預言者 たちを し、 されたる 人々 にて よ、牝鷄 のうちに むるごとく、 なんぢの どもを めんとせしこと 幾度 ぞや。されど らは まざりき。

35 よ、 らの てられて らに らん。 なんぢらに ぐ、「 むべきかな、 によりて 」と、 らの るまでは、 ざるべし』

Chapter 14

1 イエス 安息 食事 せんとて、 パリサイ へば、人々 これを ふ。

2 よ、御前 水腫 をわづらふ ゐたれば、

3 イエス へて 教法師 とパリサイ とに ひたまふ『安息 すことは しや、 や』

4 かれら 默然 たり。イエスその り、 して らしめ、

5 かれらに ふ『なんぢらの その あるひは らんに、安息 には ちに 引揚 げぬ あるか』

6 これに して ふこと はず。

7 イエス かれたる 上席 をえらぶを をかたりて ふ、

8 『なんぢ 婚筵 かるるとき、上席 くな。 らくは よりも かれんに、

9 とを きたる きたりて「この れ」と はん。さらば なんぢ ぢて 末席 きはじめん。

10 かるるとき、 きて 末席 け、さらば きたる きたりて「 よ、 め」と はん。その なんぢ 同席 あるべし。

11 そおのれを うする うせられ、 うする うせらるるなり』

12 また きたる にも ふ『なんぢ 晝餐 または 夕餐 くるとき、朋友兄弟親族 める などをよぶな。 らくは らも なんぢを きて をなさん。

13 饗宴 くる は、 しき 不具跛者盲人 などを け。

14 らは ゆること はぬ に、なんぢ 幸福 なるべし。 しき 復活 いらるるなり』

15 同席 一人 これらの きてイエスに ふ『おほよそ にて 食事 する 幸福 なり』

16 ひたまふ『 なる 夕餐 けて、 くの く。

17 夕餐 いたりて、 きおきたる して「 れ、 りたり」と はしめたるに、

18 ひとしく りはじむ。 いふ「われ 田地 へり。 きて ざるを ず。 ふ、 されんことを」

19 いふ「われ へり、 すために くなり。 ふ、 されんことを」

20 また いふ「われ れり、 くこと はず」

21 かへりて をその 主人 ぐ、家主 いかりて ふ「とく 大路 小路 とに きて、 しき 不具 盲人跛者 などを 此處 れきたれ」

22 いふ「 よ、 のごとく したれど、 あり」

23 主人 ふ「 にゆき、人々 ひて れきたり、 たしめよ。

24 われ らに ぐ、かの きおきたる のうち、一人 だに 夕餐 なし」』

25 さて なる 群衆 イエスに ひゆきたれば、 みて ひたまふ、

26 もし りて、その 兄弟姉妹 生命 までも まずば、 弟子 となるを ず。

27 また 十字架 ひて ならでは、 弟子 となるを ず。

28 らの たれか かんと はば、 して をかぞへ、 所有竣工 までに るか かを らざらんや。

29 らずして ゑ、もし 成就 すること はずば、 みな 嘲笑 ひて、

30 「この きかけて 成就 すること はざりき」と はん。

31 いづれの でて 戰爭 をせんに、 して、 一萬 をもて、かの 二萬 ゐきたる るか らざらんや。

32 もし かずば、 なほ るうちに、使 して 和睦 ふべし。

33 かくのごとく、 らの その 一切 所有 退 くる ならでは、 弟子 となるを ず。

34 きものなり、 れど もし 效力 はば、 によりてか つけられん。

35 にも 肥料 にも せず、 てらるるなり。 ある くべし』

Chapter 15

1 取税人罪人 ども、みな 御言 かんとて 近寄 りたれば、

2 パリサイ 學者 きて ふ、『この 罪人 へて にす』

3 イエス りて ふ、

4 『なんぢらの たれか 百匹 たんに、 その 一匹 はば、 におき、 きて せたる すまでは ねざらんや。

5 見出 さば、 びて にかけ、

6 りて とを めて はん「 とともに べ、 せたる 見出 せり」

7 われ らに ぐ、かくのごとく 悔改 むる 一人 罪人 のためには、悔改 必要 なき しき にも りて、 歡喜 あるべし。

8 いづれの 銀貨 たんに、 しその はば、燈火 をともし、 きて すまでは ろに ねざらんや。

9 見出 さば、 とを めて はん、「 とともに べ、わが ひたる 銀貨 見出 せり」

10 われ らに ぐ、かくのごとく 悔改 むる 一人 罪人 のために、 使 たちの 歡喜 あるべし』

11 また ひたまふ『 二人 息子 あり、

12 ふ「 よ、財産 のうち くべき にあたへよ」 その 身代 二人 けあたふ。

13 幾日 ぬに、 おのが をことごとく めて、遠國 にゆき、其處 にて 放蕩 にその 財産 せり。

14 ことごとく したる 、その なる 饑饉 おこり、 しくなり めたれば、

15 きて 依附 りしに、 かれを して はしむ。

16 かれ にて、 さんと なれど、 をも ふる なかりき。

17 のとき りて ふ『わが には 食物 あまれる 雇人 いくばくぞや、 るに ゑてこの なんとす。

18 ちて にゆき「 よ、われは し、また したり。

19 より へらるるに 相應 しからず、雇人 一人 のごとく へ』と はん」

20 ちて のもとに く。なほ りたるに、 これを み、 りゆき、 きて 接吻 せり。

21 にいふ「 よ、 なんぢの したり。 より へらるるに 相應 しからず」

22 されど どもに ふ「とくとく 最上 りて せ、その 指輪 をはめ、 をはかせよ。

23 また えたる ききたりて れ、 して しまん。

24 この にて き、 せて られたり」かくて しみ む。

25 るに にありしが、 りて づきたるとき、音樂 舞踏 との き、

26 一人 びてその 何事 なるかを ふ。

27 へて ふ「なんぢの 兄弟 りたり、その なきを へたれば、 えたる れるなり」

28 りて ることを まざりしかば、 いでて めしに、

29 へて ふ「 よ、 幾歳 もなんぢに へて、 命令 きし なきに、 には 山羊 一匹 だに へて しましめし なし。

30 るに 遊女 らと に、 身代 したる れば、 がために えたる れり」

31 いふ「 よ、なんぢは とともに り、わが なんぢの なり。

32 されど 兄弟 にて き、 せて られたれば、 らの しみ ぶは 當然 なり」』

Chapter 16

1 イエスまた 弟子 たちに ふ『 める 一人 支配人 あり、主人 所有 しをりと へられたれば、

2 主人 かれを びて ふ「わが につきて は、これ 何事 ぞ、 報告 をいだせ、 こののち 支配人 たるを じ」

3 支配人 のうちに ふ「如何 にせん、主人 わが ふ。われ るには なく、 ふは かし。

4 なすべき こそ りたれ、 めらるるとき、人々 その ふるならん」とて、

5 主人 負債者 一人 一人 びよせて、 ふ「なんぢ 主人 より ふところ あるか」

6 へて ふ「 支配人 いふ「なんぢの 證書 をとり、 して け」

7 ほかの ふ「 ふところ あるか」 へて ふ「 支配人 いふ「なんぢの 證書 をとりて け」

8 ここに 主人不義 なる 支配人 しし なるによりて、 めたり。この らは、 時代 には らよりも なり。

9 われ らに ぐ、不義 をもて、 がために をつくれ。さらば する 、その なんぢらを 永遠 住居 へん。

10 小事 なる 大事 にも なり。小事 なる 大事 にも なり。

11 さらば もし 不義 ならずば、 らに すべき。

12 また もし のものに ならずば、 のものを らに ふべき。

13 二人 ふること はず、 し、 しみ しむべければなり。 とに ふること はず』

14 ここに きパリサイ ら、この ての きてイエスを 嘲笑 ふ。

15 イエス らに ふ『なんぢらは のまへに とする なり。されど らの りたまふ。 のなかに ばるる は、 のまへに まるる なり。

16 律法 預言者 とはヨハネまでなり、その より 宣傳 へられ、 みな しく めて る。

17 されど 律法 一畫 つるよりも、 くは し。

18 てその して、 は、姦淫 ふなり。また より されたる も、姦淫 ふなり。

19 める あり、紫色 細布 とを て、日々 しめり。

20 ラザロといふ しき あり、腫物 にて れただれ、 める かれ、

21 その 食卓 より つる にて かんと ふ。 して ども りて 腫物 れり。

22 にこの しきもの に、御使 たちに へられてアブラハムの 懷裏 れり。 める もまた にて られしが、

23 黄泉 にて 苦惱 より げて、 にアブラハムと 懷裏 にをるラザロとを る。

24 びて ふ「 アブラハムよ、 みて、ラザロを し、その して させ へ、 はこの のなかに ゆるなり」

25 アブラハム ふ「 よ、 へ、なんぢは ける なんぢの け、ラザロは しき けたり。 ここにて められ、 ゆるなり。

26 のみならず、此處 より らに かんとすとも ず、其處 より らに ぬために、 らと らとの なる めおかれたり」

27 める また ふ「さらば よ、 はくは にラザロを したまへ。

28 兄弟 あり、この 苦痛 のところに らぬよう、 らに せしめ へ」

29 アブラハム ふ「 らにはモーセと 預言者 とあり、 くべし」

30 める いふ「いな、 アブラハムよ、もし 死人 より らに あらば、悔改 めん」

31 アブラハム ふ「もしモーセと 預言者 とに かずば、たとひ 死人 より へる ありとも、 れざるべし」』

Chapter 17

1 イエス 弟子 たちに ふ『躓物 らざるを ず、されど らす 禍害 なるかな。

2 この 一人 かするよりは、 碾臼 けられて、 れられんかた きなり。

3 みづから せよ。もし 兄弟 さば、これを めよ。もし 悔改 めなば をゆるせ。

4 もし 一日 七度 なんぢに し、 たび「悔改 む」と ひて、 らば をゆるせ』

5 使徒 たち ふ『われらの 信仰 したまへ』

6 いひ ふ『もし 芥種 一粒 ほどの 信仰 あらば、 に「 けて れ」と ふとも らに ふべし。

7 のうち し、 する たんに、その より りたる 、これに ひて「 ちに け」と あらんや。

8 つて「わが 夕餐 をなし、 飮食 するあひだ、 して 給仕 せよ、 に、なんぢ 飮食 すべし」と ふにあらずや。

9 ぜられし したればとて、主人 これに すべきか。

10 かくのごとく らも ぜられし をことごとく したる 「われらは なる なり、 すべき したるのみ」と へ』

11 イエス、エルサレムに かんとて、サマリヤとガリラヤとの をとほり、

12 ふとき、 癩病人 これに ひて、 り、

13 げて ふ『 イエスよ、 らを みたまへ』

14 イエス ひたまふ『なんぢら きて 祭司 らに せよ』 められたり。

15 その 一人、おのが されたるを て、大聲 めつつ りきたり、

16 イエスの 足下 平伏 して す。これはサマリヤ なり。

17 イエス へて ひたまふ『 みな められしならずや、 何處 るか。

18 この 他國人 のほかは、 榮光 せんとて りきたる なきか』

19 かくて ひたまふ『 ちて け、なんぢの 信仰 なんぢを へり』

20 何時 きたるべきかをパリサイ はれし 、イエス へて ひたまふ『 ゆべき にて らず。

21 また「 よ、此處 り」「彼處 り」と 人々 はざるべし。 よ、 らの るなり』

22 かくて 弟子 たちに ふ『なんぢら 一日 んと きたらん、されど ることを じ。

23 そのとき 人々 なんぢらに「 彼處 に、 此處 に」と はん、されど くな、 ふな。

24 それ 電光 彼方 より きて、 此方 くごとく、 もその には あるべし。

25 されど くの 苦難 け、かつ てらるべきなり。

26 ノアの にありし く、 にも あるべし。

27 ノア 方舟 までは、人々 ぎなど たりしが、洪水 きたりて をことごとく せり。

28 ロトの にも くのごとく、人々 ひ、 ひ、 ゑつけ、 りなど たりしが、

29 ロトのソドムを でし に、 より 硫黄 りて、 をことごとく せり。

30 るる にも、その くなるべし。

31 その には、 もし にをりて、 にあらば、 らんとて るな。 にをる じく るな。

32 ロトの へ。

33 おほよそ 生命 うせんとする はこれを ひ、 はこれを つべし。

34 われ らに ぐ、その ふたりの 寢臺 らんに、一人 られ 一人 されん。

35 二人 ともに ひき らんに、一人 られ 一人 されん』

36 [なし]

37 弟子 たち へて ふ『 よ、それは 何處 ぞ』イエス ひたまふ『屍體 のある には あつまらん』

Chapter 18

1 また らに、落膽 せずして るべきことを、 にて

2 に、 れず みぬ 裁判人 あり。

3 その 寡婦 ありて、屡次 その にゆき「 がために きたまへ」と ふ。

4 かれ しく れざりしが、 ののち ふ「われ れず、 みねど、

5 寡婦 われを はせば、 かれが かん、 らずば えず りて さん」と』

6 いひ ふ『不義 なる 裁判人 ふことを け、

7 まして 夜晝 よばはる 選民 のために、たとひ くとも はざらんや。

8 なんぢらに ぐ、 かに はん。されど るとき 地上 信仰 んや』

9 また じ、他人 しむる どもに、 ひたまふ、

10 二人 のもの らんとて にのぼる、一人 はパリサイ 一人 取税人 なり。

11 パリサイ たちて る「 よ、 はほかの の、強奪不義姦淫 するが ならず、 この 取税人 くならぬを 感謝 す。

12 一週 のうちに 二度 斷食 し、 るものの 十分 ぐ」

13 るに 取税人 ちて、 くる だにせず、 ちて ふ「 よ、罪人 なる みたまへ」

14 われ らに ぐ、この は、かの よりも とせられて、 けり。おほよそ うする うせられ、 うする うせらるるなり』

15 イエスの はんことを みて、人々 嬰兒 らを りしに、弟子 たち めたれば、

16 イエス 幼兒 らを びよせて ひたまふ『幼兒 らの るを して むな、 はかくのごとき なり。

17 われ らに ぐ、おほよそ 幼兒 のごとくに をうくる ならずば、 ることは はず』

18 ひて ふ『 よ、われ をなして 永遠 生命 ぐべきか』

19 イエス ふ『なにゆゑ しと ふか、 ひとりの なし。

20 誡命 はなんぢが なり「姦淫 するなかれ」「 すなかれ」「 むなかれ」「僞證 つる れ」「なんぢの とを へ」』

21 いふ『われ より これを れり』

22 イエス をききて ひたまふ『なんぢなほ らぬこと つあり、 てる をことごとく りて、 しき へよ、 らば 財寶 ん。かつ りて へ』

23 をききて しめり、 める なればなり。

24 イエス ひたまふ『 める るは 如何 いかな。

25 める るよりは、駱駝 をとほるは つて し』

26 をきく 人々 いふ『さらば はるる ん』

27 イエス ひたまふ『 のなし ぬところは、 のなし なり』

28 ペテロ ふ『 よ、我等 わが をすてて へり』

29 イエス ふ『われ らに ぐ、 のために、 兄弟、あるひは 兩親、あるひは つる は、 にても、

30 數倍 け、また にて 永遠 生命 けぬはなし』

31 イエス 十二 弟子 づけて ひたまふ『 よ、 らエルサレムに る。 につき 預言者 たちによりて されたる ての は、 げらるべし。

32 異邦人 され、嘲弄 せられ、 しめられ、 せられん。

33 これを うち、かつ さん。かくて 三日 めに へるべし』

34 弟子 たち のことを つだに らず、 かれらに れたれば、その ひしことを らざりき。

35 イエス、エリコに づき ふとき、一人 盲人 らに して、 たりしが、

36 群衆 ぐるを きて、その 何事 なるかを ふ。

37 人々 ナザレのイエスの ぎたまふ げたれば、

38 盲人 よばはりて ふ『ダビデの イエスよ、 みたまへ』

39 だち ども、 めて さしめんと たれど、増々 さけびて ふ『ダビデの よ、 みたまへ』

40 イエス り、盲人 るべきことを ふ。かれ づきたれば、

41 イエス ふ『わが さんことを むか』 いふ『 よ、 えんことなり』

42 イエス に『 ることを よ、なんぢの 信仰 なんぢを へり』と へば、

43 立刻 ることを めてイエスに ふ。 みな 讃美 せり。

Chapter 19

1 エリコに りて ぎゆき ふとき、

2 よ、 をザアカイといふ あり、取税人 にて める なり。

3 イエスの 如何 なる なるかを んと へど、 うして 群衆 のために ること はず、

4 りゆき、 にのぼる。イエスその ぎんとし なり。

5 イエス 此處 りしとき、 ひたまふ『ザアカイ、 ぎおりよ、今日 われ 宿 るべし』

6 ザアカイ ぎおり、 びてイエスを ふ。

7 人々 みな きて ふ『かれは 罪人 りて となれり』

8 ザアカイ ちて ふ『 よ、わが 所有 しき さん、 しわれ へて より りたる あらば、 にして はん』

9 イエス ふ『けふ はこの れり、 もアブラハムの なればなり。

10 それ れるは、 せたる ねて はん なり』

11 人々 これらの きゐたるとき、 へて ふ。これはイエス、エルサレムに づき ひ、 たちどころに るべしと らが なり。

12 ひたまふ『 貴人 けて らんとて くとき、

13 をよび、 ミナを して ふ「わが るまで 商賣 せよ」

14 るに かれを み、 より 使 して「 らは らの となることを せず」と はしむ。

15 貴人 をうけて りしとき、 きたる どもの、如何 商賣 せしかを らんとて らを ばしむ。

16 のもの でて ふ「 よ、なんぢの ミナは ミナを けたり」

17 いふ「 いかな、 、なんぢは 小事 なりしゆゑ、 どるべし」

18 きたりて ふ「 よ、なんぢの ミナは ミナを けたり」

19 また ふ「なんぢも つの どるべし」

20 また 一人 きたりて ふ「 よ、なんぢの ミナは 此處 り。 これを 袱紗 みて きたり。

21 これ しき なるを れたるに る。なんぢは かぬものを り、 かぬものを るなり」

22 いふ「 しき 、われ によりて かん。 しき にて、 かぬものを り、 かぬものを るを るか。

23 ぞわが 銀行 けざりし、さらば きたりて 元金 利子 とを 請求 せしものを」

24 かくて らに どもに ふ「かれの ミナを りて ミナを てる せ」

25 いふ「 よ、かれは ミナを てり」

26 「われ らに ぐ、 てる はなほ へられ、 たぬ てるものをも らるべし。

27 して たる せぬ、かの どもを 此處 れきたり、 にて せ」』

28 イエス のことを ひてのち、 だち みてエルサレムに ふ。

29 オリブといふ なるベテパゲ びベタニヤに づきし 、イエス 二人 弟子 さんとして ふ、

30 にゆけ、其處 らば、一度 りたる なき 驢馬 ぎあるを ん、それを きて ききたれ。

31 かもし らに「なにゆゑ くか」と はば、 ふべし「 なり」と』

32 されたる ゆきたれば、 して ひし くなるを る。

33 かれら 驢馬 をとく 、その 持主 ども ふ『なにゆゑ 驢馬 くか』

34 へて ふ『 なり』

35 かくて 驢馬 をイエスの ききたり、 をその にかけて、イエスを せたり。

36 その ふとき、人々 おのが く。

37 オリブ りあたりまで づき へば、 れゐる 弟子 たち びて、その しところの 能力 ある 御業 につき、 らかに 讃美 して む、

38 むべきかな、 によりて には 平和至高 には 榮光 あれ』

39 群衆 のうちの パリサイ ら、イエスに ふ『 よ、なんぢの 弟子 たちを めよ』

40 へて ふ『われ らに ぐ、 のともがら さば、 ぶべし』

41 づきたるとき、 やり、 がために きて ふ、

42 『ああ 、なんぢも しこの に、平和 にかかはる りたらんには――されど なんぢの れたり。

43 きたりて なんぢの 周圍 をきづき、 取圍 みて 四方 より め、

44 とその にある らとを 打倒 し、 つの をも さざるべし。なんぢ 眷顧 らざりしに る』

45 かくて り、 ひする どもを しはじめ、

46 ひたまふ『「わが たるべし」と されたるに、 らは 強盜 となせり』

47 イエス 日々 にて へたまふ。祭司長學者 重立 ちたる ども、 さんと ひたれど、

48 みな けてイエスに きたれば、 すべき らざりき。

Chapter 20

1 イエス にて へ、福音 べゐ ふとき、祭司長學者 らは、長老 どもと づき り、

2 イエスに りて ふ『なにの 權威 をもて をなすか、 權威 けし か、 らに げよ』

3 へて ふ『われも 一言 なんぢらに はん、 へよ。

4 ヨハネのバプテスマは よりか、 よりか』

5 じて ふ『もし「 より」と はば「なに かれを ぜざりし」と はん。

6 もし「 より」と はんか、 みなヨハネを 預言者 ずるによりて、 らを にて たん』

7 何處 よりか らぬ ふ。

8 イエス ひたまふ『われも 權威 をもて をなすか、 らに げじ』

9 かくて りいで ふ『ある 葡萄園 りて 農夫 どもに し、 旅立 して しくなりぬ。

10 りて、葡萄園 所得 めしめんとて、一人 農夫 ししに、農夫 ども ちたたき、空手 にて らしめたり。

11 ほかの ししに、 をも ちたたき、 しめ、空手 にて らしめたり。

12 なほ 三度 めの ししに、 をも つけて したり。

13 葡萄園 いふ「われ さんか。 しむ さん、 ふなるべし」

14 農夫 ども じて ふ「これは 世嗣 なり。いざ して 嗣業 らの とせん」

15 かくてこれを 葡萄園 して せり。さらば 葡萄園 かれらに さんか、

16 りてかの 農夫 どもを し、葡萄園 どもに ふべし』人々 これを きて ふ『 はあらざれ』

17 イエス らに めて ふ『されば「造家者 らの てる は、これぞ 首石 となれる」と されたるは ぞや。

18 そその るる け、 その るれば、その 微塵 にせん』

19 のとき 學者祭司長 ら、イエスに をかけんと ひたれど、 れたり。この どもを して へるを りしに る。

20 かくて ひ、イエスを 支配 權威 との さんとて、その ふるために、義人 したる 間諜 どもを したれば、

21 どもイエスに ひて ふ『 よ、 らは しく り、かつ へ、外貌 らず、 をもて ふを る。

22 われら をカイザルに むるは、 きか、 しきか』

23 イエスその 惡巧 りて ふ、

24 『デナリを せよ。これは 、たれの なるか』『カイザルのなり』と ふ。

25 イエス ふ『さらばカイザルの はカイザルに、 めよ』

26 かれら にて をとらへ ず、 その しみて したり。

27 また 復活 なしと 言張 るサドカイ ども、イエスに ひて ふ、

28 よ、モーセは、 兄弟 もし あり なくして なば、 兄弟 かれの りて、兄弟 のために 嗣子 ぐべしと、 らに したり。

29 さて 七人 兄弟 ありて、 り、 なくして に、

30 第二第三 り、

31 七人 みな じく さずして に、

32 には にたり。

33 されば 復活 、この たるべきか、七人 これを としたればなり』

34 イエス ふ『この らは ぎすれど、

35 かの るに、死人 より へるに 相應 しとせらるる は、 ぎすることなし。

36 ははや ぬること はざればなり。御使 たちに しく、また 復活 どもにして、 子供 たるなり。

37 にたる へる は、モーセも に、 を「アブラハムの 、イサクの 、ヤコブの 」と びて せり。

38 にたる にあらず、 ける なり。それ には けるなり』

39 學者 のうちの ども へて『 よ、 へり』と ふ。

40 ははや 何事 をも ざりし なり。

41 イエス らに ひたまふ『如何 なれば 人々、キリストをダビデの ふか。

42 ダビデ ふ「 わが ひたまふ、

43 われ 足臺 となすまでは、わが せよ」

44 ダビデ ふれば、 でその ならんや』

45 ききをる にて、イエス 弟子 たちに ふ、

46 學者 らに せよ。 らは むことを み、市場 にての 敬禮會堂 上座饗宴 上席 び、

47 また 寡婦 らの み、外見 をつくりて をなす。 くる 審判 しからん』

Chapter 21

1 イエス げて、 める 人々 納物 賽錢函 るるを

2 また しき 寡婦 のレプタ つを るるを ふ、

3 『われ をもて らに ぐ、この しき 寡婦 は、 ての よりも れたり。

4 らは その なる より 納物 れ、この 寡婦 はその しき より、 てる 生命 をことごとく れたればなり』

5 人々美麗 なる 献物 とにて られたる りしに、イエス ふ、

6 『なんぢらが は、 つの されずして らぬ きたらん』

7 ひて ふ『 よ、さらば のことは 何時 あるか、 これらの らんとする 如何 なる あるか』

8 イエス ふ『なんぢら されぬように せよ、 くの わが り「われは なり」と ひ「 づけり」と はん、 らに ふな。

9 戰爭 騷亂 との くとき、 づな。 かることは づあるべきなり。 れど ちに らず』

10 また ひたまふ『「 に、 ひて たん」

11 かつ なる 地震 あり、處々 疫病饑饉 あらん。 るべき よりの なる とあらん。

12 すべて のことに だちて、人々 なんぢらに をくだし、 らを めん、 らを 會堂 および し、わが のために たち たちの きゆかん。

13 これは らに とならん。

14 されば 如何 へんと じめ 思慮 るまじき めよ。

15 われ らに、 すことをなし ざる、 智慧 とを ふべければなり。

16 らは 兩親兄弟親族朋友 にさへ されん。 かれらは らの さん。

17 わが ての まるべし。

18 れど らの すぢだに せじ。

19 らは 忍耐 によりて 靈魂 べし。

20 らエルサレムが 軍勢 まるるを ば、 づけりと れ。

21 その ユダヤに どもは れよ、 にをる どもは でよ、田舍 にをる どもは るな、

22 これ されたる ての げらるべき 刑罰 なり。

23 その には りたる と、 まする とは 禍害 なるかな。 なる 艱難 ありて、御怒 この み、

24 らは れ、 はれて 諸國 かれん。 してエルサレムは 異邦人 滿 つるまで、異邦人 蹂躙 らるべし。

25 また あらん。 にては 國々 なやみ、 との くによりて 狼狽 へ、

26 人々 おそれ、かつ 世界 らんとする ひて はん。これ 萬象 ふるひ けばなり。

27 のとき 人々 能力 なる 榮光 とをもて、 りきたるを ん。

28 これらの めなば、 ぎて げよ。 らの 贖罪 づけるなり』

29 また ひたまふ『無花果 また ての よ、

30 ざせば、 これを てみづから きを る。

31 くのごとく のことの るを ば、 きを れ。

32 われ らに ぐ、これらの ことごとく るまで、 ぎゆくことなし。

33 ぎゆかん、されど ぎゆくことなし。

34 みづから せよ、 らくは 飮食 にふけり、 煩勞 にまとはれて り、 ひがけぬ 、かの のごとく らん。

35 これは める ての むべきなり。

36 この るべき ての をのがれ、 のまへに るやう、 りつつ しをれ』

37 イエス にて へ、 でてオリブといふ 宿 りたまふ。

38 はみな 御教 かんとて、 とく にゆき、御許 れり。

Chapter 22

1 さて 過越 といふ 除酵祭 づけり。

2 祭司長學者 らイエスを さんとし、その 手段 いかにと む、 れたればなり。

3 にサタン、十二 一人 なるイスカリオテと ふるユダに る。

4 ユダ 祭司長宮守頭 どもに きて、イエスを 如何 にして さんと りたれば、

5 びて へんと す。

6 ユダ ひて、群衆 らぬ にイエスを さんと をうかがふ。

7 過越 羔羊 るべき 除酵祭 りたれば、

8 イエス、ペテロとヨハネとを さんとして ひたまふ『 きて らの せん 過越 をなせ』

9 ふ『何處 ふることを ふか』

10 イエス ひたまふ『 よ、 らば、 をいれたる なんぢらに ふべし、 ひゆき、その にいりて、

11 主人 に「 なんぢに ふ、われ 弟子 らと 過越 をなすべき 座敷 何處 なるか」と へ。

12 さらば 調 へたる なる 二階 座敷 すべし。其處 へよ』

13 かれら きて、イエスの ひし くなるを て、過越 設備 をなせり。

14 いたりてイエス きたまひ、使徒 たちも く。

15 かくて らに ふ『われ 苦難 に、なんぢらと にこの 過越 をなすことを みに みたり。

16 われ らに ぐ、 にて 過越 成就 するまでは、 これを せざるべし』

17 かくて 酒杯 け、かつ して ふ『これを りて め。

18 われ らに ぐ、 るまでは、われ よりのち 葡萄 より るものを まじ』

19 またパンを してさき、弟子 たちに へて ふ『これは らの ふる なり。 記念 として へ』

20 夕餐 ののち 酒杯 をも して ふ『この 酒杯 は、 らの によりて つる しき 契約 なり。

21 されど よ、 、われと 食卓 にあり、

22 められたる くなり。されど 禍害 なるかな』

23 弟子 たち らの にて をなす は、 ならんと む。

24 また らの に、 らの たれか ならんとの 爭論 おこりたれば、

25 イエス ひたまふ『異邦人 はその どり、また 支配 する 恩人 へらる。

26 されど らは あらざれ、 のうち なる のごとく、 たる ふる くなれ。

27 食事 ふる とは、 れか なる。食事 ならずや、されど らの にて ふる のごとし。

28 らは 嘗試 のうちに えず とともに りし なれば、

29 わが へるごとく、 なんぢらに ず。

30 これ らの にて 食卓 飮食 し、かつ 座位 してイスラエルの 十二 かん なり。

31 シモン、シモン、 よ、サタン らを のごとく はんとて たり。

32 されど なんぢの に、その 信仰 せぬやうに りたり、なんぢ りてのち 兄弟 たちを うせよ』

33 シモン ふ『 よ、 とともに にまでも、 にまでも かんと 覺悟 せり』

34 イエス ふ『ペテロよ、 なんぢに ぐ、今日 なんぢ 三度 われを らずと むまでは、 かざるべし』

35 かくて 弟子 たちに ふ『財布 をも たせずして らを ししとき、 けたる ありしや』 ふ『 かりき』

36 イエス ふ『されど 財布 ある れ、 ある すべし。また なき りて へ。

37 われ らに ぐ「かれは 愆人 へられたり」と されたるは、 げらるべし。 げらるればなり』

38 弟子 たち ふ『 たまへ、 二振 あり』イエス ひたまふ『 れり』

39 でて、 のごとくオリブ へば、弟子 たちも ふ。

40 其處 りて らに ひたまふ『誘惑 らぬやうに れ』

41 かくて らは げらるる かれらより り、 づきて ひたまふ、

42 よ、御旨 ならば、 酒杯 より りたまへ、されど にあらずして 御意 らんことを ふ』

43 より 御使 あらはれて、イエスに ふ。

44 イエス しみ り、いよいよ へば、 地上 つる し。

45 へ、 ちて 弟子 たちの にきたり、その によりて れるを ひたまふ、

46 『なんぞ るか、 て、誘惑 らぬやうに れ』

47 なほ りゐ ふとき、 よ、群衆 あらはれ、十二 一人 なるユダ だち り、イエスに 接吻 せんとて 近寄 りたれば、

48 イエス ふ『ユダ、なんぢは 接吻 をもて るか』

49 御側 ども ばんとするを ふ『 よ、われら をもて つべきか』

50 その 一人 祭司 ちて、 せり。

51 イエス へて ひたまふ『 にてゆるせ』 して をつけて ふ。

52 かくて ひて れる 祭司長宮守頭長老 らに ふ『なんぢら 強盜 ふごとく、 とを ちて できたるか。

53 日々 なんぢらと りしに、 べざりき。されど らの 、また 暗黒 權威 なり』

54 人々 イエスを へて、 祭司 きゆく。ペテロ れて ふ。

55 人々中庭 のうちに きて、諸共 したれば、ペテロもその す。

56 婢女 ペテロの けて るを 、これに ぎて ふ『この にゐたり』

57 ペテロ はずして ふ『をんなよ、 らず』

58 くして ペテロを ふ『なんぢも 黨與 なり』ペテロ ふ『 よ、 らず』

59 ばかりして ほかの 言張 りて ふ『まさしく とともに りき、 ガリラヤ なり』

60 ペテロ ふ『 よ、 なんぢの ふことを らず』なほ へぬに、やがて きぬ。

61 振反 りてペテロに をとめ ふ。ここにペテロ、 の『今日 にはとり に、なんぢ 三度 われを まん』と ひし 御言 ひいだし、

62 でて けり。

63 どもイエスを 嘲弄 し、 ち、

64 その ひて ふ『預言 せよ、 ちし なるか』

65 この なほ くのことを ひて れり。

66 夜明 になりて、 長老祭司長學者 り、イエスをその 議會 して ふ、

67 『なんぢ しキリストならば、 らに へ』イエス ふ『われ ふとも ぜじ、

68 われ ふとも へじ。

69 されど よりのち 能力 せん』

70 いふ『されば なるか』 ふ『なんぢらの ふごとく はそれなり』

71 ふ『 ぞなほ 證據 めんや。 らその より けり』

Chapter 23

1 民衆 みな ちて、イエスをピラトの きゆき、

2 でて ふ『われら が、わが し、 をカイザルに むるを じ、かつ なるキリストと ふるを めたり』

3 ピラト、イエスに ひて ふ『なんぢはユダヤ なるか』 へて ふ『なんぢの ふが し』

4 ピラト 祭司長 らと 群衆 とに ふ『われ あるを ず』

5 ますます り『かれはユダヤ 全國 をなして がし、ガリラヤより めて、此處 る』と ふ。

6 ピラト き、そのガリラヤ なるかを ひて、

7 ヘロデの 權下 なるを り、ヘロデ エルサレムに たれば、イエスをその れり。

8 ヘロデ、イエスを ぶ。これは きて ありたれば、 しく はんことを し、 をか ふを んと たる なり。

9 かくて くの をもて ひたれど、イエス をも はず。

10 祭司長學者 ちて 激甚 くイエスを ふ。

11 ヘロデその 兵卒 にイエスを り、かつ 嘲弄 し、華美 なる せて、ピラトに す。

12 ヘロデとピラトと には たりしが、 たがひに しくなれり。

13 ピラト、祭司長 らと らと とを めて ふ、

14 らこの として れり。 よ、われ らの にて したれど、 ふる きて、この あるを ず。

15 ヘロデも り、 らに したり。 よ、 るべき さざりき。

16 されば しめて さん』

17 [なし]

18 民衆 ともに びて ふ『この け、 らにバラバを せ』

19 のバラバは、 りし 一揆 殺人 との によりて、 れられたる なり。

20 ピラトはイエスを さんと して、 らに げたれど、

21 びて『十字架 につけよ、十字架 につけよ』と ふ。

22 ピラト 三度 まで『 惡事 ししか、 その るべき ず、 しめて さん』と ふ。

23 されど 人々大聲 をあげ りて、十字架 につけんことを めたれば、 にその てり。

24 ここにピラトその くすべしと 言渡 し、

25 その むるままに、かの 一揆 殺人 との によりて れられたる し、イエスを して らの ならしめたり。

26 人々 イエスを きゆく 、シモンといふクレネ 田舍 より るを へ、十字架 はせてイエスの はしむ。

27 なる と、 しめる たちの ふ。

28 イエス 振反 りて たちに ふ『エルサレムの よ、わが くな、ただ がため、 のために け。

29 よ「石婦 まぬ ませぬ 幸福 なり」と きたらん。

30 その ひとびと「 ひて らの れよ、 ひて らを へ」と でん。

31 もし さば、枯樹 如何 にせられん』

32 また 二人 惡人 をも、死罪 はんとてイエスと きゆく。

33 髑髏 といふ りて、イエスを 十字架 につけ、また 惡人 一人 をその 一人 をその 十字架 につく。

34 かくてイエス ひたまふ『 よ、 らを へ、その らざればなり』 らイエスの ちて 鬮取 にせり、

35 ちて ゐたり。 たちも りて ふ『かれは 他人 へり、もし ひしキリストならば、 をも へかし』

36 兵卒 どもも 嘲弄 しつつ、 よりて 葡萄酒 をさし して ふ、

37 『なんぢ しユダヤ ならば、 へ』

38 イエスの には『これはユダヤ なり』との 罪標 あり。

39 十字架 けられたる 惡人 一人、イエスを りて ふ『なんぢはキリストならずや、 らとを へ』

40 これに めて ふ『なんぢ じく められながら、 れぬか。

41 らは しし くるなれば 當然 なり。されど をも さざりき』

42 また ふ『イエスよ、御國 ふとき、 えたまえ』

43 イエス ふ『われ ぐ、今日 なんぢは にパラダイスに るべし』

44 十二 ごろ、 をうしなひ、 のうへ くなりて、三時 び、

45 聖所 眞中 より けたり。

46 イエス 大聲 はりて ひたまふ『 よ、わが 御手 にゆだぬ』 ひて えたまふ。

47 百卒長 この りし て、 めて ふ『 にこの 義人 なりき』

48 これを んとて りたる 群衆 も、ありし どもを て、みな ちつつ れり。

49 てイエスの 相識 およびガリラヤより れる たちも、 ちて のことを たり。

50 議員 にして かつ なるヨセフといふ あり。

51 ――この はかの 評議 仕業 とに せざりき――ユダヤの なるアリマタヤの にて、 ちのぞめり。

52 ピラトの にゆき、イエスの 屍體 ひ、

53 これを りおろし、亞麻 にて み、 りたる りし なき めたり。

54 この 準備 なり、かつ 安息 づきぬ。

55 ガリラヤよりイエスと りし たち ひ、その 屍體 められたる とを

56 りて 香料 とを ふ。かくて 誡命 ひて、安息 みたり。

Chapter 24

1 一週 まだき、 たち へたる 香料 へて にゆく。

2 るに より けあるを

3 りたるに、 イエスの 屍體 ず、

4 これが 狼狽 へをりしに、 よ、 ける たる 二人 その らに てり。

5 たち れて せたれば、その 二人 いふ『なんぞ にし どもの ける ぬるか。

6 此處 さず、 へり へり。 ガリラヤに 居給 へるとき、如何 ひしかを でよ。

7 ち「 ある され、十字架 につけられ、かつ 三日 めに へるべし」と へり』

8 ここに らその 御言 で、

9 より りて、 のことを 弟子 および 弟子 たちに ぐ。

10 この たちはマグダラのマリヤ、ヨハンナ びヤコブの マリヤなり、 して らと りし たちも、 使徒 たちに げたり。

11 使徒 たちは 妄語 ひて ぜず。

12 [ペテロは ちて りゆき、 みて のみあるを 、ありし しみつつ れり]

13 よ、この 二人 弟子、エルサレムより 三里 ばかり りたるエマオといふ きつつ、

14 りし どもを りあふ。

15 りかつ じあふ に、イエス づきて ふ。

16 されど らの へられて、イエスたるを むること はず。

17 イエス らに ふ『なんぢら みつつ りあふ ぞや』かれら しげなる にて り、

18 その 一人 なるクレオパと づくるもの へて ふ『なんぢエルサレムに て、 かしこに りし どもを らぬか』

19 イエス ふ『如何 なる ぞ』 へて ふ『ナザレのイエスの なり、 ての との にて、 にも にも 能力 ある 預言者 なりしに、

20 祭司長 らは、死罪 めんとて 十字架 につけたり。

21 らはイスラエルを ふべき は、この なりと みゐたり、 のみならず、 りしより 今日 ははや 三日 めなるが、

22 なほ 我等 のうちの たち、 らを かせり、 きたるに、

23 屍體 ずして り、かつ 御使 たち れて、イエスは ふと げたりと ふ。

24 らの 朋輩 數人 もまた きて れば、 しく たちの ひし くにしてイエスを ざりき』

25 イエス ふ『ああ にして 預言者 たちの りたる てのことを ずるに よ。

26 キリストは らの 苦難 けて、 榮光 るべきならずや』

27 かくてモーセ ての 預言者 をはじめ、 きて ての 聖書 したる したまふ。

28 づきしに、イエスなほ みゆく なれば、

29 ひて めて ふ『 らと れ、 びて、 れんとす』 らんとて りたまふ。

30 食事 きたまふ 、パンを りて し、 きて へば、

31 らの けてイエスなるを む、 してイエス えずなり ふ。

32 かれら ふ『 にて らと り、 らに 聖書 説明 へるとき、 らの えしならずや』

33 かくて ちに ちエルサレムに りて れば、 弟子 および なる あつまり ふ、

34 へりて、シモンに へり』

35 二人 もまた にて りし と、パンを ふによりてイエスを めし とを ぶ。

36 のことを に、イエスその ち[『平安 なんぢらに れ』と ひ] ふ。

37 かれら れて、 のものを ならんと ひしに、

38 イエス ふ『なんぢら ぐか、 ゆゑ 疑惑 おこるか、

39 わが よ、これ なり。 でて よ、 には となし、 にはあり、 らの るごとし』

40 ひて とを ふ]

41 かれら 歡喜 ぜずして しめる 、イエス ひたまふ『此處 食物 あるか』

42 かれら りたる 一片 げたれば、

43 り、その にて へり。

44 また ふ『これらの は、 がなほ らと りし りて、 きモーセの 律法預言者 および されたる ての は、 げらるべしと ひし なり』

45 ここに 聖書 らしめんとて、 らの きて ふ、

46 『かく されたり、キリストは 苦難 けて、三日 めに 死人 より へり、

47 その によりて さする 悔改 は、エルサレムより りて、もろもろの 國人 宣傳 へらるべしと。

48 らは のことの 證人 なり。

49 よ、 へるものを らに る。 より 能力 せらるるまでは れ』

50 にイエス らをベタニヤに れゆき、 げて したまふ。

51 する に、 らを れ[ げられ] ふ。

52 ら[ し] なる 歡喜 をもてエルサレムに り、

53 りて、 めゐたり。